僕のインスタでおなじみ、フットサル日本代表の皆本晃選手のインタビューがJARTAオフィシャルサイトにて公開されました。

https://jarta.jp/dispatch/interview_minamoto/

 

 

 

 

最前線で戦うトップ選手が身体操作系トレーニングを導入した理由、やってみて身体やパフォーマンスに起こった変化などを語ってくれました。

 

 

 

JARTAのトレーニングを導入している選手や監督のインタビュー、これからどんどん公開していきます。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

皆本晃選手がインタビュー内で語っている「上半身操作」の内容、今週末に東京で開催されるサッカー上半身トレーニングセミナーにてロジックと方法を学んでいただけます。

まだあと3名ぐらい可能なはずです。

興味のある方はぜひ参加してみてください。

全ての内容を動画で撮影していただけます。

http://jarta.jp/j-seminar/soccer/

 

 

選手の方はこちら。JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

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トレーニングには、やればやるほど向上する部分と、数をこなしていく中でやっと気づけたり獲得できるものがあります。

 

 

 

例えば前者は柔軟性や筋力の一部の側面。

 

後者ならばコツを掴む、または自動化という表現をされる現象です。

 

 

 

コツを掴むのは、決して柔軟性が上がったから必ず、筋力がついたから必ずできるというわけではないシロモノ。

 

 

 

前者は万歩計のような積み重ね方。やればやるほど必ず得られるもの。

 

 

 

後者は自転車のような積み重ね方。ある日急にコツを掴む。やればやるほど必ずとはいかないけれど、やらなければ得られないもの。

 

 

 

両者は明らかに別々の現象です。

数をこなすことで手に入れられるもの。

数をこなすことで手に入れられる確率が高まるもの。

 

 

 

でもいずれにせよ、どちらも積み上げが必要最低条件。

 

 

 

「身体の使い方」というタイトルで、まるで数をこなさないで済むようなイメージを作ってしまっている風潮を感じるこの頃ですが、パフォーマンスを高めたり身体操作を獲得するのって、そんなに甘いものではない。

 

 

 

身体操作は、すべてのパフォーマンスの土台。

すべてのスキルの土台。

そしてすべてのトレーニングの土台。

ウエイトトレーニングだって、身体操作のレベルによって効果は変わってくる。

 

 

 

土台は、簡単には変わりません。

変えるためには積み上げしかない。

 

 

 

近道はない!なんて安易なことを言うつもりはありませんが、その近道もやっぱり数をこなすのが条件には入ってくる。

 

 

 

だから僕の考える近道は、「努力のロス」を可能な限り少なくするということ。

そして数を重ねることが目的化しないように注意すること。

 

 

 

自転車に乗るためのトレーニングならば、確実に全てが自転車に乗れるようになるファクターに集約されるように。

そして求められばその理由を全て論理的に整合性を持って説明できるのが指導側の最低条件だと思う。

 

 

 

ロスを最も少なくできるのが身体操作のトレーニングだと考えるから、僕はまずとにかく身体操作を教える。

 

 

 

身体操作をおろそかにしたままのあらゆるトレーニングは多くの場合「ロス」につながってきたから。

 

 

 

冒頭の話に身体操作を当てはめるならば、積み上げることで確実に変わるのは柔軟性。

積み上げる中で変わる可能性が高まるのが効率の良い力の伝達技術やハイスピードの中でのしなやかな動き。

 

 

 

これらは相互に影響しあっています。

柔軟性を高めるプロセスの中で力を抜くことを覚えたり、そのことによって力の向きや大きさを感じるセンサー(筋紡錘)の感度が高まったり。

力の伝達効率を高めるためには、力の向きや大きさを高精度で感じ取ることができる必要があるからです。

 

 

積み上げることで土台が変わって、その上に乗っかるものが変わる。

僕は多くのアスリートの絶え間ない積み上げからその重要性を学ばせてもらってきました。

土台を変えることなく、上に乗っかるものだけ変えようってのはあまりにも甘い。

 

 

 

土台を変えない変化は、、変わったように見えても、変わったように見えるだけ。

土台が脆弱であれば、上に乗っかるものをいくら立派にしてもやはりトータルとしての脆弱さは変わらない。

 

 

 

本当に「モノにする」ためには、土台ごと成長させるべし。

 

 

 

積み上げるしかない。

積み上げるプロセスの中で、「自転車に乗るコツ」を掴んでいくしかない。

 

 

 

繰り返しになりますが、トレーニングの効率の良さとは、積み重ね回数を減らすことではなく、努力のロスを減らすこと。

 

 

 

積み上げる、数を重ねる重要性なんてわかってる!

って思う選手もいると思いますが、「数をこなす意味・理由」を知った上でそうするのか、知らずにそうするのかの違いはとても大きい。

 

 

 

努力は選手の責任。

努力の方向性は指導側の責任。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

方法ばかりがフォーカスされたり、方法ばかりを知りたい人が増えたりしている兆候はあんまりよろしくありません。

本来、トレーニングとは積み上げることで初めて意味が出てくるのが前提の鍛錬手段のはず。

方法を論理的に吟味することと、やってみてすぐに効果出るか否かを評価することは全くもって別次元のお話です。

 

どんなに良い練習方法だったって、それやって直後に自転車には乗れません。

もちろん大前提としてその練習方法が本当に自転車乗れることにつながっているのかを吟味するのは専門家が責任を持つべき部分。

 

アスリートの本当にすごいところは、ひたすら積み上げられることだし、積み上げる中で何かを掴んでいくこと。

トレーニングの本質はそこではなかろうか。

もちろん、効率を無視して積み上げることが目的化するのはナンセンスですが。

 

 

 

”ロス”を省くために構築されたJARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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サッカーやってきた人なら、もう脚の動きは見まくったはず。
ここはひとつ、上半身・腕の動きに注目を。



 エデン・アザール選手の動き。


 

 

 

 
 
アザール選手に限らず、トップクラスは上半身・腕の動きがえげつない。
 
 
 
それらを動かす速さと体幹との連動性が凄まじい。
 
 
 
相手の力を往なす、ボディバランス、加速、減速、ボールコントロール。
 
 
 
サッカーのあらゆるシーンで上半身は働きます。
 
 
 
上半身の動きをサッカーの動きに繋げるためには、腕・肩甲骨・体幹の連動性がカギ。
 
 
 
サッカー選手がトレーニングをしていく上で、これは絶対に抜けて欲しくない部分。
 
 
 
筋肉の連結作用だけでなく、肘の角度、指の形、経絡など、あらゆる要素を使って連動性を高める必要性があります。
 
 
 
連動性がなければ、、
 
 
 
いくら上半身を鍛えてもサッカーには繋がらない。
いくらキレイなフォームで走れたってサッカーには繋がらない。
 
 
 
 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

今週末、サッカーの上半身の身体操作に特化したトレーニングセミナーを開催します。

連動性向上系のトレーニングばかりです。

 

外でサッカーの練習するのも必要かもですが、空調の効いた室内で脳と身体を追い込むのも悪くないかもですよ。

7月28日(土)@東京

http://jarta.jp/j-seminar/soccer/

 

 

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昨晩、深夜のことです。

三男が40度の熱を出し、朝の3時から救急病院に連れて行きました。

幸い、特に大きな問題はなく、風邪薬と頓服の処方のみで4時前に帰宅しました。

 

 

 

そして翌朝はなぜかもうめちゃ元気…笑

ホッとしてますが、前兆の見逃しを反省。。

 

 

 

今回の出来事では、晩ご飯の時に、予兆がありました。

 

 

 

「疲れた」、と何度も言っていたのです。

 

 

 

僕ら両親は5歳の息子の「疲れた」という表現に含まれる「しんどい」とか「身体がダルい」とか「なんかおかしい」という情報を見逃したんだと思います。

 

 

 

単に保育園での活動で疲れたんだろうなと。。

 

 

 

子どもには上記のような「体調の異変を細かく表現する言葉」をまだ持っていません。

 

 

 

だから、全部「疲れた」という表現になります。

頭痛いも、胃がムカつくも、全身の倦怠感も、眠たいも、喉が痛いも、全部、「疲れた」

 

 

 

これって、熱中症にも言えることです。

 

 

 

小中学生が熱中症で亡くなってしまう言葉にならないような出来事が続いていますが、周りの大人は子どもの言葉を鵜呑みにしすぎです。

*実際、小学一年生が亡くなってしまったケースでは、本人の訴えは「疲れた」でした。

 

 

 

大人の「疲れた」と、子どもの「疲れた」は全く意味が違うことがあります。

 

 

 

語彙力、すなわち操れる言葉の種類が少ない子どもたちは、自分の体調について的確な表現はできないことが多いのです。

だから子どもの言葉を鵜呑みにせず、顔色や体温、呼吸などいろんな側面から判断すべきです。

 

 

 

いや専門家じゃないから無理です、というのは当然なしです。

当然、専門家の判断や対応が必要だと思うのなら、専門家の対応ができる環境を準備すべきです。

 

 

 

熱中症など専門家の知識を要するような状況が予測され、かつ専門家がいないのであれば、練習や試合は中止するのが論理的な判断、というか指導側の責任として当たり前です。

 

 

 

今日もまた、今週は近畿だけで16名が熱中症で亡くなったというニュース。

中学生4人が体育館でのバレーボール練習中に倒れた。

 

 

 

こんなニュースが毎日。

 

 

 

同じ構図ばっかりやん。

 

 

 

それでもやる指導者はバカなの?ニュース見てないの?熱中症の発症リスクすら知らないの?

気温が高い=運動やめとけ

だったら練習できませんやん!

なのか。

 

 

 

だから気合いで練習する?

とにかく水を飲ませれば大丈夫?

 

 

 

そんなスタンスが、繰り返し犠牲者を生み出す構図を招いているのではなかろうか。

水は、熱中症が始まると、飲めなくなったりします。

内臓の機能が低下して、飲んでも吸収できなくなります。

 

 

 

暑い環境に対して対応できる環境が整わないのであれば、やめとけ。

毎年、こんだけ同じニュース見せられると、さすがにげんなりしてきます。

 

 

 

毎年酷暑に正面突破を挑んで、犠牲者を出す。

これじゃまるで絶滅への道。

突然暑さに強くなる遺伝子が生み出されるのを期待してるんだったら、それがなされるのは多分数世代先だw

 

 

 

 

 

 

暑いの分かってるんだから。

 

 

 

もうそれが想定外とかにするんじゃなくて当たり前扱いを。

そういう酷暑環境であるという前提条件を元にした年間練習計画を。

 

 

 

 

 

こんなんじゃ、子どもたちに部活動をさせられない。

部活動やクラブチーム、学校生活だって、命を預けてるんだって改めて実感。

 

 

 

いやいや、もう中学生や高校生であれば、自分で体調の異変には申し出て休むべきでしょう。

 

 

 

いいえ。

 

 

 

実際の部活などスポーツ現場は、そう一筋縄ではいきません。

そんな状況でも「メンタル弱い」「根性ない」という言葉が平気で投げかけられてしまうこともあるのです。

所属する子どもたちだけが感じる明確な圧力がそこにはあります。

 

 

 

ただでさえ、集団生活の中で個人行動(意見)に対して精神的な制約を受けてきている中です。

「しんどい」が「疲れた」に変わってしまうことだってあるはずです。

 

 

 

スポーツの世界で、選手が指導者側に「しんどい」って申し出るのは、ものすごくものすごく勇気がいることなんです。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

暑さ+暑さ対策環境が整わないから練習休みにしてたら何もできない、と悩む方も多いですよね。

完全に練習を休みにはできなくても、少なくとも練習時間の短縮はできるはずです。

限界まで早めに開始、できるだけ早く終わる。

これは考えようによっては指導側のスキルアップの抜群の機会です。

短時間で成果をあげる方法を編み出さなければならないのですから。

 

 

 

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トレーナーや指導者の方。

 

 

 

同じように伝えたのに思い通りに伝わらない選手っていますよね?

同じ言葉を使っても、ニュアンスまで伝わる選手と、そうでない選手。

 

 

1を聞いて10を知る選手と、1を聞いても1のままの選手まで、いろいろです。

良い指導者ほど、10を知る選手の度合いを増やせます。

 

 

 

逆に1を聞いて1にしかならない選手ばかりだと、当然チームのマネジメントはうまくいきません。

戦術一つとっても、「応用が効かない」状態になります。

 

 

 

 

こうなる要因には、選手側の理解能力や言語能力、または選手との付き合いの長さなどいろいろあります。

僕が目にしてきた範囲ではありますが、これらを改善していくためには、やはり「選手側に問題があり、それを解決しようとするスタンス」が多い。

 

 

 

どうやったら選手がもっと話を理解してくれるようになるだろうか。

どうやったら選手がもっとニュアンスを理解してくれるようになるだろうか。

どうやったら選手がもっと応用を効かせられるようになるだろうか。

 

 

 

選手が。

選手が。

選手が。。

 

 

 

このとき抜けてしまいがちなのが、自分はどうなのだろうかという視点。

もう少し具体的に言うと、「何かを伝える時の、自分の伝え方のクセはどうなのか」という問題提起です。

 

 

 

選手をよく観察してくと、結論から伝えた方が良いタイプと、プロセスをしっかり伝えてその結果こうなるよというスタイルで伝える方が良いタイプがいます。

加えて自分が聞きたいところだけ聞いてあとは興味を持たない、というタイプもいます。

 

 

 

だから「結論から欲しいタイプ」の選手にプロセスから順に話すと、イライラし出したりということが起こります。

「よーするにどーいうことなんだよ…」みたいな感じです。

逆に結論から話すことで、キツイ言い方だという印象を与えてしまうこともあります。

 

 

 

これはどれがいいかということではなく、脳の思考回路のクセです。

だから、それに適合した形で伝えられると、理解もしやすい。

 

 

 

よし、選手のタイプに注意してみよう!

 

 

 

と思った方、ちょっとそれは性急です。

 

 

 

選手にこういうタイプがあるってことは、指導側にも当然これらが当てはまります。

つまり自分の伝え方のクセです。

 

 

 

コミュニケーションは、相手がいるから成立します。

ということは、常に相手と自分の組み合わせに影響を受けます。

 

 

 

話が長くなりやすい指導者は、おそらく自分が話を聞くときもプロセスを重視するでしょう。

結論から話してプロセスよりも結果を重視する指導者は、おそらく自分が話を聞くときもそういう伝え方の方がしっくりくるはずです。

プロセスや結論などよりも、自分が興味のあるところだけ聞きたい方もいるはずです。

 

 

 

指導側にも、選手側にもタイプがあるのです。

指導の局面でいうと、指導者の伝え方と、選手の聞き方のタイプが影響し合います。

 

 

 

これがずれると、伝わりにくい、という現象が起こります。

聞く側が理解しにくかったり、イライラしたりという現象が起こってしまいます。

 

 

 

繰り返しになりますが、どちらが良いということではなく、これは思考回路のタイプの違いです。

指導は何を言うかよりも、何が相手に伝わるかが重要なはず。

 

 

 

だったら相手がどのタイプかをしっかりと分析し、相手に合わせて自分を変えることも指導力の一部に入ってきてもいいはずです。

 

 

 

相手の理解タイプに合わせて自分の伝え方を変える。

なぜならコミュニケーションは伝わったことが全てだから。

 

 

 

伝えたいことの伝わり度合いの割合をできる限り100%に近づけるために、自分の伝え方を変える。

ということは、自分がそもそもどんなタイプなのかを知る必要があります。

 

 

 

コミュニケーションは常に相対的です。

同じ言い方をしても、伝わりやすい相手と伝わりにくい相手がいます。

それはもしかしたら理解タイプの違いが要因かもしれません。

結論からタイプの指導者が結論からタイプの選手とコミュニケーションをとるのはイージーです。

 

 

 

でもそれがずれていたら?

 

 

 

伝わらないを相手のせいにしてしまうのは簡単。

理解できない理由を相手のせいにするのは簡単。

小学生でもできます。

 

 

 

でもその代わり、こちらが得ることは何もない。

 

 

 

指導という局面を考えると、指導する側がやはり力を持っている状況です。

だからコーチの意図を理解できないことは、選手のせいになってしまいやすい。

 

 

 

それは本当に選手だけの責任だろうか。

 

 

 

どうせ指導するなら、「こちらが意図したことが伝わる効率」を上げた方が指導パフォーマンスとしては高いはず。

そしてそれは当然選手のパフォーマンスを高めることにつながるはず。

 

 

 

敵を知るにはまず己を知れ。

 

 

 

選手を知るにはまず己を知ることからです。

 

 

 

あ、もちろんスポーツだけでなく、学校や家庭でも同じことが当てはまりますよ。

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

チームだと、必ずこの3つのタイプが全ています。

だから全てを踏まえた指導スタイルが必要です。

プロセスから話すときは、プロセスから話す旨を宣言。

結論から話すときは、必ず理由も説明する旨を宣言するなどです。

どれだけ愛情を込めても、どれだけ熱意を込めても、伝えるためのタイプと理解するためのタイプがずれると、それらは伝わりません。

それを繰り返すと、今度は気持ちが離れてしまうという現象につながってしまいます。

それではもったいないですよね。

いずれそんな部分に特化した指導方法の講習会をやろうと思ってます。

 

 

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近年の流れとして、「身体の使い方のトレーニングやっています」、または「怪我予防の取り組みをやっています」という表現が増えてきました。

 

 

 

良い流れだと思います。

ただ同時に、注意が必要だなとも感じています。

 

 

 

なぜかというと、これら「身体の使い方」「怪我予防」は、あくまでタイトルだからです。

あくまでタイトルなので、中身がかなり曖昧になりがち。

 

 

 

つまり同じように「怪我予防の取り組み」といっても、チームによって内容すなわち怪我予防の手段は違うって事です。

 

 

 

同じ「経済学」というタイトルの本でも、内容が違うのと一緒です。

 

 

 

内容が違えば得られるものは当然違ってきます。

 

 

 

実際、あるチームでは膝の怪我予防の取り組みとして膝周りや股関節周りの筋力アップを中心としたプログラムが組まれていました。

 

 

 

 

しかし別のチームでは上半身の動きつまり身体操作能力を向上させる事で、ハイスピードハイパワーを要求される中での膝の負担を高めてしまうような動きにならないような身体操作を獲得するためのプログラム。

 

 

 

「身体の使い方トレーニング」についても、「その身体の使い方」は本当にその競技に有効なものなのかの検証はかなり曖昧なのが現状です。

 

 

 

単に外見的に「正しいフォームのトレーニング」を身につける事を身体の使い方と表現している事も多々あるのです。

 

 

 

そのトレーニング、そのフォームは、本当に自分がやっている競技につながっているのか。

 

 

 

スクワットで両足で踏ん張って腰をそらして歯を食いしばって力んでいるのに外見的に形つまりフォームを整えることは、本当に野球やサッカーにつながっているのか。

 

 

 

思いっきり踏ん張って背中を固めてピタッと止まる「ストップ動作の身体の使い方」は、本当にサッカーやテニスで使えるストップ動作なのか。

 

 

 

その理由にくる、体幹を強くすることで止まりやすくなる、ターンが速くなる、といった表現では、あまりに曖昧。

(選手への伝達表現レベルだと妥当かもですが)

 

 

 

体幹を強くする、とはどういう状態を作ることなのか、その状態を作ることでなぜそのパフォーマンスが実行できるようになるのか。

そしてそのトレーニング方法でそれが実現できる理由は?

 

 

 

身体の専門家でなくとも、少なくともこのレベルまでは「専門家」に対して問い詰めるのは選手に対する責任ではないでしょうか。

 

 

 

選手が時間と労力を使って、そのプログラムを実行した。

でも変わらなかった。

それでは選手があまりに気の毒です。

 

 

 

「すでに身体の使い方のトレーニングはやっています。」

「すでに怪我予防のプログラムはやっています。」

 

 

 

どんな内容?

それはなぜ?

それがパフォーマンスアップや怪我予防につながっていると言える理由は?

 

 

 

チームの担当者の方、選手の方々。

タイトルで満足してしまうこと・他の見解を排除することは実はリスクになり得ます。




本当に有効な手段なのか、その手段は本当に「その競技の」怪我予防やパフォーマンスアップにつながっていると論理的に言えるのか。

 

 

 

「タイトル」を盲信してしまうことなく、中身と理由までしっかり検証を。

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

とはいえ、なかなか専門家に対してこの検証は難しいと思います。

そんな時は、その専門家があなたに対して安易に専門用語を使っていないか、whyを重ねる質問した時に曖昧さを出してこないかに注意を向けると色々見えてくるはずです。

本当に理解している専門家であれば、あなたに伝わるための的確な言葉を使えます。

また体幹とは?強いとは?などが競技に合わせて明確に定義されているはずです。

 

 

論理を突き詰めたがゆえにかなりくどい内容になっているサッカー上半身トレーニングセミナー。

@東京

7月28日(土)

http://jarta.jp/j-seminar/soccer/

 

 

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我が家には、5人の子どもがいます。

息子3人と娘2人。

小学生2人と保育園児3人です。

 

 

 

はい、、なかなかの人数です笑

各種目の選手たちから、あと〇〇人でチーム作れますねという恒例のツッコミにも慣れました笑

(ちなみにもうフットサルチームは作れますw)

 

 

 

なかなかの人数なので、ちょっとした行動でもほぼ全ての場面で争いが起こります。

 

 

 

車でどこの席に座るか(みんな2列目に座りたい)。

親に歯磨きをやってもらう順番(みんな1番がいい)。

親と一緒に遊ぶ順番(みんなやりたいことが違う)

外食に何を食べに行くのか(みんなバラバラ)。

 

 

 

ちょっとしたこと全てで子どもが小競り合いをする。

親としたらなかなかのストレスです笑

 

 

 

 

順番を決める。

誰の意見を採用するかを決める。

 

 

 

しかも頻繁に。

 

 

 

そんな時、あなたが親ならどうやって決めますか?

 

 

 

一番スタンダードなのが、ジャンケンですね。

グーチョキパーの間で起こる勝敗循環を利用して、手っ取り早くかつシンプルなルールの意思決定システム。

 

 

 

子どもでも大人でも使う、簡単な争いが起こった時に最優先で使用される普遍的システムです。

じゃんけんが使われる条件を考えると、両者がニュートラルな立場であることでしょうか。

ラーメン屋さんに行くのか、そば屋さんに行くのかなど、金額的にも同じような選択肢から決定する時に有効ですね。

 

 

 

そして勝ち負けのルールがシンプル。

子どもでもわかります。

 

 

 

 

しかし。

 

 

 

我が家ではじゃんけんを禁止しています。

 

 

 

「じゃんけんによる意思決定からは何も得るものがない」と子どもたちに教えています。

 

 

 

じゃんけんから何かを得られるとしたら。

感情的には納得していなくても、「ルールに従う」という忍耐力だけだと。

 

 

 

家族という集団の意思決定を、そんな方法で決めるべきではないというのが我が家の方針です。

社会の最小集団である家族や兄弟の意思決定を、ルールだから、という理由で、何の脈絡もない方法で決定するのが僕には腑に落ちなかったのです。

 

 

 

社会の最小集団である家族や兄弟の意思決定すらじゃんけんでしか決められないような、決めることに問題を感じないような思考回路を身につけさせてしまうことに違和感を感じたのです。

 

 

 

だから、我が家ではどんなに面倒でも話し合いが意思決定のベースになっています。

自分がラーメン屋に行きたいのであれば、そのラーメン屋さんにみんなが行きたくなるようなプレゼンをして欲しいと保育園児にも要求します。

(もちろん彼らのプレゼン内容は無茶苦茶ですけど笑)

 

 

 

そしてそれがうまくいかないケースでは、自分たちで自分たちが納得できるルールを作って欲しいとも伝えています。

例えば車の座席は、自分たちで座る順番を決めるルールを作ることができました。

例えば歯磨きの順番であれば、自分たちで譲るカッコよさに気づくことができました。

 

 

 

今、社会では、例えば政治では強行採決が横行するなど少数派の声を軽視・封殺するような風潮があります。

大きな力を持つ側が、多数が力を持つシステム。

多数決で何でも決まるシステムです。

 

 

 

これも形の上では民主主義なのですが、民主主義の本質は少数派の意見も必ず耳を傾けて、全体が納得した形でことを進めるのが本来の民主主義です。

多数決で全てが決まるのであれば、少数派の意見を踏まえる必要がないのであれば、議論などせずにいきなり多数決ですべてうまく行くはずです。

そうではないから、それが独裁やファシズムにつながってきた歴史があるから、今の制度が設置されています。

 

 

 

集団の最小単位である家族だって同じはず。

少なくともそう捉えている我が家では、一人だけがそば屋さんに行きたいと主張したって必ず彼がそば屋さんに行きたい理由とみんなが行くべき理由に耳を傾けることを大切にしています。

 

 

 

その上で、その意見を踏まえてまた話し合う。

全員が完全に納得するのは不可能だけれど、少数派が納得する割合を少しでも増やす形を作って実行する。

 

 

 

親の独裁、長男のパワープレイからは何も生まれない。

 

 

 

僕はそういう小さな積み重ねが、将来大きな差を生み出すと信じているし、コミュニケーション能力というかけがえのない重要な能力を獲得するためのプロセスだと考えてます。

 

 

 

親はものすごく大変ですが…。

 

 

 

ちなみに、時間的体力的に、ほんとにそのディスカッションに付き合えない時は、ラーメンもお蕎麦もあるファミレスに行きます。

子どもが多くなって初めて、なぜあのシステムをファミリーレストランと呼ぶのかを理解しました笑

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

力で圧をかけて事を成すのは簡単。

自分より弱い相手、自分たちより少数派に対してであれば。

でもそうではない状況になった時、どうするかが、どういう行動を取れるのかが生きて行く上で大切なのでは。

スポーツでも力の弱い相手に力で勝ってばかりでは、いざ自分より強い相手と対する時に成すすべもなく負けてしまうかも。

 

 

身体操作系トレーニングは、そんな引き出しを一気に増やしてくれる手段。

そんなJARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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沖縄。

ついにたどり着くことができました。

 

 

 

顔が濃いが故に、高校の時は「DA PUMPにいてそうw」と言われ、知人の沖縄人から初対面の時に「え?!島の人じゃないの?!」と言われて以来、勝手に縁を感じてきた場所。

 

 

 

なのになぜか昔から何度も行こうとしてその度に台風や急用で阻まれ続けた場所。

 

 

 

ついに。

 

 

 

1人で入った喫茶店では、また「島の人じゃないの?!」って言われましたが。

 

 

 

沖縄の血縁的な所縁はありません。

僕の出身、堺の人も実は顔が濃い人が多いのです。

シャンプーハットのてつじさんも堺。

ポルトガルとの南蛮貿易の影響と言われております。

 

 

 

前置きが長すぎて本題みたいになってますが、、

 

 

 

今回沖縄を訪れた本来の目的は、サッカー上半身トレーニングセミナーの開催。

沖縄では初めての開催です。

 

 

 

 

 

以前大阪で開催した時に沖縄サッカー協会の方が参加してくださり、そこでぜひ沖縄でもということでオファーをいただき、僕の沖縄への執着もあり両者のニーズが見事に合致。

 

 

 

前日の懇親会では、JARTAのアドバイザー中川法一先生とのご縁にも出会い、その場でさらにJARTAのスタッフの高校の同級生にも出会うというベタな「世間は狭いですね経験」を経て、会計の時には久々の2000円札に出会わせてもらえるというおまけ付きです。

 

 

 

 

またもや脱線しましたが、サッカーの上半身トレーニングセミナーでは、沖縄の理学療法士の方が大半の中、テレビの制作会社のカメラマンの方も受講に来られました。

仕事の傍らで子どもたちにサッカーを指導している中で論理の矛盾や曖昧さを感じて行動に出たとおっしゃっていました。

 

 

 

このセミナーは全てを動画で撮影ができるので、三脚を持ち込んでがっつり撮影しても良いですよ!とは言いましたが、

 

まさか本物が出てくるのはさすがに想定外で笑

ロケみたいになりました。

 

 

 

さて最後はサッカーなのになぜ上半身トレーニングのセミナーを僕がやっているのかについて。

*ここでいうトレーニングは、強化というよりも速く・連動性が高いパターンを使ってという身体操作寄りのトレーニングのことです。

 

 

 

サッカーだから足のことを中心に様々なメソッドは展開されています。

足のことを中心に展開しているが故に上半身の動きについての究明はまだ浅いことに問題を感じ、プロ選手たちにも検証した結果、やはり予想通りかなりそこが乏しかったのがきっかけです。

 

 

 

ぜひ、トップクラスの選手たちの動きを、足ではなく上半身だけを見てみてください。

特に腕の振りの速さの違いはわかりやすいと思います。

参考までに、ベルギーのアザール選手。

 

 

 

例えば僕はサッカーで使われる腕振りを4つのパターンに分類しています。

もちろんそれらは局面に応じてアナログ的に混在するのですが、分類しておけば目の前の選手がどの動きが改善点ありかがわかりやすくなるというメリットがあります。

 

 

 

サッカー選手にとってはかなり伸びしろがある部分です。

上半身の操作とサッカーのパフォーマンスの関係についてはこれまでも何度も記述してきているので、論理的な部分が気になる方は下記に飛んでみてください。

https://ameblo.jp/bodysync/theme-10103036397.html

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

このブログ見てくれているプロ選手は、自分の腕振りの速さをチェックしてみると何か発見あるかもです。

 

近日中では最終。

サッカー上半身トレーニングセミナー@東京。

7月28日(土)です。

https://jarta.jp/j-seminar/soccer/#c

 

 

 

腕の振り、速くできます。

方向転換や急減速に活用できる腕の振り方を獲得できます。JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

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 ふ

 

 

石垣島にて熊谷紗希選手たちとのトレーニングキャンプに帯同しました。

 

 

 

ヨーロッパのリーグは現在オフシーズン。

この期間を利用して石垣島で身体作りです。

 

 

 

今年の参加選手は左から後藤三知選手(スペイン)、熊谷紗希選手(フランス)、泊志穂選手(オーストリア)です。

*ドリンクはコカコーラ社よりサポートしていただきました。ありがとうございました。

 

 

 

僕は去年に選手たちからオファーをいただき、身体操作のコーチとして参加して以来2度目の帯同です。

 

 

 

熊谷選手には昨年の石垣島キャンプで初めて指導し、そこから可能性を見出してくれたようで、僕のトレーニングを継続してもらっています。

 

 

 

昨シーズンもCLで優勝するなど、活躍してくれました。

なにより怪我をせずにフル稼働できたことはとても嬉しいことです。

 

 

 

出会った時点で既に素晴らしい選手でしたが、昨年よりもさらに研ぎ澄まされており、去年石垣島で見つけた課題もしっかりとクリアしてくれていました。

 

 

 

 

特に腕の操作、連動性の向上は素晴らしい変化を見せてくれていました。

 

 

 

なので今年は切り返し、「直後の急加速を前提とした減速・急停止」というかなりの高難度のものもチャレンジ。

 

 

 

ほんの少しですが、その時の動画をどうぞ。

僕の場合は、止まることが目的化しないように細心の注意を払いながら動きのチェックをしつつ、意識操作なども指導をします。

 

 

 

 

 

 

ものすごい脳疲労と筋肉痛が起こりつつも、伸びしろを感じつつ楽しんでもらえたようでよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

最終日は恒例の漁船。

ちょっと天候は良くありませんでしたが、選手たちは良いリフレッシュができたみたいです。

 

 

 

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サッカーW杯、日本vsベルギーの試合、すごかったですね。

ベスト16、素晴らしいです。

また、ベルギーの動きもさすがの一言です。

 

 

 

いずれにせよ、この出来事が日本サッカーのレベル向上にとって大きな示唆を残した出来事であることは間違いないと思います。

しかし同時に、感激の裏に回ってしまった、本質的に残された課題をなし崩しにしてしまわないように出来るかどうかの大きな分岐点にもなり得ると感じています。

 

 

 

その辺りは、サッカー界のことだけでなく、もはや日本のスポーツ界全体のことを考えて取り組んでもらえることを期待します。

サッカーのトレンドが今や日本のトレンドに強い影響を与えるようになってきていますので。

 

 

 

さて前置きはここまでにして、今回はトレーナーとチームの関係について。

 

 

 

トレーナーは、チームの戦略・戦術を理解する必要がある。

僕はそのように考えています。

 

 

 

一言でトレーナーはメディカル寄りからフィジカル・ストレングス寄りまで、チームで与えられる立場によって担う仕事の幅は広いのですが、メディカル寄りであってもフィジカル寄りであっても、チームの戦略・戦術は理解しておく必要があると思うのです。

(特にメディカル寄りの立場にある人は、それらに関心ない方も多くいます。)

 

 

 

もしかしたら、メディカルの役割を担っているのになぜ戦術を理解しておく必要があるんだ?

って思う方もいるかもしれません。

 

 

 

もちろん、メディカル寄りの立場だから理解しておく必要がある、という意味ではなく、トレーナーの立場にある人は、全員理解しておくべきだと僕は思ってます。

 

 

 

トレーナーなのに、コーチじゃないのに。

なぜチームの戦略・戦術を理解しておく必要があるのか。

 

 

 

これは戦略・戦術を実現するためには、そのためのスキルや認識が必要になるということが要因になっています。

 

 

 

例えばサッカーだと、高速でパスを回していく戦術を実行するためにはトラップスキルが高いことが要求されます。

 

 

 

そしてそのトラップスキルを構成するのはもちろん身体操作です。

 

ボールをもらう位置まで移動する、トラップする体勢を作る、トラップする、パスかドリブルかを選択して実行、大まかにこういうプロセスであり、これら全てに身体操作の質がそのままプレーの質に影響を与えます。

(例えばトラップの時の上半身や軸足の動きなどです)

 

 

 

そして高レベルになるとこれらサイクルのスピードが高まりますし、多様性が高まります。

 

 

 

スキルと身体操作は決して別物ではない。

身体操作はスキルを構築するための基盤です。

 

 

 

ってことは、チームの戦略→チームの戦術→戦術を実行するためのスキル→スキルを実行するための身体操作(フィジカル)という構造によって個々の選手の動きとチーム全体の関連が説明できます。

 

 

 

戦略・戦術という、抽象的・構想的なものを具現化して実行するのは実際の選手である以上、必然の構造です。

 

 

 

トレーナーがメディカルであれストレングスであれフィジカルという分野を担う以上、この構造を理解しておかなければ、”ズレる”可能性が高まってしまう。

ケガもこの構造の中で起こりますし。

 

 

 

チームとして勝利を目指す以上、選手にはそれに貢献する役割を担うことが要求される。

だからフィジカルトレーニングも戦略・戦術を実現するための動きを構築するイメージが必要。

いや、イメージどころか論理的にその関係性が理解できている必要がある。

 

 

 

もちろんどんな戦略にあっても必要となる本質的な必須身体操作は存在するから、 どんな戦略・戦術であってもそこは必ず押さえる。

 

 

 

チームが目指す戦略・戦術と、自分が指導するトレーニングや実施するコンディショニングとの論理的整合性を常に構築し続ける。

 

 

 

方向と距離がわからないままで、旅行の計画は立てられない。

現地の情報がわからないと、持ち物も服装も的確には決められない。

 

 

 

JARTAのトレーニングはこうやって生み出されていますし、JARTAの認定トレーナーはこういう思考プロセスを獲得することを要求されます。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

追伸

ではあらゆる戦術を知っている必要があるのか。

これは、例えば1つの競技だけであれば可能かもしれません。

けれど実際たくさんの競技の戦術を全て知っている状態を作るのは難しいし、何より戦術はどんどんアップデートされること、そして同じ戦術でも監督や選手によって細部は必ず異なります。

だから、トレーナーがチームの戦術を「知っている」必要はないと思う。

けれど、チームの戦術を「理解」しておく必要はある。

「知っている」と「理解している」の違いとは?

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12387910278.html

 

 

 

 

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