丸ビルの『マンゴツリー東京』で大切な友人と過ごす楽しい夜の続き。
テタンジェを飲み干した後は、オーストラリアの赤を抜栓。
ミトロ、ジェスター、マクラーレン・ヴェイル、シラーズ、2013年。
このワインに初めて出会ったのは、シンガポールのマイ・ハンブル・ハウス。
マイ・ハンブル・ハウス・トーキョーにはよく行っていたので、シンガポールに旅したときに本店に寄ってみた。
ソムリエお薦めのこのワインの美味しさに魅了されたことを懐かしく思い出す。
濃く深いガーネット。
熟したブラックベリーやブルーベリーの香り。
コーヒー、バニラ、ペッパー、シナモンのニュアンス。
タンニンは強いがシルキーで、洗練されたボディ。
ぶどうの20%を干しぶどうにして使用し、フレンチとアメリカン・オークの樽で、12ヶ月熟成されている。
肉料理は、鹿児島県産さつま若シャモのオーブン焼き、イサーンソース。
こんがり焼かれたシャモの香りが素晴らしい。
イサーンソースが別に届けられる。
ニョクマム、チリ、ライム、ハーブ、白ゴマ等々が入ったソースは、タイの美味しい香りと味を届けてくれる。
この料理は、二つの皿に綺麗に盛り付けることが出来た。
イサーンソースをかけて食べると、最高に美味。
〆は新潟県産国産牛サーロインのココナッツ・グリーンカレー。
チリの辛さとココナッツの甘さがバランスした大好きな料理だ。
大きな木のボウルから、木のへらでご飯を盛り付けてもらう。
そこにグリーンカレーをかけて食べると、最高に美味い。
食事を終え、デザートを出してもらうことにする。
花火がパチパチ弾けるプレートが運ばれているのを見て、誰か誕生日の人が居るのだな、と思う。
すると、そのプレートが私の前に置かれ、びっくり。
友人がお店に頼んでおいてくれたのだ。
メインは、大きなマンゴープリン。
それに何種類かのフルーツが添えられている。
友人に感謝のサプライズは、とても美味い。
気が付くと、外は真っ暗だが雨が止み、遠くの明かりまで見渡すことができる。
雨により空気中の塵が落ち、透明感が出たようだ。
素敵な友人と過ごす、とても楽しく嬉しい『マンゴツリー東京』の夜でした。