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本日のサマリー
繰り返し接触することで、好感度が増していく
「ザイアンスの法則」をご存知でしょうか?
CMなどでよく使われる手法です。
表現にエッジをつける「偉人の言葉」があります。
使い方を覚えておきましょう。
皆さま、おはようございます!!
コラムニストの尾藤克之です。
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「単純接触効果」という、
認知心理学における理論があります。
これは、繰り返し接触することで、
警戒心が薄れ、
好感度が増していくというもの。
法則を導き出したザイアンス博士の名前をとって、
「ザイアンスの法則」とも言われています。
この繰り返しは、
CMなどでよく使われる手法です。
繰り返し商品名が連呼されたり、
同じフレーズが流れていたりすると、
無意識に口ずさむほど印象に残りますね。
ザイアンスは、提示回数が多いほど影響力が上がり、
好感度が増すと説いています。
街角でばったり会った後に、
また電車で会う人に縁を感じてしまうのも、
その一つかもしれません。
これを文章にも応用してみましょう。
導入・展開・結論部分など、
文章のポイントとなる部分で、
同じフレーズを使ってみるのです。
印象的な言葉や伝えたいポイントを
繰り返し主張することで、
読者にインパクトを残せます。
このような手法を「韻を踏む」と呼んでいます。
○春になったら、桜を見に行こう。
○夏になったら、海を散歩しよう。
○秋になったら、森の中を散策しよう。
○冬になったら、雪の中で温め合おう。
同じ言葉を繰り返すと、
くどく感じて逆効果になることがありますが、
このように表現を繰り返すことでリズムが生まれ、
読者の脳裏にフレーズが残りやすくなります。
さて、話はわかりますが、
表現に困った場合、
エッジをつける方法はいくつかあります。
その一つがことわざや偉人の言葉の引用です。
的確なことわざを用いることで、
文章に深みをつけることもできます。
また、偉人の名言は、
時間を経てもなお残っているだけの、
知恵や教えがこめられています。
例をあげておきましょう。
覚えておきたい偉人の言葉
「貴方がたの人間性を心にとどめ、そして他のことを忘れよ」
(アルバート・アインシュタイン)
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」
(マハトマガンディー)
「人生はむつかしく解釈するからわからなくなる」
(武者小路実篤)
皆さんも歴史的な人物や政治家、
偉大な作家の名言を探してみてください。
きっと得るものがあります。
著作権に抵触しないように、
引用の際には注意しましょう。
尾藤克之(BITO Katsuyuki)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員
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