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本日のサマリー

 

修飾語は、主語や述語につけ加えることで、

意味を変化させることができます。

 

「どんな」「どのように」「どこで」

などの種類があります。

正しくつかうことができますか?

 

皆さま、おはようございます!!

コラムニストの尾藤克之です。

 

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修飾語は、主語や述語につけ加えることで、

意味を変化させることができます。

 

「どんな」「どのように」「どこで」

などの種類があります。

 

物事をくわしく説明するには、

修飾語の存在は欠かせません。

 

文章を書く際、

書き手は思いついた順番に、

書く傾向があります。

 

しかし、読者は背景を知りませんから、

きっちり伝えたいのであれば、

時系列に構成する必要があります。

 

思いついた順に書いていると、

読者は額面どおりに、

受け取るしかなく混乱します。

 

だからこそ、

修飾語のつかい方には、

注意しなければいけません。

 

次の文を読んでください。

あるスポーツ新聞のデジタル版です。

 

○巨人は3位のAクラスで、どうにか優勝の翌年にBクラス転落の不名誉を免れた。

 

「どうにか」は「免れた」の前に置かなければ、

意味が通じなくなります。

 

修飾語は、

被修飾語の前に置かなくてはいけません。

 

読者はその言葉が、

どこにかかるのか確認しながら読みすすめます。

余計なことを考えさせてはいけません。

 

○昨年優勝した巨人は3位のAクラスで、Bクラス転落の不名誉をどうにか免れた。

 

主語は「巨人」、述語は「免れた」です。

「どうにか」が修飾語です。

 

最初の文は「優勝」にかかっているので、

「どうにか優勝したのかな?」

と勘違いしてしまいます。

 

修飾語は、あとの文のように、

修飾する主語や述語の前に置きます。

 

句読点を組み合わせることで、

より修飾語句を明確にできます。

 

さらに、なにを形容する言葉なのか、

考えなくてはいけません。

 

次の文を読んで下さい。

 

田中さんの違いがわかりますか?

○美しい田中さんの家です。
○田中さんの美しい家です

 

上は佐藤さん自身が美しく、

下は家が美しいという理解になります。

 

修飾語の置き場所を変えると、

伝えたいポイントが変わります。

 

修飾語を間違えることで、

伝わらないこともありますから注意が必要です。

 

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尾藤克之(BITO Katsuyuki)

コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員

※11月に18冊目となる『バズらせて稼ぐ文章術 』(秀和システム)を上梓します。

 

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