ワインは素敵な恋の道しるべ -365ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は、ボルドーの赤ワインを抜栓。

ボルドーには気軽に飲むことができる良質のワインが多いのが嬉しい。

今夜のワインは、シャトー・ルー・ド・ボーセ、2013年。

ルー・ド・ボーセは、オーブノージュで5世代続く家族経営の造り手。

多くのコンクール受賞歴を持つシャトーである。



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エチケットの上部には、コンクールでの金賞受賞のシールが貼られている。

このワインが受賞したのは、2014年ボルドー・コンクール金賞、2014年リヨン・コンクール金賞、2015年ジルベール&ガイヤール金賞の三つ。

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色合いは、透明感のある赤紫。

果実の香りは控えめ。

ベリー系のニュアンスを持ち、しっかりとしたタンニンと酸を持つ。

セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%。

これだけのバランスの良い赤をリーズナブルな価格で飲めるのは嬉しい。

ボルドーの良質の赤ワインを楽しんだ今夜のお家ワインでした。




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西麻布の一軒家フレンチ、『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

メインダイニングの生花には百合を使うと決まっているのかと思っていたが、今夜はちょっと違った趣向。

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アペリティフ、白ワインのあとは、赤ワインが出される。

ブルゴーニュ、ボジョレーのムーラン・ナ・ヴァン、キュヴェ・プレステージ、2009年。

ボジョレーとは思えない、濃く強いボディ。

カシスやダークチェリー、ブルーベリー、そしてココアやバニラのニュアンス。

彼女は「えぇ、ガメイなの」とちょっと不満そうだったが、一口飲んで「美味しい」との高評価。

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造り手はボジョレーの帝王、ジョルジュ・デュブッフ。

ムーラン・ナ・ヴァンはボジョレーの中でも最上格のクリュ・デュ・ボジョレーの一つで、中でも最も力強く豊潤なワインである。

このキュヴェ・プレステージは良いぶどうが収穫された年にのみ生産されるワインで、2009年はジョルジュ・デュブッフが人生の中で最高の出来と評価するヴィンテージなのだ。

「初めて飲むけど、美味しいわね。次回も飲みたいわ」と彼女。

「ひらまつのセラーの2009年のキュヴェ・プレステージはこれが最後でもう無いんだって。ついでに言うと、君がこれを飲むのは三度目だよ」と私。

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肉料理は、仔牛のムニエル、ヤマ山葵風味のジュ・ソース、長芋とビーツのバトネ。

仔牛がとろけるように柔らかく、美味い。


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赤ワインがまだ残っているので、フロマージュのワゴンを出してもらう。

今夜のフロマージュの説明を聞き、まず彼女に選んでもらい、次に私が選ぶ。

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お互い好みがわかっているので、どれを選ぶかはだいたいわかっている。

私が選んだのは、青カビはフルムダンベール、ウォッシュドはエポワース、それと名前を忘れたが、シェーブル。

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赤ワインがグラスに残っていたのでフロマージュを頼んだが、フロマージュを食べていると更に赤ワインを飲みたくなる。

「このムーラン・ナ・ヴァン、ガメイでも本当に美味しいわね」と彼女もグラスを重ねている。

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デセールは、オーストラリア産黒イチジクのミルフィーユ、黒ゴマのアイスクリーム。

フレンチ・レストランで食べるデセールは最高に美味い。


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ディジェスティフは、ポルト。

ロゼスのポルト・トゥニー。

トゥニーは樽熟成させた、褐色のポルト。

甘く魅惑的で、適度に強い。

私はポルトが好きで、欧州ではよく飲むディジェスティフだが、彼女は酒精強化ワインが苦手。

彼女のグラスまで私が飲むことになるので、何時も最後のディジェスティフで私は出来上がってしまうのだ。

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ロゼスはフランスで人気のポルト。

何故かと思って調べたら、ロゼスの生みの親はボルドーのワイン商だった。

創業は1855年。

ポルトガル北部のドウロ地区にあるワイナリー、”キンタ・ド・モンスル”で、ドウロ・ヴァレー産100%のぶどうを用い、ポルトを生産している。



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今夜の料理もワインも美味しかった。

このお店は本当に寛いで食事をすることが出来る。

ソムリエの佐々木さんと支配人の坂本さんに見送られ、店をあとにする。

西麻布のフレンチ、『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす素敵な夜でした。



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今夜は彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。

車で向かった先は、二人が大好きなフレンチのお店、『キャーヴ・ド・ひらまつ』。

西麻布にある白亜の一軒家レストランである。

このお店との付き合いは長い。



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前身の『ル・レゼルヴ・ド・ひらまつ』が開店したときからのお付き合いだ。

支配人に案内され、レトロなエレベーターで3階のメイン・ダイニングに向かう。

テーブルには、今夜のメニューが置かれている。

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二人ともしばらく無言で、メニューを読む。

料理やワインに関する彼女の質問に答えるのも楽しい時間。

今夜のアペリティフがテーブルに届く。

桃のピューレをスパークリング・ワインで割ったカクテル。

甘い桃の香り。

辛口のスパークリングの切れ味が心地よい。



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使われているスパークリングは、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年。

ブルゴーニュを代表するクレマンの造り手で、クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖ともいえる存在である。

『ひらまつ』グループのお店では、ハウス・スパークリングとして使用されており、私も良く飲むクレマンである。




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前菜は、鮮魚のタルタルと玉蜀黍のムース、大葉の香るカポナータ。

使われている魚は、イナダ(ブリの若魚)。

「ね、カポナータってイタリア料理じゃないの?」と彼女。

「うん、シチリア料理だよね。フランスだと南仏のラタトゥーユが近い料理だね。きっとコクを出したかったのでカポナータにしたんじゃないのかな」と私。



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料理そのものは、見た目に美しく、食べて美味しく、カポナータのイメージとは別物。

総料理長の柳原さんの料理は繊細で美しい。



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白ワインは、ブルゴーニュのプイィ・フュイッセ。

プイィ・フュイッセを飲むのは久し振りだ。

グレープフルーツやアカシアの甘い香り。

ヘーゼルナッツの香ばしいニュアンスも。

豊かな果実味を持つ、素晴らしいシャルドネだ。


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造り手は、ドメーヌ・J.A.フェレ。

1840年創立の、プイィ・フュイッセを代表するドメーヌの一つだ。

2008年からはルイ・ジャドが経営を引き継いでいるが、そのワイン造りの哲学は変わらず、樹齢の高い樹で少量生産したぶどうを用いて醸造している。

ルイ・ジャドが引き継いでからの醸造責任者は、若き女性醸造家、オドレ・プラチーニ。

伝統あるドメーヌの醸造責任者に若い女性を任命するとは、ルイ・ジャドが益々好きになった。

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プイィ・フュイッセが美味しいので、どんどんグラスを傾けてしまう。

酔いが回り過ぎないように、パンも口に運ぶ。

ここのバゲットは美味いので、料理を味わうためには食べ過ぎ注意。

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白ワインと合わせる魚料理は、鱧のフリット、ソース・ラヴィゴット、長茄子の煮浸しとパープルクララ。

「フリットもイタリア語だよね」と彼女。

「確かに、フランス語だとベニエのはずだね」と私。

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「パープルクララって、何なの?」

「この綺麗な紫の茄子がパープルクララだよ。新しい野菜がどんどん出てくるね」

カリッと揚がった鱧が美味しく、シャルドネとの相性も抜群。

西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす素敵な夜は、続きます。



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今夜は気楽な泡を抜栓。

イタリア、ヴェネト州のモンテベッロ、スプマンテ・ブリュット・ビアンコ。

多くのイタリアン・レストランで採用されている、高品質でコスパ抜群のスプマンテである。

造り手は、スプマンテの名手と言われる、ベッレンダ。

ベッレンダはヴェネツィアの北方約60kmに本拠地を置き、創業は1987年と新しい。








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醸造責任者は、オーナーの次男のルイジ・コスモ氏。

名門コネリアーノ醸造学校で学んだあと、カリフォルニアのいくつかのワイナリーで修業したそうだ。

そのルイジが最新技術を導入し、高品質ワインの生産を支えている。


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この価格帯のスパークリングにしては驚くことに、良いコルクを使用している。

ミュズレも銀色や黒の単色のものではなく、造り手、ワイン名、紋章が描かれている。

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透明感のある淡い麦藁色。

泡立ちは、このクラスのものにしては細かく勢いがある。

瓶内二次発酵ではなくタンク内二次発酵としては、素晴らしい泡だ。

香りはフルーティ。

炒ったナッツのような香ばしいニュアンスも感じる。






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酸もほどほどにあり、食中に飲んで美味い。

今までいろいろなお店で飲んだことがあるが、家で飲むのは初めて。

お店ではグラスでもそこそこの値段だが、自分で買うとこんなに安いのかと驚いた。

良質のコスパ・スプマンテを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。



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丸ビルの『マンゴツリー東京』で大切な友人と過ごす楽しい夜の続き。

テタンジェを飲み干した後は、オーストラリアの赤を抜栓。

ミトロ、ジェスター、マクラーレン・ヴェイル、シラーズ、2013年。

このワインに初めて出会ったのは、シンガポールのマイ・ハンブル・ハウス。

マイ・ハンブル・ハウス・トーキョーにはよく行っていたので、シンガポールに旅したときに本店に寄ってみた。

ソムリエお薦めのこのワインの美味しさに魅了されたことを懐かしく思い出す。

 

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濃く深いガーネット。

熟したブラックベリーやブルーベリーの香り。

コーヒー、バニラ、ペッパー、シナモンのニュアンス。

タンニンは強いがシルキーで、洗練されたボディ。

ぶどうの20%を干しぶどうにして使用し、フレンチとアメリカン・オークの樽で、12ヶ月熟成されている。

 

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肉料理は、鹿児島県産さつま若シャモのオーブン焼き、イサーンソース。

こんがり焼かれたシャモの香りが素晴らしい。

 

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イサーンソースが別に届けられる。

ニョクマム、チリ、ライム、ハーブ、白ゴマ等々が入ったソースは、タイの美味しい香りと味を届けてくれる。

 

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この料理は、二つの皿に綺麗に盛り付けることが出来た。

イサーンソースをかけて食べると、最高に美味。

 

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〆は新潟県産国産牛サーロインのココナッツ・グリーンカレー。

チリの辛さとココナッツの甘さがバランスした大好きな料理だ。

 

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大きな木のボウルから、木のへらでご飯を盛り付けてもらう。

そこにグリーンカレーをかけて食べると、最高に美味い。

 

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食事を終え、デザートを出してもらうことにする。

花火がパチパチ弾けるプレートが運ばれているのを見て、誰か誕生日の人が居るのだな、と思う。

すると、そのプレートが私の前に置かれ、びっくり。

友人がお店に頼んでおいてくれたのだ。

 

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メインは、大きなマンゴープリン。

それに何種類かのフルーツが添えられている。

友人に感謝のサプライズは、とても美味い。

 

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気が付くと、外は真っ暗だが雨が止み、遠くの明かりまで見渡すことができる。

雨により空気中の塵が落ち、透明感が出たようだ。

素敵な友人と過ごす、とても楽しく嬉しい『マンゴツリー東京』の夜でした。

 

 

 

 

 

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ちょっと以前のこと、大切な友人と丸ビル35階の『マンゴツリー東京』で待ち合わせ。

バンコクの『マンゴツリー』の本店は緑に囲まれた一軒家レストラン。

好きなお店で、一人でもふらっと立ち寄っている。

その東京店は『マンゴツリー』の豪華版と言った感じで、バンコクの味を再現しながら、高級感のある料理に仕立てている。

 

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海外の『マンゴツリー』は、一号店がロンドンで、二号店が東京。

三号店がドバイに出来たはずだが、ここには「ロンドン・トーキョー・バンコク」としか書かれていない。

ドバイではタイ料理は人気があるのだが、石油価格下落で景気が悪化したため、撤退したのだろうか。

 

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外は小雨。

何時もは見える葛西臨海公園の大観覧車も、お台場のレインボーブリッジも、更には東京タワーも霞んで見えない。

 

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皇居側も雨に煙り、道行く車も早い時間からヘッドライトを点けている。

こんな天気では、ディズニーリゾートの花火も無いだろうし、あっても見えない。

 

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友人が到着。

シャンパーニュが好きな友人のために、テタンジェ、ブリュット・レゼルヴを抜栓。

13世紀に教会の一部として造られたテタンジェ社の地下セラーで3年以上熟成されたシャンパーニュ。

フレッシュで軽やかでありながら、蜂蜜、バターのニュアンスを持ち、ミネラル感も豊富。

 

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シャルドネを用いた繊細で優雅なシャンパーニュ造りで定評のあるテタンジェは、ブリュット・レゼルヴのクラスでもとても美味い。

友人との話もシャンパーニュの泡のように次々と湧き上がり、楽しく弾ける。

 

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前菜は、フレッシュ・パパイアのサラダ。

とても辛い料理なので、シャンパーニュの味がわからなくならないように、今夜は辛さを控えめにしてもらった。

 

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何時もの癖で、私が二人の皿にさっと取り分ける。

花の飾りは、友人の皿に。

ちょっとトマトがばらけてしまった。

 

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魚料理は、鹿児島産アオリイカとパクチーサラダ、チリ&マナオ(タイライム)ドレッシング。

酸味が効いた適度な辛さで、とても美味い。

 

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これも私が二人に取り分ける。

友人も私もパクチー大好き人間なので、このパクチー・サラダが嬉しい。

丸ビルの『マンゴツリー東京』で友人と過ごす楽しい夜は、続きます。

 

 

 

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今夜はジャケ買いしたワイン、マーレ・マンニュム、マンモス、ジンファンデル、2014年を抜栓。

最初このエチケットを見た時は、カリフォルニアのワインだと思った。

ところがエチケットを良く見ると、プーリア、I.G.P.(旧I.G.T.)と書いてあるではないか。

その下には小さな文字で、プロダクト・オブ・イタリー。

 

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プーリア産であれば、ジンファンデルではなくプリミティーヴォと記載するべきではないのか。

この二品種は元をたどればクロアチアの地ぶどうを先祖とし、同じDNAを持っている。

カリフォルニアで種として固定され登録されたのがジンファンデルで、プーリアで登録されたのがプリミティーヴォであり、DNA検査をされる以前は別品種と考えられていた。

 

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裏のラベルを見ると、”マンモス・ジンファンデルは、イタリア南部のプーリア地方で造られたリッチでフルーティな赤ワインです。パスタや、グリルしたステーキやバーベキューに良く合います”と英語で書かれている。

そうか、米国輸出用のワインなので、米国の消費者に馴染みのあるジンファンデルの名前を使ったということか、と納得する。

調べてみると、製造者のマーレ・マンニュムは世界10か国でワインを生産する国際企業だった。

 

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色合いは非常に濃い。

強い果実味を持ち、プラム、ココア、チョコレート、バニラのニュアンス。

タンニンも重厚。

アルコール度数は14.5%あるが、アルコール・アタックはほとんど感じない。

オークの新しいバリック(小樽)で8ヶ月熟成されているそうだ。

価格帯を考えると、驚くべき高品質だと思う。

ちょっと不思議なエチケットの良質の赤ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

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東麻布の『オステリア・スゲロ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

赤ワインは、以前から飲みたいと思っていた造り手のものを注文。

数年前に西麻布の『リストランテ・タニーチャ』(現在は虎ノ門)で飲んだドレイ・ドナのグラフ・ノワールがとても美味しく、もう一度飲みたいと思いながら、なかなか見付けられずにいた。

今夜のワインは、グラフ・ノワールのセカンドと言えるワイン。

ドレイ・ドナ、テヌータ・ラ・パラッツァ、ノットゥルノ、2013年。

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ドレイ・ドナ家は元々高品質のサンジョヴェーゼ畑を保有していたが、クラウディオがワイン造りに進出したのは1980年代。

サンジョヴェーゼの醸造家として有名なフランコ・ベルナベイをコンサルタントとして迎え、高品質のワイン造りを始めた。

今は息子のエンリコが引き継ぎ、イタリア・ワイン界の次世代を担う人材と目されている。

ドレイ・ドナのワインは全て先代の妻(現当主の母)が飼っている馬の名前。

ノットゥルノは夜、グラフ・ノワールは黒い伯爵の意味。

ノットゥルノはサンジョヴェーゼ100%で、果実味、酸、ミネラルのバランスが良い素晴らしいボディをしている。

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フォアグラのソテー、ハチミツソース。

フォアグラの下に添えられているのは、サツマイモ。

濃厚なフォアグラに、蜂蜜の甘さがマッチして美味い。

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熱々のパンが届く。

このパンをちぎり、フォアグラの脂とソースを掬って食べる。




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パスタは、手打ちのタリオリーニ。

百合根のシャキシャキした食感が新鮮。

シェフに聞いてみると、食感を残すために茹でないで使っているとのこと。

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メインは、ブランド豚のソテー。

ブランド名は忘れてしまったが、旨味がぎゅっと詰まった肉質をしている。

一皿の料理の量がしっかりあるので、お腹は満杯。

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デザートは、濃厚チーズケーキ。

本当にとても濃厚で美味い。

お腹がいっぱいと言いながら、彼女は難なく食べてしまった。

どうしてこんなにスマートでいられるのだろうと、食事の度に不思議に思う。

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〆はコーヒー。

佐志原シェフを交え、三人で料理やワインの話に花が咲く。

シェフとこんなにお話しできるのは、個人経営の小さなお店の良いところ。

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この方が、佐志原佑樹シェフ。

なかなかハンサムで、雰囲気のあるシェフだ。

物腰が柔らかく、ワインや料理の質問にも実に丁寧に答えてくれる。

シェフ、次は11月に恵比寿の新しいお店に伺います。





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店を出ると、東京タワーが美しく輝いている。

「ね、ちょっと歩きましょうよ」と彼女。

酔い冷ましには、気持ちの良い夜だ。








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赤羽橋から芝公園に至り、公園内を散策。

楽しい食事のあとの、二人で過ごすこんな時間が好きだ。

東麻布と芝公園の、ゆったりと素敵な夜でした。


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彼女と芝公園で待ち合わせ、お店に向かう。

目的のお店は、東麻布の小さなイタリアン、『オステリア・スゲロ』。

ここは、不動産を活用した資産形成・ふるさと納税&美食酒ブログさんのご紹介。

赤羽橋交差点にほど近い、マンションが立ち並ぶ一角に店がある。

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4人用のテーブルが三つとカウンターに8席のお店を一人で切り盛りするのは、オーナーシェフの佐志原佑樹さん。

実はこのお店は9月末で閉じ、恵比寿方面で11月頃に店名を変えて開店する予定なのだ。

そこで今の店の内に一度、佐志原シェフの料理を味わいたいと急いで訪問することにした。

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テーブルにつくと、まずは泡。

今夜の料理はシェフのお任せコースを頼んでいる。

グラスでいただいた泡は、トレンティーノ・アルトアディジェ州のカヴィットが造る、ルネッタ、プロセッコ・ブリュット。

カヴィットは、1950年にトレンティーノに設立された生産者協同組合。

約4,500軒のぶどう栽培農家が加盟しており、その畑の面積は約5,700haもある。


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泡立ちがとても良い。

白桃や熟した洋梨の甘い果実香。

適度な酸も心地よい。

さすが数々のコンクールで金賞受賞歴を持つプロセッコだ。

ぶどうは、グレッラ(プロセッコ)100%。





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最初に出されたのは、スープ。

冷製茄子のポタージュ・スープ、雲丹入り。

茄子の風味を持ちながら、茄子臭さが無くとても美味い。

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プロセッコをあっという間に飲み干したので、白をグラスでもらう。

三種類の白から彼女が選んだのは、アブルッツォ州のファルネーゼが造る、ファンティーニ、トレッビアーノ・アブルッツォ、2014年。

ファルネーゼはイタリアを代表するコスパ・ワインの造り手。

良心的な価格で上質のワインを生産することで定評がある。


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モスグリーンを帯びた淡い黄色。

グレープフルーツ等の爽やかな柑橘系の香り。

酸味がしっかりとあるので、爽やかな辛口に仕上がっている。

ファルネーゼは今やアブルッツォ州から事業を拡大し、イタリアの多くの州でワイン生産を行っている。

ワイン・ラヴァーにはありがたい存在である。

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続いて、前菜三種の盛り合わせ。

素材は何なのだろう。

ひとつずつに手間を掛けた造りをしている。

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これは、なんと秋刀魚。

食べてみると、確かに秋刀魚の旨味が詰まっている。

上に乗っているのは、トマトのスフレ。

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これは、鶏のパテ。

上に掛けられているのは、法蓮草のソース、そしてフルーツ・トマト。



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そして豚のテリーヌ。

ニンジンの上にテリーヌが乗っているとは、逆の感じ。

食べてみると、この千切りニンジンが甘くて美味い。

佐志原シェフの料理は手間暇掛けたぶん、とても美味。

東麻布の『オステリア・スゲロ』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。




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銀座の『ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

アペリティフに続き白をたっぷりと飲んだ後は、赤ワイン。

造り手は白ワインと同じくロワールのアルフォンス・メロ。

サンセール・ルージュ、プティ・ムシエール、2009年。

最近サンセール・ルージュのラ・ムシエールを飲んだが、プティ・ムシエールは何が違うのか聞き忘れた。

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昨日も書いたが、メロ家は14世紀初頭から19代にわたってワイン造りに携わる名門。

代々アルフォンスの名前を受け継ぎ、18代の名前も19代の名前もアルフォンス・メロ。

サンセールと言えば白のソーヴィニヨン・ブランだが、ピノ・ノワールの赤もなかなか美味い。

アルフォンス・メロが造るワインで忘れてはならないのは、ジュヴレ・シャンベルタンのジャンテ・パンショと共同で造る、レ・ペニタンのシャルドネとピノ・ノワール。

これは本当に素晴らしく、私のセラーにも2009年が入っている。

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肉料理は、鶏胸肉とシャンピニヨンのファルス、モリーユ風味のソース・マデラ。

ファルスは肉の中に詰め物をした料理。

モリーユ茸の甘いソースが鶏肉に合って美味い。

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料理との相性が良く、ピノ・ノワールを何杯も飲んでしまった。

メイン料理を食べ終えると、ディジェスティフが出される。

ルモルトンのカルヴァドス、レゼルヴ。

AOCはカルヴァドス・デュ・ドンフロンテで、このAOCではリンゴのワイン(シードル)に洋梨のワイン(ポワレ)を30%以上混合して蒸留することが義務付けられている。

ルモントンは、カルヴァドス・デュ・ドンフロンテ地区にあるルモントン農園が造るカルヴァドス。

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カルヴァドス界の長老と呼ばれるルモントン翁が経営するとても小さな蒸留所。

そのため生産量が少なく、フランスではタイユヴァンやトゥールダルジャン、モナコのネグレスコ等の一流レストランでしか飲むことができないと言われているそうだ。

ルモルトンの人気の秘密は、洋梨のポワレを80%も使用しており、そのため特に香りが華やかなことにあるようだ。

カルヴァドスは私の好物で、ルモルトンを飲むことができて今夜は幸せ。

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デセールは、ポワール(洋梨)・ウィリアムと軽いショコラのタルト、バニラ・アイスクリーム添え。

ポワール主体のカルヴァドスのあとが、ポワールを使ったデセールとは面白い。


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今夜の料理は何時にも増して美味しく、またワインも素晴らしかった。

『ポール・ボキューズ銀座』に来ると、本当に寛いで楽しむことができる。

彼女と過ごす、銀座の楽しい夜でした。