今夜のディナーはお気に入りのレストランでシャンパーニュ、ゼルコヴァ、表参道 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

1月のこと、彼女と表参道のお気に入りのレストラン、『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』で過ごす素敵な夜の続き。

 

ポワソンは、本日のお魚、トマトソース。

本日のお魚は、メカジキ。

 

メカジキの上には牛蒡のフリット。

メカジキは身がパサつきやすいが、実にジューシーに仕上げられている。

 

熱々のオニオンブレッドが届く。

これが美味いのだ。

 

飲んでいるシャンパーニュは、宮澤支配人が特別に用意してくれた銘柄。

ロジャー・バルニエ、ブリュット、キュヴェ・ブランシェ、ミレジム、2016年。

 

8年余りの熟成を経たシャンパーニュは濃厚で素晴らしく美味い。

ぶどうはシャルドネ100%。

今夜は彼女もグラスを重ねているので、抜栓した二本目も最後の一杯となった。

 

ヴィアンドは、ジャークチキンのグリル、アヒ・デ・ガジーナ。

アヒ・デ・ガジーナはペルーの黄色い唐辛子を使った雛鳥の煮込み料理。

スペイン語でアヒは唐辛子、ガジーナは雛鳥。

 

スパイスが利いた鶏肉が美味い。

赤はトマトベースのソース。

淡い黄色はクリームベースのソース。

 

鶏肉に添えられているのは、ガリニャーダ。

ガリニャーダは鶏肉をトマトソースで煮込み、ご飯と混ぜたブラジル料理。

 

パンが美味しいので二個目。

 

デセールは、フランボワーズのソルベ。

 

ヴィアンド用に赤ワインを頼もうかと思ったが、彼女がこのシャンパーニュが好いというので三本目を抜栓している。

そこで、デセールにもシャンパーニュ。

 

食後の飲み物は、熱いコーヒー。

 

三本目のシャンパーニュの最後の一杯と共に味わう。

 

柱の向こう側は、カフェコーナー。

入店した時は多くの客で賑わっていたが、今はもう客の姿はない。

 

一方、ダイニングルームの方はほぼ満席の賑わい。

 

今夜はシャンパーニュが美味しく、飲み過ぎてしまった。

歳を考えると、二人でシャンパーニュ3本は多すぎるので、これからは2本にしようと反省。

 

宮澤支配人に今夜の礼を述べ、見送られて店をあとにする。

 

『ゼルコヴァ』は表参道の欅並木に面したテラス席が人気。

冬でも厚いビニールのカーテンで覆われているので、快適に過ごすことが出来る。

 

クリスマスには全館ティファニーブルーに染まったが、今は控えめな照明。

彼女と過ごす、表参道での素敵な夜でした。