今夜のワイン、ドゥ・ザベイユ、丸亀 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032518340000.jpg
丸亀を訪れた時のこと。


丸亀に住む友人が、素敵なフレンチに案内してくれた。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032518350000.jpg


そのお店は、丸亀の郊外にある、『ドゥ・ザベイユ』。


明るい店の照明が、客を惹き付ける。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032518450000.jpg
お薦めの白ワインを出してもらう。


アルザスのリースリングと、フランスのテーブルワイン。


友人と、どちらにするか相談するのも楽しい。


普通ならAOCワインを選ぶのだが、このテーブルワインには、ちょっと気を惹かれる。


価格は驚くことに、テーブルワインの方が高い。


そこで、この”蔵”というフランスワインを試してみることにする。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032519010000.jpg
グラスに注いでみると、少し濁った軽発泡性。


香りは強くなく、極めてドライな飲み口。


炭酸ガスが結構強いので、熟成感はあまり感じない。


ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン。








ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032519020000.jpg
このワイン、自然派ワイン界の寵児、ティエリー・ピュズラがロワールで造るワインなのだ。


ティエリー・ピュズラは、1994年に兄と共に父親から畑を引き継ぎ、ル・クロ・デュ・テュエ・ブッフを設立。


1999年には、自らの名前を冠したネゴシアン、ティエリー・ピュズラを立ちあげた。


この”蔵”は、来日の際に訪れた日本酒の蔵にインスピレーションを得て造ったものだそうだ。


蔵には、ガメイで造られた赤もある。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032518510000.jpg
料理は、シェフのお任せを頼んだ。


蛸とミルガイとマテ貝のバターソテー。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032519100000.jpg
鰆のサラダ。


瀬戸内海で獲れる鰆は、太平洋の沖鰆と異なり、身がとても柔らかで美味。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032519120000.jpg
熱々のパン。


これはなかなか美味い。




ワインは素敵な恋の道しるべ-2012032519130000.jpg
左がフランス産、右がイタリア産のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイル。


味の違いを試しながらパンを食べると楽しい。


さて、友人との賑やかな食事の続きはまた明日。