ひきこもりの双子の母
心理カウンセラー/白根月子
激務で家にほぼいない夫、ひきこもり20代の双子の息子たち、猫2匹♂♀、亀2匹と暮らす、希死念慮から脱出した還暦主婦です。
前回までのお話はこちら
そんな激務な夫との結婚生活、
しかも私は34歳という年齢。
子どもは一人かな・・・
と、思っていたのですが、
なんと!双子!
実は私は、30歳になった頃から
『もしも、結婚することができたら
私は双子を出産する』
と、何の根拠もない予感があり、
それが当たったこともびっくりだったし、
一人っ子だと思っていたら、
一度に二人、ということもまた
嬉しかったのです。
でも、私が結婚したのは
ちょうどバブルが弾けて、
日本経済に暗雲が立ち込めていた頃、
夫の給料も、
ボーナスがカットされるなど
少し不安もありました。
私も、フルタイムで働いていたけれど
派遣社員だったので、
産休制度や育休制度は無く、
かといって、激務の夫の
育児協力はあてにできないし、
私の両親も、夫の両親も
日帰りできる距離に住んではいないし、
母も、義母も、まだ現役で仕事をしていて
子育ての協力をお願いすることはできない
という情況。
夫の給料がこれ以上減らないことを
祈りながら、私は仕事を辞めると
決めたのでした。