こんにちは。
「心の育児」シリーズの講座で、出たご質問です。
Q．
「上の子（５歳）がずーーっとしゃべっています。
聞き続けるのは大変で、あまり聞けません。
どう接したらいいでしょうか？」
（２人のお子さんのママ）
A．
ずっと長時間、聞きつづけるのは、しんどいですよね。
子どもの話を全部聞いてあげられるといいのですが、
下の子もいて、むずかしいですよね。
「聞いてあげたいけど、聞いてあげられない」と悩む、
とても優しいお母さんだなあと思います。
お子さんからも信頼されているから、
そんなふうにお子さんが話してくれるのだと思います。
ためしに、短い時間でいいので、
子どもに注目して集中して聞いて、
思いっきり、リアクションしてみてください。
「へええーー、そうなんだー！！！」
「それで？！それで？！」
「うんっっ。そうかーーー！」
「○○だったんだねーーー！！」
というように、オーバーなくらいに応えます。
そうすると、お子さんは
『しっかりと聞いてもらった…』と満足します。
実は、ずっとしゃべっているお子さんは、
もしかすると、
どこへ行っても、あまり聞いてもらえてない場合があるかも…。
どうしても、聞き流されてしまいがちだから。
そうすると、スッキリしなくて
よけいに長くしゃべってしまうかも。
しっかり聴いてもらえると、気持ちが落ち着いて、
話が短くなる可能性があります。（可能性ですが）
それから、
その子を、なんでもないときに１０秒くらい、
ぎゅーっとだっこしたり、頭をなでたり、
「無条件で」かわいがることも、おすすめです。
１日1回でも、ちがいます。
安心して、自分の遊びに集中しやすくなったり、
もしかしたら話が短くなるかも。
でも、ここで１つ、大切なことがあります。
「親自身が、
だれか他の大人に話を聴いてもらう時間を持つ」ことが大切なのですーー。
「子どもの話を一方的に聴く」ばかりでは、
大人であっても、疲れてしまいます。
かと言って、「子どもに
長時間、話を聴いてもらう」のはおすすめできないです。
と、なると。
「大人同士で話を聴き合う関係を持つ」ことがおすすめです。
そうすると、子どもの話を聴けるようになります。
「聴き合う」と書いたのは、大人でも、
「一方的に長時間、聴く」のはしんどいからです。
（たまにはいいけど、いつもだと大変かも）
聴いてもらえると、
ほっとして、気持ちに余裕ができる。
そうすると、子どもの話を聴きやすくなる。
親同士、お互いに聴き合えるといいですよね。
また、そのお子さんは、しゃべるのが得意なのですから、
もしかしたら将来はアナウンサーとか、先生とか、話す職業につくかもしれないですよ～。
「聴き方」講座を開催しています。
赤ちゃん連れＯＫです！
・１２月１９日（水）１４：００～１５：３０ モーハウス青山店
・２月７日（木）１０：３０～１２：００ モーハウス青山店
・２月１２日（火）１０：３０～１２：００ 豊倉助産院
「子どもの『心』を聴ける親になる！」部（実践編）
・２月２日（土） 横浜市市民活動支援センター
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