ブロンプトンでレールトレイルを走ろうシリーズ。第二弾。

 

オーストラリア各地にレールトレイルという遊歩道・サイクリング道・乗馬道が整備されている。距離はほんの5~10キロのものから、グレートビクトリア・レールトレイルなど130キロ以上に及ぶものまである。先日のVellaline Rail Trail に続き、ヤラバレーにあるリリデール・ウォーバートン・レールトレイル(全長約40キロ)に行ってきた。

 

今日は快晴。電車に乗ってブロンプトンで出かけることにした。目的地はヤラバレーの最奥に位置するWARBURTON(ウォーバートン)である。

 

ウォーバートンはメルボルンから東へ72キロのところにあるヤラバレーの小さな町である。

 

メルボルン市内を流れるヤラ川の上流域はヤラバレー(Yarra Valley)と呼ばれている。ヤラバレーはワイナリーや牧場が点在する美しい景色で知られている。良質のワインを産出することでも有名である。ウォーバートンはヤラバレーの最奥に位置する美しい町だ。 ウォーバートンの先にはダムがあり、このダム湖がメルボルンの水源池となっている。東京でいうと奥多摩湖のようなものだ。従って、ウォーバートンは日本でいえば軽井沢というよりは奥多摩なのかもしれない。

 

かつては麓のリリデールとウォーバートンを結ぶ鉄道があった。1910年に開通したが、1965年に廃止された。軌道跡の全区間40キロ以上がハイキング・サイクリング・乗馬用のトレイルとして供用されている。

 

[走行データ]
距離 44.5km
最大標高差 138m
平均斜度 全体0.1% 上り2.1% 下り2%
獲得標高 上り250m 下り214m

 

昨晩、夜更かししたので朝起きるのが遅くなった。フリンダースの駅から10:22のリリデール駅行きの電車に乗る。

 

同じ電車にはサイクリングにでかけようとしている多くのサイクリストが愛車とともに乗っていた。リリデール~ウォーバートンのレールトレイルは地元のサイクリストに人気のようだ。このオジサンたち、リリデールに着くまでの1時間ずっと笑顔で、とても楽しみにしている感じでした。それにしても二人の顔が似ている。兄弟なのだろうか。それともこっちのオジサンはみな顔が似ているのだろうか。

 

終点のリリデール駅に到着した。レールトレイル・サイクリングの始まりだ。

 

駅のプラットフォームがそのまま残されていて、多くは休憩所が設置されている。

 

途中、Carriage Cafeという客車を活用したおしゃれなカフェがあったりする。

 

多くの自転車乗りがロングライドを楽しんでいる。

 

乗馬を楽しむ人もいる。したがって馬の巨大な落し物に注意だ。犬を散歩させる人や歩きのハイカーも少なくない。それぞれの楽しみ方をしている。

 

トレイル沿いには牧場が広がる。

 

このあたりにはワイナリーも多い。オーストラリアの季節は秋。ぶどう畑が広がる。

 

良い天気である。ちょうど半分ほど来た。

 

(続く)


 

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