こんにちは。
「くちづけ」を観ました。
公式サイト…http://www.kuchizuke-movie.com/
一度見たら、忘れられない映画です。
マコには、知的障害がある。
母は他界。父一人子一人の家族だ。
マコの父親は「愛情いっぽん」というペンネームで
マンガを描いていたが、マコの世話のために
マンガ家をやめた。
二人はグループホームひまわりにやってくる。
いっぽんは年老い、マコの将来を危惧していた。
いっぽんと、マコ、主役の二人の演技が素晴らしかったです。
とくに、マコが。
胸を打たれました。
実話を元にした映画だそうです。
コメディぽくして見やすくしてるけど、
言いたいことは言っている。
タイトルの「くちづけ」は、ほとんどストーリーに関係なかったです。
なんで「くちづけ」なんだろう…？
グループホームに遊びに来た子が、
「あの女の子、頭が弱い系だね！」と笑ったとき、
「マコちゃんはマコちゃんだよ！」
「そんな、区分けしなくいいじゃん！」
と、もう一人の子が言う。
ほんとにそうだと思う。
福祉のために、区分けする必要はあったりするけど、
（障害者年金を受け取る手続きのためとか）
人間としては、区分けしなくていい。
感じる心は同じなのだから。
そう言った子は、グループホームの
知的障害者の人たちと、一緒に育った健常者。
皆を友達だと思っている。
対等に付き合う姿勢がすてき。
でも、しかるときにバシバシたたいていて、
それは気になった。
また、「痴漢された」と言って
高校生が駆け込んでくるシーンがあるのだけど、
あまり取り合ってもらえてなくて不思議だった。
もう少し真剣に聴いてあげてほしかった。
テーマがテーマなのに、どうしてなのか？？
でも、大切な作品だと思う。
「くちづけ」上映会があるそうです！
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