心療内科非常勤心理カウンセラーだけど20代ひきこもりの双子がいます

二男は中2の終わりから不登校に

長男は専門学校中退後そのままひきこもり生活。

 

心療内科に非常勤で勤務する心理カウンセラーなのに、ひきこもりの双子の息子がいます。
ひきこもりになるまでのこと、今のこと、思い出したり、気づいたことを書いてます。

 

人生に出会いと別れはつきもの

 

と言います。

 

一口に喪失体験といっても、

実に様々なものがあります。

 

 

一生懸命に育ててきた子どもが

独り立ちした後の

“空の巣症候群”

 

定年退職後など、がんばってきたことが

一段落した後の

“燃え尽き症候群”

 

他にも、

 

会社の異動で、馴染んだ部署や

人間関係が変わる

 

住み慣れた家からの引っ越し、結婚、

離婚などで、環境がかわる

 

事故などで、身体の一部または

機能を失う

 

失恋…

 

 

など、私たちが失うのは

命だけではないのです。

 

 

そして失った人や、物、場所への

思い入れが深ければ深いほど

 

感じる喪失感も深くなるのは

当然のことなのです。

 

 

その感情と上手く付き合っていくのは

とても難しいのではないでしょうか?

 

 

その感情を持て余していたり、または

受け入れられないでいると、

うつ病のきっかけになったりすることも

あります。

 

抑うつ神経症、自律神経失調症などとも

関わりがあると言われています。

 

 

そして、それらは喪失体験から数年たって

身体の不調として出てくることもあります。

 

 

 

喪失体験による感情は、悲しみだけでは

ありません。

 

 

怒り

(どうして私を置いて行ってしまったの)

(もっと早く病院に行ってくれていれば)

 

不安

(これからどうすればいいの)

(一人でやって行けるのだろうか)

 

否認・苦痛

(喪失の事実から目を背ける)

 

 

など、様々な感情が取り残された状態に

なっていることがあるのです。

 

 

そのような悲哀の仕事が終わっていない

クライアント様に対して、悲哀の仕事を

終わらせるためのカウンセリングに

 

“訣別のワーク”

 

という手法があります。

 

 

現実否認や悲しみ、怒りといった感情の

受け入れを通して、徐々に心理的に回復

していくものです。

 

 

喪失対象を忘れるということではなく、

喪失対象への大切な思いを宝箱にしまって

その宝箱と一緒に歩んでいくための

カウンセリングワークだと

私は思っています。

 

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