サッカーW杯、日本vsベルギーの試合、すごかったですね。

ベスト16、素晴らしいです。

また、ベルギーの動きもさすがの一言です。

 

 

 

いずれにせよ、この出来事が日本サッカーのレベル向上にとって大きな示唆を残した出来事であることは間違いないと思います。

しかし同時に、感激の裏に回ってしまった、本質的に残された課題をなし崩しにしてしまわないように出来るかどうかの大きな分岐点にもなり得ると感じています。

 

 

 

その辺りは、サッカー界のことだけでなく、もはや日本のスポーツ界全体のことを考えて取り組んでもらえることを期待します。

サッカーのトレンドが今や日本のトレンドに強い影響を与えるようになってきていますので。

 

 

 

さて前置きはここまでにして、今回はトレーナーとチームの関係について。

 

 

 

トレーナーは、チームの戦略・戦術を理解する必要がある。

僕はそのように考えています。

 

 

 

一言でトレーナーはメディカル寄りからフィジカル・ストレングス寄りまで、チームで与えられる立場によって担う仕事の幅は広いのですが、メディカル寄りであってもフィジカル寄りであっても、チームの戦略・戦術は理解しておく必要があると思うのです。

(特にメディカル寄りの立場にある人は、それらに関心ない方も多くいます。)

 

 

 

もしかしたら、メディカルの役割を担っているのになぜ戦術を理解しておく必要があるんだ?

って思う方もいるかもしれません。

 

 

 

もちろん、メディカル寄りの立場だから理解しておく必要がある、という意味ではなく、トレーナーの立場にある人は、全員理解しておくべきだと僕は思ってます。

 

 

 

トレーナーなのに、コーチじゃないのに。

なぜチームの戦略・戦術を理解しておく必要があるのか。

 

 

 

これは戦略・戦術を実現するためには、そのためのスキルや認識が必要になるということが要因になっています。

 

 

 

例えばサッカーだと、高速でパスを回していく戦術を実行するためにはトラップスキルが高いことが要求されます。

 

 

 

そしてそのトラップスキルを構成するのはもちろん身体操作です。

 

ボールをもらう位置まで移動する、トラップする体勢を作る、トラップする、パスかドリブルかを選択して実行、大まかにこういうプロセスであり、これら全てに身体操作の質がそのままプレーの質に影響を与えます。

(例えばトラップの時の上半身や軸足の動きなどです)

 

 

 

そして高レベルになるとこれらサイクルのスピードが高まりますし、多様性が高まります。

 

 

 

スキルと身体操作は決して別物ではない。

身体操作はスキルを構築するための基盤です。

 

 

 

ってことは、チームの戦略→チームの戦術→戦術を実行するためのスキル→スキルを実行するための身体操作(フィジカル)という構造によって個々の選手の動きとチーム全体の関連が説明できます。

 

 

 

戦略・戦術という、抽象的・構想的なものを具現化して実行するのは実際の選手である以上、必然の構造です。

 

 

 

トレーナーがメディカルであれストレングスであれフィジカルという分野を担う以上、この構造を理解しておかなければ、”ズレる”可能性が高まってしまう。

ケガもこの構造の中で起こりますし。

 

 

 

チームとして勝利を目指す以上、選手にはそれに貢献する役割を担うことが要求される。

だからフィジカルトレーニングも戦略・戦術を実現するための動きを構築するイメージが必要。

いや、イメージどころか論理的にその関係性が理解できている必要がある。

 

 

 

もちろんどんな戦略にあっても必要となる本質的な必須身体操作は存在するから、 どんな戦略・戦術であってもそこは必ず押さえる。

 

 

 

チームが目指す戦略・戦術と、自分が指導するトレーニングや実施するコンディショニングとの論理的整合性を常に構築し続ける。

 

 

 

方向と距離がわからないままで、旅行の計画は立てられない。

現地の情報がわからないと、持ち物も服装も的確には決められない。

 

 

 

JARTAのトレーニングはこうやって生み出されていますし、JARTAの認定トレーナーはこういう思考プロセスを獲得することを要求されます。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

追伸

ではあらゆる戦術を知っている必要があるのか。

これは、例えば1つの競技だけであれば可能かもしれません。

けれど実際たくさんの競技の戦術を全て知っている状態を作るのは難しいし、何より戦術はどんどんアップデートされること、そして同じ戦術でも監督や選手によって細部は必ず異なります。

だから、トレーナーがチームの戦術を「知っている」必要はないと思う。

けれど、チームの戦術を「理解」しておく必要はある。

「知っている」と「理解している」の違いとは?

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12387910278.html

 

 

 

 

そういう構造から逆算してデザインされたJARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

 

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