アラバマ、モビールの人気店、『ザ・ブル』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。
肉料理を頼んだので、赤ワインに切り替える。
折角アメリカに来たのだから、ジンファンデルを選んだ。
カリフォルニア、アレキサンダー・ヴァレーのウェツェル・ファミリー・ヴィンヤードが造る、シン・ジン、ジンファンデル、2011年。
実はこのワイン、元々は販売用に生産されていたものではない。
収穫し残したジンファンデルの完熟ぶどうを集め、家族と友人たちのために造り始めたものなのだ。
”Sin Zin”とは、罪を感じるくらいに美味しいジンファンデルと言う意味なのだろうか。
そう言えば、”7 Zin”という名のジンファンデルもある。
これはキリスト教で言う”七つの大罪”をもじった命名である。
このジンファンデルも本当に美味しく、豊穣のワインと言ったところか。
アメリカン・オークの樽で10か月熟成させてリリースされており、新樽比率は25%。
平たく伸ばしたポークに衣を付けて揚げ、美味いソースが掛かっている。
これはみんなでシェアー。
約340gのリブアイを、レアーで焼いてもらった。
外側はチャコールで強く焼かれているが、中はこのとおり真っ赤。
これが最高に美味いのだ。
ワインとの相性も抜群。
熱々のチョコレート・ケーキは禁断の美味しさ。
アラバマ、モビールの人気ステーキ店、『ザ・ブル』での楽しい夜でした。