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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2024年の年末も友人たちと恒例の年忘れの会を開催。

毎年決まった日に代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で開催しているが、2024年は定休日と重なってしまった。

そこで、同じく代官山にある邸宅イタリアン、『リストランテASO』で開催することに。

 

毎年年末に旧山手通りに来ると、ハリウッド・ランチ・マーケットの門松を撮影。

 

そしてフローリスト・イグサのガラス窓に貼り付けられたしめ縄も撮影。

 

今日のお店が見えてきた。

旧山手通りに面している建物は『カフェ・ミケランジェロ』で、その奥の白い邸宅が『リストランテASO』。

『カフェ・ミケランジェロ』の前には入店待ちの長い列。

 

道を渡ると、行列はここまで続いている。

 

『カフェ・ミケランジェロ』のドアには、”Villa ASO”の名前。

その下に、『リストランテASO』と『カフェ・ミケランジェロ』の名前が併記されている。

 

『カフェ・ミケランジェロ』の中を突っ切って奥に進むと、『リストランテASO』のレセプションに至る。

 

レセプションの壁の絵は、シャルル・シャプランの「A Time Silenced」。

2022年末に惜しまれながら閉店した、西麻布にあった『レストランひらまつ レゼルヴ』のレセプションフロアに飾られていた絵だ。

 

コートを預けると、階段室のソファーで全員が揃うのを待つ。

至る所に絵が飾られているが、レセプションのシャルル・シャプランの絵を除けば、その多くが額賀加津己画伯の作品。

 

階段室の天井画も額賀画伯が描かれている。

この絵は『リストランテASO』のシンボルで、この絵はショープレートにも使われている。

 

室内には絵画と生花が美しく飾られている。

それもここが好きな理由の一つ。

 

ソファーで寛いで待っているnaonaoさんとしづちゃんを撮影。

 

全員が揃うと、ダイニングルームに案内される。

 

今日はどのテーブルだろうと思っていたら、驚いたことに個室に案内される。

この広い個室を四人で使わせてくれるとは、篠崎支配人に感謝。

篠崎さんとはもう長いお付き合いなので、気心が知れている。

 

食事の前に、四人で記念撮影。

今日のメンバーは、しづちゃん、naonaoさん、mayuさん、そして私。

 

「今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願いします」の乾杯。

 

最初のシャンパーニュは、私が持ち込んだボトル。

シャンパーニュ、コート・デ・ブランのオジェ村のシャンシーラ・ペール・エ・フィスが造る、グラン・クリュ、オジェ、ブリュット、ブラン・ド・ブラン。

 

ぶどうは、グラン・クリュのオジェ村のシャルドネ100%。

現当主のベルトラン・シャンシーラは7代目。

夫婦二人で造る、少量生産のシャンパーニュ。

瓶内熟成期間は36ヶ月と長く、ドサージュは6g/ℓと少ない。

 

ミュズレの絵は地下セラー。

これもコレクションに追加。

 

シャンパーニュを飲みながらも、私はワインリストを検討。

イタリア、フランスの銘醸ワインが並ぶが、どれも価格はかなり高くなっている。

でも、ここのような老舗の名門レストランにはお宝ワインが必ずある。

それを探し出すのも楽しみの一つ。

 

卓上のショープレートの絵は、階段室の天井に描かれた額賀加津己画伯の作品。

 

ショープレートの上にアミューズが届く。

越前産セイコ蟹のグジュエール。

面白いことに、グジュエールが蟹の殻の上に乗っている。

 

シューの中には、セイコ蟹の身がぎっしり。

一口でいただく。

美味い。

友人達と過ごす、代官山の素敵な午後は続きます。

 

前年(2023年)の年忘れの会の記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝のベランダ菜園の収穫。

 

三株植えた鷹の爪の二度目の収穫は、129本。

あまりの暑さでミニトマトは枯れ、ピーマンは日焼けで多くの実が腐ってしまったが、何故か鷹の爪は元気。

これで今年の収穫は183本となった。

ベランダで一番元気なのは台湾パイナップル。

春には20cmしかなかった株があっと言う間に成長し、高さが1m、茂った葉の径が1.2mくらいになっている。

昨年に続き、来年にはパイナップルの実を収穫できそうだ。

 

12月のこと、彼女から今夜丸の内で一緒にお食事をしたいと急なお誘い。

でも12月中旬の丸の内で空席があるレストランなんて無いはず。

案の定、幾つかの馴染みの店に電話したが、どこも満席。

一箇所だけ「カウンターで良ければ」ということで何とか席を確保。

 

丸の内に早めに着いたので、少し散策。

行幸通り地下通路では、行幸マルシェが開催されている。

 

ということは、今日は金曜日。

 

待ち合わせのお店に向かう前に、「丸ビル」のTSUTAYAに寄り道。

プレゼント進呈の案内をいただいたので、引き取りに来たのだ。

 

いただいたのは、2024年の丸の内ブライト・ホリデーのテーマ、スーパーマリオがデザインされたランチバッグ。

これは私が使うには可愛すぎるので、誰か小さなお子さん(またはお孫さん)がいる方に差し上げるとしよう。

 

待ち合わせの時間が近づいたので、地下通路を通って「丸ビル」から「新丸ビル」へ移動。

 

ようやく席が取れたお店は、『ミタン バイ エリック・トロション』。

フレンチの巨匠、エリック・トロションのカジュアルなお店。

店の前で撮影していると、彼女が到着。

 

オフィスアワーが終ったばかりの時間なので、まだ店内に客は少ない。

でも満席の予約。

「今夜はカウンターですね」と私。

「大丈夫です。高原さんに狭いカウンターでという訳にはいきませんので、何とか一番良いテーブルを確保しました」と斉藤店長。

 

お店に一つだけあるボックスシートに案内される。

斉藤さんに感謝。

乾杯のスパークリングワインはお店から。

 

ミタンサラダが届く。

 

シェフの気まぐれサラダとのことで、随分多くの種類の野菜が盛り込まれている。

野菜の価格が高騰している年末、このヴォリュームが嬉しい。

 

タマネギとマスタードのドレッシングが美味い。

取り皿が小さいので一人四回ずつ盛り付ける。

 

鮮魚のカルパッチョ。

今夜の魚は真鯛。

 

スパークリングワインの後には白ワインと赤ワインをボトルで飲むつもりだったが、彼女が体調がいまいちということでワインは赤1本だけにする。

そこで、ワインリストで一番良いワインを注文。

 

ニュージーランド、マールボロのチャートン・ワインズが造る、ナチュラル・ステート、ピノ・ノワール、2022年。

 

取り扱いはベリー・ブラザーズ&ラッド。

BB&Rのワインは高品質なものばかり。

ぶどう栽培はビオディナミでニュージーランドのオーガニック認証機関、バイオグロの認証が付いている。

 

料理がどんどん届き、テーブル上が賑やかになる。

テーブルの端に、ワインを入れる穴が開いているのが便利。

 

フランボアーズ、レッドチェリーの香り。

フレッシュでピュアーな果実味、綺麗な酸、そしてしっかりとしたタンニン、錆びた鉄や腐葉土のニュアンスも。

ピノ・ノワールのストライクゾーンが狭い彼女も「美味しい」と高評価。

 

黒毛和牛のローストビーフ。

宮崎牛なのだそうだ。

 

この肉は柔らかく旨味が凝縮され、見た目以上に美味い。

 

豚肉のリヨン。

表面をカリッと香ばしく焼かれた豚肉は食感が良く、肉の中はジューシー。

自家製BBQソースが良く合う。

 

バゲットも届く。

 

国産蝦夷鹿外モモのグリル。

 

少し火が入り過ぎているが、肉質はとても柔らかく、血の香りもちゃんとある。

カシスと胡椒のソースは、甘みがあってスパイシーで蝦夷鹿の旨味を引き立てる。

 

もうお腹はかなりいっぱいだが、彼女が「今夜は飲まない分、いっぱい食べたいの」と言うことで、パスタを追加。

体調がイマイチでも食欲は落ちないのが不思議。

本日のパスタからボンゴレ・ビアンコを選ぶ。

 

面白いことに、牛蒡が入っている。

この歯応えがパスタに良い変化を付けている。

 

二人に取り分けてもこんなに量がある。

結局彼女は食べきれず、残した半分は私が食べることに。

 

店内はあっという間に満席。

左側のテーブルは椅子を増やして大人数で忘年会。

急な予約にも拘わらず、こんな中でゆったりとしたボックスシートを用意してくれた斉藤店長に感謝。

彼女と過ごす、年末の丸の内の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

昨年12月のこと、ちぃさんと過ごす丸の内の楽しい夜の続き。

『AWキッチン』でイタリアン・ディナーを楽しんだあとは、丸の内仲通りのイルミネーションを鑑賞しながら日比谷までやってきた。

 

丸の内仲通りから晴海通りを渡り、日比谷仲通りへ。

日比谷仲通りのイルミネーションも美しい。

 

「東京ミッドタウン日比谷」のステップ広場にはクリスマスツリー。

 

開催されているのは、”ヒビヤ・ウインター・スクエア”。

「モアナと伝説の海2」の世界を表現する7本のクリスマスツリーが設置されている。

 

次々と変わる色が美しく、見飽きない。

でも外は寒いので、館内に移動することにする。

 

向かったのは、『三ぶん』。

 

ここは人気の割烹、『三分亭』の立ち飲みコーナー。

『三分亭』の美味い料理を美しい器で気軽に食べることが出来るお店。

 

カウンターの長辺には先客が四人。

入り口側のカウンターの短辺で飲むのは初めて。

 

ここでは日本酒を飲む前にお粥を一口飲むことになっている。

 

ワインをたっぷり飲んできているが、酒が変わればまた飲めるものだ。

ちぃさんの酒は、山形県東田川郡庄内町の鯉川酒造が醸す、鯉川 純米 うすにごり酒。

 

山形県産米を60%まで磨き、協会701号酵母で醸されている。

うすにごりだが日本酒度は+5で、米の旨味を持ちながらきりりと引き締まった辛口。

 

私の酒は、ちぃさんと同じく鯉川酒造が醸す、鯉川 純米 しぼりたて生酒。

 

山形県産米を60%まで磨き、山形酵母で醸されている。

上品なフルーツ香を持つ、フレッシュ&フルーティーな酒だ。

 

ちぃさんと乾杯。

飲み比べをした結果、ちぃさんはうすにごり、私は生酒の方が好みだった。

 

お腹はまだいっぱいだが、酒のアテにおでんを少し注文。

がんもどき、出汁巻たまご。

 

ちぃさんの二杯目の酒は、奈良県桜井市の今西酒造が醸す、みむろ杉 特別純米酒 辛口 露葉風。

 

奈良県唯一の酒造好適米、露葉風を60%まで磨いて醸された酒。

 

私の酒は、鳥取県境港市の千代むすび酒造が醸す、千代むすび こなき純米 超辛口。

境港は水木しげるさんの故郷なので、ラベルの絵も子泣き爺。

 

使用米は五百万石、精米歩合は60%、日本酒度は+15の辛口。

 

サクッと飲むと帰途に就く。

2階の窓から見下ろす7本のクリスマスツリーが美しい。

 

帰りは地下から。

日比谷アーケードにもクリスマスツリー。

ちぃさんと過ごす、丸の内、日比谷での楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

12月のこと、ちぃさんと丸の内のイタリアン、『AWキッチン』で過ごす楽しい夜の続き。

 

セコンド・ピアット、今夜のメイン料理が届く。

 

福島県産黒毛和牛のロースト、ソースボルドレーズ。

 

焼き色が美しい。

 

サツマイモが添えられているのが珍しいが、これが甘くて美味い。

フランスやイタリアでは肉にサツマイモが添えられているのはあまり記憶にないが、アメリカではステーキにポテト、スイートポテト、スピナッチ、スイートコーンは必須アイテム。

 

白ワインを3杯飲んだあと、肉に合わせたのは白と同じシリーズの赤ワイン。

 

イタリア、プーリア州のチエーロ・エ・テッラが造る、プリミ・ソリ、サンジョヴェーゼ。

 

ラズベリーやダークチェリーの香り、柔らかなタンニンを持つミディアム・ボディ。

ぶどうはサンジョヴェーゼ100%。


次々と客が訪れ、開店から一時間半後には満席となっている。


ドルチェが届く。

 

今日のドルチェはティラミス。

マスカルポーネの風味が強くて美味い。

 

赤ワインを二杯飲んだあとは、熱いコーヒーで今夜を締めくくる。

 

スイーツが苦手なちぃさんのドルチェも美味しくいただく。

 

10年ぶりに訪問したが、『AWキッチン』は相変わらず人気店だった。

 

「新丸ビル」を出ると、丸の内仲通りのイルミネーションを鑑賞しながら散策。

行幸通りには、”丸の内ストリートリンク”ができている。

東京駅丸の内駅舎を背景に滑るのは気持ちが良さそうだ。

 

値段表を確認。

高校生の頃はスケートが好きだったが、今は滑ると転んで脳震盪を起こしそうだ。

 

行幸通りから丸の内仲通りの”丸の内ストリートパーク”に入る。

 

今夜も多くの人出。

でも、今年はメリーゴーランドも芝生広場も無く、出店数も少ない。

 

名和浩平さんの「Trans-Double Yana(Mirror)」は一層明るく輝いて見える。

奥に見えている「丸ビル」のスーパーマリオのツリーは既に何度も観ているので、今夜は省略。

 

明治安田生命ビルの「マイプラザ」のツリーを観に行く。

明治生命館が竣工90周年を迎えることから、今年のコンセプトは”時を奏でる”。

 

ティファニーの前には、ジャン・シュランバージェ、バード・オン・ア・ロック。

ティファニーブルーが美しい。

 

丸の内仲通りの終点、晴海通りまで来た。

ここには「ザ・ペニンシュラ東京」のクリスマスツリー。

 

数年前までは、メインのクリスマスツリーは皇居側の正面玄関前に設置されていたが、最近は人通りの多い丸の内仲通り側に置かれるようになった。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年12月のこと、ちぃさんと二重橋前で待ち合わせ。

 

イスタンブールの地下宮殿を連想させる行幸通り地下通路を丸の内側に進む。

イスタンブールは好きな都市で39回渡航し、地下宮殿にも数回訪問したことがある。

イスタンブールでは30分違いで爆弾テロの難を逃れたこともあれば、トルコ大地震の時は前日まで震源地に居て危うく被災するところだった。

セルビア紛争の時にアドリア海からの艦砲射撃に向かうNATO軍の軍艦を悲しく見送ったこともある、思い出深い街だ。

 

向かったのは、「新丸ビル」。

 

地階からエレベーターで5階へ。

2024年の丸の内ブライト・ホリデーのテーマはスーパーマリオ。

エレベーターホールのクリスマスツリーもスーパーマリオ仕様。

 

今夜のディナーのお店は『AWキッチン』。

女性に人気のお店で、この日もこのレストランだけに開店前から入店待ちの女性客の行列が出来ていた。

 

店内には大きなクリスマスツリー。

10年ほど前まではよく利用していたお店で、奥のスペースを借り切ってワイン会を開催したこともある。

 

案内されたのは窓際のテーブル。

お隣の東京海上日動ビルが取り壊され新しいビルはまだ基礎工事中なので、皇居側が見渡せる。

 

さっそくスパークリングワインで乾杯。

グラスはシャンパーニュのピペ・エドシックだが、中身は違う。

 

イタリア、ピエモンテ州のジャコモ・スペローネが造る、スペローネ、スプマンテ、キュヴェ・ブリュット。

 

青リンゴやシトラスの香りを持つ、フレッシュ&フルーティーなスプマンテ。

ぶどうは、シャルドネとトレッビアーノ。

 

パンは、二種。

イカ墨と胡桃のパンが美味い。

お供は、スモークホイップバター。

 

スプーンとフォークにはホールマークが付いているが、不鮮明でメーカーは不明。

 

ナイフは、フランスのナイフメーカーTB Groupeが作る、ラギオール・エボリューション。

白いマークは、ラギオールの象徴の蜂を表している。

 

アンティパストは、旬の野菜と鮮魚のカルパッチョ。

今日の鮮魚はカンパチ。

 

レンコンのシャキシャキ感が心地よく、梅肉ソースが良く合う。

 

プリモピアットは、AWキッチン特製パスタ。

 

茸のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。

からすみパウダーがたっぷりかけられている。

 

今夜も飲むペースが速く、スプマンテのボトルを飲み干してしまった。

 

白ワインをグラスで。

 

イタリア、プーリア州のチエーロ・エ・テッラが造る、プリミ・ソリ、トレッビアーノ。

 

青リンゴやレモンの香り。

果実味を酸が優しく包む、フレッシュ&フルーティーなミディアム・ボディ。

ぶどうはトレッビアーノ100%。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

12月のこと、彼女と表参道のフレンチ/イタリアン、『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』で過ごす楽しい夜の続き。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー。

飲んでいるシャンパーニュは、ルイ・ブーヴィエ、ブリュット。

 

シャンパーニュはまだ残っているが、ポワソン用に白ワインをグラスで。

今夜のコースに付いている白ワインは3種あるが、宮澤支配人がもっと良いボトルを抜栓してくれる。

 

アメリカ、ワシントン州、コロンビア・ヴァレーのパワーズ・ワイナリーが造る、パワーズ、シャルドネ、2022年。

 

バックラベルの説明によると、このシルエットはオーナーのビル・パワーズ、そしてエチケットの葉っぱに描かれた渦巻き模様は、ビル・パワーズの指紋なのだそうだ。

 

左の3本が、コースに含まれる3種のワイン。


赤海老のカダイフロールと本日のお魚の盛り合わせ。

本日の魚は、メカジキ。

 

赤いソースはトマトのピューレ。

メカジキには魚介出汁のソース。

赤パプリカのパウダーが添えられている。

 

ヴィアンドに合わせて赤ワインもグラスで。

右の3種類がコースに含まれているボトル。

赤も特別なワインを出してくれた。

 

アメリカ、ワシントン州、コロンビア・ヴァレーのパワーズ・ワイナリーが造る、パワーズ、メルロー、2020年。

 

彼女が、パワーズのメルローだけでなく、カベルネ・ソーヴィニヨンも飲みたいというと、宮澤さんが「どうぞ飲み較べてください」とグラスを更に2個持ってきて注いでくれる。

右側は、オーストラリアのデ・ボルトリが造る、ロリマー、カベルネ・ソーヴィニヨン、2022年。

 

左がメルロー、右がカベルネ・ソーヴィニヨン。

色合いはどちらも濃く、ほとんど違いがない。

飲み較べると、彼女はカベルネが、私はメルローが好み。

実は彼女はメルローがあまり好きではないのだ。

 

USサーロイン、グレイビーソース。
添え物は、ポテトに加え、ピラフとアーモンドチップ。

 

焼き色が素晴らしい。

肉は柔らかく、旨味がたっぷり。

 

メルローとカベルネを交互に飲みながら肉を味わう。

 

いっぱい飲んだので、デザートの前にお化粧室へ。

毎回書いているが、化粧室はこの長い廊下の奥の左側。

 

そして奥の右側には結婚式場。

 

デザートはカフェでどうぞと、宮澤さんが案内してくれる。

 

ソファー席に座り、カフェのインテリアを眺める。

 

デザートの盛り合わせが届く。

 

シフォンケーキ、ニューヨーク・チーズケーキ、ティラミス。

 

彼女の飲み物はコーヒー。

 

私はなんと、まだシャンパーニュを飲んでいる。

 

今夜も美味しくいっぱい食べ、美味しくいっぱい飲んで大満足。

宮澤支配人に見送られ、満腹満足で帰途に就く。

彼女と過ごす、表参道の素敵な夜でした。

 

 

 

 

 

昨年12月のこと、彼女と表参道のお店で待ち合わせ。

 

ここのところ「ザ・ストリングス」に来る頻度が高くなっている。

 

今夜のお店は1階の『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』。

 

この真っ白なツリーを撮影するのは何度目だろう。

このツリーの中には色々な動物たちが隠れている。

 

私たちのテーブルは、何時もの場所。

ダイニングルームの一番奥のここが定位置となっている。

 

彼女が到着すると、宮澤支配人が素敵なワインボトルを持ってテーブルに来られ、「歓迎のシャンパーニュです」と、グラスに注いでくれる。

 

モエ・エ・シャンドン、ロゼ、アンペリアル。

モエシャンのロゼは美味い。

宮澤さんに感謝。

 

前菜盛り合わせが届く。

 

彩り野菜のピクルス。

 

フルーツトマトとモッツアレラチーズのカプレーゼ。

 

プロシュートとパルミジャーノ・レッジャーノ。

 

真鯛のカルパッチョ、ギリシャヨーグルトのソース添え。

 

真鯛の下にはクスクス。

 

魚介のセビーチェ。

 

モエシャンのロゼを飲み終えると、宮澤さんがまたボトルを持ってテーブルに。

 

今度はモエ・エ・シャンドン、ブリュット、アンペリアル。

またまた宮澤さんに感謝。

 

この前菜とシャンパーニュは最高の組み合わせ。

 

パンが届く。

このパンが美味いのだ。

 

ここからは、元々お願いしているシャンパーニュを抜栓。

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のバロン・アルベールが造る、ルイ・ブーヴィエ、ブリュット。

 

バロン・アルベールは三代続く家族経営のメゾン。

青リンゴやシトラスの爽やかな香り。

高いガス圧による勢いのある泡立ち。

濃厚な果実味と活き活きとした酸を持ち、後味にはイーストやブリオッシュのニュアンス。

セパージュは、ピノ・ムニエ90%、ピノ・ノワール5%、シャルドネ5%。

 

ミュズレの絵があまりシャンパーニュっぽくないが、初めて飲む銘柄なのでコレクションに加えておこう。

 

トリュフクリームパスタ。

 

白トリュフオイルが使われ、香りが素晴らしい。

シャンパーニュが進んでしまう。

彼女と過ごす、表参道の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年12月のこと、ちぃさんと北千住の日本酒酒場、『ウル虎』で過ごす楽しい夜の続き。

 

続く料理は、生牡蠣。

この冬の牡蠣は身の付きが良い。

 

ガリバタ牛ハラミ焼き。

これがなかなか美味い。

 

9種類目の酒は、千葉県成田市の鍋店が醸す、不動 純米 生原酒 ふさこがね 磨き80。

 

使用米は千葉県産ふさこがね、精米歩合は80%という低精米酒。

低精米でもしっかり美味い酒を醸せるのは素晴らしい。

 

10種類目の酒は、定番の人気の酒。

山形県鶴岡市の亀の井酒造が醸す、ばくれん 吟醸 超辛口。

通称、赤ばくれん。

 

使用米は非開示、精米歩合は55%、日本酒度は+20の超辛口。

 

鶏の唐揚げ。

 

サクッと揚った唐揚げが美味い。

 

11種類目の酒は、山形県山形市の秀鳳酒造場が醸す、珠韻 純米大吟醸。

厳選特約店限定の希少な酒。

 

使用米、精米歩合とも非公開。

まろやかな米の旨味を味わえる綺麗な酒だ。

 

12種類目の酒は、青森県弘前市の三浦酒造が醸す、豊盃 特別純米酒。

豊盃米を使った、豊盃の看板酒。

 

使用米は豊盃米、精米歩合は麹米55%、掛米60%、使用酵母は協会9号系。

 

13種類目の酒は、福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造が醸す、九頭龍 垂れ口 生酒。

うすにごりの生酒は美味い。

 

使用米は福井県産五百万石、精米歩合は65%。

 

14種類の酒は、新潟県村上市の宮尾酒造が醸す、〆張鶴 しぼりたて 生原酒。

若い頃は〆張鶴が好きで良く飲んでいた。

 

飲み方もラベルに記されている。

 

使用米は、麹米が五百万石、掛米がこしいぶき、精米歩合は60%。

フレッシュで美味いが、アルコール度数は20%もあるので飲み過ぎ注意の酒だ。

 

今夜も美味い酒をたっぷり飲んで大満足。

オーナーの國井さんに見送られ、店をあとにする。

 

このあと軽くワインを飲んで帰るつもりだったが、ちぃさんと話しているうちに新しいラーメン屋に行こうということに。

 

向かったのは、『千住 チャーシュー軒』。

人気の『麻布チャーシュー軒』の姉妹店で、2024年3月に開店。

ここは鮨屋の名店、『千住 しげ』のしげさんが食べて美味しかったとのことで、訪問。

 

店内には長いテーブルが三つ。

これは相席を前提としたもので、混んでくるとゆっくり食事が出来ないと思う。

 

『ウル虎』では日本酒しか飲んでいないので、ここではビールを選択。

ここは、赤星。

 

しっかりとした味わいの赤星が美味い。

 

ちぃさんはラーメン。

 

私は、ワンタン麺。

 

煮干しスープは濃すぎず丁度良い濃度で美味い。

滑らかな中細麵はスープに良く合う。

チャーシューはとても柔らかく美味。

次回はチャーシュー麺を食べようと思う。

 

禁断の〆ラーメンを完食すると、帰途に就く。

駅前には控えめながらも煌びやかなクリスマスイルミネーション。

 

ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

今年のベランダ菜園では異常事態が発生している。

例年は秋まで収穫できるミニトマトが暑さに耐えられず7月上旬で枯れてしまった。

青々とした大きなピーマンの実が強い日差しで火傷状態となり、10個ほどが腐ってしまった。

今はベランダの奥の日陰に移し、回復中。

 

そんな暑さの中でも鷹の爪は元気。

初収穫は3株で54本。

でも暑さで花が咲かなくなっているので、収穫できる本数は限られそうだ。

 

昨年12月のこと、北千住駅に降り立つ。

 

数年前までは未知の街だったが、ブロガーさん達に案内してもらううちに、すっかり馴染みの場所となった。

 

今回ここを訪れたのは、”足立区キャッシュレス決済還元事業(2024年11月15日~2024年12月25日)”を利用するため。

4種のキャッシュレス決済アプリで支払うと、最大20%のポイントが還元される。

 

待ち合わせのお店に向かっていると、前を歩くちぃさんを発見。

追い抜きざまに声を掛けると、「ぎゃ~」という予想外の反応。

一緒に向かった場所は、色々な方のブログに頻繁に登場するTAKEDAビル。

 

今夜のお店は、日本酒酒場の『ウル虎』。

 

勇猛な虎の絵が迎えてくれる。

 

店の一番奥の何時ものテーブルに案内される。

店内の他のテーブルには先客がいるため、入り口と厨房を撮影。

皆さん、ここの名物の痛風鍋を食べている。

右端に写っているのはオーナーの國井さん。

 

これが2年前にここで食べた痛風鍋(三人前)。

白子、牡蠣、あん肝がたっぷり入っている。

 

二時間の日本酒フリーフローをお願いしている。

今夜の日本酒をチェックし、何を飲むかちぃさんと相談。

 

最初の酒は、高知県の蔵の酒を選ぶ。

高知県香南市の高木酒造が醸す、豊能梅 純米吟醸。

豊能梅の最もベーシックな酒は安定の美味しさ。

高木酒造とは懇意にしているので、『つな八銀座』にお願いし、同店で豊能梅の日本酒会を開いたこともある。

 

使用米は愛媛県産松山三井、精米歩合は50%。

使用酵母は高知酵母のAA41とAC17。

酢酸イソアミル系の、バナナやメロンの香りを生み出す酵母だ。

 

2種類目の酒は、山形県鶴岡市の冨士酒造が醸す、栄光冨士 純米大吟醸 星祭 無濾過生原酒。

フレッシュ&フルーティーな切れの良い酒。

 

栄光冨士のラベルはどれも独特の華やかさを持つが、星祭もとても目立つ。

数量超限定の夏酒、”STARS”の第三弾なのだそうだ。

 

使用米は宮城県産まなむすめ、精米歩合は50%、山形酵母で醸されている。

 

燻製ベーコン入りポテサラ。

 

茄子の揚げ浸し。

 

つゆだくだし巻きたまご。

 

3種類目の酒は高知の入手困難な銘柄。

高知県高岡郡中土佐町の西岡酒造店が醸す、黒尊 純米吟醸 生原酒。

 

高知県四万十市の酒蔵ことぶき屋が販売する酒で、東京ではまず入手できない。

使用米は高知県の山間米ヒノヒカリ、精米歩合は55%。

西岡酒造店の酒らしく、米の旨味を持ちながらもきりりと引き締まった辛口。

アルコール度数は18%もある。

西岡酒造店を訪問した時に島村杜氏に蔵を案内してもらったことがあるので馴染みのある蔵。

島村さんは、案内してもらった時はまだ蔵人で次の醸造年度から杜氏に就任されている。

西岡酒造店にはその後も二度訪問している。

 

4種類目の酒は、埼玉県比企郡小川町の松岡醸造が醸す、帝松 豊醸感謝祭 純米大吟醸 無濾過生原酒。

 

埼玉県産彩のかがやきを50%まで磨きこんで醸された酒。

帝松を飲むのは初めて。

華やかな吟醸香を持ちながら、切れの良い純米大吟醸。

 

5種類目の酒は、福井県福井市の安本酒造が醸す、白岳仙 純米吟醸 荒走。

 

使用米は福井県産五百万石、精米歩合は麹米が55%、掛米が58%。

この酒を飲むのも初めて。

 

6種類目の酒は、茨城県筑西市の来福酒造が醸す、来福 安康 純米吟醸。

ラベルの絵は、鮟鱇。

鮟鱇は安康に魚へんを付けた縁起の良い魚であり、茨城県の名産でもある。

 

使用米は低グルテン米のみずほのか、精米歩合は60%、使用酵母は石楠花の花酵母。

甘いフルーツ香、口に含むとすっきり爽やかな食中酒。

 

7種類目の酒は、新潟県南魚沼市の高千代酒造が醸す、たかちよ 純米大吟醸 厳選中取り 生原酒。

 

使用米は非公開、精米歩合は48%。

コンセプトどおり、完熟パインの香り。

 

8種類目の酒は、栃木県塩谷郡塩谷町の松井酒造店が醸す、松の寿 純米吟醸 雫ラベル 無濾過生原酒。

この酒を飲むのも初めて。

 

使用米は栃木県産五百万石、精米歩合は55%。

とてもバランスが良くスイスイ飲めてしまう酒だ。

 

ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

昨年11月のこと、大学時代の友人たちと巡る京都旅の続き。

 

鹿苑寺(金閣寺)を出ると、ランチのお店に向かう。

その前に、豆政本店でお買い物。

鹿苑寺境内にも豆政の露店が出ていたが、やはり豆政の本店で買いたい。

 

美味しそうな豆菓子を何品か購入。

豆政の手提げ袋は緑鮮やか。

中身は全てグリーンピースなのではと思ってしまう。

 

今日のランチのお店は、ハンバーグとタンシチューが人気の『グリル デミ』。

11時30分開店で11時05分に到着したが、店の前には既に長い行列。

一回転目に入店できるか不安になる。

 

幸いなことに、最後のテーブルに案内される。

店内は先客で埋まっているので、厨房を撮影。

一挙に満席となり一斉に注文が入ったので厨房は大忙し。

 

壁の絵を見て、ここは元はラーメン店だったのではと思ったら、この龍の絵はこの店のために書き下ろされたのだそうだ。

確かに右の壁の絵の上部に”DEMI”と名前が入っている。

(写真はリーフ京都からお借りしました。)

 

”デミ”という名前は自慢のデミグラスソースからとった名前だそうだ。

 

注文を終えると、料理を待つ間に生ビールで乾杯。

 

ここもキリンビール。

京都で飲むビールは全てキリンだった。

 

まずはサラダが届く。

 

京都の友人が頼んだのは、鉄板ハンバーグステーキ、チーズデミの300g。

 

もう一人の友人と私は鉄板ハンバーグのデミ玉。

友人は200g、私は300g。

 

デミグラスソースをかけるとぐつぐつと泡立つ。

もちろん紙エプロンを付けている。

粗く挽かれた肉の食感が良く、ソースも美味しく人気の理由がわかる。

 

ランチのあとは友人宅で荷物をピックアップし、伊丹の大阪国際空港へ移動。

 

搭乗までの時間をラウンジで過ごす。

 

夕方になると、ラウンジは混み始める。

 

先ずは生ビール。

キリンばかり飲んでいたので、アサヒスーパードライ。

 

二杯目はメーカーズマーク入りのトマトジュース。

 

〆はミルク。

これにはアルコールは入っていない。

そろそろ搭乗時間だ。

機内では「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の後半を観ることにしよう。

大学時代の友人たちと過ごす、楽しい京都の旅でした。