*ネパール・ブータン難民キャンプ火災緊急医療支援活動 2

  

日本から派遣された館野調整員は、3月6日夕刻、ネパール東部ジャパ郡のゴールダップ難民キャンプに到着後、直ちに被災状況を視察した。
  

館野調整員の報告によると、同キャンプの人口は、約9,700人。1日夜の火災発生後、住民は近隣の林に逃れ、ビニールシートのテントを仮設住居として、避難生活を始めた。その他、難民キャンプ内にある、4棟の学校に約200人が収容されている。食料は、国連世界食糧計画(WFP)により配給され、31ある井戸は汚染の心配はなく、水タンクも設置されている。トイレは、被災後再建されているが、不足しているとのことである。

  
AMDAネパール支部が運営する、同キャンプ内にあるAMDAクリニックは火災による被害はなく、発生直後より負傷者を治療している。また、巡回診療や毛布の配布なども開始した。今後、避難場所近くに診療所を設置し、また、蚊の発生を防ぐため、数多くある水溜りに殺虫剤をまく予定である。

  
【活動開始日】
3月1日夜の火災発生直後

  

【活動参加延べ人数】
計26人
AMDA本部1人(調整員)
AMDAネパール支部15人(医師2人・パレメディック13人)
ブータン難民スタッフ10人

  

【活動内容】
1.AMDAクリニックでの診療
2.物資配布:
  毛布187枚、古着200着、
  医薬品(胃腸疾患・呼吸器疾患・眼科疾患・皮膚疾患用 他)
3.巡回診療(3月5日以降):
  1チーム6人編成で、3チームが実施

  

【日本からの派遣】
館野和之   調整員  AMDA本部職員  岡山市在住
3月5日岡山出発

  

【被災状況】
ネパール東部ジャパ郡のゴールダップ難民キャンプで、1日夜火災が発生。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)や報道によると、竹などで建てられた家屋のおよそ9割が焼失、8,000~10,000人が住む場所を失った。
  

同キャンプには、ネパール隣国のブータンにおいて民主化弾圧を受けたネパール系住民が難民として暮らしている。

  

【AMDAネパール支部】
27人の医師からなる執行部と、数百人が事業に直接携わる。事業対象地域は、ネパール東部、中西部、その2地域をつなぐ幹線道路周辺。中心地はダマック、ブトワール、ヘトウダで、ネパールにおける医療保健分野のニーズをカバーしている。

  

【AMDAがネパールで実施している事業】
1.医療施設の運営:
ジャパ郡ダマック市にあるAMDA病院、ルパンデヒ郡ブトワール市にあるネパール子ども病院の運営。それぞれ1992年、1998年から事業を開始し、内科・外科・救急・検査室・薬局・病棟などを備えた総合病院である。AMDA病院は、10万人を越えるブータン難民に加え、地元住民を含めた人口30万人の地域を、ネパール子ども病院は小児・産婦人科の専門病院として、約80万人の中西部全域をカバーしている。
2.ブータン難民のためのプライマリーヘルスケア:
AMDAは、2001年からゴールダップ難民キャンプを含む7つの難民キャンプで、一次診療、母子保健、予防接種、栄養プログラムなどの活動を行っている。
3.HIV/エイズ予防・性感染症ケア
4.医療保健分野の人材育成:
ダマックに、毎年120人の学生が学ぶ保健人材養成センターを設立。卒業後、政府の試験に合格すると准看護師、地域保健助士、臨床検査助士の資格を取得することができる。日本のAMDA支援者の協力により、奨学金も用意している。

  

<<皆様からの募金を受け付けております>>
郵便振替:口座番号01250-2-40709  口座名「AMDA」
*通信欄に「ブータン難民キャンプ火災」とご記入下さい

  

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*ネパール・ブータン難民キャンプ火災緊急医療支援活動 開始

  


ネパール東部ジャパ郡のゴールダップ難民キャンプで、1日夜火災が発生した。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)や報道によると、竹などで建てられた家屋のおよそ9割が焼失、8,000~10,000人が住む場所を失った。AMDAネパール支部は、キャンプ内にあるクリニックで約100人の負傷者を治療するとともに、生活資金の提供や毛布の配布など支援を開始した。
  

同キャンプには、ネパール隣国のブータンにおいて民主化弾圧を受けたネパール系住民が難民として暮らし、AMDAは、2001年から同キャンプを含む7つの難民キャンプで、一次診療、母子保健、予防接種、栄養プログラムなどの活動を行っている。
  

AMDAは、1992年ジャパ郡ダマック市にAMDA病院を開設し、ブータン難民と地元住民向けに、内科・外科・救急・検査室・薬局・病棟などを備えた総合病院として医療サービスを提供している。なお、UNHCRが、当難民キャンプで、若者を対象とする研修プログラム「キャンプ・サダコ」(緒方貞子高等弁務官(当時)にちなんで名付けられた)を実施した実績がある。
  

AMDAは、AMDAネパール支部の要請を受け、本部から調整員を被災地へ派遣する。

  


【日本からの派遣】
館野和之   調整員 AMDA本部職員  岡山市在住
AMDAでの主な緊急救援活動:
バングラデシュ・サイクロン被害に対する緊急医療支援活動
  (2007年11・12月)
フィリピン台風21号緊急医療支援活動(2006年12月)
 ジャワ島津波緊急医療支援活動(2006年7月)
 ジャワ島中部地震緊急医療救援活動(2006年5・6月)
3月5日20:38岡山駅発 22:58関西空港着
  ひかり390号・スーパーくろしお35号   新大阪経由
  6日01:25関西国際空港発 TG673・319便 バンコク経由
    13:00(日本時間16:15) トリブバン国際空港(カトマンズ)着
     *その後、ゴールダップ難民キャンプへ向かう

   


【AMDAネパール支部】
27人の医師からなる執行部と、数百人が事業に直接携わる。事業対象地域は、ネパール東部、中西部、その2地域をつなぐ幹線道路周辺。中心地はダマック、ブトワール、ヘトウダで、ネパールにおける医療保健分野のニーズをカバーしている。

    


【AMDAがネパールで実施している事業】
1.医療施設の運営
ジャパ郡ダマック市にあるAMDA病院、ルパンデヒ郡ブトワール市にあるネパール子ども病院の運営。それぞれ1992年、1998年から事業を開始し、内科・外科・救急・検査室・薬局・病棟などを備えた総合病院である。AMDA病院は、10万人を越えるブータン難民に加え、地元住民を含めた人口30万人の地域を、ネパール子ども病院は小児・産婦人科の専門病院として、約80万人の中西部全域をカバーしている。

2.ブータン難民のためのプライマリーヘルスケア

3.HIV/エイズ予防・性感染症ケア

4.医療保健分野の人材育成
ダマックに、毎年120人の学生が学ぶ保健人材養成センターを設立。卒業後、政府の試験に合格すると准看護師、地域保健助士、臨床検査助士の資格を取得することができる。日本のAMDA支援者の協力により、奨学金も用意している。

   
<<皆様からの募金を受け付けております>>
郵便振替:口座番号01250-2-40709  口座名「AMDA」
*通信欄に「ブータン難民キャンプ火災」とご記入下さい

  

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この日曜日は、AMDAネパール子ども病院と福祉苑リーベの会支援のチャリティーボウリング大会がありました。

   

年に4回、3の倍数月の第一日曜に行われる、このチャリティーボウリング大会も、今回で30回になるんですね!本当に、息の長い支援です。

   

奇兵隊のメンバーも、朝早くから準備に大忙し。

   

これが、メンバーがかき集めてくれた賞品の数々。本当に頭が下がります。

賞品全景
   

8時30分の受付が始まると、日曜日の朝にも関わらず、多くの人が集まって下さいました。

受付

   

今回も、プルタブもたくさん集まりました。もう少しで車椅子に変わりそうですね。

プルタブ

   

定刻の9時がきて、AMDA兵庫県支部を代表して、僕からご挨拶。

   

1月17日の震災の日にネパールを訪ね、現地から黙祷を捧げたことや、病棟が足りていない現状などを報告し、新しい周産期病棟への協賛を呼びかけました。

  

そして、福祉苑リーベの会を代表して、内藤さんからもご挨拶。

  

今年も、オリックス・バファローズのご協力で、スカイマークスタジアムでパンの販売を行うことなどを報告いただきました。

  

練習ボウルの後、僕とリーベの会のF君とで、始球式。そして、ゲーム開始!

ボウリング場全景

  

7歳の長男と4歳の次男もエントリー。

  

二人とも、初めて5つ穴ではなく、3つ穴のボウルで。

三つ穴のボール

  

自分で3ゲームを投げきりました。

こどもたちのボウリング

  

すると、途中、場内にアナウンスが。

  

23番ブースで、300点のパーフェクトが出ました!って。

  

行ってみたら、あどけない少年が300点!

西山くん

  

中学3年生だそうです。これがそのスコアー表。

300点のスコアー

  

西山達也くんといって、将来はプロになることを目指しているらしい。是非是非、頑張って下さいね!

  

そして、和気藹々とした雰囲気の中、あっという間に時が過ぎて・・・・

  

いよいよ表彰式。

   

優勝は・・・・・

  

予想通り、西山くんでした!

優勝

  

771点、ダントツのハイスコアーでした。

  

長男には5とび賞が当たって・・・・・

  

次男は、前回と同様、ブービー賞!

  

お開きの後は、急いで後片付けをし・・・・

  

急いで奇兵隊の畑へ。

  

ボウリングの疲れもなんのその、みんなで大根の収穫を。
   

三男も、お砂場着を着て、準備万端。

三男のお砂場着

  

あれれ、ブーツにコートのかずみちゃん。大丈夫~?

かずみちゃんの農作業

  

長男も、次男も、一生懸命、大根引き。

  

よいしょ、よいしょ。

次男の大根引き

  

採れた~!

採れた

  

よく見てみると、これは・・・・・

  

てんとう虫!

てんとう虫

  

春はもうすぐそこまで来ているようですね。

  

こどもたちといっしょにボランティアに精を出した週末でした。

  

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予告しましたように、この土曜日は、第69代横綱白鵬関の徳島後援会記念パーティーに参加してきました。

  

(もうちょっと早く報告しようと思ったけど、後で報告しますように、この2日間、二日酔い(?)、三日酔い(?!)で、大変でした。それでは、ご報告を。)

  

夕方5時までの徳島での外来を済ませ、急いで阿波観光ホテルまで。
阿波観光ホテル
  

会場に入ると、たくさんの人が駆けつけていました。玄関ホールには、化粧回も飾られていました。

化粧回し

  

昼のパレードもたくさんの人だったようですよー。見に行けなかったのが残念。

  

受付を済ませて大ホールに行くと、これまた角界の著名人からのお花がたくさん。

お花

  

新崎人生さんのお花もありました。(3月2日、みちのくプロレスの徳島大会があるらしいね。)

新崎陣生産

  

会場も、すでに人で一杯で、テレビなどの取材陣まで。

会場内

  

右前の方に陣取ると、程なくパーティーが始まりました。

  

盛大な拍手に迎えられて、横綱白鵬と紗代子夫人の入場。(人、人、人で、写真撮るどころで無かったねえ。)

  

そして、壇上には、来賓の方々が。

  

まずは、徳島後援会会長に就任された、後藤田正純衆議院議員から挨拶。

後藤田会長挨拶

  

奥様の水野真紀さんは来てなかったかな。

  

そして、徳島の飯泉知事顧問としてご挨拶。

知事の挨拶

  

後、徳島市長や衆議院、参議院議員、商工会議所の会頭などなど、著名な人のオンパレード。

  

これって、徳島県全県あげてのパーティーって感じですねえ。さすが、横綱白鵬人気です。

  

それから、白鵬を育てた先代の宮城野部屋親方からも、エピソードを交えてご挨拶。

師匠と白鵬挨拶

  

そして、白鵬!

白鵬挨拶

  

奥さんが徳島出身ということで、「第二の故郷と思って頑張ります!」って。

  

そして、みんなで乾杯!

乾杯

  

おいしい立食のお食事に舌鼓を打ちながらも、白鵬関と紗代子夫人の周りには写真を撮る人、人、人。

皆さんと写真

  

余興では、ビンゴゲームもあり、皆さん白鵬の記念品をもらって大喜びでした。(僕は当たらなかったけどねー。残念!)

ビンゴゲーム

  

そして、この4月にデビューが決まった、神戸のボーカルグループ「クーリー・ハイ・ハーモニー」から、澄み渡った歌声の披露。

ハイハーモニー歌

  

今、注目のグループだそうです。フクタレコードさんの一押し!
クーリーハイハーモニー

  

すると、その歌に触発されたか、白鵬関からも、歌の披露を!

  

尾崎清彦の「また逢う日まで」と、吉幾三の「酒よ」を。

白鵬熱唱

  

その後、師匠といっしょに、「土俵人生」(だったかな)も歌ってましたねー。

  

よほど、気を良くされたんだろうね。3曲も横綱が歌うのは珍しいらしいです。

  

そして、徳島のお決まりといえば・・・・・

  

そうです、阿波踊り!

  

よしこののお囃子にのって、知事や後藤田さんも踊ってました。

知事、後藤田さん踊り

  

白鵬といっしょに、紗代子夫人とアミユちゃんも、壇上に上がり、会場みんないっしょに阿波踊り。

家族3人の阿波踊り

  

徳島の人は、踊るのが本当に好きですねえ。

  

会場も盛り上がったところで、白鵬から中締めのご挨拶。

白鵬終わりの挨拶

  

「4連覇、頑張ります!」

  

そして奥様の紗代子さんからも、お礼のご挨拶。

紗代子さん挨拶

  

そして、このパーティーの一番の功労者、フクタレコードの大将の紹介!

フクダさん慰労の挨拶

   

みんな、その苦労を知っていたんですね。本当によかった、よかった。

  

そして、みんなで一本締め。

  

大団円の内に、パーティーはお開きとなりました。

  

その後は・・・・・

  

弟と、2次会、3次会・・・・・

  

フクダさんと合流して、4次会では、氷の容器で焼酎ロックの回し飲み・・・・

  

意識が飛んで、5次会へ・・・・

  

明け方、4時5時までのエンドレスコースでした。

  

そして、二日酔いならぬ、三日酔い。

  

これって、体に悪いよねえ。

  

でも、とっても楽しかった、白鵬の徳島後援会発足記念パーティーでした。

  

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このブログにも時々登場している、第69代横綱「白鵬翔」

  

皆さんご存知のように、モンゴル出身ですが、奥さんの紗代子さんは、徳島のご出身なんですね。

  

そして、いつもAMDAネパール子ども病院、高麗人参果実搾りを応援してくれている、フクタレコードの大将さんからのご縁もあり、白鵬関を応援しています。昨年9月に東京で横綱昇進パーティーに参加したのは、ご報告したとおり。

  

そんな関係で、紗代子さんの地元徳島は、白鵬関の応援で大盛り上がり。徳島の人は、阿波踊りに代表されるように、お祭り騒ぎが大好きなんですよ。

  

そしてこの度、徳島で後援会を発足する運びとなり、パーティーを開くとのこと。もちろん、僕と弟も参加ということで、昨夜、当直先にチケットを届けてくれました。
チケット
  

今日の17時30分から、阿波観光ホテルで徳島後援会発足記念祝賀パーティーに参加の予定です。

  

パーティーに先立って、徳島でパレードを行うようですよ。

  

昨日の徳島新聞にも詳細が載っていましたので、リンクしておきますね。

  

横綱白鵬関が県内パレード 23日、後援会発足に合わせ

http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_120355754166&v=&vm=1

  

四国放送でも、ニュースでパレードの予告をしていました。

四国放送2

四国放送1

  

祝賀パーティーの様子は、また報告いたしますね。ではでは。

  

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ドタバタとして、記事が滞り気味になりごめんなさいねー。まだ、ネパールの報告も終わってないんでしたね。本当にごめんなさい。

  

今日も徳島で10時間外来をしながら、神戸女子大学の夏のセミナーの講義日程調整やら、東京の企業の方からの寄付の授与式の日程調整やら。支部長になったせいか、本当にボランティアの仕事が増えました。

  

そして、もうひとつ、大阪リーガロイヤルホテルという高級ホテルの文化事業部の方から連絡が。

  

「先日、毎日新聞の記事を見ました。是非、メンバー向けの講演をお願いしたいです」と。

  

あ、そうだった。そういえば、1月22日の毎日新聞朝刊に載ったんだったなあ。
毎日新聞1月22日
  

ネパールに行く前に、毎日新聞の方から取材があったのでした。

  

「わたしとおかあさん」という連載のコーナーで、自分の母親について語るもの。

わたしとおかあさん

  

ブログの記事にするのを忘れてたっ!新聞に載ったんだった!

  

そうなんです。忙しかった上に、ネパールから帰国後の、下痢、嘔吐の時期で、すっかり記事にするのを忘れていました。

  

しかし、僕の子ども時代の母親との思い出を語るのは恥ずかしいものですね。(でも記事になった以外の話の方が、もっと恥ずかしいこと、大笑いできることがたくさんあったのですが。)

  

実は、今回のネパール行きでも、本当に大騒ぎだったんですよ。

  

うちの母親、とっても心配性なんですね。だから、今回も、内緒で行ってたんですよ。

  

もし言ようものなら、それはそれは、「行くな!行くな!」と大騒ぎするんだから。

  

それで、今回も内緒でネパールに行っていたら、弟か親父からか、ネパールに行ってることを聞いたらしい。

  

すると、めちゃめちゃ心配性の母親、みんなに電話掛けまくり。

  

うちの嫁にも、うんざりするほど電話を掛けてきて、「大丈夫か、大丈夫か」と。

  

挙句、天に向かってお祈り、お祈り。

  

ガラス越しでは天への祈りも通じないとやらで、寒空の下、ベランダに出てねえ。

  

そして、ネパールがどの方向かもわからないから、ぐるぐるまわりながら、あっちにお祈り、こっちにお祈り。

  

本当に心配性の母親です。

  

こんな母親のことを記事にされるのは、本当に恥ずかしいものですが、でも、その記事からホテルの講演につながるんですから、縁とは不思議なものです。

  

しかし、人前で話すのが大の苦手の僕ですが、資金集めのためにはいたしかたありません。頑張って、寄付の呼びかけをしてみたいと思います。

  

5月20日(火)、大阪リーガロイヤルホテルの予定です。とにかく、頑張ろうっと。

  

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(この水、木曜日は、AMDAの菅波代表と一緒に、極寒の高野山へ東山御住職を訪ねていました。お二人の夜の面談、問答は、本当に聞き応えのあるものでしたよー。お二人とも、氣の届く範囲は、日本に留まらず、世界におよび、さらに宇宙的な時空まで達しているかのようでした。二人は、宇宙人なのかも知れませんね(^_^) 報告がのびのびに成っていますが、AMDAネパール子ども病院の報告のつづきです。)

  

13年目の阪神淡路大震災の日、外来前に、スタッフの方や外来に来られた患者さんたちが集まってくれました。

  

そして、今回、この時期にAMDAネパール子ども病院を訪ねた理由や、この病院ができた経緯について、説明いたしました。(その記事はこちら
朝の挨拶
  

そして、阪神淡路大震災で亡くなられた方々への慰霊と、AMDAネパール子ども病院で治療の甲斐なく亡くなられたこどもたち・女性たちへの慰霊の気持ちをこめて、みんなで黙祷を捧げました。

  

そこに居合わせたみんなの心がひとつになった瞬間でした。

  

国境を越えて、慰霊の気持ちというのは変わらないことが、良くわかりました。

  

人間は、何かの目的を持ってこの世に生を賜り、精一杯の命を咲かせて、また還って往くのでしょう。そして、数百年の後に、またかたち(象)をなして、還って来るものなのかも知れません。

  

その宇宙の永遠の時空の中、この一瞬に、ここに居るという一期一会の偶然に感謝、感謝。

  

そして、来年の1月17日も、ここに還ってくることを誓いました。

  

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(まだ、1月のネパール行きの報告の途中ですが、今日は一休みして、この土日の行動について報告しますね。)

  

この土日は、大阪国際交流センターで開催されていた、「ワンワールドフェスティバル」に参加していました。
ワンワールドフェスティバル
  

土曜日は、いつもの定例会の予定を変更して、AMDA兵庫県支部のメンバーも「ワンワールドフェスティバル」の手伝いに参加。

  

コスタリカにスペイン語研修に行っていた、O先生も合流して、国際色豊かなブースになりました。

  

そして、日曜日は、うちの3人の子どもたちを連れて、朝一番から参加。

  

生憎の小雨でしたが、このフェスティバルが好きな子どもたちは、かさを持って小走りで。

傘

  

ちょっと、ちょっと。パパより速いねえ!

階段

  

かつての15階建てマンション階段昇り(懐かしい話題でしょ)や、親子三代四国八十八箇所参りで鍛えた健脚で、本当に速くなりました。

  

今年は、僕の関係するブースが4つ並んでいたんですよ。

  

2階のさくら会場、入ってすぐに、日本クリニクラウン協会のブース。

クリニクラウン

  

いつも明るい色使い。そしてみんな赤鼻で、明るいブースですねー。

  

こどもたちも赤鼻を付けていたら、「一緒に写真を撮らせて!」と大人気でした。

写真

  

その横が、AMDAのブース。
AMDA

  

国際医療ボランティアに興味のある医学生や看護師さん、一般の方々も、多くの方がブースを訪ね、いろいろな質問を受けました。

  

そして、昨年4月にAMDA本部から独立した、「AMDA MINDS」 こと、「AMDA社会開発機構」

AMDAマインズ

  

初めての参加でもあり、理事長の鈴木さん自ら参加してました。(右の後ろ向きの人が鈴木さん。土曜の朝、ベトナムから帰ってすぐ、関西国際空港から駆けつけてました。タフですよねー。)

  

そして、「AMDA国際医療情報センター」

ANDA医療情報センター

  

こどもたちはここのYさんがいつも面倒を見てくれていて、ここが陣地とばかり、我が物顔で居るんですよ。3年目ともなると、勝手しったる何とやらです。

  

でも、じっとしていないのは、誰に似たのやら。

  

おもちゃで遊んだり・・・・

おもちゃ

  

おもちゃ作りを体験したり・・・・

体験

  

国際色豊かな踊りを鑑賞したり・・・・

踊り

  

いろいろな国際体験ができました。

  

そして、こどもたちは、恒例のスタンプ集め。

質問1

  

あっち、こっちのブースで、質問に答えて、シールとスタンプを集めていました。

質問2

  

結局、27つのブースでスタンプを集め、たくさんご褒美をもらって大喜び。

  

でも質問には、「世界で1分間に何人のこどもが餓死しているでしょう。」といった問題もあり、こどもながらに何かを感じているようで、夜ご飯は3人とも完食でした。

  

(その質問の答えは、17人だそうです。その多さにびっくりしますよね。)

  

ボランティアと子育ての両立のため、いろいろな現場にこどもたちを連れて回る週末です。こどもたちにはもっと楽しいこともあるのでは、と思いながら、こんな子育てもありでしょうかねぇ、とも。こどもたちも楽しそうだから、まあ、いいっか。

  

来年もまた参加したいと思います。皆さんもいかがですか?


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(前回は、病院の周囲の風景の移り変わりについて視察しましたが、今回は病院敷地内の風景について・・・・)I
  

病院の敷地内に入ってくると、AMDAネパール子ども病院の本館が見渡せます。

病院全景

  

これが、世界的に有名な安藤忠雄氏がボランティアで設計して下さった、本館ですね。
  

そして、病院の門のすぐ左脇に、ジェネレーター(自家発電装置)があります。

ジェネレーター

  

これは日本からの支援で数年目に出来たもの。

  

ネパールは、停電が当たり前なんですが、医療機器にとっては、停電で働かなくなるのはとっても大変なこと。

  

それで、自家発電をできるように、ジェネレーターが寄贈されたんですね。

  

それから、岡山の有志が集まって数年前に結成された「ネパール子ども病院に救急車を贈る会」によって贈られた、救急車も現役で活躍中。

救急車

  

そして、僕の豊中の病院の外来に来ているKさんを中心に、寄付を募って寄贈された、スタッフの送迎用のバス

バス

  

そのバスの寄贈者の方が、僕の外来の患者さんだったとは!本当に縁とは不思議なものですねー。(その記事はこちら

  

でも、日本からの寄付だけではなくて、ネパールスタッフの努力によって、出来たものもあるんですよ。

  

まず、玄関前にできた、車止め

自転車、車止め

  

そして、その脇に、病院の名前を刻んだ花壇

花壇

  

それから、救急入り口の横には、雨がしのげて順番待ちができるベンチが出来ていました。

救急外来横ベンチ

  

ネパールのスタッフなりに、いろいろ患者様のことを考えて工夫している様子が伺えました。

  

何より、病院を訪れる人に対する心遣いが感じられました。

  

そうそう、牛さんもいましたよ。

牛と病院

  

AMDAネパール子ども病院の10周年記念にむけて創られる絵本、牛が主人公なんですよ!

  

絵本にぴったりの写真が撮れて、大満足の、敷地内視察でした。

  

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*開催間近!! 「ワン・ワールド・フェスティバル」に出展します

皆さまのご参加お待ちしています!


市民に広く国際協力の大切さを認識してもらい、活動に参加してもらう機会を提供しようと、関西を中心に国際協力に携わっているNGO/NPO、国際機関、自治体、企業などが協力して、1993年から毎年開催している国際協力の催しです。

テーマは「共に生きる世界をつくるために 一人ひとりができること」。屋外テントでは各国料理の屋台が数多く並び、ワークショップやセミナー、体験コーナーなど盛りだくさんのイベントが開催されます。

AMDAは、AMDA社会開発機構とAMDA国際医療情報センターとともに、「活動紹介展」に両日ともブースを出展いたします。また、2日13:00~15:00にワークショップ&活動紹介、3日(時間調整中)に活動報告会を行ないます。

支援活動をご紹介する他、現地事情や派遣に関しての質問、不安にお答えする予定です。

皆さまのご参加お待ちしています!


【日時】
 ブース出展 2階さくら
    2月2日(土) 10:00~17:00
      3日(日) 10:00~16:00
    *11:00から1時間ごとに、ミニ報告会(15分)を開催します。(ワーク
     ショップ・活動報告会開催時を除く)
      テーマ
       ・AMDA緊急医療支援活動
       ・AMDA社会開発機構 アジア・アフリカ・中南米地域事業
       ・AMDA国際医療情報センターの活動
       ・AMSA(アジア医学生連絡協議会)の活動
ワークショップ&活動紹介
    2月2日(土) 13:00~15:00 3階会議室4
     「AMDAの活動から国際協力のさまざまな形を知る」
      ・AMDA社会開発機構が実施する中長期の貧困削減などの活動紹介
      ・ワークショップ
         中米ホンジュラスのHIV/AIDS予防プロジェクトを体験しよう!
      ・AMDA緊急医療支援活動の紹介
         ペルー沖地震緊急医療支援活動
         新潟県中越沖地震緊急支援活動
      ・AMDA国際医療情報センターの活動紹介
      ・AMSA(アジア医学生連絡協議会)の活動紹介
 活動報告会
    2月3日(日)時間調整中 3階会議室5
      AMDAレポート ~医療支援の現場から~

【場所】
 大阪国際交流センター
   大阪市天王寺区上本町8-2-6
   http://www.ih-osaka.or.jp/i.house/900/map.html

【「ワン・ワールド・フェスティバル」については】
 http://www.interpeople.or.jp/owf.html


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