メルセアリア130、ベロ・オリゾンテ、ブラジル | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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ベロ・オリゾンテの夜。


こちらに住むブラジル人の友人が、街で人気のカジュアルな店に連れて行ってくれると言う。


住所を頼りに店に向かうが、迷うこと30分余り、やっと店に到着する。


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メルセアリア130、自家製ビールとベロ・オリゾンテの地方料理を楽しむことができるのだそうだ。


でも、店は既に満席。


皆さん楽しそうに飲み食いしている。


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ホテルから近いと言われたが、迷ったので移動に1時間近くかかってしまい、お腹はペコペコ。


食べている人のテーブルを恨めしそうに眺める。


綺麗な女性が多いので、実は店内を眺めるのも楽しいことなのだ。


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奥の部屋の客が食事を終えたとのことで、ようやく店内に入ることができた。


若い友人のフィリップが席を確保し、「ここだよ」と手招きしてくれる。


でも、男4人にはちょっと狭い。


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それにもう一人遅れて参加するのだ。


するとお店の人が、歩道にテーブルをセットするからそこではどうかと嬉しい提案。


ビールを持って、再び店の外に出てテーブル・セッティングを見守る。


お店自家製の、フラワー・エールで乾杯。


酸味があり、軽いタッチの美味いエールだ。


ブラジル人の友人達もどんどんエールを飲み干すが、ここに連れてきてくれたフィリップは車の運転があるからとソフトドリンクしか口にしない。


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「地元の料理だよ」と彼が注文したのは、カッサバ芋のボール揚げ。


熱々の揚げたてボールに、ライムを振り掛けて食べる。



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中には豚肉が詰まっている。


芋とはいっても、甘くないのでいくらでも食べることができる。


ビールにとても良く合うのだ。




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二杯目は、アンバー・エールを注文。


これも美味い。


元々アンバー・エールは好きなのだ。


店とテーブルの間を、通行人が行き来する。


少し落ち着かないが、これも楽しいものだ。







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これも地元の料理なのだそうだ。


豚の塩漬けにしたリブを揚げたもの。


結構固いし、とても塩辛い。


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「この地方の料理は保存食が多く、塩分が強いんだ」とフィリップ。


この地方の人は高血圧なんだろうな、と思いながら、塩分を薄めるために更にビールを飲み進める。


スタウトもコクがあって美味い。


ギネスほど納豆臭が強くは無いが、充分に醸造香が味わえる。


5人目が遅れて参加したと思ったら、突然の雨。


急いでビールと料理を持って店に移動する。


ベロ・オリゾンテの、地元で人気のお店で友人たちと過ごす楽しい夜の続きは、また明日。