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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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ベロ・オリゾンテの夜。


こちらに住む友人たちと、素敵なお店で会食。


そのレストランは、ベロ・オリゾンテで最も人気のフレンチ、『テスト・ヴァン』。


私にとっては、初めての店である。


店は、素敵なレストランが立ち並ぶ、友人曰く”ベロの青山通り”に面している。


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店の前には、通りを歩く人にわかりやすいように、店の看板が下げられている。


この看板を見るだけで、今夜への料理とワインへの期待が高まる。





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店の前のパティオにもテーブルが置かれ、夜風を感じながら食事をすることができる。


何時も満席の店だが、今回は早く予約を取ったので室内にテーブルを確保することができた。


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店に入ろうとして外を見ると、歩道の端に建つポールにも店の看板が出ている。


看板の上に並んでいる料理を運ぶシェフたちの人形が可愛い。



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テーブルに着くと、アミューズが次々と届く。


どれも美味しそうだ。


メニューの検討を中断し、アミューズに手を伸ばしてしまう。


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ワイン・メニューがとても分厚いので、選択に時間がかかりそうだ。


そこで最初の泡だけは急いで選ぶ。


イタリアのプロセッコ、フォス・マライ・ブリュット。


フォス・マライはワイナリーの名前であり、またワイナリーのある場所の渓谷の名前でもある。


ぶどうはプロセッコ。



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スタイリッシュなボトルにキレのある辛口。


細かく強い泡立ちを持ち、スターターとして最高のスパークリングである。


友人たちは私がどんなワインを選択するか興味津々。


実はフレンチなのでフランスのワインを選ぼうと思っていたのだが、あまりに価格が高く、断念したのだ。


そこでスパークリングはイタリアにし、他のワインもフランス以外を選ぶことにした。


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アミューズを皿に取り、プロセッコに合わせる。


トマトもチーズもテリーヌも美味い。


ベロ・オリゾンテで人気No.1のフレンチ、『テスト・ヴァン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続きは、また明日。






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今日のお昼ご飯は、滞在しているホテル、『サンディエゴ・スイート・イパチンガ』で食べることにする。


ビュッフェ・スタイルのレストランは、街でも人気のランチなのだ。


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数多くの食材から、野菜中心に選んで皿に盛る。


ブラジルでは朝食に野菜が出ないので、昼にたっぷりと摂取する必要があるのだ。


でも何時もは移動中に空港で手早く食べたりしているので、なかなか理想通りにはいかない。


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食事を終えると、イパチンガ空港に向かう。


来るときに乗ってきたのと同じターボプロップの双発旅客機、ATR42。



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フランスのアエロスパシアルとイタリアのアエリタリアが1980年台前半に共同開発した機種である。


ターボプロップの音が少しうるさいが、機内は綺麗で割と快適。


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ブルーを基調としたアズール航空の色使いは美しい。


まるで、どこまでも青いブラジルの空の色を写したようだ。



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ベロ・オリゾンテに到着した。


迎えの車に乗り、空港から街に向かう。


ここは山間部で高低差は大きいが、それでも道路の先には遮るものが何も無く、青い空まで一直線に伸びている。


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『ホテル・オーロ・ミナス』にチェックイン。


ロビーの上は吹き抜けになっていて、その四辺に部屋が並ぶ。



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私の部屋がある階の廊下からロビーを見下ろすと、脚がすくんでしまう。


エレベーターはガラス張りになっていて、下る時にはロビーが急速に近づいてくるのが見える。


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部屋は明るく小ざっぱりとしている。


ただ、マットレスが異様に厚く、ベッドが高い。


夜中に寝ぼけて落ちると大変だ。


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部屋のインテリアはシンプルだが充分な機能を持っている。


WiFiも利用に問題無い。





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ドア方向を見ると、廊下は少し狭い。


右がシャワールーム、左がクローゼット。


収納スペースは充分。





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シャワールームもシンプル。


良い点は、シャワールームにも電話機があること。


シャワー中に電話がかかってくることもあり、シャワールーム内に電話機が無いと裸で部屋に飛び出さないといけなくなるのだ。


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ホテルがある場所は、ベロ・オリゾンテのダウンタウンと空港の間。


移動には便利だが、ダウンタウンに食事に行くにはちょっと時間が掛かる。


さて、今夜はこちらの友人とフレンチに行くことにしている。


そのご紹介は、また明日。








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『サンディエゴ・スイート』の部屋から眺める、朝焼けのイパチンガの街。


時差のせいでどうしても明け方前に起きてしまう。




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このホテルの朝食レストランは、朝6時に開く。


6時と同時にレストランに入ったが、既に何人もの人が食事をしている。


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ほとんどが欧米系の人だが、皆さんも時差のせいで朝が早いのだろうか。


あまり食欲は無いが、ジュースやフルーツの鮮やかな色を見るとつい手が出てしまう。



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こんな盛り付けで出されると、食べない訳にはいかないのだ。


本当はサラダを最初に食べたいのだが、ブラジルでは欧米同様朝食に生野菜は出されない。


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そこで、チーズやハムの冷たい食べ物と、焼いたパスタや卵の温かい食べ物から始めることにする。


量を控えめにするのが、長旅で疲れた胃には優しい配慮。



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パンも小さめの物を選ぶ。


甘いデニッシュも少し皿に取る。


これで朝食は充分。





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飲物は、ココナッツジュースとイチゴスムージー。


そしてレギュラー・コーヒー。


朝は、ブラジルのコーヒーは遠慮することにする。




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お腹はいっぱいなのだが、フルーツも少しは食べておこう。


いっぱい活動する時は、糖分も必用なのだ。


飲物には、オレンジジュースも追加。


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ハーブティーを見付けた。


それも大好きなハイビスカス。


まだ朝早いので、もう少しレストランでゆっくりしていくことにしよう。


今日も楽しい、ホテルでの朝食でした。





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ミナス・ジェライス州、イパチンガの『ドナ・ドーラ・ピッツェリア』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


テレゾポリスのビール、アルゼンチンの赤ワイン、カベルネ・ソーヴィニヨンを飲んだあとは、同じ銘柄のメルローに切り替え。


ラ・チャミーザ、フォロ・プロフェッショナル、メルロー、リゼルヴ、メンドーサ、2013年。


先に飲んだカベルネ・ソーヴィニヨンとぶどう以外は全く同じワインである。


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部屋の照明が薄暗いので、写真も写りが悪い。


でも、とても濃いことはわかると思う。


これもコストパフォーマンスが良い、アルゼンチン・ワインである。


結局、カベルネ二本、メルロー二本を飲んでしまった。






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ピッツァが焼きあがったようだ。


何を注文したのか知らないが、これは溶けたチーズがたっぷり乗っていて美味い。


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このピッツァは、トマトソースを掛けて食べるのだそうだ。


確かにソースが良く合って美味い。




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パスタも届く。


大きな皿に山盛りのパスタ。


なかなか豪快で楽しい。


これはスパゲッティ・ミートソース。


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そしてフェトチーネ・ポモドールソース。


酸味のあるフレッシュ・トマトソースがとても良くできている。


フランスもスペインもパスタが不味いが、ブラジルのパスタは出来が良いようだ。


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食後のデザートには驚いた。


友人が絶対に食べるべきだと言うので、お奨めを頼んだが、その大きさにはびっくり。


でも美味しくて、完食。


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ブラジル・コーヒーを頼むと、こんな耐熱グラスで出された。


田舎のピッツェリアだからこそ、色々と工夫を凝らしているのかもしれない。


全く期待していなかった田舎町で出会った美味しいイタリアンに感激の夜でした。









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イパンチンガに住む友人が、夕食に連れて行ってくれるとのこと。


運転手付きの車に乗り、店に向かう。


ホテル周辺の街を出て、真っ暗な道をどんどん走る。


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どこに行くのだろうと、ちょっと不安になる。


広い道路を外れ、家が立ち並ぶが人っ子一人居ない細い道をくねくねと進む。


と、突然レストランらしい店の前に出て停車した。


『ドナ・ドーラ ピッツェリア』、ドーラ夫人のピッツェリアという名前の店だ。


道から階段を下るが、階段の周辺には薪がいっぱい積まれている。


ということは、ピッツァを焼く薪窯があるということだ。


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地下に下りると、目の前に大きな窯が現れた。


その前ではピッツァ職人が汗を拭きながら仕事をしている。


これは美味そうだ。


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早速、冷えたビールで乾杯。


テレゾポリス・ゴールド。


ブラジルのビールである。


これがコクがあってなかなか美味い。




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ビールのお供に、カナッペが出される。


トマトやチーズが乗せられ、ピッツァ・トーストと言う感じ。


これがビールに合うのだ。


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ビールのあとは、赤ワイン。


アルゼンチンのラ・チャミーザ、フォロ・プロフェショナル、カベルネ・ソーヴィニヨン、リゼルヴ、メンドーサ、2013年。


日本では飲んだことのないワイン。


ブラジルでは、ブラジルのワインを飲むことはほとんど無い。


友人にブラジルのワインを飲みたいと言っても、アルゼンチンやチリの方が安くて美味しいよ、と言って取り合ってくれないのだ。


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このアルゼンチンのワインも高いワインではないが、とてもバランスが良く美味い。


色合いは濃いガーネット。


果実味もあり、リゼルヴだけあって熟成感が強い。


確かにこんなアルゼンチンやチリのワインを気軽に飲むことができるのなら、ブラジルの高くてさほど美味しくもないワインを飲む必要は無いのだろう。


友人たちと過ごすイパチンガの『ドナ・ドーラ・ピッツェリア』での楽しい夜の続きは、また明日。






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ミナス・ジェライス州のイパチンガに到着した。


迎えの車に乗り、ホテルに向かう。


今夜のホテルは、『サンディエゴ・スイート・イパチンガ』。


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サンパウロに較べてここは北にあり標高も低い、。


南半球で北は暑いことを意味する。


ホテルの前庭もサンパウロに較べればちょっと南国的。


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ホテルの中にも陽光を取り入れる工夫がされており、椰子系の植物が植えられている。


でも、ちょっと水遣り不足な感じ。



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上に目をやると、ガラスのドームになっている。


このガラスの奥にはエレベーター・ホールがあり、スケルトン・エレベーターが客を部屋に運んでいる。


田舎にしてはなかなか綺麗なホテルだ。








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部屋は広くは無いが、こざっぱりとしている。


室温は極めて高い。


エアコンはどこだ、コントローラーはどこだと急いで探す。


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全館集中冷暖房と言う訳にはいかず、部屋ごとに設置されているエアコンのスイッチを入れなければ冷えないのだ。


このソファーの向かい側にエアコンを見付け、コントローラーの使い方もわかり、やっと冷たい風を受けることができた。


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ソファーで涼みながら入り口方向を見ると、そこにはシンクと簡単な調理台がある。


手前のテーブルは、いわゆる食卓。


そうか、ここは長期滞在もできるようになっているのか。


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ベッドの前の鏡のドアを開けると、シャワールームになっている。


もちろんバスは無い。




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シャワールームの横には、小さなベランダがあり、ベッド横から外に出られるようになっている。


陽光が窓から降り注ぎ、とても暑い。


窓から見える緑もとても濃い。








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トイレで面白いものを見付けた。


便座の横にあるのは、お尻シャワー。


インドで使い慣れているので、これは嬉しい設備。


サンパウロのビデよりも使いやすいかもしれない。


ブラジル、ミナス・ジェライス州のイパチンガのホテルのご紹介でした。







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今日は朝の便で北の州に飛ぶことにしている。


クラブ・ラウンジでも食事はできるが、ロビー・フロアーの朝食レストランで朝御飯をとることにする。




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ブラジルでは欧米と同じく、朝御飯に生野菜は出ない。


サラダが無いとどうも食欲が湧かないので、チーズ、ポテト、カリカリベーコンとスクランブルド・エッグを少量皿に取る。


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パンは美味しそうなので、四つも皿にとってしまう。


内二個は、普通は食べないスイート・デニッシュ。


禁断の美味しさ。


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ジュースは、オレンジとトマト。


朝のフレッシュ・ジュースは美味しい。




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食後には、プレーン・ヨーグルトとバナナ。


バナナをヨーグルトにどぶ漬けにして食べる。


綺麗な食べ方ではないが、とても美味い。



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食後はコーヒー。


朝の食後のコーヒーは美味い。


でも、一日に飲むコーヒーはこの一杯だけにしている。


さて、そろそろチェックアウトし、国内線空港に向かうことにしよう。


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ホテルの車に乗って国内線空港までは、わずか15分。


ブラジルの国土は広い。


どこに行くにも飛行機移動となるので、サンパウロの国内線ターミナルからは数多くの便がひっきりなしに飛び立っていく。


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待つ間に喉が渇いたので、ゲートレイドを購入。


ブラジルは物価が高い。


ブラジルでは国内産業を守るために、輸入品の関税をとても高く設定している。


その結果、国内製品の物価も高くなり、工業製品の輸出競争力を阻害している。


しかしながら鉄鉱石等の輸出できる資源を持っているので、国としては何とか成り立っている。


と、前置きが長くなったが、言いたかったことはこのゲートレイド、日本円で500円近くもするのだ!


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サンパウロからミナス・ジェライス州のベロ・オリゾンテまではタム航空で飛ぶ。


国際路線を持つ、ブラジルの大手航空会社で、記号はJJ。



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そしてベロ・オリゾンテで乗り換え、イパチンガに向かう。


乗り換える便は、アズール航空。


新しいLCC(格安航空会社)で、記号はAD。


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ターミナルからバスで移動。


列をなす飛行機をどんどん通り過ぎ、一番隅っこに駐機していたプロペラ機の前でバスは停まった。


え、これに乗るの!?


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機体は42人乗りのターボプロップ機、ATR42。


でも、機体も機内もとても綺麗。


LCCと言っても、サービスはなかなか良い。


では、イパチンガのお話しはまた明日。






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サンパウロの『フォゴ・デ・ショーン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


新しい肉がどんどんテーブルに届く。


卓上のカードを赤に裏返そうとすると、友人が「まだ早い、美味しい肉を頼んだから」と言う。


そして彼はまた店の肉の説明書に目を戻し、英語での説明に専念してくれる。



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やはり肉はレアーかミディアムレアーが美味い。


それにしても、もう何切れ食べたことだろう。


だんだんお腹が文句を言い始める。


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と、ラムが届く。


肉が変われば不思議なことにまた食べることが出来る。


ラムにはミントソースが良く合う。


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皿に乗っているのがどの部位の肉なのかもう全くわからない。


とにかく次の肉が届くまでに場所を開けることに全力を傾注する。



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肉を食べるためには、飲物も必用。


カイピリーニャを更にお代わりしてしまう。


カシャッサとライムジュースと砂糖でできたカクテルは飲み口が良く、そしてアルコール度数が高いので消化剤の役目も果たしてくれる。






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入り口で焼いていたリブ・ラックが届く。


これは美味い。


お腹はいっぱいなのだが食べてしまう。



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皿に残った肉は何なのだろう。


でも、もう限界。


カードを裏返すと、やっと肉の皿を下げてくれた。




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と、友人が「デザートは何にする?」と聞いてくる。


「もう食べられない」と答えると、「肉を食べた後は甘いものを食べなきゃ」と言われ、意志の弱い私は「それじゃ、お奨めを頼んで」と答えてしまう。


洋ナシの砂糖煮込みとアイスクリーム。


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確かに肉をたっぷりと食べた後のデザートは美味い。


なんだかんだと言いながら、完食。


ブラジルコーヒーをぐっと呷って今夜の食事を締めくくる。




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支配人が「ワイン・セラーに興味があれば案内しますよ」と言ってくれる。


今夜はワインを飲まなかったが、見せてもらうことにする。



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エチケットが光って見えないが、シャトー・マルゴー、シャトー・ムートン・ロートシルト等のボルドーの五大銘醸や、シャトー・ペトリュスが揃っている。


南米産ではチリのアルマヴィーヴァが見える。


コンチャイトロとラフィット・ロートシルトのジョイント・ワインだ。


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いっぱいになったお腹を抱え、店を後にする。


木製のドアが閉まった途端、お腹が一層張った気がする。


サンパウロ最初の夜、友人たちと楽しんだシュラスコの美味しい夜でした。






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ブラジル人の友人とのサンパウロでの会食の続き。

 

お店は大好きな、『フォゴ・デ・ショーン』。

 

シュラスコのお店である。

 


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まずは、サラダバーで料理をとる。

 

サラダバーと言っても、ローストビーフ、プロシュートやチーズも豊富。

 

好きなものを取っていると、これだけでお腹がいっぱいになってしまう。


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生野菜に加え、焼いたカボチャやズッキーニ、ナスも皿に取る。

 

豆料理も少し食べておきたい。

 

 

 

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フライになった野菜やフルーツも美味そうだ。

 

とにかく食材が豊富。

 

どれもこれも取りたくなるほど綺麗に陳列されている。

 

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昨年もバルセロナで思ったが、ラテン系の皆さんは野菜や果物の飾り付けが上手いようだ。

 

色遣いが綺麗で、食欲を掻きたる。

 


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結局皿に取ったのは、わずかこれだけ。

 

手前にある白い塊は、椰子の芽、パルミット。

 

これも好物。

 


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テーブルに新しい皿が届く。

 

焼きバナナ。

 

美味そう、食べたい、でも肉が入らなくなる。

 

結局一口だけ味わう。


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飲物は、カイピリーニャ。

 

カシャッサとライムジュースと砂糖を混ぜ合わせたブラジルのカクテル。

 

ブラジルを訪問したことがある人なら、誰でも飲んだことがある飲物だ。

 

アルコール度数が高いが甘みと酸味があるので、どんどん進んでしまう危険な飲物でもある。

 


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さて、そろそろ肉の時間。

 

机の上のカードをグリーンにすると、どんどん肉が届く。

 

ひとつひとつどの部位の肉か説明があるが、ポルトガル語なのでわからない。

 

友人が真剣な眼差しで店の解説書を見ながら、英語で説明してくれる。

 

それにしても彼のこんなに真剣な顔は見たことが無い。

 


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出来るだけ赤い部分を切り取ってもらう。

 

これはピッカーニャ、イチボ。

 

一緒に皿に乗っているのは、鶏のハツ。

 


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このソーセージもピリ辛で美味い。

 

肉の時間は始まったばかりだが、直ぐにお腹がいっぱいになってしまいそうだ。

 

入り口に置いてあったリブ・ラックを早目に頼んだ方がよさそうだ。

 

サンパウロのシュラスコのお店、『フォゴ・デ・ショーン』での楽しい夜はまだ続きます。

 

 


 


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ブラジル人の友人と「シェラトン・サンパウロ」で合流したあとは、夕食に出かける。

 

私の希望で、大好きなシュラスコのお店に連れて行ってもらう。

 

サンパウロの『フォゴ・デ・ショーン』に来るのは初めて。

 

ブラジルにも多くの店舗を持つチェーン店だが、米国にはもっと多くの店がある。

 

米国では、ヒューストン店、シカゴ店に行ったことがある。

 

フォゴとはファイアー、ショーンとは床のことで、いわば”火床”といった意味。


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店の入り口の横には、まさに名前の通り火床があり、そこでリブ・ラックが回転しながら焼かれている。

 

展示のための偽物だろうと思ったが、何と本物の肉で、頼めばテーブルに持ってきてくれるとのこと。


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このお店のチェーンで最も好きなのは、豪華なサラダバー。

 

大きな店の真ん中に、美しく生花が飾られたサラダバーがあり、肉を食べる前に豊富な種類の野菜を好きなだけ食べることができるのだ。


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ブラジルでの夕食時間は遅い。

 

日本人にとっては遅すぎるので、友人に頼んで早目の時間に連れてきてもらった。

 

だから、店はまだ空いている。


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店内には大きなワイン・セラーがある。

 

選ぼうかと思ってちょっと覗いてみたが、目に付いたのは1本10万円では飲めないようなワインばかり。

 

驚いてセラーを離れ、テーブルに向かう。


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テーブルに着くと、幾つかの皿が届けられる。

 

とうもろこしのパンケーキは美味いが、調子に乗って食べているとお腹に堪えるので、肉が入らなくなってしまう。


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このチーズのパン、ポンデケージョは好物。

 

中がスカスカなので、簡単に一つ食べることができる。

 

でも、二個目は我慢。

 

 


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飲物は、ブラジルの代表的なスピリッツ、カシャッサ(またの名はピンガ)を注文。

 

お店のブランドのカシャッサが、冷凍庫から出された状態で届く。

 

カシャッサは、サトウキビから造られている。

 

原料だけを見ると、ラムと同じ。

 

しかし酵母、製法や熟成樽の違いから、ラムとカシャッサは異なるスピリッツとされている。


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このカシャッサを使って、目の前でカイピリーニャを造ってもらう。

 

ライムジュースと砂糖とクラッシュド・アイスに、カシャッサを入れるのだ。

 

このカクテルに初めて出会ったのはもう随分昔の話。

 

それ以来、好きなカクテルのひとつとなっている。

 

さて、美味い食事のご紹介は、また明日。