1月のこと、「虎ノ門ヒルズ」で彼女とディナーの約束。
今夜のお店は「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」のワイン・レストラン。
虎ノ門ヒルズ駅の改札を出て右に進むと、そのまま「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」のB2F、ステーション・アトリウムに至る。
ここの「T-MARKET」にも良いお店があるが、今夜の場所はここではない。
向かったのは1階上のB1Fにある、「cask」。
ここはスーパーマーケットとレストランが融合した施設。
左側には「信濃屋」。
右側には『W トラノモン ザ・マーケット』。
ここが今夜のディナーのお店。
「信濃屋」と『W トラノモン ザ・マーケット』の間には高級ワインのセラー。
そして大きなワインショップ。
まずはここで今夜のボトルワインを選ぶ。
これだけ多くのボトルの中から選ぶのは大変。
でも今夜はブルゴーニュのピノ・ノワールを選ぶことにしているので、対象のワインはこの範囲に絞られる。
選んだワインをレストランの店長さんに預けると、テーブルに案内される。
私たちの席は、一番奥の広いテーブル。
ここならゆっくり食事を楽しむことが出来る。
一番奥から店内を撮影。
一段上にも大きなテーブルがある。
窓際には二人用のテーブルが並ぶが、先客がいるので撮影は控える。
今はまだ客は少ないが、満席の予約なのだそうだ。
テーブルのセッティングはシンプル。
ナイフはラギオール。
彼女が到着し、お店のリストから選んだスパークリングワインを抜栓。
彼女と乾杯。
エチケットには、ピウズ、ノンドゼとしか書かれていない。
シャブリの名手、パトリック・ピウズが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、メトード・トラデショナル、ノンドゼ。
ドサージュを行わずにぶどうが持つ糖分のみで造られるスパークリングワイン。
ぶどうはシャルドネ100%。
青林檎やレモンの香り。
果実の甘みを感じさせない、極めてドライなボディ。
私は好きなタイプのスパークリングだが、彼女の評価はイマイチ。
彼女は芳醇なタイプのスパークリングが好きなので、ノンドゼは苦手。
以前、ジャック・セロスの高価なシャンパーニュを飲んだ時、美味しくないと言われてショックを受けたことを思い出した。
アンティパストミストが届く。
パテ・ド・カンパーニュ。
ピクルスと生マスタード添え。
イワシのマリネ、ロースト・パプリカ添え。
シャルキュトリー盛り合わせ。
プロシュート、プロシュート・コッパ、モルタデッラ、パンチェッタ。
二人の皿に取り分ける。
アンティパストミストでスパークリングワインのグラスがどんどん進む。
彼女と過ごす、虎ノ門の素敵な夜は続きます。