最高のスポーツトレーナーとは。




常に考えています。

「最高のスポーツトレーナー」とは、どんな資質を持ち合わせているのだろうか。

非常に難題ですね。
「最高」の定義にもよりますし…。




一般論としては、

どんな痛みでも即座に解消できるコンディショニング技術。

選手の不調やスランプを解消できる指導や観察眼。

どんなレベルからでも確実にパフォーマンスアップさせてあげられるようなトレーニングの引き出しと選択技術。

選手自身が不調から修正する能力を身につけられるような指導力。




そして、大前提として関係主義を理解していること。



どれもとても重要で、必要ですね。

僕ももちろん、全て欲しいです。

当たり前ですが、そのための努力は惜しみません。



でも、最高のトレーナーって、それだけじゃない。
っていつも感じています。

技術や知識を超越したところで選手がついてきている。

そんな感覚です。




いずれにせよ、トレーナーの能力って数値化できないので、誰かと比べても仕方ないです。

結果として「その選手にとって、最高のトレーナー」になればいいのだと思います。




さて今回の本題ですが、スポーツトレーナーの方を含めて様々な立場の方々からよく以下のような相談を受けます。




「なかなか選手が真面目にトレーニングに取り組んでくれない」

「なかなかトレーニングの効果が得られない」

「選手と信頼関係が築けているか不安」




何が原因でしょうか?

もちろん様々な背景を含めた要因が絡んでいるのは確かです。

僕自身もよくぶつかる問題です。

(以前はそれを選手側や環境の問題にしてしまう、弱い部分もありました…苦笑)


当然、どなたもそれらの状況を改善するための努力は相当されていることと思います。




にも関わらず、もしまだ改善されていない場合は、この言葉を参考にしてみてはいかがでしょうか。

もしかしたらヒントが隠されているかも知れません。






「平凡な教師は言って聞かせる。 よい教師は説明する。 優秀な教師はやってみせる。 しかし最高の教師 は生徒の心にをつける。」




これは僕が大学の教育学部に在籍していた時に出会って以来、ずっと心に置いている言葉です。これは教育学者のウィリアム・ウォードが残した言葉です。




これは「最高のトレーナー」を構成する重要な要素だと思います。

特に教育には非常に関心がある僕にとっては重要な部分を占めています。




そもそも選手はトレーニングに対してやる気になっていますか?

つまり選手に対してトレーニングとその競技の関係について理解、実感させることができていますか?

ご自身が提供するトレーニングの手本を見せられますか?


これらは全て相互に関係し合っています。

それぞれが前提条件となっているのです。



JARTAの講習会で僕がいつも口を酸っぱくして言い続けていることは、「トレーナーがトレーニングに関して手本を見せられること」です。

出来れば選手より高いレベルで手本を見せることまで求めています。

たとえそれがプロの一線級の選手であっても、です。




これは上記の言葉にある、「優秀な教師はやってみせる」に聞こえるかもしれませんが、スポーツの現場においては違います。




これは直接「選手の心に火をつけること」につながります。

選手は、僕ら一般人に「運動」では絶対に負けないと思っています。

そしてとても負けず嫌いな方が多いです。




そこで一般人と思われている僕らが選手より高いレベルでトレーニングを見せることが出来たらどう思うでしょうか?




やってみればわかります笑




そしてそもそも当たり前のこととして、自分より下手な投げ方の人に「良い投げ方」を指導されても納得しにくいのと同じで、自分より下手な人にトレーニング指導されても、、って選手は思ってます。




トレーニングで手本を示す以外にもたくさん心に火をつける手段はありますが、それは各個人や状況によっても異なるので、ここでは詳細は述べません。

どこかでお会いしたときに聞いていただければと思います。



写真は静かなる負けず嫌いの第一人者、菊池雄星投手の深夜のトレーニング場面です笑









JARTA代表

中野 崇




 

久しぶりの投稿です。



やっと海外のチームにプレゼンするための動画がほぼ完成しました。
イメージはこんな感じです。

 

 

 

とりあえず今回は内容を公開する予定にはないので、雰囲気だけでご容赦ください。



そういえば先日のNHKの出演時、僕の出演時間にまさかの地震発生、速報からの地震ニュースへの切り替えという事態が…(地震が大したことなくてよかったです)。



普段の僕を知っている方々からは、なぜか「いつもそんな感じよね笑」との感想を多数いただきました…(^^;



あとお知らせです。
来週、5月28日に発売の雑誌「ステラ」に僕の記事というか写真が掲載されるそうです。わざわざそれだけのために買うのは家族ぐらいだとは思いますが、立ち読みぐらいはしてみて下さいね笑



またもや前置きが長くなりました。
今回は、「海外で結果を残せる選手の共通点」についてです。

 

 


 

 

 

 

内容は、フィジカル面に関することではなく、別の側面についてです。
でも、実際にかなりのレベルで海外で結果を出してきている方々と関わっている中での考察なので、よければ読んでみてください。



僕は海外で活躍するスポーツ選手(主にサッカー、フットサル)に関わらせていただくことが多いのですが、何となく醸し出す雰囲気が似てるなぁと感じていました。



先日、海外での活動が豊富な方と食事をご一緒させていただく機会があり、そのときに何となくこうなんだろうなぁ~と思ったんですね。



「自分の文化にこだわりながらも、こだわらない」感じ。



よく海外に住むと自分の国の文化の良さに気づいて、よけい大事にしたくなると言われます。
しかし、その国に住んでいる以上、そこの国の文化や価値観、様々な基準に合わせた行動をとることが必要となる場面が大半です。

でも自分の国の文化や価値観、判断基準の良さや重要性もわかるしそれがしっくりくる。
じゃあ自分は結局どう動けばいいのか

別の国で生活していると、日常生活から試合まで、ありとあらゆる場面でそういったジレンマの繰り返しです。




「日本人としてのアイデンティティを大事にして、日本の文化を云々…」

「この国の文化になじむぞ。なじまなければこの国で成功は望めない…」



など、どちらかに偏った部分に固執しているとうまくいかないです。
海外でうまくやっていけている選手たちと話していると、どこか飄々としていて、いろんなことにこだわっているようでこだわっていないような、独特の雰囲気を持っています。



悪く言えば、超テキトー。
良く言えば、「臨機応変さ」がハンパない笑
(土壇場での予定変更など、全く気にしない人多いです。そして自分が土壇場での予定変更をする側の時も然り…笑)



表現はともかく、
この「こだわりつつ、こだわらない」というような思考力、それを踏まえた上での行動力や判断力は必須です。




そして僕の立場からすれば当然なのですが、このような思考状態は身体の状態にも反映されます。
そのあたりはまた別の機会に。



最後に海外で活躍している選手、活躍しそうな選手を少し。

 

 

 

 

 

JARTAテクニカルアドバイザーの吉田輝くん。
イタリアへ単身渡り、フットサルの第一線で約10年結果を残し続けています。フットサル元日本代表です。
日本とイタリアをつなぐ多数の事業も手がけています。
詳しくはJARTAホームページ参照して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲井康大選手。彼も現在イタリアのヴィーゴルというチームでプレイ中です。
なんとまだ17歳です。
ヴィーゴルは、ユースに特化したローマのチームですが、セリエAに上がっていく選手を何人も出すようなハイレベルなチームなのです。
仲井選手にはJARTAでトレーニングのサポートをしています。
今後、注目すべき選手ですよ。




お読み頂き、ありがとうございました。




JARTA
中野 崇

 

 

 

 

 

 

JARTAの中野です。


今日はサッカー元日本代表選手のトレーニングをしてきました。
韓国戦で決勝ゴールを決めた、あの選手ですw
近日中には公開できると思いますが、今は非公開です。


今回は、JARTAアドバンス1の内容を少し公開します。

アドバンス1は4日間の講習です。
コンディショニング手技としては、四肢を中心に多数紹介しています。
またかなり即効性を相手に感じていただける手技が多数を占め、背臥位のものも多く含まれますので、スポーツ以外のリハビリ現場などでも応用性が高いものです。




■アドバンス1で習得していただく対象部位(関連筋を含む)


・仙腸関節2種;背臥位

・股関節(大臀筋、腸骨筋の癒着部);腹臥位、背臥位

・腰背部;背臥位

・大腰筋(ダイレクト);背臥位

・膝関節;腹臥位

・肩関節(肩甲帯、ローテータカフ3種、腋窩);背臥位、側臥位

・胸部(前鋸筋、僧帽筋、広背筋、胸鎖関節);背臥位、側臥位

・下腿部(腓骨、腓腹筋);背臥位、腹臥位

・大腿部(内側ハムスト);腹臥位

・経絡




これらは治療手技の羅列ではなく、1次姿勢を整えること、体軸を形成する土台を整えるという目的により関係主義に基づいて構成されています。






■アドバンス1で習得していただく統合化トレーニング科目

立甲

肩関節ゼロポジションをどんな姿勢でも実現できるほどの肩甲骨の使い方。

立甲の重要性;こちらをご覧下さい。

投手など、上肢系の競技では必須の機能です。

なでしこジャパンの海堀選手の初期の立甲です。



センタリングプッシュアップ

大腰筋を機能させる腕立て伏せの方法論。

ベンチプレスへの応用方法。



フローティングダウン

重心移動を伴わない片脚挙げバランストレーニング。

アスリートレベルの軸の意識であり、サッカーなどで絶大な威力を発揮できる。




オープンロータス

1次姿勢を構築する重要トレーニング。

脊柱、股関節、重心位置、画定力などの多要素が関連する。




フロッグ

肩甲骨と胸郭の絶妙な関係性(力の入れ具合、場所)が必要となる。

大腰筋の働きが必要。

重心の感知能力を向上する。


※これらを習得するプロセスとして、習得アシストトレーニングが追加されます。



これらを少人数、かなり綿密な内容で指導してゆきます。



また、
①ACL損傷など、一見突発的なケガの裏側に潜む問題や、その対策

②スポーツ選手独特の目標設定やゴール設定の考え方と構築方法

など、具体例を交えて解説してゆきます。





ご検討いただければ幸いです。




お申し込みはこちらのページからどうぞ。

JARTAセミナー詳細ページ



JARTA
代表
中野 崇

 

こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野です。


 

最近はJARTAの講習会にもたくさんの学生の方々が参加して下さるようになり、大変嬉しく思います。

私は興味のない授業はさぼるか寝るかの不良学生だったので、学生の頃から有料の講習会に自主的に参加するという意識の高さには頭が下がります。

 

 

 

特に理学療法士の学生団体であるJPTSAの皆さんの行動力には驚かされるばかりです。

先日も関西で会合があるということで、その際にわざわざ数人が大阪まで会いに来て下さいました。

意識の高い学生の方々と交流を持つことはとても刺激になりますし、改めて初心を思い出す良い機会になります。

今後もいろんな形で関わっていけたらと思います。

 



 

さて今回は、「スポーツトレーナーという仕事の意義」についてお話します。



 

僕が今日書きたいことは、JARTAトレーナーだけでなく、すべてのトレーナーの方々の仕事の根幹に関わることです。

それはトレーナーと、スポーツ選手が出す結果との関係性についてです。




 

スポーツトレーナーという仕事は、スポーツ選手のパフォーマンスアップに関わることが仕事です。

(ケガからの回復も含めてパフォーマンスアップと考えています)





そして選手たちは例外なく、試合や練習で最良のパフォーマンスを発揮して最良の結果を残せることを望んでいます。



 

ですが、当然スポーツにおける「結果」というものは、非常に多くの、しかも流動的な要素が関係した上で決まります。
 

例えば、その日の相手、天候(風、湿度、温度、雨など)、グラウンドの状態、審判、観客、本人の精神状態(緊張やトラウマ、前日に彼女と喧嘩したなど)、チームメイト、コーチ、監督、作戦、道具の状態などなど。



 

挙げればきりがありません。



選手たちはそれらの要素が時々刻々と変化し続ける中で、最大限のパフォーマンスを発揮しなければならないのです。

これだけの多数かつ流動的な要素が関係し合って、選手の結果を決定づけるのです。




そしてそこに含まれるのが、身体の状態。

 

身体の状態、つまりJARTAで言うところの「ハイパフォーマンスを発揮するための前提を作る状態」は、「競技の結果」という枠組みの中では、それを構成する要素の中のほんの一部に過ぎないのです。


 

 

ですので、この点だけ取り上げて「トレーナーの存在はスポーツ選手が出す結果においてあまり意味がない」、、と言う方もいます。



 

しかしこれは非常に残念なことです。どう考えてもスポーツ選手のことをよくわかっていないと感じてしまいます。




 

確かに、いくら身体的な要素が良い状態にあっても結果が思わしくないこともあるでしょう。

トレーナーによる調整やトレーニングが結果に直結しないことも多々あるでしょう。

選手自身も、何が結果に結びついているかがわからない方がとても多いと思います。

だからトレーナーを信頼していない選手が多数存在してしまうのも仕方ないのもわかります。




 

しかし。



 

「だからこそ我々のような存在が必要なんだ」と僕は考えます。
 

 

 

 

 

 

それだけ不確定要素が多いスポーツという世界だからこそ、トレーナーという存在が必要なんです。

※もちろん関係主義に基づいて、適正なトレーニングを処方できることが前提です。マイナスの学習をさせるようなトレーニング処方をしてしまうトレーナーでは、信頼されないのは当然です。




 

なぜなら、多種多様な不確定要素の中において、身体がハイパフォーマンスを発揮できるための前提条件ははっきりしているからです。




 

ご自身が選手だったらどうですか?

不確定な要素の中で、確定できるものは出来るだけ確定させておきたくありませんか?

それが準備というものですし、非常に強い不安の中で競技に備える環境にある「選手心理」だと思います。

 



 

僕は、それが出来るのがトレーナーであると思いますし、そのために努力を惜しまないのがトレーナーの存在意義だと思います。

それをせずに、他の不確定要素の存在を理由に自分の責任を軽くする態度をとる方にはこの仕事は向いていないと思います。

 



 

もう一度言います。
 

 

 

 

 

スポーツ選手が多種多様な流動的不確定要素にさらされているのだったら、その中から確定してあげられる要素をたくさん見つけ出し、

選手が結果を出せるために手段を問わないで最大限支えることが出来るのが、スポーツトレーナーという仕事であり、その存在意義です。




 

少なくとも、僕はそのように考えて選手に向き合っています。




最後に二つ。

トレーナーとは、「選手の努力の方向性」を決定づける仕事です。
痛みを解消するにも、パフォーマンスをアップするにも、それらは全て選手の努力によるものです。

 

 

 

 


しかしそこで間違った方向性にトレーニングを向けてしまうとどうでしょうか?

 

 

 

 


つまりパフォーマンスが上がらないばかりかケガにすらつながってしまうようなトレーニング。
トレーナーが決定づけたマイナスの学習方向のトレーニング、選手はその方向に向かって必死で努力する構図。

 

 

 

 


こんな光景はもう見たくありません。




もう一つは、
トレーナーという仕事の面白さです。
小難しいことをここまで書いてきましたが、この仕事は本当に面白いです。
そして、本当にやりがいがあります。



選手が目標としてきた成績が残せたとき。

自分が関わっている選手たちが最高の舞台で戦っているとき。

痛みに苦しんだ選手が復帰して涙を流して喜んでいる顔を見たとき。

ものすごい努力を続けて、やっと本人の納得のいくパフォーマンスを発揮できたとき。

ケガをして以来初めて、膝の痛みなくドリブルが出来たとき。





…こっちは涙をこらえるのに必死ですぜ笑





この仕事は、やってきて良かったな~って心から感じられるどころか、ほんとにたくさん感動することができる仕事です。






僕と同じ方向を向いて下さる方、ぜひ一緒に活動していきましょう。





JARTA
中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

昨日、京都大学まで行ってJARTAセンタリングトレーニングに関する研究の打ち合わせをしてきました。



内容はいずれしっかりと公表しますが、目的としては、「スポーツ現場の指導者に対してトレーニングとパフォーマンスの効果が証明できること」と考えています。



つまり、あるトレーニングによってある筋の変化を調べる、、というような研究者や専門家に向けての研究ではなく、スポーツ現場でトレーニングメニューを作成する立場にある方々に向けての研究です。



京都大学の研究チームが協力してくれています。



JARTAの提唱するトレーニングは日本独自の概念である武道・武術を元にし、スポーツのパフォーマンスに適応できるように構成されています。



ハイパフォーマンスを実現する土台を形成できるものです。



来週からのJARTAトレーナーイタリア研修では、セリエAのインテル(ユース)とラツィオに出向き、JARTA提唱のトレーニング理論についてお話もしてきます。


その様子は、また当ブログかJARTA公式ブログでお伝えしますね。




お読み頂き、ありがとうございました。


※JARTAセンタリングトレーニングは、JARTAトレーナー養成セミナーにてご紹介しています。
選手や指導者の方で体験してみたい方は、ホームページからJARTAに登録してからJARTAトレーナーに依頼という形で体験していただけます。


JARTAオフィシャルサイト
http://jarta.jp/flow/




JARTA代表
中野 崇



こんばんは。

JARTA代表の中野です。


先週、今週に渡って、関東と関西で初のJARTA認定トレーナー試験を行いました。
お互いに非常に緊張した時間でしたが、終了後にはみなさんとても良い顔になっておられ、嬉しかったです。
そしてそれと同時に、「ここからが始まり」なんだと、強く思いました。



JARTAが本当の意味でトレーナー育成機関という存在になってゆくためには、ここからが勝負なのです。
ついに、狭い業界の枠を超え、社会に対して直接的に影響を及ぼす段階に来ました。


JARTA認定トレーナーのみなさん、創成期は非常に大変ですが、ともに広報活動していって下さい。
認定証と共に、認定トレーナーのみなさん主体のプロジェクトもお知らせします。
よろしくお願い致します。





とても頼もしい仲間が出来て、本当に心強いです。




さて今回は、JARTAセミナーにおける私のスタンスについて少し書こうかと思います。
※私が理学療法士資格を保持し、それをきっかけにスポーツ界に入ったので、今回は理学療法士目線の内容です。
JARTAセミナーは、現在その他職種の方にもご受講いただけます。



私がJARTAセミナーを通してお伝えしたいことは、私自身が身をもって体験し、失敗を重ね、挫折の中で身につけてきた



「スポーツトレーナー業界で活躍するためには絶対に欠かすことのできない要素」

つまり

「選手に関わる時の、トレーナーとしての姿勢」

です。


「それは、どんな手段を用いてでも期待に応える」


ということです。



多くの理学療法士がそうであるように、私もスポーツ業界での活躍に憧れて、そのための手段として理学療法士になりました。



私の場合は、自身のケガがきっかけでした。



しかし、晴れて理学療法士になり、臨床に出てみると、スポーツ業界は非常に閉ざされた世界で、とてもそのフィールドだけで生活できるようなものではありませんでした。



当然、実習中を含め、周囲の声は否定的でした。



スポーツトレーナーを目指して行動したことのある方でしたら、よくおわかりになるかと思います。



やっとスポーツ関係の仕事に携われると思ったら、当然のようにボランティア。。



それでも現場に出させてもらってケアをしてみたら、今度は「効果がない」と、選手から離れられてしまう…笑



当時は本当にそんなことの繰り返しでした。



今でこそスポーツの現場で活動できていますが、スタートはこんなものです。


「運が良かったんですね」と言われますが、違います。



断言します。


スポーツトレーナーの世界で、「運」は関係ありません。
自分でチャンスを引き寄せて、自分で道を切り開くことができるんです。


私は、JARTAセミナーを通して、スポーツトレーナーとして活動したい方にそういうところをお伝えしたいと思っています。


私は、現在のスポーツトレーナー業界は、考え方的にもテクニック的にも、スポーツ選手の本当のニーズに対して十分に応えることができていないと考えています。


特に理学療法士。


その証拠に、プロチームなどトップレベルのフィールドで活躍している療法士はほんの一握りです。



フィギュアスケートの高橋大輔選手は、ACL断裂後のリハビリで復活したなどと報道されていますが、実際は、病院でのリハビリは終了させ、静岡県の整体師の元へ高額の料金を払って通い続けています(ちなみに私の治療の師匠でもあります)。



なぜでしょうか?その理由がわからない方は、ぜひ直接話を聞きにきて下さい。(リハビリ期限のせいではないですよ笑)



JARTAのコンセプトは、私が実際に選手たちと何度も深く意見を交わし、長い期間をかけてつくりあげた非常に重要で、今までにはなかったものです。



私たちは、JARTAコンセプトを用いてスポーツトレーナー業界を根底から変えてゆきます。








最後までお読み頂き、ありがとうございました。








JARTA代表
中野 崇




JARTA公式ホームページはこちらからどうぞ。







 

 

【トレーナーは、選手にかかる重圧を知っておくべき】

 

 

 

こんにちは。

昨日、東京にて前INAC神戸の石原氏とゆっくりお話をする機会を得ました。

また、フランスで活躍していた元フェンシング選手も同席され、アスリート視点のお話をたくさん伺いました。

 

 



 

選手のセカンドキャリアとパフォーマンスの現実的な関連、東京オリンピック開催までのプランなどなど非常に有意義な時間でした。

JARTAでも来月には認定トレーナーが誕生するので、オリンピックを目指す選手に関わる活動を計画しています。

※認定トレーナー資格取得後の活動については、たくさん計画がありますので、また日を改めて掲載したいと思います。

 

 


 

昨日の話の内容については、ここで書ける話と書けない話が当然あるわけですが、書ける中で特にこの時期にご紹介したいお話があります。


 

 

 

それは、「プレッシャー」についてです。

なぜこの時期なのかは、もちろんオリンピックという重圧に関係するからです。

 

 

 

 

 

 

 

石原氏に限らず、幸いにも私はなでしこジャパンの選手たちや成田童夢など、たくさんのオリンピック経験者と話す機会があります。

その中で一様に語られるのが、プレッシャー、そして精神面についてなのです。

 

 

 

 

 

またオリンピック以外にも、ワールドカップなど国際舞台で日本の代表として戦う際にはやはりその部分について語られることが多いです。

メディアで解説者や評論家が語っている一般論に近いものや、公の場で選手がインタビューで語っている内容と実際に選手達が語ってくれる内容は、やはり少し違います。




私たちスポーツ選手に関わる仕事では、その選手がどんな競技レベルであってもプレッシャーについてはよく知っておく必要があります。

 

 

 

オリンピックやワールドカップ、世界大会など、日本代表として競技に臨む際、とてつもない重圧がかかると言われています。

 

それは誰しもが口にすることですし、誰しもが想像に難くない事実だと思います。

しかし、実際、その重圧とはどのようなものであり、選手にどのような作用を及ぼすのでしょうか。

 

 


 

国際舞台で顕著に現れる例としては、「使命感」です。

特に大会前からメディアなどで注目され、世間から大きな期待を寄せられる選手には本当に顕著に現れます。

今回のソチオリンピックでは、期待されながらも4位という形で報道されている女子スキージャンプの高梨沙羅選手などがその代表例でしょうか。

※ここでの本題はメディアや世間の問題点についてではないので、そのあたりは割愛します。


 

 

例えば高梨沙羅選手はどのような心理状態になっていたのでしょうか。

直接彼女と関わる機会はないので、石原氏の話から推察してみましょう。

 


 

初めに石原氏が例に出してくれた選手が、サッカーワールドカップに日本が初出場を決めた際に決勝ゴールを決めた野人・岡野選手の例です。

石原氏は私と会う前日にこの話をご本人から直接聞いたそうです。


 

 

岡野選手の決勝ゴールシーン「ジョホールバルの歓喜|1998年」

アジア枠第三代表を決める、一発勝負の試合でした。

 

動画はこちら

 

6:00ぐらいからが見所です。


 

「あの試合にかかっていた期待感、そして重圧は想像もつかないぐらい過酷なものだった。」

「”勝ちたい”から、いつしか”勝たなければならない”に変わっていた。変わらざるをえなかった。」
岡野選手はこう語ったそうです。

 

 

 

 

あまりに期待感や重圧が強すぎると、「使命感」が「~したい」を超越してしまうのだそうです。

 


 

岡野選手は、今でもあの試合を思い出すと震えるそうです。

震えの理由は、「恐怖」だそうです。

出来れば出たくなかったとも語っていたそうです。

期待や重圧は、代表に選ばれるほどの精鋭選手をそこまで追い込むのです。

 

 

 

 

 

高梨選手も、試合後のコメントから察するに、同じような状態に陥ってしまっていたのかも知れません。

先の岡野選手の話のようなリアルな心理状態は、なかなかメディアで語られることはないので、本当にどんな精神状態になっていたかは定かではありませんが…。

 

 

 




 

最後に石原氏は、こうも加えました。

重要な試合では、「選手のために笑顔を見せたくても、本当に笑えなくなってしまう」ほどの重圧があると。

 

 

 

ここでは、期待や重圧を選手やチームにかけることが悪だという論調ではありません。

適度な期待や重圧は選手のモチベーションや集中力にもつながります。


 

 

ともかくこういった事実があるということをお伝えしたかったのです。

ちなみに余談ですが、ワールドカップの審判は試合の一ヶ月前ぐらいから音信不通になるそうです。

脅迫などが非常に多いから、らしいです…。

 


 

 

 

巷には、「プレッシャーの乗り越え方」など、精神面の対処方法やテクニックがたくさんあります。

もちろんそれらの知識はとても重要であり、その方法論は選手達を救うかも知れません。

 

 


 

 

ただやはり、まずは選手がその場面でどう感じているのか、それを我々が理解しておいてあげることが大前提であり肝心なのだと思います。

(そしてもちろん精神状態が動きにおよぼす影響も捉えることの重要性は語るまでもありません。)




そして重要なことは、プレッシャーは代表レベルだけにのしかかるわけではなく、どんな競技レベルの選手にあってもそれぞれの選手の背景により、何らかの重圧がかかっています。
解決策も重要ですが、まずは、「共感し、寄り添うこと」を大切にしたいと思います。


 

ソチオリンピックは明日で終焉ですが、トレーナーの皆さんは選手の動きだけでなく、プレッシャーという側面からも選手を見てみて下さいね。

 

 
こんばんは。
JARTA代表の中野です。
ソチオリンピック、楽しいですね。



なかなかゆっくりは見れませんが、良い結果を残した選手のパフォーマンスは幸いニュースなどでたくさん流れるので、しっかり拝見しその美しさに浸っています。



特にフィギュアスケートの羽生選手の動きは非常に美しいですね。
理屈抜きで目を奪われます。



彼の動きの美しさと素晴らしさの理由は、切り口によって、また人によって見方は非常にたくさんあると思いますので、特に触れないでおこうと思います。
ただ、「○○の筋の発達が素晴らしい!」「彼のパフォーマンスの秘密は○○筋だ!」みたいな部分的な解析だけは避けて欲しいと願っています。
人間はすべての組織が関係し合って成立している複合体ですから、それを理解しているとそもそも○○筋が…という発想にはならないのです。


さて本題です。
今回の羽生選手の活躍を見て、私が思い出すのは、若くしてオリンピックなど世界の舞台で偉大な結果を残し、その後、活躍できずに苦しんでいる、または去っていった選手たちです。



14歳で水泳金メダルを獲得した選手を初めとして、10代で大活躍して、その後消えていった選手には何が起こっているのでしょうか。



精神的な重圧や過度な期待も関与していることは間違いないでしょう。
しかしここでは、「”その後”のトレーニング」について取り上げたいのです。



世界の舞台でセンセーショナルな活躍を見せる選手達は、羽生選手や水泳の岩崎恭子選手などに代表されるように、非常に細身です。



このような身体で結果を出した選手に対して、その周囲の人々はその後のパフォーマンスについてどう考えるでしょうか。



それは、


「もっと筋力がついたら、どれだけすごいことになるだろうか!」


です。


これだけ細い身体であれだけの結果を残せるのだから、そこに筋力がついてパワーがついたらどんだけすごいことになるんだ…!
ほとんどの運動関係者がそう思うようです。



近年のようにスポーツのパフォーマンスの要素(パワー、スピード、アジリティなど)の大半を筋力に依存させて考える傾向のあるトレーニング理論が常識になっている現状では仕方のないことかも知れません…。


しかし、選手に指導する立場にある人間は、そんなに単純に人間の動きを考えるべきでしょうか。
そもそも、若手トップアスリートを安易に筋力アップの流れに載せる前に、



「なぜ、そのような細い身体なのに勝てたのか」



をしっかり考えるべきです。
(何でも筋力に結びつけて考える理論の範疇では明確な答えは導き出せないかも知れませんね…)



そもそも、
その選手が「なぜ勝てるのか」がわかっていない者に、その選手のパフォーマンスアップについて指導する資格などないと思います。



ヒントはここにあります。
武道・武術の世界では、細い達人が、ガタイのいい大男をなぎ倒すのは当たり前なのです。



また、いつも繰り返していますが、トレーニングをすればするほどパフォーマンスが低下することもあります。
JARTAではこれを「マイナスの学習」と呼んでいます。


10代で活躍し、その後筋トレに目覚めて二度と活躍できなくなったり、パフォーマンスが伸びなくなった選手は山ほどいます。



「オリンピックで大活躍した○○選手が、今シーズンから身体を作るために筋力トレーニングへの取り組みを始めました。」



選手のみなさん、もっと自分の身体の感覚に素直になって下さい。
自分の身体が、「これじゃない」と感じたら、その感覚を信じて下さい。
わがままになって下さい。
理屈や理論に合わせなくていいです。
唯一無二の自分の身体を信じて下さい。



お読み頂き、ありがとうございました。





JARTA|日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会
代表
中野 崇





JARTA公式ホームページはこちらからどうぞ。

■公式FBページはこちらからどうぞ。















 

こんにちは。
JARTA代表の中野です。


このたび、BODY Sync.のブログからJARTA代表のブログへと変更することになりました。

 

 

 


BODY Sync.に関しては、弊社 JARTA internationalの設立に伴い、閉鎖の方向で準備しております。
これまでBODY Sync.の活動を支えて下さいました皆様、本当にありがとうございました。
※BODY Sync.セミナーは1月18日開催分で最終となります。
※クライアントの皆様、トレーニングやコンディショニングはこれまで通り継続いたしますので、今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後はJARTAとして、日本のスポーツ界、スポーツ文化の向上と変革、復権へと貢献してゆきたいと思います。
どれだけ多くのトレーナー、スポーツ選手に対して良い関わり方ができ、その活動に貢献できるかという難しい課題を自らに課して進んでゆきたい所存です。
ステージは少しだけ変わりますが、どうか暖かい目で見守って頂ければと思います。



それから私の現状ですが、大変多くの尊敬できる仲間に協力していただける環境にあります。
JARTAの事業に関連する各分野の一流の方々からもJARTAの活動にご賛同いただき、ご支援いただいております。



そんな中で、私自身に対して日々感じていることは、「あまりに未熟」の一言です。
アスリートに対するコンディショニングやトレーニングの技術・知識についても、まだまだ全くかなわない方が身近にいたり。
経営やマネジメントの知識や戦略についても、意思決定するための要素の意味すらわからないことが多々あったり。。



かなり居心地は悪いです笑



しかしそれだけ、各分野の一流の方々が身近に居て下さるという、とんでもなく恵まれた環境に身を置けているからこそだと思っています。
自分の未熟さを痛感しながら、少しでも追いつくために努力することは大変苦しい作業であると同時に、とても充実感のある過ごし方です。



今の環境がまだまだぬるま湯であるということを自らに戒め、難しい課題に向かってゆきます。



今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

【お知らせ】
 年明けから、JARTA公式ブログが開設されます。
スポーツトレーナーに関する重要事項などの情報発信はもちろん、プロ野球選手との自主トレの様子や、一流アスリートとの活動の様子もご紹介してゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。
中野です。

今回は、先日開催いたしましたJARTAスポーツトレーナーアドバンスセミナーⅠ(下肢編)の報告です。

この場でセミナーの内容を私見を交えて公開するのは初めてです。


まず、大前提として、


JARTAの全ての活動は、3つのコンセプトで成り立っています。
すなわち、全てのセミナー活動もそのコンセプトに基づいて構成されています。



参考までに…
JARTAコンセプト


弛緩力・・・収縮と弛緩の幅を広げ、機能的に使える範囲を増やす

高い技術力・視点・・・治療ポジションの概念

パフォーマンスに直結するトレーニング・・・弛緩力、反射機能、

選手の感覚、統合化




セミナーの流れ|

1日目の講師は、中野が担当しました。

まずはJARTAコンセプトの説明から講義形式で行いました。



JARTAコンセプトの説明は今後、BASICセミナーに参加された方にも詳しく講義致します。

また、JARTAコンセプトの位置づけとして、「指導者や選手にプレゼンして支持を得られるもの」としているため、考え方としても実践力としても出来るだけ深く習得していただきたいと考えております。

このJARTAコンセプトは、中野と庄司の経験と知識を全てつぎ込んで考案したものあり、私たちはこのコンセプトの下に療法士がスポーツ業界に進出してゆけるように活動してゆきます。(当然、中野と庄司のクライアントを中心に、すでに支持してくれているアスリートが多数います)



その後は、下肢から骨盤に関するテクニックの紹介をし、練習を開始しました。

では、ある程度の流れを順番に。


1.腸腰筋の調整



腸腰筋へのアプローチは直接的に行うことが多いと思いますが
この手技は直に腸腰筋には触れずに調整します。


(しかも手技に慣れれば、約2秒で調整することも可能になります。必要性は別として笑)
※私個人としては、手技の速度の必要性は感じています。理由もセミナーではお話しています。


腸腰筋を直接調整しようと試みたときに、とても痛い思いをさせてしまったことのある方には非常に有用な手技です。


この手技を行うことによって、腸腰筋の圧痛が軽減したり、腸腰筋が適度に緩みます。
より深く腸腰筋の調整をしてゆきたい場合は、この手技の後に直接的な手技を行うととてもスムーズになります。
直接的な手技に関しては紹介しませんでしたが、必要に応じて何人かには教えてしまいました笑

コツは肩が上がらないこと(上肢を体幹部と連動させること)。

また肚(ハラ)や仙骨の意識をつくり、先に動きを意識してから動き出すことです。
ちなみに、JARTAでお伝えするほとんどの治療手技は肚の意識が重要です。
ですのでセミナー当日は、肚の意識のつくり方も説明しました。

これらが出来ているときと、そうでないときは施術をされたときの感覚が全く変わります。


禁忌はTHAや人工骨頭、痛みや違和感がある方です。
(脱臼リスクがあります)




2.仙腸関節の調整1

(すみません、写真がありません)

仙骨に対して腸骨は前後にスライドすることで
脊柱に回旋系の力が最大効率で加えることが可能となり、結果として上肢へと力が伝達し加速する動作の準備状態を作ることができます。
※この加速様式の動作を得るトレーニングは、アドバンスⅡのトレーニングセミナーで出てきます。



3.仙腸関節の調整2

スポーツ選手には効果抜群の仙腸関節の調整法です。
しかも実際に手技を受けてみると気持ち良さがすごいとの声が上がります。

ちょっと両手を入れ替えたりする場面やスピードを要求されるのが難しいところですが、習得するととても武器になります。

見た目もなんだかインパクトありますしね笑


とても重宝している手技です。


こちらも1つ目と同様に、THAや人工骨頭の方には避けた方が無難でしょう。
(あくまでスポーツ選手向けの手技を紹介していますので)





4.内側ハムストの調整


内側ハムストの硬さは座骨結節を介して骨盤にストレスをかけるので、骨盤の調整を行う際に阻害要因になり得ます。
また、姿勢保持や前方推進動作において重要な役割を占める部位です。
(特にハムスト上部ですね)
アスリートの身体・パフォーマンスを考える上で非常に重要な部位だと考えています。




4.踵(かかと)の調整

(すみません、写真見つかりませんでした。。)

踵骨が内反になっている方へ外反に持ってゆく施術です。

内反になっていることによって腰痛を引き起こす方もいらっしゃいますので腰痛治療をする際、踵は1つの評価すべきところです。

※他動的一時的に踵を良いポジションに持ってゆくだけで前屈可動域が変化したりします。


臨床でなかなか結果が出ない方は踵もしっかり評価してみましょう。







5.腓骨の調整


数ある腓骨の調整の中でよりJARTAのコンセプトにリンクする形で、治療ポジションを用いて、最小の力で腓骨を調整する方法をご紹介しました。

当然ですが、調整後は足底外側に乗っていた荷重が良いポジションになります。



一日目は、ここまでで終了。
治療手技の合間に治療ポジションの考え方や進め方を紹介してゆきました。
アドバンス1の下肢編ではまず治療ポジションの基本をマスターしていただきます。

アドバンス1の上肢編では、さらにダイナミックにポジショニングする応用法を紹介してゆきますね。





2日目

1日目は抽象度の高いテクニックを行いました。
(一カ所から多くの部位への影響のある手技)

それに比べて2日目はより具体性の強い内容で行いました。



評価と治療テクニックを検証しながら講義を進めてゆきました。
まず数ある評価でも動作から様々なことがわかる片脚立位とランジ動作での評価を行いました。



この評価はあくまでも情報収集と選手自身に今、どういう状態なのかを
把握させるために行います。



2.腓骨筋・後脛骨筋の調整テクニック

ラン(走動作)系の競技や水泳などの競技では腓骨筋と後頸骨筋のラインに硬結ができる方がいます。


選手はその硬結が気になりパフォーマンスに支障が出る方がいます。
その方々のために硬結を一瞬でとるテクニックです。






3.足関節背屈および足底調整テクニック

ここではスポーツ選手を診る際の足関節の可動域の診かたと調整方法をお伝えしました。


ちなみにタイムを競う競技では足関節の動きが数ミリ足りないだけで
タイムに大きく影響する可能性があります。


以上のことから、この手技でチェックする部位は、試合前のチェックをする際は見逃せない評価のポイントとなります。





4.膝関節調整テクニック
このテクニックはACLの既往がある方には禁忌となります。


ちなみにこのテクニックの特徴は
股関節が最大限緩みきったところで膝関節の調整を行うことです。
(治療ポジションの概念を理解されている方だとすぐにできるようになります)


股関節が緩みきった状態で行うことで
膝関節も適度な緩みができます。


最後には、たくさんの治療手技があって迷ってしまうときの対処法=たくさんの手技を整理する方法もお話ししました。


参加された皆さま、お疲れさまでした。

当然、私たちもまだまだ発展途上です。
皆さまからも学ばせて頂くことを忘れないようにやってゆきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。



お読み頂き、ありがとうございました。


JARTA|日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会
中野 崇