ワインは素敵な恋の道しるべ -410ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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サンパウロに早朝に到着した日の午後。


午前中に仮眠を取り、少し元気になったので、『シェラトン・サンパウロ』の中を散策。


ロビーの正面にあるこの銃の飾りが気になっていた。


ビル・クリントン大統領がブラジルを訪れた際の記念で、武器廃絶を訴えているのだそうだ。


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夕方の友人との待ち合わせまで時間があるので、クラブ・ラウンジでのんびりすることにする。


このホテルには、15階のクラブ・ラウンジと、4階のデザイン・ラウンジの二つがある。


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この時間にオープンしているのはデザイン・ラウンジで、フロントで特別なキーをもらって入室する。


デザイン・ラウンジというだけあって、とても色彩が豊かで美しい。


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最初の写真は、奥からバー・カウンター方向を観たもの。


次の写真は、バー・カウンターから奥方向を撮影したもの。




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これがバーカウンター。


今夜はブラジル人の友人と会食なので今は飲むつもりは無いが、何が飲めるのかチェックしておこう。



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結構色々なスピリッツやワインが置かれている。


ビールも美味しそうだ。


普通のクラブ・ラウンジでのアルコール類のフリードリンクは、18時~20時に制限されているが、ここは何時でも良いようだ。


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ネスプレッソのマシンも置かれている。


時間があれば、色々な味を飲み比べてみたいものだ。



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アルコールを飲むつもりは無いと言ったが、ボヘミアがあったので、思わず抜栓してしまう。


すっきりとした美味いラガーで、料理との相性も良い。


もうちょっとラウンジで休んだら、友人との会食に出かける準備をしよう。


サンパウロの宿泊ホテル、『シェラトン・サンパウロ』のラウンジでの、のんびりしたひと時でした。







フランクフルトからサンパウロには早朝に到着する。


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機内で朝御飯はとっているのだが、サンパウロ到着の1時間以上前に食べているので小腹が空いてきた。


徹夜で飛んできたので仮眠をとりたいが、その前に軽く食べることにする。



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『シェラトン・サンパウロ』の朝食レストランはロビー・フロアにある。


クラブ・ラウンジで食べても良いが、初めて泊まるホテルを観察するために朝食レストランで食べることにする。


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レストランの向かい側は、ショッピングセンター。


でもホテルからは直接行き来が出来ないようになっている。


安全上の配慮なのだろう。



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ブラジルでも朝食にサラダは出されない。


そこで、コールド・プレートで済ませることにする。


好きなチーズが色々あるのは嬉しいが、朝からチーズの食べ過ぎは健康に良くないと注意されているので、少量で我慢する。


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クロワッサンを二つ皿に取り席に戻りかけたが、悪魔のささやきに負けて甘いデニッシュも一つ付け足す。


朝のデニッシュは美味しいのだ。



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パパイヤジュースとコーヒー。


食後直ぐに寝る予定なので、食べ過ぎず飲み過ぎないことが大切。




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フルーツも朝の必須アイテム。


パイナップル、ウォーターメロン、パパイヤ。


量は抑えた。



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フルーツポンチにはキウイも入っていたので、こちらもカップに取り、プレーン・ヨーグルトに合わせる。


フルーツに甘みが少し付いているので、美味いはずだ。


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フルーツの上にヨーグルトをたっぷりかける。


それにしても、この器の色は綺麗だ。


ブラジルに来てまず感じたことは、色使いの美しさだ。


さて、長旅の疲れと睡眠不足解消のため、朝食後はお昼まで仮眠を取ることにします。







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ようやく早朝にサンパウロに到着した。


時差は12時間なので日本は夕方。


家を出て30時間余り、やはり地球の反対側は遠い。


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久し振りのサンパウロだが、以前来た時とはターミナルが違うようだ。


入国審査を済ませると、そこは広大なデューティー・フリー・ショップ・ゾーン。


ショップを見て歩いていると、どこが出口かわからなくなってしまった。


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ホテルの迎えの車に乗り、今朝の宿に向かう。


早朝の到着なのでホテルですぐに休めるように、部屋は前夜から予約してあるのだ。


道路の左右にある壁には、一面に絵が描かれている。


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どの絵も独創的で美しいが、これは落書き防止の為なのだろう。


ホテルに到着。


サンパウロの宿は、『シェラトン』。


国際線空港からは街の反対側にあるが、国内線空港には近くて便利なのだ。


それにダウンタウンは治安が悪いが、この周辺はビジネス・エリアであり、治安が良いのでここを選んだ。


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エントランスは表の道路からは一段低くなっている。


正面がホテルで、左側のウイングはショッピングセンターとなっている。




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周辺には新しいビルが立ち並び、比較的新しく開発された地域であることがわかる。


ホテルの運転手に朝のウォーキングに安全な道を訊いておいたので、下調べをしておく。


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ホテルの窓からは、並びのオフィスビルやコンドーミニアムが見える。


右のコンドには、地上4階辺りにプールがある。




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部屋の造りが面白い。


ドアを入ると、部屋は右にL字に曲がっている。


そしてその奥にベッドがある。



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ベッド側から見ると、部屋はこんな造りになっている。


TVは壁に取り付けられており、ベッド側にも机側にも向けることが出来る。




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バス・ルームはドアの右側にある。


造りはちょっと古臭いが、とても綺麗に維持されている。




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ブラジルでは通常バスタブは無く、シャワーが一般的。


この部屋もクラブ・フロアーで広いが、バスタブは無かった。




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トイレにはビデが併設されている。


欧州以外のホテルでビデを見るのは久し振り。


では、カーテンを閉めて少し休むことにします。






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羽田空港を飛び立って11時間余り、やっとフランクフルト空港に到着した。


到着はBターミナル。


乗り継ぎ便の出発は、向かい側に見えるCターミナル。


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フランクフルト空港は複雑でわかりにくいと皆さんは言われるが、私はもう60回は来ているので迷うことは無い。


ターミナルはAからEまで分かれていているのでターミナル間を結ぶトラムが走っているが、BからCは歩いた方が早い。


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ルフトハンザ航空機への乗り継ぎ時間が4時間ほどあるので、ラウンジで休憩することにする。


セネター・ラウンジは、いわばファーストクラスラウンジで、ANAで言えばスイートラウンジに相当する。


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ちょうどこの時間はあまりフライトが無いようで、ラウンジ内はとても空いている。


薄暗い休憩室で仮眠を取っても良いが、搭乗まで3時間あまりの時間は中途半端で乗り過ごす恐れがある。


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まずは料理と飲物のチェック。


温かい料理、冷たい料理が揃っていて、美味しそう。


機内で食べてきているが、また食べたくなる。


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日本時間では深夜なので、こんな時間に食べると太ってしまう。


ここで少し食べて、機内では寝ていくことにしよう。



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フランクフルトに来たら、まずはビール。


ベックスとフランツィスカナー・ヴァイスビアの二種類の生ビールを飲むことができる。


折角ドイツに来たのだから、ヴァイスビアを選ぶ。


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シュパーテン・フランツィスカナー醸造所の製品。


ヴァイスビアは、上面醗酵ビール(エール)の一種である。


原料は小麦(ヴァイツェン)。


泡立ちが良く、すっきりとした味わいのビールである。




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ビールのお供は、サラダ。


新鮮な野菜が美味い。






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ビールの後は、泡。


何故かプロセッコが置いてあったので、試してみることにする。


日本では見ない銘柄。


飲んでみると、辛口の素敵なプロセッコ。


プロセッコは、イタリア、ヴェネト州で生産されるスプマンテで、使用するぶどうはプロセッコ。


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ドイツに来ると、ハム、ソーセージが美味しく見える。


ハム、ソーセージ、サラミ、チーズを小量皿に取り、ワインに合わせる。



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ここで、ヴァン・ムスーに切り替える。


ヴァン・ムスーは、フランスの泡のこと。


ブーヴ・ロゼ・エクスレンス。


メトード・トラデッショナルと書かれているので、シャンパーニュ製法で造られた本格的なスパークリングということだ。


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飲んでいる内に小腹が空いてきた。


ちょっとお腹に入れることにする。


選んだのは、トルティーヤ。


何故ドイツでメキシコのトルティーヤ、とも思ったが、美味しそうだったので思わず手が出たのだ。


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そしてミネストローネ。


これも良く考えると、イタリアのスープだ。


イタリアとフランスのワインを飲み、メキシコとイタリアの料理を食べたことになる。


でも、ドイツのビールも飲み、ドイツのハム・ソーセージを食べたので良しとしよう。


では、今度はルフトハンザ便に搭乗です。





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今日は、羽田空港国際線ターミナルのANAスイート・ラウンジでのんびりと搭乗までの時間を過ごす。


スイート・ラウンジのシャンパーニュは、ピペ・エドシック。


何度もご紹介しているので詳しくは書かないが、マリリン・モンローが愛したシャンパーニュであり、カンヌ国際映画祭の公式シャンパーニュとしても有名。


何度飲んでも美味しいシャンパーニュである。


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何時もの通り、まずはサラダ中心に食べる。


四種類の料理を盛り合せ、この一皿で10数種類の食材を取ることができるのだ。


毎日30種類以上の食材を取るようにしているが、この一皿で目標の半分を達成できることになる。


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二皿目は、和食。


鯛のカルパッチョとはたはたの干乾し。


鯛のカルパッチョには、豆腐、筍、二十日大根が添えられている。



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シャンパーニュをたっぷりと飲んだ後は、ロワールのサンセール。


ジョセフ・メロのサンセール、ラ・シャトレニー、2013年。


柑橘系の香りに自然な果実味、そして爽やかな酸。


バランスの良いソーヴィニヨン・ブランである。



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お供は、フルムダンベールとミモレット。


大好きな二種類のチーズに、ワインがどんどん進む。




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そろそろ締めくくりの食事の時間。


豆乳担担麺。


観るだけで辛そうだが、食べると旨味が詰まっていて美味い。


でも、ホット!


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辛さで痛くなった舌を冷えた白ワインで冷やす。


カリフォルニアのキャロウェイ、セラー・セレクション、シャルドネ、2012年。


1968年に、ゴルフクラブで有名なイーリー・キャロウェイが創設したワイナリーの製品。


林檎や桃の豊かな果実香を持ち、ボディは重厚。


まさにカリフォルニアの良質なシャルドネである。


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担担麺でお腹はいっぱいになったが、ちょっとご飯物も食べたくなる。


海苔巻と稲荷寿司。


搭乗前にこんなに食べて良いものかと自らに問い掛ける。


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珍しくロゼも置かれていたので、味見をする。


クラレンドル、ロゼ、2012年。


シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンを擁するドメーヌ・クラレンス・ディロンが造る、ロゼ・ワインである。


豊かな果実味と、高貴な甘みが上手く調和している。


ぶどうは、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン。


さて、そろそろ搭乗です。


では、行ってきます。








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今夜は何を飲もうかと、セラーを覗く。


そうだ、昨年バルセロナで購入したカタルーニャのワインがまだ残っていたはずだ。


取り出したのは、このカラフルなボトル。


DOコステルス・デル・セグレの、ロ・ヴィロル、2012年。


コステルス・デル・セグレは、バルセロナの内陸部にあるワイン産地。


ロ・ヴィロルは日本には輸入されていないようで、情報も少ない。


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ネットでスペインのサイトを見た限りでは、パーティに最適なフレッシュでご機嫌なワインのようだ。


エチケットは同じデザインで赤、紫、緑の三種類がある。


バルセロナのエステュディオ・ドリアンのデザインなのだそうだ。


アルコール度数は14%と少し高め。






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グラスに注ぐと、色合いは暗褐色。


とても重いのかと思ったが、口に含むと割と軽快。


微かに樽香を感じ、トーストしたナッツやバニラの香りを持つ。


セパージュはテンプラニーリョ75%、メルロー25%。


フレンチオークの樽で3か月熟成されている。


割と新しい産地のようだが、それだけに洗練された造りがされているのだろう。


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コルクのデザインもなかなか素敵だ。


バルセロナに旅して以来、すっかりスペイン・ワイン、と言うよりカタルーニャ・ワインのファンになってしまった。


今夜も楽しい、お家ワインでした。






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赤坂の『あじる亭カリフォルニア』で開かれたブラインド・テイスティングの会、「パリスの審判」での楽しい夜の続き。


1976年にパリのインターコンチネンタル・ホテルで開催された、フランスの銘醸ワインとカリフォルニア・ワインとのブラインド対決を模したワイン会。


シャルドネ、ピノ・ノワールに続く三種類目は、カベルネ・ソーヴィニヨン。


二種類のカベルネから、フランスとカリフォルニアを言い当てると言うもの。


これも簡単に当てることができそうだ。


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と思ったが、ちょっと迷ってしまう。


最近のカリフォルニアのカベルネは、濃くて強いだけのワインではなく、とても洗練されている。


それだけに見分けがつきにくくなっているが、それでも外すことはなかった。








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カリフォルニアは、コリソン、カベルネ・ソーヴィニヨン、ナパ・ヴァレー、1993年。


1987年に女性醸造家、キャシー・コリソンが設立したワイナリー。


造るワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンのみ。


ちょっと迷った訳がわかった。


ヴィンテージが1993年と古く熟成が進んでいることと、アルコール度数が12.8%とカリフォルニアのカベルネとしては低いことがその理由。


それにしても、カリフォルニアのワインで1993年とは、主催者もよく見つけて来たものだ。


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そしてフランスは、ボルドー、マルゴーのシャトー・プリューレ・リシーヌ、グラン・クリュ、1993年。


4級格付のグラン・クリュである。


昔は4haの畑で修道院のミサ用のワインを造っていた小さなワイナリー。


1951年に、ワイン評論家として有名な故アレクシス・リシーヌが取得して発展を遂げ、今では70haの畑を有する。


名前の由来は、小修道院=プリューレと、以前のオーナーのリシーヌ氏の名を冠したもの。


ヴィンテージが、カリフォルニアもフランスも1993年とは驚き。


「パリスの審判」で一位に輝いたスタッグス・リープ、カスク23のヴィンテージは確か1973年。


わずか3年の熟成期間しかなかったが、今回のワインは20年以上の熟成期間を経ているので、一層わかりにくかった。


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メインの料理は、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、黒トリュフを削って、特製チェリーパイと一緒に。


これは強く熟成の進んだカベルネに良く合って美味い。



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「パリスの審判」のワイン会はこれで終わりだが、同じテーブルに座った方たちと盛り上がり、さらに1本を抜栓。


アレキサンダー・ヴァレー、シン・ジン、2011年。


ウェツェル・ファミリーが経営するアレキサンダー・ヴァレー・ヴィンヤードが造る、ジンファンデル。


元々は販売用にではなく、収穫し残した完熟ぶどうを集めて家族と友人用に少量生産していたもの。


今ではジンファンデルの三部作のひとつとして有名。


三部作とは、テンプテーション(誘惑)、シン・ジン(罪)、レデンプション(贖罪)。


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エチケットの絵は、17世紀のドイツのエッチングで、”豊穣の角”という名前。


アメリカン・オークの樽で10か月熟成させ、新樽比率は20%。


セパージュは、ジンファンデル98.4%、プティ・シラー1.6%。


昨年7月に、アラバマ州モビールのステーキ・ハウスで飲んだことを思い出す。


シン・ジンと言うだけあって、禁断の美味しさでる。



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シン・ジンのお供には、チーズ。


今夜も良く飲み良く食べた。


彼女と過ごす、赤坂の『あじる亭カリフォルニア』で開催された「パリスの審判」ブラインド・テイスティングの楽しい夜でした。








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彼女と共に参加した、赤坂の『あじる亭カリフォルニア』で開催された「パリスの審判」ブラインド・テイスティング会の続き。


二種類のシャルドネを飲んでどちらがフランスでどちらがカリフォルニアか当てるのだが、私も彼女も外してしまった。


シャルドネの種明かし。


カリフォルニアのシャルドネは、シャトー・モンテレーナ、2007年。


まさに「パリスの審判」で名だたるフランスの銘醸を抑え、1位に輝いたワイン。


シャトー・モンテレーナは好きな造り手なので、今まで何本も飲んでいる。


一年ちょっと前に彼女とサンフランシスコに旅した時に宿泊したタイムズスクエアの『ウエスティン・ホテル』に、モンテレーナのアンテナ・ショップがあったことを思い出した。


モンテレーナという名前は、ワイナリーがあるセント・ヘレナ山の名前に因んだもの。


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今夜間違った原因は、そのヴィンテージ。


カリフォルニア・ワインは新しいヴィンテージで飲まれるため、2007年のような古いヴィンテージの物を飲む機会は無い。


飲み慣れた若いモンテレーナに較べ、熟成の進んだモンテレーナがまるでモンラッシェのような味わいになるとは想像もしなかった。


もう一方のフランスは、思った通りムルソー。


モンテレーナを飲む前には当てていたのだが、意見を変えなければよかったと反省。


ミシーフ&メイハム、ムルソー、2007年。


2004年に設立された新しいネゴシアンだが、高品質ワインを少量生産し、瞬く間に有名となり、今では入手困難な造り手の一つとなっている。


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続く料理は、鴨とキノコのラビオリ、コンソメに浮かべて。


これは美味い。


お代わりをお願いしたくなる。



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次のブラインド・テイスティングは、ピノ・ノワール。


ピノ・ノワールでブルゴーニュとカリフォルニアを間違えるはずはない。


もちろん、正解を言い当てる。


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気になったのは、カリフォルニアのピノ。


ブルゴーニュとは異なるが、これはこれでとても美味い。


リュサック、サンタ・バーバラ・カウンティ、ピノ・ノワール、2012年。


カリフォルニア南部、サンタ・バーバラにある近年人気のワイナリー、リュサックのピノ・ノワールだった。



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そしてブルゴーニュのピノは、ドメーヌ・ダニエル・リオンのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、2009年。


なかなか良い造り手の物が選ばれている。


そして2009年は好きなヴィンテージ。


彼女と過ごす、赤坂『あじる亭カリフォルニア』での「パリスの審判」ワイン会の楽しい夜の続きは、また明日。









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赤坂の『あじる亭カリフォルニア』で開かれたブラインド・テイスティングの会に、彼女と共に参加した。


その名も「パリスの審判」。


1976年、パリのインターコンチネンタル・ホテルで開催された、フランス・ワインとカリフォルニア・ワインのブラインド・テイスティングの会。


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審査員はフランスを代表するワイン関係者達。


フランス・ワインの優越性を証明するために開かれた会だったが、結果はシャルドネ部門もカベルネ・ソーヴィニヨン部門も制したのは、カリフォルニア・ワイン。


田舎のワインと思われていたカリフォルニア・ワインが、一躍世界の表舞台に出るきっかけとなった大事件であった。


今夜はそのブラインド・テイスティングを再現しようという催し。


まずはスパークリング・ワインで乾杯。


フランスのシャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレールがカリフォルニアで造る、カルテット・アンダーソン・ヴァレー・ブリュット。


本格的なシャンパン製法で造られ、瓶内熟成は26か月。


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とてもレベルが高く、本家のシャンパーニュを越えたとも言われている。


冷涼なアンダーソン・ヴァレーにある4つの区画のぶどうを用いることから、カルテットと名付けられた。


ぶどうは自社畑のものを100%使用。


セパージュは、シャルドネ60%、ピノ・ノワール60%。


ブラインド・テイスティングに臨むべく気を張っていたが、一挙に緊張が解けてしまった。


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アミューズは、グラナパダーノチーズのフラン。


お腹が空いた状態でカルテットを飲むと酔いが回り、テイスティングが出来なくなるので急いで口に運ぶ。


美味い。


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さて、ブラインド・テイスティングの始まり。


二種類のシャルドネが出される。


ブラインド・テイスティングと言っても、どちらがフランスでどちらがカリフォルニアか当てるだけ。


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ブルゴーニュとカリフォルニアのシャルドネだと、すぐに判断が付くはず。


と思っていたが、飲み比べてみるとこれがなかなか難しい。


最初のグラスを飲んで、直ぐにムルソーだと思った。


ところがもう一つのグラスを飲んで、困ってしまった。


モンラッシェに思えるのだ。


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色合いは、どちらも濃い黄金色。


二種類ともブルゴーニュでは、と彼女も同意見。


でも、どちらかはカリフォルニアのはず。


カリフォルニアでこんな枯れた熟成感のシャルドネを造ることができるのだろうか。






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白ワインに合わせて出された前菜は、彩り野菜のテリーヌ、海老のムース添え、ライムの香り。


白ワインに合って美味いが、回答がわからない。


驚きの結果は、また明日。






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ちょっと前になるが、連休明けに帰国した時のこと。


家の周りがまるで花畑のようになっていて驚いた。


確かに連休初めに出発した時にも、花は咲いていたが、これほどではなかった。



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この花には、黄色、紅、白の三種類がある。


普段は目立たない植物だが、これほど花を付けると一躍中心的存在になっている。


良く見ると、小さな花もいっぱい咲いている。


余計な説明は不要だろう。


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次の二枚の写真は、花ではない。


葉っぱなのだが、花と見紛う美しさだ。



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5月は春から初夏に移る、花の季節。


梅雨になれば、紫陽花が咲き始める。


家の周りを彩る花に心奪われた朝でした。