ワインは素敵な恋の道しるべ -380ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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彼女が旅に出る。


短期間の旅だが、何となく寂しい。


そこで羽田空港第二ターミナルで、お見送り。




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搭乗前に昼食をとれるよう、早めに空港に到着。


選んだお店は、『ウエスト・パーク・カフェ』。


ハンバーガーやサンドイッチが美味しく、アルコール飲料も置いているのが嬉しい。


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外は暑かった。


そこで、まずはビールを飲むことにする。


彼女が選んだのは、コロナ・エクストラ。


メキシコのモデーロ社の製品である。


日本で最も売れている輸入ビールなのだ。


ちゃんとライムの1/8カットが付いている。


もちろんグラスは出てこない。


コロナは、ボトルから直接飲むのがマナーなのだ。

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私が選んだビールは、バス、ペール・エール。


イギリスの上面発酵ビール、エールである。


エールは私の好物。


豊かな香りと強い苦みが特徴。


ペール・エールも美味いが、アンバー・エールやスタウトがもっと好きだ。


彼女に合わせ、私もグラスに移さず、ボトルから直接飲むことにする。



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ビールのお供は、とてもアメリカン。


フライド・オニオン。


アメリカのヴォリュームほどではないが、日本の店としては量があって良心的。



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それとバッファロー・ウイング。


ピリ辛味を選んだ。


これもとてもアメリカン。


付け合わせのブルーチーズ・クリームは、フライド・オニオンに付けて食べたほうが美味い。


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ビールのあとは、冷えたワイン。


このワイン、選んだわけではなく、他に選択肢が無かったのだ。


オーストラリアのデ・ボルトリのワインだったので、飲むことにした。


デ・ボルトリ、DB ファミリー・セレクション、セミヨン・シャルドネ、2014年。


デ・ボルトリは北イタリアからの移民、ヴィットリオ・ボルトリが1928年に拓いたワイナリー。


その後も家族経営を続け、今ではオーストラリア最大級の生産量を誇るワイナリーに成長した。


プレミアム・ワインの生産者として認められ、英国王室御用達にもなったいる。

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このDB ファミリー・セレクションは、そのデ・ボルトリがリリースした究極のデイリー・ワイン。


コスパ抜群と言うことで、ワイン誌等でも取り上げられている。


色合いは黄緑がかった乾草色。


フレッシュでフルーティな果実味が心地よい。


酸味もあり、冷やして夏に味わうのに最適。


このシリーズには赤もあり、ぶどうはシラーズ・カベルネ。


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アイス・バケットを見て、思わず微笑んでしまった。


これは紛れもなくビア・ピッチャー。


泡のカッターまで付いたまま。


ここはドラフト・ビア中心の店なので、ピッチャーを使えばアイス・バケットをわざわざ置かなくても事足りるのだ。


上手い発想だと感心する。


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ランチ・メニューは、ハンバーガー。


ビーフ100%のパテは、ジューシーで美味い。


切ると、中から肉汁があふれ出し、バンズに染み込む。


気が付くと、搭乗開始時間の10分前。


急いで彼女を見送り、「帰りも迎えに来るからね」と声を掛ける。


ちょっと寂しいけど、楽しいランチでした。





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今夜は気軽なイタリア・ワインを抜栓。


シチリアのドゥーカ・ディ・サラパルータが造る、コルヴォ・ロッソ、ヴェンデミア2012年。


ヴェンデミアはぶどうの収穫年を現すイタリア語。


つまり2012年ヴィンテージである。


ドゥーカ・ディ・サラパルータは、1824年にサラパルータ公爵(ドゥーカ)によって設立され、シチリアの土着ぶどう品種を用いてワイン造りを行っている。


そのワイン・シリーズのブランドがコルヴォで、イタリア国内販売第二位の売上を誇っている。(第一位が先日飲んだタベルネッロ)


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コルヴォはシチリアの昔話から取られた名前。


ぶどう畑にやって来た一羽のカラスが毎日うるさく鳴いて人々が困っていた時、動物と話が出来る修道僧が静かにしてくれと頼んだところ、コルヴォ(カラス)の名前を忘れず大切にするなら二度と邪魔をしないと約束したとのこと。


色合いは、濃い目のルビー色。


ストロベリーの香り。


しっかりしたぶどうの果実味を持ち、タンニンも豊か。


セパージュは、ネロ・ダーヴォラ70%、ピニャテッロ15%、ネレッロ・マスカレーゼ15%。


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コルクは長さこそ短いが、このクラスのワインにしてはしっかりしている。


トレードマークとコルヴォの名前、そして創立年が刻印されている。


シチリアの豊かな太陽の恵みをを味わった、今夜も楽しいお家ワインでした。








IMG_20160316_092902.jpg 今夜は何を飲もうか。


おや、気軽なカリフォルニアの赤と白がある。


赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネ。


いかにもカリフォルニアのワインというぶどう品種。


抜栓したのは、レッドウッド・ヴィンヤーズのカベルネ・ソーヴィニヨン、2013年。


カルディが販売する、安旨ワインだ。


レッドウッドは、ブロンコ・ワイン・カンパニーの製品。


1973年創業の家族経営のワイナリーである。


米国で5番目に大きなワイン生産者であり、米国で最も大きなぶどう畑を保有する会社なのだそうだ。


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ワイン・コンクールで多くの受賞歴を持ち、各種ワイン誌での評価も高い。


ワイン・メーカーのジョン・フランジア氏によると、このレッドウッドは、気軽に飲める良質なデイリー・ワインをアメリカ中の食卓に届けるのが目的で造られているそうだ。


グラスに注ぐと、透明感のあるルビー色。


口に含むと、心地よい果実味と予想以上の強めのタンニンを感じる。


ダークチェリー、ブラックベリー等の黒い果実のニュアンス。


アルコール度数は13%。


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とてもバランスの良い、ミディアム・ボディのカベルネ・ソーヴィニヨンだ。


まさに安旨カベルネと言える。


今夜も楽しいお家ワインでした。







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友人たちと過ごす神田の蕎麦店、『むら治屋』での楽しい夜の続き。


あっという間に一本目の一升瓶、鍋島、特別純米酒を飲み干してしまった。


そこで二本目の一升瓶を抜栓。


黒牛、純米原酒、中取り、無濾過生酒。


和歌山県海南市黒江の名手酒造が醸す酒である。


名手酒造の創業は慶応二年(1866年)。


地名の黒江は、浜辺に黒い牛の形をした岩があると万葉集に詠まれていたことから付いた名前。


そこで黒江にある名手酒造の酒を、黒牛と名付けたのだ。


ラベルには万葉黒牛の里と記されている。


原料米には山田錦が使われており、アルコール度数は18.5%と高い。


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続いて卵焼きが届く。


蕎麦屋で飲む時は、卵焼きと海苔は定番メニュー。


濃厚な卵焼きが美味い。


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お造りも出される。


やはり日本酒に刺身は良き友。


白身も光物も絶品。


桜エビがお造りに出されるのは珍しい。


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マイタケの天麩羅。


蕎麦屋の天麩羅も、定番メニュー。


日本酒を飲む時には、天麩羅は悪酔い防止になる。


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酒はいよいよ三本目に突入。


惣譽(そうほまれ)、特別純米、生酛仕込。


栃木県芳賀郡の惣誉酒造の酒である。


創業は、明治5年。


この酒も山田錦が使われており、精米歩合は60%。


アルコール度数は15%。


手の掛かる生酛造りを丁寧に行った、美味し酒である。






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飲み過ぎなので、タンパク質もとることにする。


鶏のから揚げ。


店ごとに味が違うのが楽しい、どれも美味しい万人好みの料理だ。


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続いて鴨のソテー。


そうか、蕎麦屋なので鴨南蛮用の鴨があるのか、と妙に納得してしまう。




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〆は盛り蕎麦。


でも、写真撮り忘れ。


確かお腹がいっぱいで蕎麦を食べない人が居たので、私は盛り二枚を食べた気がする。


やはり一升瓶三本は飲み過ぎだ。


友人たちと過ごす、神田の『むら治屋』での美味しく楽しい夜でした。






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今夜は久し振りに、友人たちとの日本酒の会。


神田駅北口を出て、地図を頼りに指定された店に向かう。


地図によると、この路地の奥に店があるはずだ。


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目的のお店、『むら治屋』があった。


路地を入った時はちょっと心配したが、なかなか小奇麗な店である。


幹事によると、美味い日本酒と蕎麦を味わうことができるとのことだ。


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店に入ると早速、今夜の日本酒を確認する。


先に来ていた友人たちと、これは美味い、いやこれが良い、と酒談議に花が咲く。


飲兵衛にとって、楽しい時間。


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日本酒を飲む会といっても、最初は生ビール。


おや、箸置きがピーナッツだ。


ビールのお供に食べてしまったら、箸を置く場所が無くなってしまった。


仕方が無いので、小皿の上に置くことにする。


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お通しが出された。


杓文字に付けられた練り物が美味い。


ビールと共に美味しくいただく。


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続いて、珍味が届く。


このわた、生シラス、サメの軟骨。




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キュウリに載せて口に運ぶ。


これはもう、日本酒のアテだ。


急いで日本酒を出してもらう。






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最初に頼んだのは、今日入荷したばかりの一升瓶。


佐賀県鹿島市の富久千代酒造が醸す、鍋島三十六萬石、特別純米酒、クラシック。


人気の鍋島は最近入手難。


ようやく入荷した一升瓶をまるごと出してもらった。


鍋島を初めて飲んだのは佐賀空港のレストラン。


それ以来好きになり、鍋島を常に置いている日本橋の鮨屋、『蛇の市本店』で良く飲んでいる。


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クラシックは、通常の特別純米酒とは異なる酵母を用いたもの。


よりクラシカルな味わいなのだそうだ。




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でも、これだけ飲むとどこが違うのかよくわからない。


言われてみると、少し香りが控え目なようだ。


口に含むと、口腔内に甘味を含んだ米の旨味が広がる。


美味し酒である。


友人たちと過ごす神田の楽しい夜は続きます。







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今夜は気軽なイタリア・ワインを抜栓。


カヴィロが造る、タヴェルネッロ、トレッビアーノ・シャルドネ、ルビコーネ、NV。


IGTワインである。


カヴィロ社は、エミリア・ロマーニャの州都、ボローニャに本拠を置き、イタリア全土に36のパートナー・ワイナリーを持ち、その生産量はイタリアのワイン年間生産量の10%を占めている。


コスパに優れたデイリー・ワインに定評があり、タヴェルネッロはそのブランドでイタリアでの国内販売第一位のブランド。



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エチケットには、No.1ワイン・イン・イタリーと誇らしげに書かれている。


因みにタヴェルネッロとは”小さな居酒屋”という意味。


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名前にルビコーネ=ルビコン川と書かれている通り、このトレッビアーノ・シャルドネはエミリア・ロマーニャで造られたワイン。


色合いは思ったよりも濃い。


透き通った黄金色といったところか。


グレープフルーツ等の柑橘系の香り。


口に含むと、熟した洋梨や林檎、パイナップルのニュアンス。


酸味もしっかりとあり、フルーティだが切れの良い辛口だ。


イタリアで売り上げNo.1の、良質なデイリー・ワインを楽しんだ、お家ワインでした。








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エシェ蔵さん主催のワイン会の続き。


シャンパーニュを三本飲んだ後は、赤ワインを抜栓。


エシェ蔵さんが選んだワインは、ブルゴーニュ屈指の女性醸造家、アンヌ・グロのシャンボール・ミュジニー、ラ・コンブ・ドルヴォ、2010年。


素晴らしいピノ・ノワールに感謝。


それにしても、ブルゴーニュのグロ一族の活躍には目を見張るものがある。


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エシェ蔵さんは最近日本ワインに傾注されている。


日本ワインを飲まない私にとって、色々な日本ワインの話がとても新鮮。


私が飲んだことのある数少ない銘柄を挙げると、その内の1本が開いているという。


そのワインは、四恩、窓辺、2013年。


早速グラスに注ぐ。


このワインを前回飲んだのは、熊本市内の赤牛のお店。


一昨年のことだが、あの店の赤牛は美味しかった。


今回の地震で被害がなかったか心配だ。


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四恩醸造は、横浜の四恩学園が母体となって2007年に山梨に設立されたワイナリー。


日本のワインの評価が高まっているが、価格は品質以上に高いと思っている。


そんな中で、比較的リーズナブルな価格で販売されているのが四恩のワインだと、エシェ蔵さんに教えてもらう。


熊本ではレストランで飲んだので、それなりの価格だった。


そのため実際のリリース価格を知らなかったのだ。



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色合いは思ったより濃い。


テイスティング・ノートを書きたいところだが、既に飲み過ぎていて記憶にない。


でも、シャンボール・ミュジニーのあとに飲んでも充分に美味しかった。


アルコール度数は11度と、ちょっと低め。


実は四恩、窓辺を飲んだのは私だけ。


ひなたさんも日本ワインはあまり飲まないとのことで、新しいボトルが抜栓された。


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抜栓された赤ワインは、ボルドー。


お~、これは5大銘醸の一角、シャトー・マルゴーのサード・ワイン、マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー、2010年。


1997年からサードの試作を始め、やっと2009年ヴィンテージで完成し、リリースを開始したワイン。


生産量は4万本で、フランス、イギリス、アメリカ、日本のみでの1万本/国の限定販売。


日本では80%がレストランに卸され、一般に流通するのはわずか20%。


考えてみると、シャトー・マルゴーよりも入手困難なサード・ワインと言える。


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こんな貴重なワインを抜栓して良いのですか?


と思いながら、ありがたくいただく。


これは強い。


まだまだ熟成させたくなるポテンシャルに満ちたボディ。


シャトー・マルゴーを飲まなくても、手に入るならこのマルゴー・デュ・シャトー・マルゴーで充分にマルゴーの素晴らしさを堪能できる。


セパージュは、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、プティ・ヴェルド10%(2009年ヴィンテージ)と、シャトー・マルゴーに較べればカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が低くメルローの比率が高くなっている。


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料理に加え、三越の地下でチーズも仕入れておいた。


中でも当たりは、フランスのサントモール。


中がとろとろで最高に美味。




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ブルーは、熟成が進んでいそうなスペインのカブラレスを選んだ。


でも、見た目ほどピリピリしておらず、臭みも少ない。


ちょっと残念。



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ウォッシュドは、フランスのル・トルゥ・デュ・クリュ。


これは充分に熟成していて、かなり美味い。


バケットも買ってきたので、その上に載せて食べると、赤ワインにベスト・マッチ。


それにしても、今夜は良く飲んだ。


エシェ蔵さん、素敵なワインの数々、本当にありがとうございました。


ひなたさん、N嬢さん、お話もとっても楽しかったです。


皆様、またお会いできますことを楽しみにしています。






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ちょっと前のこと。


お誘いを受け、エシェ蔵さんのワイン会に参加。


残念ながら欠席者が複数出たため、参加者は4人。


エシェ蔵さん、ひなたさん、エシェ蔵さんのお友達、そして私。


ひなたさんはアメブロでのお付き合い。


エシェ蔵さんのお友達のN嬢さんは驚いたことに、以前私が開催したワイン会の参加者。


早速エシェ蔵さんのセラーから、テタンジェ、レ・フォリ・ド・ラ・マルケットリー、ブリュット。


テタンジェ家が4代にわたって運営する、家族経営の大手メゾン。


そのテタンジェ家の象徴とも言えるマルケットリー城の自社畑ぶどう100%で造られたシャンパーニュである。


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テタンジェには懐かしい思い出がある。


若い時に初めてルフトハンザ・ドイツ航空のファースト・クラスに乗った時、出されたワインを見て、タイティンガーという名のドイツ・ワインだと思ってしまったのだ。


綺麗な黄金色。


きめ細かい豊かな泡立ち。


アプリコットやピーチのような甘い香り。


口に含むと、しっかりとした熟成感。


ブリオッシュ、アーモンド、バニラと、多彩なストラクチャーを持つ。


セパージュは、シャルドネ55%、ピノ・ノワール45%。


好きなタイプのシャンパーニュである。



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私もシャンパーニュを一本持ってきたが、まだ充分冷えていなかった。


参加者の女性陣は、シャンパーニュをもっと飲みたいとのご意見。


そこでエシェ蔵さんが、またまた素晴らしいボトルを抜栓。


アンリ・ジローのアイ・グラン・クリュ、キュヴェ・フュ・ドシェーヌ、MV(マルチ・ヴィンテージ)。


アンリ・ジローは、アイ村で1625年以来12代にわたりシャンパーニュを造り続ける名門。


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フェ・ド・シェーヌとは、木樽という意味。


1年間の樽熟成と6年間の瓶熟成を経てリリースされている。


長い熟成期間のためか、色合いはとても濃い黄金色。


甘い蜂蜜やアーモンドの花の香り。


そして素晴らしい熟成感。


ミネラルと酸味もしっかりとあり、まだまだ熟成のポテンシャルを持っている。


泡が弱まり温度が上がってくると、上質のスティル・ワインの顔がのぞき始める。


セパージュは、ピノ・ノワール70~75%、シャルドネ25~30%。


まさに至福のシャンパーニュである。


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三本目もシャンパーニュ。


これは私が持ち込んだもの。


ギー・ミッシェルのパリ・フォリ、ソヴール・ドトーヌ、1989年。


ギー・ミッシェルは長期熟成のシャンパーニュで有名な造り手だが、1989年と言うことでちょっと不安。


このボトルは、パリの酒場の女性を描いた絵画、パリ・フォリをボトルにプリントしたスペシャル・ヴァージョン。


ソヴール・ドトーヌとは、”秋の味覚”。


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恐る恐る抜栓したが、コルクも綺麗で香りも良い。


リコルクしているのだろう。


驚いたことに、とても勢いのある泡立ち。


口に含むと、まだちゃんと酸もある、爽やかな辛口。


ほっとした半面、シャンパーニュの古酒とはこんなものかとちょっと拍子抜け。


赤の1989年ものなら、もっと色々な変化を味わえるものだ。


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エチケットには、ワインの特徴とセパージュが書かれている。


ヴィンテージは確かに1989年。


セパージュは、シャルドネ40%、ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ10%。


アルコール度数は、12.8%。










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ミュズレが可愛い。


でも、パリ・フォリの絵の時代とは合わない。


ボトルにエチケットを貼る、ナンシーという女性は誰なのだろう。



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料理は、銀座三越で購入してきた。


驚いたことに、今夜参加できなかったしずちゃんさんが差し入れしてくれた料理と同じお店。


でも、更に不思議なことに、選んだ料理はひとつも重なっていなかった。


楽しいエシェ蔵さんワイン会は、まだ続きます。





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銀座の『ブラッセリー・ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。


今夜の三種類目のワインは、ブルゴーニュの赤。


ドメーヌ・クローディ・ジョバールが造る、リュリー・ルージュ、ラ・ショーム、2009年。


2009年のブルゴーニュは好きだ。


クローディ・ジョパールについては昨夜詳述したので、今夜は簡単なご紹介のみ。


代々醸造家の家系に生まれ、彼女で8代目。


母親のローレンスはジョセフ・ドルーアンの醸造長を20年間務めた人物で、クローディはその母親に醸造の基礎を学んだ。


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クローディ・ジョバールのワインは繊細で味わい深く、好きだ。


でも、日本では普通には売られていない。


小さなブティック・ワイナリーで、『ひらまつ』が直接輸入しており、『ひらまつ』の系列店でしか飲むことができないのだ。


そう聞くと、一層美味しく感じてしまう。




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肉料理は、スペイン産鴨フィレ肉のロティ、プティ・ポワのフラン、赤ワイン風味のソース・サバイヨン。


鴨は彼女の好物。


でも彼女が一番好きなのは、血の味のする鳩料理なのだ。


この鴨、クローディのピノ・ノワールに合って美味い。


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食後は、ディジェスティフ。


ペラン・エ・フィスが造る、コート・デュ・ローヌ、ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ、2010年。


ペラン・エ・フィスは南ローヌの主要アペラシオンに300ha以上のぶどう畑を保有する造り手。


シャトー・ド・ボーカステルを保有し、カリフォルニアでもワイン生産を手掛ける。


プロヴァンスでは、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻が所有するミラヴァルのワイン造りを行っていることでも有名。


ミラヴァル・ロゼは、最近飲んだばかりだ(2016年3月20日「桜のワイン会、ポルトゥス、南青山2)。


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美しい黄金色。


甘く豊かな果実味。


ミュスカ(マスカット)種のぶどうを用い、醸造過程でブランデーを添加して造られた、フォーティファイド・ワインである。


「今夜は飲み過ぎたみたい。強いワインは止めておくわ」と言って、彼女は一口飲んだだけでグラスを私に渡す。


思わず「ありがとう」と答えて受け取ってしまう。


今夜はアペリティフもリュリーの白・赤とも美味しく、私もグラスを重ねすぎている。


アルコール度数の高いフォーティファイド・ワインを二杯も飲んで、私も明らかに飲み過ぎ。


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デセールは、オレンジムースとヌガティーヌ、爽やかな柑橘のソルベとクロゼイユの香り。


フランス料理を食べた後のデセールは、本当に美味しい。


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コーヒーで今夜を締めくくる。


ワインを飲んだ後のコーヒーも美味い。


でもこのカップ、指を掛けられず、親指と人差し指で挟んで持ち上げなければならないので、飲み過ぎた時には持ちにくいのだ。


今夜の料理とワインには彼女も満足。


そんな彼女を見て、私も幸せになる。


銀座の『ブラッセリー・ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす、素敵な夜でした。





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銀座の『ブラッセリー・ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。


彼女が着席すると、今夜のアペリティフが届けられる。


アペリティフ・ド・メゾン、スリーズ。


サクランボのスパークリング・カクテル。


甘酸っぱい香りを持つが、口に含むときりりと締まった辛口。


「辛口で美味しい。この前飲んだアペリティフは桜で今夜はサクランボなのね。季節感があって好いわね」と、彼女。


「今夜はワイルド・チェリーのリキュールを使っているそうだよ」と、私。


彼女が到着する前にソムリエと話し、使用しているリキュールを確認しておいたのだ。


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使われているスパークリングは『ひらまつ』の定番、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ミレジム、2013年。


ヴーヴ・アンバルは今まで何度も私のブログに登場しているので、詳しい説明は省略。


アンバル未亡人が創設したクレマン・ド・ブルゴーニュ専業のメゾンで、ブルゴーニュのクレマンの始祖と言われている。


高品質の素晴らしいクレマンである。





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そしてこのボトルがワイルド・チェリーのリキュール。


ベレンツェン、ワイルド・チェリー。


ドイツ北部のハーゼルンネに本社を構える、ドイツ最大級のスピリッツ・リキュールのメーカー。


創業250年の名門である。


ソムリエの大友さんが、小さなリキュール・グラスで味見をさせてくれた。


チェリーの香りをいっぱいに持ちながら、それほど甘くなく、ほろ苦さも持つ。


小麦から造られたスピリッツを用い、アルコール度数は16%。




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前菜は、軽く燻製をかけた鱒のマリネ、レフォール風味のじゃがいものムースリーヌ。


レフォールとは西洋わさびのこと。


春らしい素敵な料理だ。






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今夜のワインは、白、赤ともブルゴーニュ。


ドメーヌ・クローディ・ジョパールが造る、リュリー・ブラン、モンターニュ・ラ・フォリ、2009年。


ドメーヌ・クローディ・ジョバールは、コート・シャロネーズに本拠を置く、女性がオーナー兼醸造家のドメーヌ。


クローディは代々醸造家の家系に生まれ、彼女で八代目。


母のローレンスは、メゾン・ジョセフ・ドルーアンで20年間醸造長を務めた人物で、退職後、クローディを醸造家として教育した。


クローディは世界各国のワイナリーで研鑽後、父親のぶどう畑の果実と実家のガレージを用いて、自らの小さなドメーヌを立ち上げた。


『ひらまつ』の直輸入品であり、『ひらまつ』のレストランでしか飲むことが出来ないワインである。


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グラスに注ぐと、果実香がふわりと立ち上がる。


柑橘系の花、洋梨、そして蜂蜜の香り。


しっかりとした熟成感を持ち、酸とミネラルのバランスが良い。


ブルゴーニュのシャルドネのストライク・ゾーンが狭い彼女も、これは美味しいという。


このクローディ・ジョパールのリュリーを飲むのは確か二度目だが、以前より熟成が進んで美味しくなっていると思う。


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シャルドネに合わせる魚料理は、愛媛県産真鯛のポワレ、彩春野菜と桜海老のブール・ブランソース。


鯛には、白いバターソースが良く合う。


桜鯛と桜海老、春を満喫できる一皿。


熟成の進んだシャルドネとも良く合い、とても美味い。


『ブラッセリー・ポール・ボキューズ』の夜は楽しい。


彼女と過ごす銀座の夜の続きは、また明日。