ブロンプトンでレールトレイル第十弾。バララット・スキップトン・レールトレイルを走ってきた。

 

メルボルンから鉄道で北へ約1時間半、ゴールドラッシュの町 バララットを中心にかつて『ゴールドフィールド』と呼ばれたエリアが広がる。ここにはバララットを起点に金鉱の町を結んでいた鉄道があった。その鉄道軌道跡が『バララット・スキップトン・レールトレイル』として整備されている。全長約60キロの人気レールトレイルである。有名な木造トラス橋があり、自転車が通れるようになっている。

 

 

[走行データ]

距離:64キロ

 

早朝メルボルンからバララットへ輪行だ。本日は曇り夕方にわか雨の可能性との予報で、午前9時ごろまでにレールトレイルライドを開始して、午後3時頃までに完了としたい。時間の制約と体力の問題もあり、全線制覇(往復120キロ)は無理であるので、ほぼ中間地点にある名所を往復することにする。

 

バララット駅の一つ先のWENDOUREE駅からスタートした。バララット駅よりトレール入り口に近いのだ。

 

天気にめぐまれた。但し夕方には天候が崩れるとの予報だ。急ごう。

 

昔、線路だった道はどこまでも続く。

 

ところどころに線路が残されている。

 

途中、松林を貫いて走る区間があった。するとキノコがあちこちに。これは食べると牛蛙になってしまう毒キノコだろう・・・。

 

漸く本日の目的地にして、レールトレイルで最も有名なポイントに到着した。

 

Nimmons Bridge(ニモンズ橋)だ。

 

木製のトレッスル橋である。建設当時の姿に近い形でリノベ―ションされ、自転車が通れるようになっている。

 

橋はこのあたりで唯一のそこそこの河川、Woady Yaloak川とその渓谷を越えるためのものだ。そして、あの谷のあたりは『ハッピーバレー』という地名だ。かつては一攫千金を狙った移民が数多く居住していたという。地形的には初期に砂金が採れたのではないか。

 

本日の走行距離は60キロ。WENDOUREE駅からのNimmons Bridge往復。往路は下り優勢のルートでなかなかいいペースであったが、復路は逆に100メートル以上の上りで、おまけに午後になって北風(向い風)が強まって往生しました。すごく疲れたが、BWC2017へ向けて久々の良い持久力トレーニングとなった。

 

(完)

 

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