ワインは素敵な恋の道しるべ -436ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。



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アラバマからヒューストン経由でシカゴに飛んだ。


今回もヒューストンは天候が悪く、モビール発の便は30分遅れでヒューストンに到着。


元々乗り継ぎ時間は1時間しかなかったので、シカゴ行きの便が出るターミナルまで全力でダッシュ。


ようやくシカゴに到着すると、良い天気。


まだ午前なのでホテルに荷物を預け、ランチを食べるお店を探しにマグニフィセント・マイルを散策。


シカゴ・ウォーター・タワーは何時見ても美しい。


でも、オスカー・ワイルドは「いちめんに胡椒入れをくっつけた城砦のようだ」と酷評したそうだ。


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ウォーター・タワーは1869年に完成し、1871年のシカゴ大火で焼け残った唯一の現存する建築物である。


シカゴの面白さは、歴史ある建造物と、現代的な建築物のコントラストにある。


まさに建築家を目指す人間には聖地のような場所なのだ。


今から行こうとしているのは、ウォーター・ビルの後ろに見えるジョーン・ハンコック・センター。


1969年の完成で、当時はシカゴ一の高さだったが、今ではシカゴで4番目、全米で5番目の高さを持つ高層ビルである。


今日のお昼は、ジョーン・ハンコックの95階で軽食とビールを楽しもうと思う。


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冬のシカゴの気候は厳しい。


ウィンディ・シティと言われるだけあって、ミシガン湖から吹き付ける寒風に吹き飛ばされそうになる。


それだけに、季節の良いこの時期には観光客が押し寄せる。


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そのため、ジョーン・ハンコックに着いたものの、観光客が溢れていて高層階に行くエレベーターに行きつけない。


そこでビルを出て、急いで別の店に向かう。


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ノース・ミシガン・アベニューの歩道には、花が咲き乱れている。


さて、どこでお昼を食べようか。



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そうだ、すぐ近くのホテル、ザ・トレモント・シカゴのスポーツ・バーに行こう。


目指すお店はここ。


ホテル・エントランスの右側に、『ディカス』はある。



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ここのハンバーガーは美味いのだ。


それに、お酒が揃っている。





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スポーツ・バーと言っても、店内はホテルと同じくとてもシックな内装。


とても居心地の良い店なのだ。




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さて、これがチーズ・ハンバーガー。


シンプルだが、レアーで焼いた牛のパテが激ウマなのだ。




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パテを切ると、中からは肉汁がじわっとにじみ出る。


アメリカではレアでハンバーガーを食べることができるので嬉しい。




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ハンバーガーのお供は、白ワイン。


ここのグラス・ワインのリストは、Sweet & Aromatic、Soft & Crisp、Round & Richに分かれている。


選んだワインは、Round & RichのFolie a Deux。


カリフォルニア、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのシャルドネで、Folie a Deux=フォリ・ア・ドゥとはフランス語で「感応精神病」、または「ふたり狂い」という意味。


何とも異様な名前だが、感染してしまうほどの美味しさなのだろう。


確かにリッチでパワフルなシャルドネである。


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お腹がいっぱいになったので、また少しマグニフィセント・マイルを散策。


フォース・プレスビテリアン教会も、鮮やかな緑の中に穏やかなたたずまいを見せている。


久し振りのシカゴの散策でした。







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アラバマ、モビールの人気店、『ザ・ブル』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


肉料理を頼んだので、赤ワインに切り替える。


折角アメリカに来たのだから、ジンファンデルを選んだ。


カリフォルニア、アレキサンダー・ヴァレーのウェツェル・ファミリー・ヴィンヤードが造る、シン・ジン、ジンファンデル、2011年。


実はこのワイン、元々は販売用に生産されていたものではない。


収穫し残したジンファンデルの完熟ぶどうを集め、家族と友人たちのために造り始めたものなのだ。


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エチケットは、17世紀のドイツのエッチング、”豊穣の角”。


”Sin Zin”とは、罪を感じるくらいに美味しいジンファンデルと言う意味なのだろうか。


そう言えば、”7 Zin”という名のジンファンデルもある。


これはキリスト教で言う”七つの大罪”をもじった命名である。


このジンファンデルも本当に美味しく、豊穣のワインと言ったところか。


アメリカン・オークの樽で10か月熟成させてリリースされており、新樽比率は25%。


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肉料理は、ポークのカツレツ。


平たく伸ばしたポークに衣を付けて揚げ、美味いソースが掛かっている。


これはみんなでシェアー。


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そして私のメインは、リブアイ・ステーキ。


約340gのリブアイを、レアーで焼いてもらった。





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外側はチャコールで強く焼かれているが、中はこのとおり真っ赤。


これが最高に美味いのだ。


ワインとの相性も抜群。


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デザートは、チョコレート・ブラウニー。


熱々のチョコレート・ケーキは禁断の美味しさ。


アラバマ、モビールの人気ステーキ店、『ザ・ブル』での楽しい夜でした。






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モビールに住む友人が連れて行ってくれたのは、ステーキハウス、『ザ・ブル』。


ダウンタウンの中にある目立たない店だが、この街の超人気店なのだ。


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外から見ると、あまりレストランのようには見えない。


左右にある洋品店等と同じような造りなのだ。




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店に入ると、まだ早い時間なのだが既に満席。


バーカウンターでも多くの地元の人たちが会話を楽しみながらビールを飲んでいる。




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予約席に案内されると、早速ビールで乾杯。


地元で醸造されているビールを注文。


嬉しいことに、大好きなダーク・ビア。


とても美味しいので名前を教えてもらったが、店を出た時にはもう忘れていた。










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お店お奨めの前菜盛り合せ。


ビールに合って美味い。


でも、ワインも飲みたい。



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ワインリストをもらい、白ワインを注文。


カリフォルニア、ソノマ・カウンティーのシミが造る、シャルドネ、2012年。


シミは好きなワイナリーなので、リストにその名を見付けると、迷うことなく頼んでしまった。


設立は1876年と古く、アレキサンダー・ヴァレーの400エーカーの畑でカベルネ・ソーヴィニヨンを、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの100エーカーの畑でシャルドネを栽培してる。


桃や青リンゴの香りを持ち、口に含むとオークの樽香、バニラ、そしてヘーゼルナッツを感じる。


やはりシミは美味い。


アラバマ、モビールの人気店、『ザ・ブル』での楽しい夜の続きはまた明日。






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アメリカ南部、アラバマ州のモビールの街並み。


街の中心は、このカテドラル。


正式な名前は、”Cathedral of the Immaculate Conception”、訳せば聖母受胎大聖堂。

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大聖堂の正面、緑地を挟んだ反対側には、澄んだ水が湧き出ている。


いったいこれは何なのだろう。




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泉の前の礎石には、CITY OF MOBILE、ALABAMA POWER FOUNDATIONと書かれている。


ここがアラバマ発祥の地と言うことか。




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街並みは、「風と共に去りぬ」の世界がそのまま残っているような風情。


レトロな南部にタイムスリップしてしまったようだ。




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どの建物も二階建てで、高さも間口もほとんど同じ。


この辺りにはレストランも多く、夜になればもう少し人通りも増えるのだろう。




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少し歩くと、道路を水が勢いよく流れて来た。


角を曲がると、消火栓から水が勢いよく流れだしている。


でも、通行人は誰も気に留める様子が無い。


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公園の木々は大きく生い茂り、この先にレッド・バトラーの邸宅があってもおかしくない雰囲気。






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公園の入り口には、モビール湾海戦100周年記念と書かれた、1964年の銘板が置かれている。


1864年8月5日にモビール湾で行われた海戦で、北軍が南軍の艦隊を撃破したことにより北軍の海上封鎖が完成し、北軍勝利の重要な契機となった。


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しばらく街を歩いていると、面白い建物を発見。


モビール・カーニバル・ミュージアムと書かれている。


個人所有のミュージアムのようだ。



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ダウンタウンから空港に場所が移るが、モビール空港ロビーにとても目立つ展示物がある。


それがこのド派手な車。



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近付いてみると、車の至る所に人形やキラキラのデコレーションが付けられている。


いったい何の展示なのだろう。




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室内にもいろいろな人形が置かれているし、シートのデザインもなかなかイケてる。


結局何のための展示なのかわからない。




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後ろに回ると、もっと凄いことになっている。


トランクルームいっぱいに、別宇宙が広がっているのだ。


何だかわからないけど、とっても楽しいモビールのお話でした。





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アラバマ州のモビールに到着。


夕方早く着く予定だったが、深夜の到着となってしまった。


搭乗予定便のキャンセルや遅延の情報をメールしておいたので、空港の到着ロビーで迎えの車の運転手がちゃんと待っていてくれた。


「何度も時間が変更となって済まなかったね」と言うと。


スマホを示して、「貴方の搭乗便の最新のステータスを逐一スマホでチェックしていましたので全く問題ありませんでしたよ」とのこと。


ようやく今夜の宿、『ルネッサンス・リヴァーヴュー・プラザ』に到着。


高層ビルがほとんどない街中に、ホテルが孤高の高さを誇っている。


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一夜明けると、良い天気。


ホテルの周りを少し散策してみる。





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昨夜はイルミネーションによって一層高く見えたが、朝に見ても周りに高いビルがないので、良く目立つ。


ルネッサンス・ホテルはマリオット系列なので、一応メンバーになっている。


上海に行くときには、中山公園の新しいルネッサンスに泊まっているので、メンバーになったのだ。







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高層階の部屋は眺めも良く、充分な広さと快適さを持つ。


キングサイズのベッドも寝心地が良い。



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窓側から見ると、こんな感じ。


まあ普通の部屋だが、一人で宿泊するには充分な広さだ。




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デスクはちょっと狭いが、インターネットの接続も早く快適。







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朝の散策を終えると、朝食レストランに行く。


メイン・ダイニングを朝食にも使っているようで、とても豪華。





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ダイニング・ルームの隣の小部屋に、ブッフェ・スタイルで料理が並んでいる。


まずはコックに好みのオムレツを頼み、調理している間に冷たい料理を皿に取る。



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これがその最初の一皿。


ハム、サラミ、チーズ、スモークド・サーモン。





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野菜とチーズを入れて焼いてもらったオムレツに、カリカリ・ベーコンとチョリソとポテト。


オムレツの中はとろとろで美味い。




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マフィンとクロワッサンには、フィラデルフィアのクリームチーズ。


朝からチーズを取り過ぎかもしれないが、好きなものは仕方がない。



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コーヒーはポットで持ってきてくれた。


好きなだけ暖かいコーヒーを注ぎ足して飲めるので便利。




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オレンジジュースを頼んだが、一緒にブルーベリー・ヨーグルトを持ってきてくれた。


これがとても美味い。




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ホテル名にはリヴァー・ヴューという名前が付いている。


確かにホテルの横には大きな川があり、タグボートが行き来している。


対岸には、造船所も見える。


ここは海軍の基地があるのだ。


さて、初めての街、モビールの一日の始まりです。





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メキシコのモンテレーからアメリカのダラスに戻る便がキャンセルとなった。


モンテレーは良い天気なのだが、ダラス地方は大雨とのこと。


アメリカン航空のカウンターで他のルートを探してもらい、何とか今日の最終目的地のアラバマに行く便を予約した。


新しい便はサン・アントニオ行きのアエロ・メヒコ航空で、搭乗まで長い待ち時間が出来てしまった。


そこで、昼からビールで一人乾杯。


選んだビールは、ネグラ・モデロ。


とても強いダーク・ビアである。


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昼食は、サラダ。


メニューから野菜を選ぶと、大きなボールに山盛りのサラダが運ばれてきた。


トマトとフンギを中心に組み立てたので、とても美味い。


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アエロ・メヒコの便に搭乗。


モンテレーはこんなに快晴。


でも、この先に再び大変な旅が待ち受けていたのです。


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テキサスのサン・アントニオは初めて降り立つ空港。


ターミナルの案内にも、英語と並んでスペイン語が書かれている。


周りを行き交う人は全てメキシコ人で、ことばもスペイン語。


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とてもアメリカに戻った気がしない不思議な空港である。


とは言え、乗継便がユナイテッド航空だったので、幸いなことにラウンジを利用することができる。


カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンを飲みながら、ネットで日本のニュースを検索する。


それにしても、このワインの注ぎ方は大胆。


ラウンジ内はワインも無料なのだが、カウンターのスタッフに先にチップを渡して注文したのが良かったのかもしれない。


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初めての空港であり、きっと二度と来ることはないので、サン・アントニオの名前が入ったTシャツを購入。


世界中の行った街のTシャツやトレーナを集めているので、今では膨大な量になってしまっている。


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次の乗継地、ヒューストン行には30分遅れで到着。


外は大雨。


乗り継ぎ時間は30分しか残っていないので、次の便のターミナルまでまたまた走る。


ところが、やっと搭乗ゲートに息を切らせて到着すると、悪天候のため出発時間未定とのこと。


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出発ロビーの椅子でうとうとしていると、急に最終搭乗案内が始まり、慌てて変更となったゲートまでまた走る。


席は、一番前。


コックピットのドアが開いているので、パイロットとも会話できる。


便のキャンセルやディレイで精神的にくたくたに疲れているのだが、パイロットやフライト・アテンダントの明るい笑顔で少し救われた気になる。


何時になるかわからないが、ともかく最終目的地のアラバマ州、モビールに行けるとわかっただけで気が休まる。


スマホで、モビール空港での迎えの車に到着時間の変更をメールし、眠りに就く。


大変な旅の続きは、また明日。






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昨夜は市内のメキシコカン・グリルのお店で、飲み過ぎ、食べ過ぎ。


それでも朝になればお腹が空くのは、健康な証拠。




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メキシコの朝食にもサラダは無い。


その代り、果物は豊富。


パンも種類は多いが、朝から食べ過ぎは要注意。



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シロップ漬けの果物だけではなく、フレッシュ・フルーツも数多くある。


もちろん東南アジアのカラフルで多様なフルーツに較べれば、世界共通品種といえる顔ぶれ。



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こちらは冷たい料理のコーナー。


チーズが豊富なのは嬉しい。


チーズは、朝に食べても夜に食べても美味しい、素晴らしい食材なのだ。


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昨日はパスしたが、今朝はメキシカンに挑戦。


このコーナーに並ぶのが、この地方の伝統的な料理のようだ。




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色々な種類を皿に取る。


味がわからないので、どれも少量ずつにする。


バナナの葉と、何かわからないものに包んだ餅のようなものも二種類取ってみた。


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それぞれの中を開けてみると、こんな感じ。


口に含むと、あまり味が無い。


他の料理や、ソースと合わせて食べると良いのだろう。



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レストランの入り口付近で、女性がトルティーヤを焼いていた。


1枚もらい、どうやって食べるのか教えてもらう。


横に置いてある肉や野菜に各種ソースを掛け、トルティーヤに巻いて食べるようだ。


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美味しそうな食材を数種乗せ、ヴァカモレをたっぷり加える。


トルティーヤを焼いている女性が目を丸くして私を見ている意味が、食べてみてわかった。


ヴァカモレだと思ったのは、青いチリソース。


あまりの辛さに口の中は大火事状態。


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口内の消火のため、慌ててシロップ漬けのフルーツを口に詰め込む。


いや~、とんだ大失敗。


グリーンの食べ物はアヴォカドだという間違った先入観の恐ろしさを思い知った。


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口内の消火が済むと、オレンジジュースとコーヒーで今朝の食事を締めくくる。


今日はもうアメリカに戻ることにしている。


部屋に戻り、荷物をまとめよう。


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窓の外には、モンテレーを囲む石灰岩の山々の鋭くとがった山頂の景色が見える。


久し振りのモンテレーの楽しい旅でした。





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メキシコ、モンテレーの素敵なレストラン、『エル・グラネロ・グリル』での楽しい夜の続き。


それにしてもこのお店のインテリアはちょっと不思議な感じ。


下手をすれば猥雑な感じになってしまいそうだが、それがシックで落ち着いた居心地の良さにまとまっている。


店の奥はバーで、その手前の左右にはワイン・セラーがある。


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ここで赤ワインを抜栓。


カーサ・マデロの上級シリーズ、カーサ・グランデ、グラン・リゼルヴァ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2010年。


カーサ・マデロは南米大陸最初のワイナリーで、創業は1597年。


モンテレーの西方、220kmのメキシコ・ワインの聖地、パラス・ヴァレーに広大なぶどう畑を有している。







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メキシコでのワイン生産はスペイン人によって始められたが、使われているぶどうはシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨン等の国際品種が多い。


メキシコの赤と言うと重厚なボディを想像しがちだが、とても洗練されたフル・ボディである。


日本でももっとメキシコ・ワインを飲むことができれば嬉しいと思う。


日本に戻ったら、行きつけのお店の内の何件かに、メキシコ・ワインを入れるように頼んでみようと思う。


場合によっては、私専用にセラーに入れておいてもらい、友人たちを驚かせても楽しいだろう。
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ヴァカモレは好きだ。


いくら食べても飽きることが無く、どんな料理にも良く合う。




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トルティーヤに肉と共に巻き、頬張る。


強い赤にも良く合う。


日本に戻ったら、彼女を誘って神宮前の『フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ』に行こうと思う。


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ここで三本目のワインを抜栓。


今度は最初の夜に飲んだのと同じワインを選択。


カーサ・マデロ、3V、2012年。


セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、テンプラニーリョ三つのぶどうが等量に使われている。


国際品種に加え、スペインを代表する赤用の地ぶどうが使われているのが面白い。


このワインも、強くエレガントなボディを持つ、素晴らしい出来栄えである。


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メイン料理は、プライムリブ。


1ポンド近い量を、レアーで焼いてもらった。


赤ワインと一緒に味わうと、至福の美味しさ。




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メキシコ、モンテレーにある素敵なレストrン、『エル・グラネロ・グリル』での、美味しく楽しいメキシコ料理とメキシコ・ビールとメキシコ・ワインの夜でした。







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メキシコ、モンテレーでの二日目の夜。


こちらに住む友人に、素敵なメキシカン・レストランに連れて行っていただいた。


薄暗い店内のテーブル・セッティングは豪華で、内装も南国のイメージたっぷり。


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実は店に着いたときは、こんな感じの入り口なので、もっと気楽な店かと思ってしまった。


でも店内に一歩足を踏み入れた途端、今まで訪れた他の店とは格式が違うことに気が付いた。


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40℃を超す日中の暑さに乾いた喉を潤すため、まずは地元のビールで乾杯。


選んだビールはもちろんカルタ・ブランカ。


ここモンテレーを代表する老舗企業の製品である。


冷えた爽快なラガーは、喉越し抜群。


あっという間に飲み干してしまう。



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焼いたトルティーヤにサルサソースをたっぷりとのせ、頬張る。


ピリ辛のソースとビールが良く合って美味い。




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二本目のビールは、ダークビアを注文。


クワウテモック社が造る、インディオ。


日本には入っていないようだが、現地では人気のあるビールである。


アンバー色のインディオは、ちょっと癖があるが、濃くてほろ苦く、私の好みのビールなのだ。



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料理は友人が注文してくれた。


このサラダ、名前はわからないが、見た目もなかなか綺麗。




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ここでワインに切り替える。


メキシコを代表するワイナリー、カーサ・マデロのシャルドネ、2013年。


このワインは、丸ノ内の『マンゴツリー東京』で飲んだことがある。


重厚感のある、素晴らしいシャルドネだ。


先日もご紹介したが、カーサ・マデロは南北アメリカ大陸で最初のワイナリーで、創業は1597年。


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この料理なら知っている。


熱々のとろけるチーズを焼きたてのトルティーヤで巻いて食べる。


そしてシャルドネをごくりと飲む。


美味い。


メキシコ、モンテレーでの、メキシコ料理とメキシコワインの楽しい夜の続きは、また明日。





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白金台にオープンしたワインバー、『カノン』での素敵な夜の続き。


昨日も書いたが、ここは白金高輪のフレンチの名店、『オレキス』の春藤さんと、シンガーソングライターでシニアソムリエの野田幹子さんのコラボ店。


野田幹子さんのファンであり、春藤さんとも知己の私としては、直ぐに開店のお祝いに、彼女を伴って駆けつけることにしたのだ。





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嬉しいことに、野田さんと彼女は意気投合。


それはそれで嬉しいことなのだが、二人の話が尽きないため話に割り込むのが大変。


二本目は、テタンジェ。


1734年創業で、今も家族経営を守る大手シャンパーニュ・メゾンである。


何故か最近テタンジェを飲むことが多い。


ANAのスイートランジのワインも今はテタンジェなので、そうなのかもしれない。


それに、彼女もテタンジェは好きなのだ。


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背景の照明が写っているので色合いがピンクがかって見えるが、本物は淡い黄金色。


勢いのよい細かな泡立ちもフロスト越しにかろうじて見えている。


美しい女性二人に囲まれて、シャンパーニュを味わうのは良いものだ。








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話しは弾み、この空間では時間が止まってしまったように感じる。


憧れの野田さんと、こうして間近に話しているのが不思議であり、それでいてごく自然。


三本目は、クリュッグ。


言わずと知れた、シャンパーニュの帝王。


1843年の創業以来、6代にわたって伝統の製法を守り続けるメゾンである。





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実に15年に達するリザーヴワイン、120種類をブレンドし、年毎にぶれないクリュッグ品質を守っている。


一次発酵はオークの小樽で行い、アッサンブラージュの後に6年間の熟成を経てリリースされている。


さすがに美味い。


上質のシャンパーニュに上質の会話、時を忘れさせる上質の空間。


本当に時を忘れて長居してしまう。


彼女と共に、憧れの野田さんと過ごす、西麻布『カノン』での素敵な夜でした。