こんにちは。
「山懐に抱かれて」を観ました。
山地酪農をしている一家の、ドキュメンタリー映画です。
よかったです!!
公式サイト…http://www.tvi.jp/yamafutokoro/
山を開拓し、芝を植える。
牛たちを山に放ち、自由に過ごさせる。
輸入の配合飼料に頼らず、
草を食べて育つ牛の乳を搾る。
子牛は母牛の乳を飲める。
自然の暮らしだ。
その山地酪農を実践した一家の暮らしを、26年、追ったドキュメンタリー。
7人の子どもたちは牛の世話を手伝う。
やがて大きくなり、独立していく。
子牛が母牛のおっぱいを直接、飲める!
そのシーンは嬉しかった。
以前、子牛を母牛から引き離し、
(母牛から牛乳を取って売るために)
子牛には、ほ乳ビンで人工ミルクを与えるシーンを
テレビで見て、ショックを受けた。
一般の酪農ではそうしているらしい。
私の牛乳購買意欲は一気に下がったのだった。
子牛からお母さんのおっぱいを奪っているなんて…
とても申し訳ない気持ちになって。
でも、この山地酪農では、自然のままを大切にしていて、
子牛は母牛のおっぱいを飲んで育つ。
それでも、販売する牛乳を取れるんだな。
利益は下がるのかもしれないけれど。
311のときの話も出た。
ドキドキしながら、牛乳を測定してもらいに行くシーン。
「放射性物質、検出せず」と結果が出ていた。
山地酪農は理念はいいけれど、
最初の何年かは利益が出ない。
山を開拓したり、とても大変だ。
子どもたちを、
「一度も遊園地や動物園に連れて行ったことがない」と言う。
「デパートで何か買ってあげるということもない」とも。
経済的には厳しい。
しかし、子どもたちは山で走り回り、
開拓を手伝い、牛の世話をする。
あの山暮らしで身に付く体力や働く力は、
一生のプレゼントだと思った。
子どもたちが大きくなり、酪農のやり方など、
親と意見が対立したりする。
自分の意志や考えがあって、いいなあ。
親は悲しんでたけど、それでいいと思う。
ごはんを食べる前の言葉がすてきだった。
みんなで食卓を囲み、手を合わせてとなえる。
「おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さん、○○ちゃん、○○くん、(子どもたち全員の名前を言う)、牛さん、ありがとう。いただきます。」と言うのだ。
小さい子の名前も呼ばれるし、最後に「牛さん」が入っているのがいいな。
「草さん」「山さん」も入ってもいいな。
「物質ではない。お金ではない。塩かけごはんでも、
皆で一緒に食べられるのが幸せだ」という意味のことをお父さんが言う。
私もそう思う。
お金は無いと困るし、大切だけど、
いちばん大切なものはお金ではない。
でも、資本主義社会でCMにさらされ、
「いろいろなものを買えるのが幸せ!」というメッセージを浴びていると、なかなかそれがわからなくなることがあると思う。
ほんとうは何が大切なのか?を感じる映画だ。
この映画を観られてよかった。
いつか、ここの牛乳を買えたらいいな。
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