こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

 

昨日、第一回のサッカー上半身セミナーを開催しました。

会場は東京大学。

 

 

今回も安定の男子のみ笑

 

 

 

 

元プロサッカー選手や元プロ野球選手、現役フットサルプレイヤーまで混ざるこってりした男子会。。

 

 

 

 

 

内容はこれまでご紹介してきた通り、上半身にフォーカスしたものです。

冒頭は、

「なぜ、上半身をやるべきなのか」

「上半身の動きを高めることによる4つメリット」

を物理学を交えて説明しました。

 

 

*詳しくはセミナー資料を参照してください。セミナー資料を無料公開しています。→コチラ。*期間限定です

 

 

 

 

 

我々がサッカーで目にしている動き(ボールの動き、それを作り出す人間の動き)は、すべて物理現象です。

 

 

 

 

 

だからトレーニング云々を言う前に、そこに「どんな物理法則が働いているのか」、我々はそれをまず見極める必要があると考えます。

 

 

 

 

 

そしてそれを見極めることで、その物理現象を起こすための身体操作に必然性が出てきます。

 

この方向に力のベクトル向けるためには、この場面でこういう動きができる必要がある、といった感じで。

(そしてそういう身体操作をするためにどんな身体機能が必要なのか、という必然性の関係が見えてきます)

 

 

 

 

 

逆にいうと、その部分に論理的な繋がりを説明できなければ、せっかく努力をしてトレーニングをしても起こしたい物理現象(つまりパフォーマンス)に繋がらない可能性が大きくなると思っています。

 

 

 

 

 

だってそれはゴール地点までの距離と方角がわからないまま走っているようなものです。

 

 

 

 

 

いくら「身体の使い方」というテーマでトレーニングをやったとしても、その身体の使い方がどんな物理現象を起こすためのものなのかを論理立てて説明できるかどうか。

 

指導側にそういう論理的土台があるのとないのとでは、選手にとってどっちが良いでしょうか。

 

 

 

 

 

もちろん選手には、そこまでの論理性は要求しません。

選手はまず感覚で判断できる能力を優先すべきだと思いますし、その上でそれを再現していくためにロジックを学んでほしいです。

 

 

 

 

 

それに対して、選手にトレーニングを指導する側にある場合は、物理現象への理解をベースにした身体操作への理解は当たり前になっていく必要があるのではなかろうか。

 

 

 

 

 

だって他者に努力をさせる立場だから。

 

 

 

 

 

なぜ体重を増やす必要があるのか、なぜその部位の筋力を増やす必要があるのか。

 

なぜそうすることでパフォーマンスに繋がるのか。

 

例えばコンタクトに強くなるのを目指すのであるならば、コンタクトの場面に生じる物理現象がわかっていなければ、その物理現象を起こすための身体操作にどうやって必然性を持たせるのか。

 

体重が重い方が、、筋力が強い方が、、その根拠に曖昧さはないだろうか。

 

 

 

 

 

その根拠に「なんとなく」とか「誰かがやっている、誰かが言っている」がほんの少しでも混ざっていないか。

 

 

 

 

 

そのあたりについての僕の答えが、今回のセミナーに参加してくださった方々に伝わっていたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

努力は選手の責任、努力の方向性は指導側の責任。

 

 

 

 

 

次回は来週、大阪で開催。

翌日に身体がバキバキになったと多数の報告が来てますので、参加される方は心しておいてくださいませ。

それ以降は12月の予定です。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

追伸

ちなみに日曜日はJARTA認定スポーツトレーナーコースであるアドバンス1の最終日の講師。

こちらも安定の男子のみで、いつも通り男子まみれの週末を過ごしましたとさ。

 

 

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

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