そうだ、昨年バルセロナで購入したカタルーニャのワインがまだ残っていたはずだ。
取り出したのは、このカラフルなボトル。
DOコステルス・デル・セグレの、ロ・ヴィロル、2012年。
コステルス・デル・セグレは、バルセロナの内陸部にあるワイン産地。
ロ・ヴィロルは日本には輸入されていないようで、情報も少ない。
ネットでスペインのサイトを見た限りでは、パーティに最適なフレッシュでご機嫌なワインのようだ。
エチケットは同じデザインで赤、紫、緑の三種類がある。
バルセロナのエステュディオ・ドリアンのデザインなのだそうだ。
アルコール度数は14%と少し高め。
グラスに注ぐと、色合いは暗褐色。
とても重いのかと思ったが、口に含むと割と軽快。
微かに樽香を感じ、トーストしたナッツやバニラの香りを持つ。
セパージュはテンプラニーリョ75%、メルロー25%。
フレンチオークの樽で3か月熟成されている。
割と新しい産地のようだが、それだけに洗練された造りがされているのだろう。
バルセロナに旅して以来、すっかりスペイン・ワイン、と言うよりカタルーニャ・ワインのファンになってしまった。
今夜も楽しい、お家ワインでした。