こんにちは。
「テルマエ・ロマエ」の作家、ヤマザキマリさんのトークを聞きに行きました。面白かったです！！
テーマは、 「未来を生き抜く力」。
右から２番目が、ヤマザキマリさんです。
ヤマザキマリさんは、
北海道の大自然の中で育ち、虫が大好きに。
子どもの頃からお絵かき大好き。
１４歳で１ヶ月、ヨーロッパを一人旅（母親に送り出された）。
画家をめざし、高校中退して１７歳でイタリアに絵画の勉強に行く。
１０年位イタリアに暮らし、詩人と恋人になる。
詩人と絵描きのカップルで、生活力がなくて
電気や水道を止められる、極貧の生活を経験。
赤ちゃんを産んで、「このままではいけない」と恋人と別れ、帰国。
未婚のシングルマザーとして働いて子どもを育てる。
温泉を紹介する番組に出たり、イタリア語を教えたり。
古代ローマ史についてくわしかったことから、14歳年下のイタリア人男性にプロポーズされ、結婚して現在に至る。
この２５年、マンガ家として活躍中。本も書いている。
トークの一部を紹介します。
「のっぽさん、トムとジェリーのトム、スナフキンが好き」
「『自分はこれをやったらイキイキしている』とわかっていて、
それをやっている人がいい」
「男性を頼りにしたいという気持ちはない」
「『生きる』『生き抜く』というのは大変なことだから、とにかく生き延びればいい。今のところが合ってないと思ったらやめてしまって他のところを探したらいい」
「最後までやりとげなくてはならない、ということはない。やめていい。レオナルド・ダ・ヴィンチなんて、天才と言われてるけど、途中でやめちゃうから描きあげた絵が１５枚くらいしかない」
「イタリアでは『学校でいじめられた』と子どもが言うと、親は『じゃ、学校を変える？』と言う。合ってないなら変えればいい。実際、３回小学校を変わったりする」
「日本では『学校でいじめられた』と子どもが言うと、親は『あなたにも原因があるんじゃない？』と言ったりする。そうするともう、子どもは相談できなくなる」
「世間や社会に合わせることが優先順位が上で、子ども、家族は後回しになっている」
「世間体に合わせたり、周囲に合わせようとするのはやめてはどうか」
「相手をリスペクトし、愛情を持ちながらも意見が違う、ということができる。イタリアではそうだった。意見が違っても大丈夫だった」
「世間で認められないと、自分に価値が無いと思わなくていい。
生きてりゃいいんだよ。地球がね、『生まれてきていいよ』と言ってこの体を持って私たちは生まれてきた、それでいいじゃん。お日様に当たってあったかいなあ、と言ってればいいから」
「認められたり、結果を残さなくてもいい」
「生きていくのは大変だから、いかに面白くするかだ」
「失敗は、栄養がある。こんなに栄養があるモノはない。」
「失敗、屈辱、失望、そういう経験がなかったら、欠陥人間になると思う」
「（経験したことで）無駄なことは１つもなかった」
「育児については、子どもは、生きていればいい。こうでなくては、こうしよう、というのはなかった」
「ただ、子どもには、広い世界を見せた。旅に連れ出し、『世界はこんなに広いんだよ！いろいろな人がいるよ』と見せた」
「波が来たら乗る。いい波かどうかわからなくても、乗っているうちに波を見分けられるようになる。考えすぎないで行動する」
「イタリアでは６時に仕事は終わり、家族との時間を大事にする。映画『テルマエ・ロマエ』の撮影のロケのときもそうだった。現地スタッフやエキストラが６時近くなると落ち着かなくなり、帰ってしまう。日本だと撮影は夜中の２時までとかふつうなのに。
仕方ないので撮影は毎日６時までにして、その後はレストランで食事して、ワインを飲んで語り合ったりして、皆がリラックスしてとても仲良くなった。しかも翌朝、つやつやした顔で撮影に来る。
労働時間が短い方が、生産性が上がった」
主催はＱ－tao。
「猛牛女子」というニックネームもユニーク。
イラストは、のびコさん。
トークの後は、ワークショップ。もりだくさんでした。
ヤマザキマリさんの直筆イラストとサインです！
撮影コーナー。楽しい。
私も撮っていただきました。
カメラ担当の方、ありがとうございました！！
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ご著書多数（紹介しきれないくらい）。
この３冊、とても面白かったです！
「心の育児」シリーズの講座
（赤ちゃん連れＯＫ！ 講師：すずきともこ）
「安全で安心」な育児をお伝えします。
子どもの「自己肯定感」、「生きる力」が育つ。
「子どもの『心』を聴ける親になる！」部（実践編）
・８月３１日（土）１０：３０～１２：３０ とつか区民センター
・９月２０日（金）１４：００～１５：３０ モーハウス青山店
・９月１１日（水）１０：３０～１２：００ モーハウス青山店
・９月３０日（月）１０：３０～１２：００ 豊倉助産院
・９月１１日（水）１４：００～１５：３０ モーハウス青山店
・９月３０日（月）１３：００～１４：３０ 豊倉助産院
「女の子の『心』が元気に育つ！」 （１０月）
「きょうだいの『心』が元気に育つ！」 （１１月）
「０歳の子の『心』が元気に育つ！」 （１０月）
「１歳からの『自立期』の育児のこつ」 (イヤイヤ期の対応）
「夫とのコミュニケーション 心を伝える７つのヒント」 （１０月）
「自分の親とのコミュニケーション 大切な７つの知恵」 (実父母・義父母） （１２月）
お問合せ＆お申込み
母乳１１０番なんでも電話相談 
TEL ０８０～５４１３～８０３３
・２０１９年８月２３日（金）１０：００～１２：００
第２・第４金曜に電話相談をしています。（祭日はお休み）
相談は無料です(通話料のみ）。どうぞお気軽にお電話くださいね。
（すずきともこ／著 堀内勁／監修 自然食通信社／編）
・モ―ハウス青山店 ・ＮＰＯ Ｕｍｉのいえ ・豊倉助産院・書店（注文）で販売中
（すずきともこ／著 光畑由佳／文 NPO子連れスタイル推進協会／発行）
・モ―ハウス青山店・ＮＰＯ Ｕｍｉのいえで販売中
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