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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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サンパウロのポルトガル料理の名店、『ア・ベラ・シントラ』で友人と過ごす楽しい夜の続き。


シャンドンを飲んだ後は、ポルトガルの赤を抜栓。


コンポータ、リゼルヴァ、ドウロ、2008年。


残念ながらポルトガル・ワインに無知な私には、これがどんなぶどうで造られたどんなワインなのか全くわからない。


でもリゼルヴァの2008年なので美味しいと思い、注文したのだ。


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グラスに照明の青色が写ってしまったが、色は濃いガーネット。


甘い果実香を持ち、しっかりとした熟成感を持っている。


さすがリゼルヴァだけのことはある。


いずれ時間が出来たら、このワインについて調べてみたいと思う。



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赤ワインにはパンが良く合う。


このパンにクリームバターを付けて食べると、とても美味いのだ。




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オレンジソースのサラダ。


綺麗で品が良い。


やはりここは高級店のようだ。



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スープは、とても濃いトマト味。


美味しいが、このカップ一杯でお腹がいっぱいになってしまいそうだ。



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メインは、色々な種類の料理が次々と運ばれ、ライスを盛ったひとつの皿に取り分けてくれる。


ポルトガル料理がこんなシステムになっているとは初めて知った。


この数年度々訪れたインドのメイン料理の食べ方と同じである。


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そしてデザート。


食べないと心に誓っていたのだが、食べるかどうかは聞かれず、どれにするかと聞かれたので、思わずこれにすると答えてしまった。


そしてこのマンゴーのムースは、禁断の美味しさ。


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コーヒーのお供に、プチフールが出された。


とても可愛いプチフールに、知らず知らずに手が出てしまう。




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気が付けば、店は満席。


やはり皆さん身なりが良く、上品だ。


まあ、我々も負けてはいない。


サンパウロの友人と過ごす、『ア・ベラ・シントラ』での楽しい夜でした。





 
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サンパウロに住む友人が案内してくれた店は、『ア・ベラ・シントラ』。


有名なポルトガル料理の店である。




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店に着くころには、激しい雨は上がっていた。


車を降りると、すぐにドアが開き、お店の人が迎えてくれる。



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エントランスを入ると、店は奥に長く伸びている。


ブラジルでの夕食にしては早い時間に到着したので、店内はまだ静まり返っている。



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客を迎える準備は既に出来ている。


部屋の真ん中辺りのテーブルには、本日のデザートが飾られている。


美味しそうだが、デザートまで食べると恐らく食べ過ぎになるだろう。


見るだけで済まそうと心に誓う。





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友人はこの店の顔のようだ。


奥の良い席に案内される。


入り口方向を振り返ると、客が次々と到着し始めている。


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友人が料理を選んでいる間にも、アミューズやパンがテーブルに次々と届く。


ポルトガル料理を食べるのは初めてなので、どれも物珍しく、どれも食べたくなる。


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中南米でポルトガル語を使うのはブラジルだけで、あとはスペイン語。


ブラジルに最初に降り立ったポルトガル人の一族は、今も名門とされている。


でも、経済を牛耳るのはドイツ系移民が中心。


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そして日本人は勤勉で信頼感ある民族として、この国で地位を築いている。


特にここサンパウロには日本人が多い。


さて、久し振りに会う友人との乾杯には、ブラジル産のスパークリングを選ぶ。


ブラジルの、シャンドン・ブリュット。


シャンパーニュの名門メゾン、モエ・エ・シャンドンが海外で生産するスパークリングは本格的なシャンパーニュ製法で生産されており、どれも質が高い。


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ブラジル、カリフォルニア、オーストラリア、インドのシャンドンを飲んだが、インド産がぶどうの違いからかちょっと違和感を否めないが、それ以外はシャンパーニュに伍する美味しさだ。


ブラジルのシャンドンを飲むのは久し振りだが、期待通りのきめ細かな泡立ちと、キレの良い辛口となっている。


ブラジルも今夜が最後の夜だと思うと、どんどんグラスが進んでしまう。


今夜は飲み過ぎてしまいそうだ。


サンパウロの友人と過ごすポルトガル料理の名店、『ア・ベラ・シントラ』の素敵な夜の続きは、また明日。









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サンパウロでは、ブラジル到着時に宿泊したのと同じホテル、『シェラトン・サンパウロ』に再びチェックイン。


今回も前回と同じクラブルームを予約していたが、二度目はちょっと良い部屋にアップグレードしてくれた。


この長い廊下を突き当りまで進むと、左側に私の部屋がある。



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ドアを入ると、目の前にはソファー。


窓からは明るい日差しが差し込む。


今回の部屋は広いようだ。



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部屋の左奥には、大きなベッド。


ベッドとソファーの間に、書き物をできる机が置かれている。




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ベッド側から見ると、こんな感じ。


シンプルだが、必要十分な機能を備えた心地よい部屋だ。




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ベッドに横になると、あれ、壁に張り付いたTVが見えない。


TVのスクリーンを手前に引くと、ベッドに向き直った。


同じくソファー側に向けることもできる。


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ドアを入って左側は、バスルーム。


荷物置き場も独立している。


その更に奥に、バスルームがある。



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洗面台と、シャワールーム。


鏡に反対側の壁が写っている。


そこに何やら鳥の絵が見える。



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反対側に向き直ると、バスルームの壁には多くの鳥の絵が描かれている。


まるで日本の銭湯のようで、海外のホテルのバスルームでは珍しい。


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そして嬉しいのは、シャワーだけでなくバスがあることだ。


今回のブラジルの旅で初めてバスに浸かることができる。


早速湯を張り、夜の会食に備えることにする。


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トイレは、ビデ付き。


こちらの高級ホテルの装備品なのだろうが、イパチンガのホテルにあった手動のウォシュレットの方が使いやすい。



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外を見ると、青い水を湛えたプールが見える。


服を着替え、友人との会食場所に行く準備をする。





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ホテルの車に乗り、ダウンタウンの店に向かう。


と、突然のスコール。


あっという間に道は川のようになり、大渋滞が始まる。


待ち合わせ時間に間に合うのか気になるところだが、渋滞を予想し、通常30分の道のりに1時間前に出発したので大丈夫だろう。


さて、今夜はどんな料理に出会えるのか楽しみ。


そのご紹介は、また明日。






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ベロ・オリゾンテの『ホテル・オーロ・ミナス』での朝食。


昨夜は飲み過ぎ食べ過ぎなので、朝食は控えめにする。


そのつもりでパンを皿に取ったが、チョコレートソースを見付け、たっぷりと掛けてしまった。


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でも、ハム、チーズ、ベーコン、玉子料理等は食べないことにする。


代わりに、フルーツをお腹に入れる。




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それと、プレーン・ヨーグルト。


食べ過ぎ飲み過ぎの翌朝には、ヨーグルトは欠かせない。





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飲物は、ブドウジュースとオレンジジュース。


それと、レギュラーコーヒー。


これだけ食べればお腹はいっぱい。


さて、ホテルを出発し、一路サンパウロに向かうことにする。


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空港までは約40分。


サンパウロまでは大手のTAM航空に搭乗する。


出発掲示板を見ると、驚いたことにLCCのAZUL航空の便が過半を占めている。


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チェックインカウンターは1階にあり、出発ロビーは2階にある。


サンパウロの国内線空港でも同じだったが、荷物を持った客は長いスロープを歩いて2階に上るのだ。



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これがTAM航空の飛行機。


日本にも就航していて、ANAと同じスターアライアンスに加盟しているが、同時にJALとも個別に提携している。


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わずか1時間弱のフライトだが、食べ物が出される。


ブラジルの国内線は競争が厳しいので、サービスも良いのだ。




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中身は、こんなサンドイッチ。


とても柔らかいパンで、美味い。


今夜はサンパウロで友人と会食の予定が入っている。


サンパウロのレストランも楽しみだ。


そのご紹介は、また明日。






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ベロ・オリゾンテの地元で人気のお店、『メルセアリア130』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


突然の雨のため、歩道のテーブルから店内に避難。


結局最初に居た狭いテーブルに戻る。


すると、隣のテーブルに居た二人連れがさらに隣の空いたテーブルに移り、「このテーブルをそっちにくっつけて使えば良いよ」、と親切に言ってくれる。


お蔭でようやく落ち着いて食事をすることができる。


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自家製ビール三種類を飲み終えたので、瓶ビールに切り替える。


ここでは珍しいビールを飲むことができるのだそうだ。


カピトン・センラと言う名のビール。


エチケットにはオートバイの絵が描かれている。


ビールの写真を撮っていると、若いフィリップがGoodサインを送ってくれる。



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新たな料理がテーブルに届くが、何だったのか忘れてしまった。


でも、この地方の料理であることは間違いない



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フィリップが上を指さして、「面白いでしょ」と言う。


照明器具を良く見ると、何と電球の傘は鍋。


照明器具の根元にも、鍋が幾つか取り付けられている。


面白いし、見ていて綺麗なデザインだ。




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他の照明も見ると、やはり鍋。


鍋の底に多くの穴が開けられ、そこから柔らかい光が漏れている。


これは素敵だ。


なんだかディズニーの世界に潜り込んだようで、今にも美女と野獣のキャラクターが現れそうな気がする。


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続いて出される料理も、地元料理。


ポテト、豆と一緒に出されたのは、ソーセージ。


美味いが、やはり塩分が強い。


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他のテーブルで珍しいビールを飲んでいるのを見付けた、


店の人に、同じビールを飲みたいと言う。


直ぐに出された。


トレス・ロボス、名前とサボテンの絵から考えると、メキシコのビールなのだろうか。



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エチケットはほとんどボトルを一周するくらい大きい。


裏にボトルを回すと、シールも貼られている。


エチケットの一番下には、メキシコの製品と書かれていた。


やはりメキシコの製品だった。


日本では見たことが無いが、輸入されていないのだろうか。



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もう一度正面を見てみる。


トレス・ロボスの名前の下に、アメリカン・ピルゼンと書かれている。


濃いダークビアかと思ったが、ピルスナーだったようだ。


エチケットのもうひとつの絵は、左側にあった。


ボトルを90度回してみる。



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三匹のカウボーイ・スタイルのオオカミが、ビールを飲んでいるのだ。


そして絵の右上には、三本の爪痕。


これはなかなかインパクトのあるエチケットだ。


でも、このエチケット、製作に随分お金がかかっているのではないかと、他人事ながら心配になる。



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エチケットの裏のシールは何を意味するのだろうか。


良く見ると、チリ・ビア・カップ、2013年、金賞と書かれている。


ビールのコンテストで、金賞を受賞したということだ。


これは美味いピルスナー・ビアに違いない。


グラスに移さず、ボトルのまま飲む。


キレがあり、とても美味い。


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気が付くと、テーブルの半分は既に空いている。


長居したようだ。


店をあとにし、ホテルに戻ることにしよう。


ベロ・オリゾンテの『メルセアリア130』で友人たちと過ごす、楽しい夜でした。








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ベロ・オリゾンテの夜。


こちらに住むブラジル人の友人が、街で人気のカジュアルな店に連れて行ってくれると言う。


住所を頼りに店に向かうが、迷うこと30分余り、やっと店に到着する。


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メルセアリア130、自家製ビールとベロ・オリゾンテの地方料理を楽しむことができるのだそうだ。


でも、店は既に満席。


皆さん楽しそうに飲み食いしている。


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ホテルから近いと言われたが、迷ったので移動に1時間近くかかってしまい、お腹はペコペコ。


食べている人のテーブルを恨めしそうに眺める。


綺麗な女性が多いので、実は店内を眺めるのも楽しいことなのだ。


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奥の部屋の客が食事を終えたとのことで、ようやく店内に入ることができた。


若い友人のフィリップが席を確保し、「ここだよ」と手招きしてくれる。


でも、男4人にはちょっと狭い。


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それにもう一人遅れて参加するのだ。


するとお店の人が、歩道にテーブルをセットするからそこではどうかと嬉しい提案。


ビールを持って、再び店の外に出てテーブル・セッティングを見守る。


お店自家製の、フラワー・エールで乾杯。


酸味があり、軽いタッチの美味いエールだ。


ブラジル人の友人達もどんどんエールを飲み干すが、ここに連れてきてくれたフィリップは車の運転があるからとソフトドリンクしか口にしない。


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「地元の料理だよ」と彼が注文したのは、カッサバ芋のボール揚げ。


熱々の揚げたてボールに、ライムを振り掛けて食べる。



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中には豚肉が詰まっている。


芋とはいっても、甘くないのでいくらでも食べることができる。


ビールにとても良く合うのだ。




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二杯目は、アンバー・エールを注文。


これも美味い。


元々アンバー・エールは好きなのだ。


店とテーブルの間を、通行人が行き来する。


少し落ち着かないが、これも楽しいものだ。







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これも地元の料理なのだそうだ。


豚の塩漬けにしたリブを揚げたもの。


結構固いし、とても塩辛い。


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「この地方の料理は保存食が多く、塩分が強いんだ」とフィリップ。


この地方の人は高血圧なんだろうな、と思いながら、塩分を薄めるために更にビールを飲み進める。


スタウトもコクがあって美味い。


ギネスほど納豆臭が強くは無いが、充分に醸造香が味わえる。


5人目が遅れて参加したと思ったら、突然の雨。


急いでビールと料理を持って店に移動する。


ベロ・オリゾンテの、地元で人気のお店で友人たちと過ごす楽しい夜の続きは、また明日。











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一夜明けたベロ・オリゾンテの朝。


『ホテル・オーロ・ミナス』の朝食レストランは二階にある。




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朝早く、開店と同時に席に着く。


L字に広がるレストランの二辺の交わるところにブッフェスタイルの料理カウンターがある。



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各種のジュース、パンとケーキ、冷たい料理と並び、右側のキッチン前には温かい料理。


キッチンでは注文に応じて卵料理を調理してくれる。



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ブラジルでは欧米と同じく、朝食に生野菜は出されない。


そこでどうしてもチーズやハム、ソーセージで食事を始めることになってしまう。


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パンやデニッシュも豊富。


でも、取り過ぎ注意。


昨夜は美味しいフレンチを食べ過ぎているので、今朝は控えめにしようと思う。


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フルーツの配置も綺麗。


東南アジアのホテルでは見慣れないローカルな果物が並ぶが、ここでは見慣れたものばかり。


ちょっと寂しい気もするが、美味しいものは美味しいので良しとしよう。


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ケーキ類もいろいろある。


う~ん、一つ食べたい。


でも、我慢する。




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最初の皿は、冷たい料理のカウンターから。


いきなり乳製品と肉類を食べるのは、インシュリン・ダイエットに反する行為。


でも生野菜が無いので仕方がない。


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飲物もフレッシュ・フルーツジュースなので、果糖たっぷり。


今朝は二杯に抑えておこう。




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温かい料理も皿に取る。


量を控えようと思ったが、結局充分な量になってしまう。


これ以外にも、オムレツを焼いてくれるように頼んでいるのだ。


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オムレツが届く。


ぱさぱさに焼きすぎだし、量が多い。


いったい卵何個分なのだろう。



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気を取り直してフルーツを食べる。


合わせるのはプレーン・ヨーグルト。


あまり健康的とは言えない朝食だったが、これだけ朝早くから食べることが出来るということは、今朝も元気だということ。


さあ、ベロ・オリゾンテの新しい一日の始まりです。





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ベロ・オリゾンテの人気のフレンチ、『テスト・ヴァン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


ワインを三本飲み食事も終えたが、まだ話は尽きない。


そこでディジェスティフを飲むことにする。


お店に頼み、奥のセラーから出してもらったのは、カルヴァドス・ブラール社のV.S.O.P.。


ブラール社は1825年創業で、現在の当主は創始者の直系5代目。


今も家族経営で良質のカルヴァドスを造り続ける、カルヴァドスのトップ・ブランドのひとつなのだ。



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カルヴァドスはリンゴで造られた蒸留酒。


私も好きで、食後酒としてはコニャックやアルマニャックよりも飲む機会が多い。


とても綺麗な琥珀色。


そして魅惑的な甘い香り。


口に含むと、引き締まった熟成感。


元々は食後酒ではない。


ノルマンディー地方ではメインに肉料理を二皿食べる習慣があり、その合間に消化剤として飲まれていたもの。


この習慣は、日本では”口直しのグラニテ”としてメイン料理二皿の合間に活かされている。


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良く食べ良く飲んだので、お店の方が特別にセラーに案内してくれた。


こちらに住む友人はこのお店に良く来ているが、こんな配慮をしてもらうのは初めてとのこと。


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多くのワインが無造作に置かれている。


これで何が何処にあるのかわかるのだろうか、と思ってしまう。


置かれたワインの銘柄を見て驚いた。



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どれも素晴らしい銘醸ワインなのだ。


セラー内は薄暗いので、写真を上手く撮ることができない。


何枚か撮影したが、何とかエチケットが読めるのがこの一枚。


1995年のシャトー・ラトゥールのマグナム・ボトル。


こんなワインがごろごろあるのだ。



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店を出ると、小雨が降っている。


隣のお店は、スタイリッシュ。


ここも美味しいのだろう。



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前方で明るく輝いているのは、有名なステーキ・ハウスだそうだ。


歩道にもテーブルが並べられ、多くの人が食事を楽しんでいる。



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迎えの車の運転手が傘を開いて車まで誘導してくれる。


今夜も美味しかった。


こんな素敵なフレンチに案内してくれた友人に、感謝。


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ホテルに戻り、窓から外を眺める。


もう夜も遅く、道路を行き交う車もまばら。


ベロ・オリゾンテの美味しく楽しかった夜は、静かに更けていきました。






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ベロ・オリゾンテの人気フレンチ、『テスト・ヴァン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


イタリアのプロセッコ、ニュージーランドのピノ・ノワールを飲んだのあとは、少し強いイタリアの赤を選択。


ティベリーニ、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ、2008年。


ブルネッロ・ディ・モンタルチーノやキャンティと並んで、トスカーナを代表する強い赤ワインである。


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ぶどうはいずれもサンジョヴェーゼだが、サンジョヴェーゼは変異しやすく、色々な亜種がある。


ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのぶどうはブルネッロ、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノのぶどうはプルニョーロ・ジェンティーレと呼ばれている。


因みにサンジョヴェーゼとはジュピターの血という意味で、それほど濃いということを表現している。


ブルネッロに較べてヴィーノ・ノビレは価格が高騰していないので、良心的な価格で強い赤を飲みたい時には便利なワインである。


ところで、ヴィーノ・ノビレとは高貴なワインと言う意味。


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ヴィーノ・ノビレと共に味わう料理は、フォアグラ。


健康のためには控えた方が良い食材だが、禁断の美味しさ。


今夜は自分を甘やかすことにしよう。


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メイン料理は、小鳩。


想像したものと違い、小さなもも肉がいっぱい出てきて驚いたが、美味い。


鳩は好きな食材で、赤ワインとも良く合う。


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友人が頼んだのは、鴨のコンフィ。


伝統的にオレンジのソースを使っているが、色彩が鮮やか。


パリパリの皮も美味しそうだ。


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食後はコーヒー。


ブラジルの粉入り煮出しコーヒーではなく、ヨーロッパ・タイプのロースト強めのレギュラー・コーヒー。


これで今夜の食事を締めくくろうかとも思ったが、もう少し『テスト・ヴァン』の夜を楽しむこととする。


友人たちと過ごす素敵な夜の続きは、また明日。






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ブラジル、ミナス・ジェライス州の州都、ベロ・オリゾンテの人気No.1のフレンチ、『テスト・ヴァン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


イタリアのプロセッコに続き、ニュージーランドのピノ・ノワールを抜栓する。


トリニティ・ヒル、ピノ・ノワール、ホークス・ベイ、2012年。


ホークス・ベイは北島の東側にあるワインの産地。


南島のマールボロと並んでニュージーランドを代表する銘醸地である。


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トリニティ・ヒルの三人の創設メンバーの一人が、天才醸造家、ジョン・ハンコック。


エチケットにはジョンのサインが誇らしげに入っている。


ブルゴーニュ以外でピノを選ぶとすれば、迷うことなくニュージーを選ぶ。


このピノも期待に違わず、しっかりとしたストラクチャーと果実味、タンニンを持っている。

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たっぷりのサラダを食べる。


このサラダ、銀座にある大好きなお店、『ジャッジョーロ』のものに似ている。


柔らかな若い野菜が美味い。


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牛のカルパッチョ。


上に載ったチーズの量が半端ではない。


ワインにも良く合う。



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『テスト・ヴァン』の名物料理、スフレが届く。


二種類が届いたが、ホウレン草のスフレとチーズスフレのようだ。


お店の人が私たちの皿に盛りつけてくれるが、何とも豪快と言うか、いい加減と言うか・・・。


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テーブルにもいっぱい落とし、皿の周辺にもべったりと付いてしまったが、食べるととても美味い。


名物料理と言うだけのことはある。


ベロ・オリゾンテの人気フレンチ、『テスト・ヴァン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続きは、また明日。