今夜はフレンチ、テスト・ヴァン、ベロ・オリゾンテ、ブラジル 4 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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ベロ・オリゾンテの人気のフレンチ、『テスト・ヴァン』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


ワインを三本飲み食事も終えたが、まだ話は尽きない。


そこでディジェスティフを飲むことにする。


お店に頼み、奥のセラーから出してもらったのは、カルヴァドス・ブラール社のV.S.O.P.。


ブラール社は1825年創業で、現在の当主は創始者の直系5代目。


今も家族経営で良質のカルヴァドスを造り続ける、カルヴァドスのトップ・ブランドのひとつなのだ。



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カルヴァドスはリンゴで造られた蒸留酒。


私も好きで、食後酒としてはコニャックやアルマニャックよりも飲む機会が多い。


とても綺麗な琥珀色。


そして魅惑的な甘い香り。


口に含むと、引き締まった熟成感。


元々は食後酒ではない。


ノルマンディー地方ではメインに肉料理を二皿食べる習慣があり、その合間に消化剤として飲まれていたもの。


この習慣は、日本では”口直しのグラニテ”としてメイン料理二皿の合間に活かされている。


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良く食べ良く飲んだので、お店の方が特別にセラーに案内してくれた。


こちらに住む友人はこのお店に良く来ているが、こんな配慮をしてもらうのは初めてとのこと。


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多くのワインが無造作に置かれている。


これで何が何処にあるのかわかるのだろうか、と思ってしまう。


置かれたワインの銘柄を見て驚いた。



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どれも素晴らしい銘醸ワインなのだ。


セラー内は薄暗いので、写真を上手く撮ることができない。


何枚か撮影したが、何とかエチケットが読めるのがこの一枚。


1995年のシャトー・ラトゥールのマグナム・ボトル。


こんなワインがごろごろあるのだ。



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店を出ると、小雨が降っている。


隣のお店は、スタイリッシュ。


ここも美味しいのだろう。



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前方で明るく輝いているのは、有名なステーキ・ハウスだそうだ。


歩道にもテーブルが並べられ、多くの人が食事を楽しんでいる。



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迎えの車の運転手が傘を開いて車まで誘導してくれる。


今夜も美味しかった。


こんな素敵なフレンチに案内してくれた友人に、感謝。


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ホテルに戻り、窓から外を眺める。


もう夜も遅く、道路を行き交う車もまばら。


ベロ・オリゾンテの美味しく楽しかった夜は、静かに更けていきました。