こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
選手のトレーニングのサポートをしていると、その選手が試合で素晴らしい結果を出してくれる場面に出くわすことになります。
トレーナーにとって、こういう出来事は本当に嬉しい。
本当に嬉しいことなのですが、同時にこれ「ものすごく」注意すべきタイミングでもあります。
トレーナーは、選手がどんなに素晴らしい結果を出した時も、決して舞い上がってはいけません。
もちろん少しの時間は思いっきり喜んでもいいと思います。
それを目指してきたわけですし。
ただ、同時にその結果を出した選手を冷静に分析することも始めなければならない。
なぜなら、その結果でその選手の競技人生が終わるわけではないから。
なぜなら、一緒に舞い上がってしまうと、トラブルや選手の慢心の兆候を見逃してしまう可能性があるから。
なぜなら、一流になっていく選手はすぐに自分の課題に目を向けるから。
「トレーナーは常に選手の基準であるべき」
先日、JARTAの認定トレーナーが指導してきた選手がカテゴリーの日本新を出しました。
本当に素晴らしい結果です。
しかし実はその後、選手の身体にあるトラブルが発覚し、その次の試合で十分なパフォーマンスが出せなかったという話がありました。
そのトレーナーと話すと、「今から思うと自分は選手と一緒に舞い上がっていた。普段より繊細さが足りなかった。もっと早く気づいて対処できていた。。」と悔やんでいました。
よくない結果になってしまった時は、誰でも課題に目が向きます。
もし選手が落ち込んでいたら、次に目を向けよう、と言えます。
選手を支える立場としては当然のことだと思います。
しかし、素晴らしい結果を出した時は、これが欠如しやすい。
素晴らしい結果を出した時も、我々がすべきことは常に同じです。
一緒に舞い上がってはいけない。
そのとき重要なサインを見逃す可能性があるのです。
喜ぶ自分と冷静な自分をちゃんと意図的に使い分けるべしです。
選手が次に目を向けられるように。
喜んでいる状態から、いち早く次の課題に目を向けられるように。
喜びつつ、自分が基準になるべき立場にあることを忘れない。
そういったスタンスが、選手から信頼されていくのではなかろうか。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
「トレーナーの結果」って、痛みをとったりトレーニングうまく指導することではないと思います。
選手が試合で結果を出すこと、それが「トレーナーの結果」だと位置付けることはとても重要ではないでしょうか。
自分が結果を出す、という自分軸の思考ではなく。
僕らの仕事の本質は究極の相手軸が求められるはず。
JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。
JARTAのオフィシャルLINE@






























