ひきこもりの双子の母

心理カウンセラー/白根月子
激務で家にほぼいない夫、ひきこもり20代の双子の息子たち、猫2匹♂♀、亀2匹と暮らす、希死念慮から脱出した還暦主婦です。

前回のお話はこちら

右矢印【自己紹介】“孫は男の子”という祖父①

 

もう少し大きくなって、

 

 

一人で立って歩けるようになった頃

おもちゃのバットをもって

嬉しそうに写っている私の写真が

あります。

 

 

この時、

祖父の手作りのキャッチャーマスクを

着けた兄は、祖父とキャッチボールを

していました。

 

私はそれを見ているだけ。

 

母が、やってきて

私に帽子を被せて、バットを持たせ

写真を撮ったのです。

 

私は、これで仲間に入れてもらえると

喜んだのですが、

 

我が家は自営業で、

母は、写真を撮るとすぐに仕事に戻り、

 

私は、どうしたらいいんだろうと

戸惑いながらも、

一緒に遊んでもらえるかなと

キャッチボールをしている兄の傍に立ち

バットでボールを打とうとしたのですが、

邪魔者扱いされてしまいました。

 

この時私は、1歳2か月です。

 

でも、なんとなくその時の

母が仕事に戻ってしまって

置き去りにされてしまった気持ちや

 

仲間に入れてもらえるだろうかという

不安な気持ち

 

邪魔者扱いされて、行き場がなく

困惑した気持ち

 

を覚えているのです。