JARTAの中野です。
またもや本当に久しぶりの更新になってしまい、申し訳ありません。
このところというか相変わらずですが、多分野での新しい仕事が立て続けに入ってきており、それぞれがスピードを要求されるものですから、どうしてもブログは後回しに…笑
というわけでかなり日数が経ってしまったので、さすがにそろそろということで書き始めましたが、内容を考えずに進めています笑
で、今思いついたので、つい最近劇的な復帰を果たした選手のことを書きましょう。
名前は出せない契約なので、サッカー選手のA選手です。
A選手は、数年前に外国でプレーしていたときに膝を痛め、それ以来深刻な痛みとそれに伴うパフォーマンスの低下に悩んでいました。
スポーツ選手ですから、パフォーマンスが低下=仕事ができないということで、所属していたチームからは当然のように戦力外通告を受けました。
チームっていうのは、感情は別として、復活が望めない選手にはやはりそういった対応をとらざるを得ないです。
経営ですからね。。
で、A選手は国内に戻り、所属先がなくて困り果てていたところ、某チームからオファーを受けて所属するところとなりました。
しかしながら、やはり膝のケガとパフォーマンスは良くならず、練習すらままならない状態でした。
このままでは、またもや…。という切羽詰まった状況。。
何の前触れもなくホームページを通じて依頼があったのはそんな時でした。
当時の依頼というか第一声は、「医者に治らないって言われたんですけど、どうにかプレーできるようになりませんか?」でした。
活字にするとそれなりに普通の表現ですが、実際にこういった類いのセリフを、当事者からぶつけられると、非常に重いものです。
スポーツを生業にしている方からだと尚更です。
人の身体を触る職業というものは、そういった気持ちすらも同時に引き受けるものなのだなと、今更ながら感じたのを覚えています。
痛みやパフォーマンスの低下というものは、ある側面から(要素主義的に)考えると「治らない、もう復活できない」となりますが、違う側面からみると、実はまだまだ可能性が残されている場合があります。
※当然、程度にもよります。本当にどうしようもないケースもあります。
ですので、本人が希望を捨てていない限り、私はお手伝いをするスタンスです。
今回の場合、痛みのでる部位、パフォーマンスの中で痛みが出るタイミング、痛みの程度などを評価し、関連部位の状態も確認しました。
また、日常生活を含めた単純動作での痛みについても細かく評価しました。(その時の意識1と2についても評価しました)
加えて、身体の使い方を確認し、フットワークやシュート動作など得意な動きと苦手な動きを分析、痛みとの関連を調べました。
それらを全て関連づけて考え、問題点の優位性や修正してゆく動作の優先順位を決めて施術/トレーニングに入りました。
この時に重視しているのは、痛みの解消とパフォーマンスの向上を別個に考えないことです。
どこかでも書きましたが、全て一連の流れだと考えています。
すごくすごく極論ですが、
身体の使い方が下手だからケガをする。
↓
身体の使い方を上達させれば痛みが改善する。
↓
身体の使い方の上達=パフォーマンスアップ=ケガの確率軽減
こんなシンプルな感じで捉えています。
それぞれ例外や前提条件に違いによって状況はそれぞれだと思いますが、
極論なので、許して下さい。
また、パフォーマンスや身体の使い方の上手さっていうものは、とても相対的で関係的なものなので、一概にはこの流れにならないこともありますので、この点に関してはご配慮願います。
A選手に話を戻しますと、つい最近、トップレベルでの重要なゲームに復帰しました。
テレビでその生き生きした表情を見て、うちに来られたときの悲壮な顔を思い出して、その変化に胸が熱くなりました。
スポーツに関わる仕事、しかもケガからパフォーマンスアップまでに関わる形を貫いて本当に良かったと、心から思える瞬間でした。
ちなみに、A選手が復帰するまでに要した期間は、約4ヶ月。2週間ごとのコンディショニングでした。
(今もパフォーマンスアップを目的に継続中です)
「もっと早く出会いたかった」と笑顔で言ってくれたのが印象的でした。
この言葉が、JARTAにおける活動の確信と核心です。
選手に本当に貢献できるトレーナーを増やしたいです。
共感して下さっている方々、本当に感謝しております。
お読み頂き、ありがとうございました。
中野
JARTA|日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会
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