美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助 -20ページ目

美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助 多くの美容室を救う為にすべて行動し情報を発信しています。職業は【ハイパービューティークリエイター】としておきます(笑)

【美容室集客サイトに潜む経営の罠】


こんにちは網野です。


今回は美容室の心臓部分でもある集客。集客サイトに関してのお話。


美容室の集客は【通りがかり】【お客様からの紹介】【クーポン誌】【地域情報誌】【ポスティング】【新聞折込】


などなどたくさん昔からあります。


そして近年インターネット社会になってからのネットによる集客。


その延長で美容室専門の集客サイトからの集客。


ネット集客の初期はサロン独自サイトをSEOなどによりYahooやgoogleの検索エンジンに上位に見られるようにして集客していましたが現在はその効果はあまりなく美容室を探している人は主に美容室検索サイトから探しています。


美容室しか掲載されていませんし見やすく便利でクーポン付きなので当然といえば当然の流れです。


地域や業態によって様々ですが時代の流れは完全にネットでの集客へ向かっていますしその中でも美容室検索サイトに向かっているのは間違いありません。


では美容室検索サイトとはどこがあるのでしょうか。


『ホットペッパービューティ』


『楽天ビューティ』


『ビューティナビ』


『かみまど』


『らしさ』


『ビューティパーク』


『ベストサロン』


『イーヘアーサロンズ』


『ラポル』


『CUTS』


とりあえず【美容室検索サイト】というキーワードでYahoo検索すると上位10サイトに上がってくるのが上記10サイトです。


まぁ皆様ご存知の通りサロン数、集客数ともに独占状態になっているのが『ホットペッパービューティ』


以前『ホットペッパービューティ』についても記事を書いてダントツ1位のアクセス数にもなっていますが(笑)


便乗して書いている訳ではありませんよ(笑)


それくらい今の美容室業界で注目(いい意味でも悪い意味でも)されているということだと思います。


私は別に『ホットペッパービューティ』を叩くわけでもありませんしディスる訳でもありません。


その他美容室検索サイトも含めて真実をしゃべるだけですので。


これら検索サイト(美容室から見たら集客サイト)には掲載するのに費用がかかります。


報酬型になっているサイトもありますがお金はかかります。


お金がかかるものはすべて経費(広告宣伝費)ということです。


無料の美容室検索サイトもありますがほぼほぼ集客効果はありません。


下手したら無料ものは掲載したとたんサロン情報がいろんな会社に流れて様々な電話が急にかかってきてびっくりします(笑)


↑実話


急に営業電話が増えるのでご注意ください(笑)


話はそれましたがこの検索サイトにかかる経費。


費用やプランは様々ですが重要なのは費用対効果。


いくら経費をかけていくら集客して売り上げたかです。


昔に比べて『ホットペッパービューティ』のお陰で美容室の費用対効果に対する感覚は完全に麻痺しています(笑)


悪いクスリも麻痺して中毒になり『依存症』となります。


『ホットペッパービューティ』を悪いクスリだとは言っていませんよ!


麻痺のお話です。


新規客の集客効果による費用対効果で言えば30万かけて30万の売り上げが立てば◎という状況。。。


忘れてはいけないのがかけた経費30万はスタッフが一生懸命働いて作った売り上げからいろんな経費を引いてでた利益の30万。


売り上げで言えば利益率10%で考えると300万の売り上げ。


からの30万円。


そして得るのが売り上げ30万円。。。


人数は単価によるので単純に平均客単価で割ってください。


しかも一見イーブンの費用対効果に見える経費30万で30万集客もそこそこ割引をしないとたくさん競合サロンがあるのでそうはなりません。


もっと費用対効果を上げようとするとおのずと割引率を上げてしまうことも。。。


もちろん掲載経費(プランなど)も上げていくこともあるでしょう。。。


ドキっとした人もいるのでは???


『何が悪いの?』って思った人もいるでしょう。


別に悪くはありません。経営者の経営判断ですから。


しかし一般社会で見るとこの状況は確実に【ヘン】であることは間違いないです。


『ここがヘンだよ美容師たち』って番組があったら是非そこでお話したいくらいです(笑)


でも内側にいると気づかないもんなんですよね。


外からしか。。。


もしくはサロンを潰してからしか。。。


続きはまた次の機会に。
【美容室業界は美容師以外に翻弄されているという現実】パート2


こんにちは網野です。


前回の記事が大好評過ぎてメッセージや問い合わせも多く驚いたので続編です。


前回記事を読んでいない方は是非読んでみてください。


『美容師はどうしたらいいのか?』『網野さんはこの問題をどう考えているのか?』


というメッセージや問い合わせがほとんどでしたのでまとめておきます。


『美容師はどうしたらいいのか?』との問いに私の考えを述べるのであれば。


簡単に言うと


『美容師がある程度の規模でまとまってマンパワーをつけようよ』


です。


これが美容師以外に翻弄されない手立てであり問題解決方法のすべてです。


ここでいうマンパワーは一般的な意味のマンパワーではなく


『同じ志の人(美容師)のまとまり』


のパワーです。


一般的にはマンパワーは「人手」や「人力」と訳されますがここで言うマンパワーは一人一人の労力は必要としません。


労力の力ではなく『繋がり・まとまりの数』のパワーです。


美容師・美容室は現在約40万人の20万店舗ありますが数の割りに見事にバラバラなんです。


古い体質の組合、協会やチェーン店や美容団体でまとまってはいますが社会的に見れば数が少ないか数がいてもマンパワーを発揮できていないのが現実です。


宗教的な美容団体や加入するのにお金がかかる美容団体ではなく


『同じ志の人(美容師)のまとまり』


でマンパワーを発揮でき美容室関連企業(メーカー・ディーラー・集客サイト企業など)から翻弄されるのではなく翻弄してしまうようなパワーを持ったまとまり(志を共にする美容師チーム)が絶対に必要なのです。


もちろん宗教的思想や加入費用など一切なく志が一緒であれば誰でも入れて情報も共有してまとまる時にはマンパワーとしてまとまり強靭な力を発揮できそして全員が潤うというチームが。
正直、現在は見事にバラバラです。


だから翻弄されるのです。


経営やサロンをまとめよう、グループ化しよう、というのではなくただ志が同じ美容師・美容室が自由にまとまろうという事です。


これが翻弄される問題での唯一の解決方法だと思っています。


現在のまとまりでは正直弱いんです。


ある程度まとまっているチェーン店、グループ店、フランチャイズ店、団体はある程度の強さや力を持っていて企業への交渉や意見や影響力があったとしても一つの団体のパワーは業界全体で見ればたかが知れています。


1店舗や1個人から見るととてつもなく大きい組織ですが業界の総数で見ればどこも10分の1にも満たないまとまりです。


本当に企業に翻弄されず業界全体を向上させていく為には


約4万サロン、約8万人の美容師、


が同じ志でまとまれば実は簡単な事なのです。


志と言っても


☆美容師という職業をもっと向上させたい


☆美容師という職業をもっと稼げるものにしたい


☆美容師という職業を社会的にもっと認められたい


という美容師なら誰でも思っている志です。


ようは上記の数字以下でもとにかく美容師・美容室が多くまとまり企業を揺るがすことが出来ればいいのです。


そう出来ない、出来ていないから関連企業はある意味やりやすいのです。


もし個人サロンや個人が4万サロン8万人まとまったならば関連企業にとってこんなに恐ろしいことは無いのです。


こうなると美容師は美容室業界で優位に立てます。


優位に立てれば交渉力、影響力、意見が通り美容師の幸せに直結していくことは間違いありません。


団体やチェーン店など以外で美容師がまとまる機会って良く考えると関連企業(メーカー・ディーラー・某集客サイトなどなど)の主催イベントだけじゃないですか????


【美容師のまとまり】自体が関連企業によって抑えられているという怖い現実。。。



これって業界的に本当に怖い話なんですよ。


当たり前の話になっていますが。。。


こんなに他企業・他業界から抑えられている業界ってなかなかないですから!


業界の中にいるとなかなかわからないもんなんですがね。。。


美容師主催、美容師主導の全国チームが絶対に必要なんです。


美容師マンパワーが必要なんです。




というお話を長々とコメントくださった皆様に発信しました。



そして


『チームが出来れば是非参加します!』


とか


『誰が先頭に立つんですか?』


とか


『網野さん作ってください!』


とか



コメントをいただきまして少し時間をもらって考えました。


私が美容師をまとめるチームを作るなんてまったく考えていなかったもので(笑)


正直、業界内で影響力のある人で誰かやってみてください!っていうのが本音ですが。


誰か広げてくれる人、まとめてくれる人いませんかね???


まとまりさえすれば他企業との交渉力には私網野が自信を持って交渉の机に進んで挑みますが。


私の力はそこで一番発揮出来るので。


まとまりさえすれば絡んだ美容師・美容室を幸せにする自信はあります。


交渉役はお任せください!



一応誰が主催とかではなく美容師一人一人が主催という入り口でとりあえずフェイスブック上だけで美容師チームの枠だけは私の方で作っておきます。


あとはこの記事を見て賛同して参加する美容師の皆さんが輪を広げまとまっていく事を切に願います。



美容師の【底力】を見たいですし信じたいです。



記事をシェアしていただいても構いませんし、直接賛同してくれそうな美容師を誘ってくれてもいいです。


『美容師をいい職業にしよう』


という思いがある人であれば誰でもOKです!


単純ですが名づけて


【美容師マンパワーの会】

https://www.facebook.com/groups/898075170261676/


ちなみに私、網野参吉のFB個人アカウントも作成しましたので皆さんお友達になってください!


https://www.facebook.com/profile.php?id=100009455154724


よろしくお願いします!


多くの美容師に読んでいただきたいので【シェア】もよろしくお願いいたします。


【美容室業界は美容師以外に翻弄されているという現実】


こんにちは網野です。


今回は美容室業界は美容師以外に翻弄されているというお話。


もちろん美容室業界の関連企業のお陰で発展している部分もあるが正直衰退している部分もある。



『儲けを得ていないのは美容師だけでは??』


と思うほどに。。。



美容師を取り巻く関連企業の社員の年収と美容師の年収の差がすべてを物語っている。


数では圧倒的に40万人とも言われる美容師が上。


立場上も関連企業からみて美容師が上。(お客さんだから)


でも社会的にも年収的にも美容師が下。


美容室・美容師が飽和化しているのも原因ではあるが飽和化のお陰で笑っている企業があるのも現実。


飽和化すればするほど利益をあげる企業もたくさんある。


もちろん美容室・美容師は飽和化が進めば進むほど苦しい。


飽和化、飽和化、といってもどれくらい美容室は飽和化しているかわかっていない人も多いはず。


ざっくりではあるが美容室業界をある程度一般企業なみの健全的な数値があるとしてその3倍の飽和化と言っていいだろう。


飽和化を改善するには美容室・美容師が3分の1になるか人口が3倍になれば大丈夫!!


という非現実的な話になってしまう。


しかし飽和化してしまったのは紛れも無く美容師。


若干、世の中に流されたり周辺企業の出店斡旋などもあったにせよ根本的な原因は美容師。


更に美容室の飽和化が進んだのは美容師以外の経営者のビジネス的出店。


低価格チェーンサロンなどお金になるビジネスとなり他業種の経営者がどんどん業界に参入してきた。


しかしそれを許したのも美容師の実力。


そしてうまく雇われているのは紛れも無く美容師。


これはですね、社会的ビジネスの観点からいうと美容師という業種の『完敗』を意味するんですよね。。。。


もちろん成功している経営者や美容師もいます。(かなり低い比率ですが。)


ですがその人達より稼ぐ関連企業の人たちって想像を超える人数がいるってご存知ですか?


なので総合的に見て、ビジネス的に見て『完敗』ということなのです。


周りは知的に美容室に対してビジネスを仕掛けてきます。


しかし社会通念上、当たり前のことです。


市場も大きいので狙う企業は多いです。


あれよあれよと美容師ブーム以降、面白いくらいに翻弄されてしまったこの業界の10年。


身にしみてわかった現在ではもう取り返しがつかない事態になっている部分も多くあります。


○ットぺ○ッパー依存症しかり。。。


低価格サロンの増加しかり。。。


このままでは美容師はこれまで以上に稼げない業種となるのは間違いありません。


物価は上がっても所得は下がる。。。


今こそ美容師は根本を見直すべきです!


そして整理も必要です。


経営者はしっかりとビジネスをしましょう。


そしてビジネスを根本から勉強しましょう。


従業員、美容師たちを一番身近に幸せに出来るのは紛れもなく経営者です。


逆に不幸にしてしまうのも経営者です。


幸せな美容師が増えた時、それが業界の最大の発展ではないでしょうか。


死にもの狂いで技術を学んだ時のように経営者は死にもの狂いで経営を学べばいいだけです。


美容師をやってきた経営者なら絶対に出来るはずなんです!


そうすれば美容師以外の人たちに翻弄されることも少なくなるはずです。
マイナンバー制と社会保険と美容室 番外編


こんにちは網野です。


以前に特集を組んだマイナンバーと美容室のお話。


皆さんもご存知の通り年金個人情報流出により世間がザワついていますね!


マイナンバー制度延期という声も出てきています。


マイナンバー制度どうこうも注目ではあるのですがこのマイナンバー制度がボツになったとしても美容室の社会保険問題はまったく解決されないというのは頭に置いておいてください。


マイナンバー制度以前の問題ですから。。。


マイナンバー制度が更に法人美容室の加入を進めていくというだけのお話でマイナンバーが仮になくなったとしても未加入のままでよくなるという話ではありません。


すでに社保庁は独自で動いていますし加入は進んでいます。


延期の記事もよく目にしますがよく読んでみると改正案が延期という記事が多いです。


改正案は銀行口座などにもマイナンバー制度を入れ込むというもので改正案が延期になったところで加入問題にはまったく関係の無い話です。


ようは税務署や社保庁の個人データや会社のデータが統一したナンバーで管理されるかどうかでありそれはこのままいくと来年1月に始まります。


マイナンバー制度自体が延期になれば違いますがそれでも社保庁独自の動きがありますので早かれ遅かれの話です。


マイナンバーの先行きどうこうよりサロンの先行きをしっかりと決めていきましょう!


何の話かわからない方は過去の記事を未定ただけたらと思います。
ホットペッパービューティ 依存症&値上げ ②


こんにちは網野です。


前回は第3者的な立ち位置からこの問題についてお話しました。


今回は美容室側から(顧客から)の立ち位置でリクルートの戦略についてお話しようと思います。


まず前回も言いましたがサイトリニューアルと広告宣伝強化によるHPBへの集客増加の戦略は美容室側が支払う掲載料とは別の話にしなければいけません。


これを同時にやったことで更なる反発が生まれているのだと思います。


美容室側からするとリニューアルと広告費を掲載料値上げによってまかなわれてるとしか思えないのが現実です。


ここはイメージ戦略も考慮しなければいけなかったリクルートの失敗の部分なのかなと第三者的には思います。


やはり結果が出る前から予測だけで掲載費を上げるというのは暴挙でしかありません。



美容室で例えると


お客様がカット・カラーでご来店。


まず来店時に支払いを求めます。


そしてヘッドスパを提案してメニューを追加します。


それを含めて料金を先払いしてもらいます。


そこで


『ヘッドスパは通常20分ですが10分になるかもしれませんしやらないかもしれません!』


『頭皮への効果は通常このくらいありますがまったく効果がないかもしれませんしお金はもらっていますがまったくやらないかもしれません!』


と言われているようなもの。。。



無茶苦茶ですよね。



でもこの無茶苦茶なことを多くの美容室は文句を言いながらも受け入れようとしているのです。


これを受け入れてくれるお客様って普通はいないですよね。


でも普通はいないお客様に多くの美容室はなろうとしてるのです。


先々費用対効果が上がるのであればいいのですが。


まだわからない状況で予測でお金を掛けすぎるのは危険です。


もちろん経営とはわからない状況でも先行投資をしなければいけないですがこんなに苦しんでこんなに文句を言っている状況や媒体に対して10万~15万もの大金(増額)を投資するのはどうなんでしょうか?


一度掲載を辞めたら入れなくなるわけでもないですし、半年契約でプランを下げてもそこから上げれないわけでもないですし本来効果を様子見することも可能だと思います。


そこから考えても通常はいいと思いますが。。。


正直、依存サロンというのは様子見の余裕がないのです。


余裕があるサロンは様子見をおすすめしますが少ないでしょう。


これがリクルートのこれまで築き上げてきた戦略であり恐ろしさであり凄さでもあります。


これがわかっていた経営者様は掲載をしていないこともあります。


掲載をしていても依存する前に辞めた経営者様もいます。


もちろん続けて現時点で成功をおさめている経営者様もいます。


当たり前ですが掲載期間が長くなればなるほど依存度は高くなります。


もちろん依存が悪いともいいません。


しかし依存でのリスクをしっかり考えて経営しなければこの環境(美容室広告市場をリクルートが独占)ではやばいのです。


今回の値上げでよくわかったと思います。


他の追随を許していない市場の王様はすべてをコントロール出来ますしある意味無敵なんです。
これは経済学的にも当たり前の話です。


他の業種で見ればディズニーランドがわかりやすいかもしれません。


やっていることは少し似ています。王様なんで当然ですが。



でも王様になろうとしたのは王様ですが王様を作ったのは果たして誰でしょうか?


そこもしっかり考えましょう。


でもこうなってしまうと王様は無敵です。


顧客(依存サロン)という名の民は王様の考えに従うしかないのです。


唯一王様を倒せるのは隣国の王様です。


現在では楽天ビューティということになると思いますが。。。


ちょっと今のままでは弱すぎます。


でも倒せないとしても競合するだけでも美容室業界にとってはいい流れになるはずです。


結果的にリクルートにとってもいい事になるとも思います。


競い合えば理論上、自然に掲載料も下がりますし。


無茶苦茶なことも出来なくなります。


なので私は私の立場で業界をよくするために水面下で動いています。



今はまだ内容は言えませんがご期待ください!
ホットペッパービューティ 依存症&値上げ ①


こんにちは、網野です。


最近、すごくご相談も多く困っている人が多いネタ!


実はこのネタは私のコンサル範囲外なのですがあまりにもご相談が多いのでコラムにまとめます。


どこの広告媒体がいいのかとかどこの広告媒体が悪いとかは正直サロンの環境や状況によって違うので言い切れません。


あくまで私のコンサルはどのようにお金を残したり発生させたりしてこのような広告費用や求人費用にうまく当てていって成長させるかですのでどこに当てるかの最終判断は皆様にしてもらっています。


もちろんアドバイスはしますしいい情報があればご提供しますが。



さて本題です。


HPビューティを私網野がどう思ってるのかを聞きたい方が多いのではっきりいいます。


良くも悪くも思っていません。


逃げるな!という声も聞こえてきそうですが逃げていません。


本当に良くも悪くも思っていないのです。


しかもどこを見て良いのか悪いのかっていう問題もあります。


リクルートという企業に関しては凄いとしか思えません。


美容師に依存症という言葉をつくらせ媒体では独占状況にHPビューティを成長させたわけですから。


ある意味リスペクトですね。


多くの美容師の立場からすると最近かなりイメージが悪くなっていっているのは現実です。


①原因は度重なる値上げ。


②そして集客力の減退。


③最後は辞めるに辞めれない状況にされてしまった事。


細かく言えばまだまだたくさんあるのでしょうが大きく言えば上記3つだと思います。


①はサイトリニューアルだと言えど事実上の値上げはとても残念ですね。


これに関しては意見があります。


サイトリニューアルはどんな言い分がリクルートにあろうとも値上げとは別問題です!


②の集客力の減退もありここも新しい層の獲得で大きな広告展開をするそうですがお金がかかるものです。


もちろんサイトリニューアルも集客力を増すためだとも思います。


両方お金はかかります。


それをまだ効果がわかっていない予測段階で集客数を試算してそれを広告費に乗せてくる。


そしてそれにかかる費用も広告費に乗せているとしか考えられないこの状況。


リクルートは『そんなんじゃないですよ!』


というでしょうが美容師の100人中100人はそう思います。


顧客がそう思うならそうなんですよね(笑)


そういう世界で美容師はやっていますから尚更です。


なので私もリクルートの営業さんに言わせていただきましたがこれはちょっと美容師を馬鹿にしすぎだと。


でもこんなに顧客を馬鹿にできるのも集客媒体の王様に君臨したHPビューティだからこそ成せるワザ!


そうさせたのは。。。


間違いなく美容師であるという事実。


私は言いました。


『はっきり言って業界的にリクルートのイメージは悪くなった』と


やはり様々なところで今回の値上げに関して厳しいお言葉をもらっているようです。


『潰す気ですか!』


『殺す気ですか!』


とも言われ本気で凹んでいるようでした。



ちょっと待って。


HPビューティの掲載って法律で定められていましたっけ???


たしか定められていないですよね?


任意ですよね?


最初にどう言われたのかは別として勝手に契約書に印鑑を押されたんですかね?


違いますよね?


そして1度掲載したら辞められないっていう契約でしたっけ?


違いますよね?


経営者による経営判断で掲載を決めて集客しているものだと思います。


別にリクルートの肩を持つわけでもありません。


リクルートの回し者でもありません(笑)


リクルートからギャラをもらってもいません(笑)


(これを見たリクルート関係者様、少しギャラください 笑)


私も高い掲載料を払っている立場です。


『いっぱい集客してるから余裕なこと言えるんだろ!』


と思う方もいると思いますが。


半年前は新規に対しての費用対効果は50%以下です。


プランを下げて現在は費用対効果は70%です(笑)


でも辞めるつもりはまだありません。


『お前も依存してるんだな!』


いえ、まったくしてません。


HPビューティの倍以上は自力や他の媒体で集客しています。


全体の比率でいっても3%以下です。


オーナー様たちのリクルートに対してのお気持ちはすごくわかります。


どんな無茶な価格を出されでも引くに引けなくなっているのもわかります。


しかし自分がリクルートの立場に立ってみてください。


なかなか立てないですが想像してみてください。


地域で顧客を独占していて競合サロンも皆無で顧客が自分の店に対して他のサロンには行けない、このサロンを辞めれない、と思っていたとしたら。


そして溢れかえるほど毎日予約が入ってきてたら。


『それでも自分なら値上げなんてしない!』


と言い切れるでしょうか。


言い切れる人もいるでしょう。それが経営者的にどうとは別として


『値上げするに決まってる!』


という経営者もいるはずです。


リクルートは経営判断で値上げに踏み切ったんです。


顧客がどう動くかまで想定した上で。


なので皆さんがどう動くかです。


リクルートの想定外に動くのか想定内に収まるのか。


そもそも集客をHPビューティに任せっきりにしていたサロンがあるとしたならそこが問題です。
だって他人の企業ですよ。


なのに実質的にリクルートが突然なくなったら集客が0になってしまうという状況は子会社も同然の状況です。


あまり強く言って掲載拒否でもされたら自分の首を絞めてしまいますし。。。


なので強くも言えない。。。


これは完全にビジネス的に負けなんです。


こうなるとどうすることも出来ないので依存だ何だと騒ぎになっているんだとも思います。


今日は長くなったのでこのくらいにします。


次回はサロン側の立場を強くしてHPビューティの今回の戦略について少し話したいと思います。


別にディスっているわけでもなく真実でしかないので今回はボカスことなく実名で言ってます。


リクルートさん怒らないでね(笑)


もし喜んでもらっているようならギャラください(笑)


ちなみに私個人の考えですしリクルートの社員でもないので反論等は一切受け付けておりません。


そもそも私のコンサル範囲外ですから!


怒りはリクルートまでどうぞ!(笑)
美容室の業務委託契約 ④


こんにちは網野です。


前回は社員との話し合い方についてお話させていただきました。


今回はその続きです。


④社保回避に対しての内容を説明して十分理解してもらう。


ここは腹を割って正直に言いましょう。


会社がもたないと。


そして業務委託契約の内容をすべてお話してください。


理解できるまで何度も話してください。そこが適当だったり有耶無耶にしてしまうと後で影響が出てしまいます。


しっかりと相手が理解してくれるまで話しましょう。




⑤社保回避でスタッフに何がメリットになるのかを話す。


単純に言えば手取りが減らないしベースダウンもないということです。


あと個人で確定申告をするので場合によっては個人の節税になるということもあります。


⑥社保加入の場合、スタッフに何がデメリットになるかを話す。


⑤の逆で手取りが減ります。得られる権利や保険はありますが単純に手取りが減ります。


そして今まで社保抜きでの給与だったわけですから会社が社保負担が始まるということは給与体制を見直していき給与ベースがダウンするということです。


スタッフからするとダブルパンチとなりかなり手取りは減ることが予想されます。


以上です。


社保をこの不況下で急に始めるとなると様々な混乱が生まれますのでこれが問題となっていくのですね。


【お知らせ】

業務委託契約書の内容についてのお問い合わせも多数ありますが内容が内容だけに記事には出来ませんのでご了承ください。


社保・税務署対策の業務委託契約書はわたくしの顧問税理士にお願いして有料で作成してもらったものは持っていますがさすがに公開はできませんし、かといって有料で皆様に売るというようなこともできません。


皆さんがお願いしている税理士さんにお願いするか(作成してくれるか出来るかはわかりませんが)もし直接お会いする機会がありましたらなんとなくテーブルの上に置きっぱなしにしておきますので(笑)
美容室の業務委託契約 ③


こんにちは網野です。


前回は業務委託契約をしたが業務内容・業務時間・休み・すべてのルールは今までのままで起こる可能性あるデメリットについてお話しました。


今回はスタッフとの話し合い方について書きます。


デメリット部分を回避するには重要な話です。



話し合い方


①絶対に強引にいってはいけない。


②会社の状況を腹を割って話し財務状況を一部公開などする。


③将来的な部分の話をする。サロン・社保や待遇について


④社保回避に対しての内容を説明して十分理解してもらう。


⑤社保回避でスタッフに何がメリットになるのかを話す。


⑥社保加入の場合、スタッフに何がデメリットになるかを話す。



こんな感じですかね。



1項目づつ詳細を話していくと


①絶対に強引にいってはいけない。


『うちの会社はこの方向でいくから!』と頭ごなしにやってしまうとスタッフは話を聞く入り口部分で不信感を覚えます。


すぐに委託契約が成立したとしてもデメリットの方向に向かっていく可能性が大きいです。


②会社の状況を腹を割って話し財務状況を一部公開などする。


現状、社保加入がこの会社は難しいということをしっかりと腹を割って話しましょう。


それで辞められるリスクはほとんどないと思います。


それで辞めるくらいなら始めから社保未加入のサロンには就職していないですからね。


そしてわかりやすいように会社の財務状況を一部分でも公開しましょう。


なぜこの会社が社保加入が難しいのかをわかってもらいましょう。


別に社長の報酬や経費までは見せる必要は無いと思いますが大くくりな売り上げと経費などはわかりやすく見せた方がいいです。


日ごろ、スタッフに贅沢な部分を見せているのならこの期間は少し控えましょう。


行き過ぎた贅沢は本当に控えましょう。


③将来的な部分の話をする。サロン・社保や待遇について


ずっと加入しないと言い切ったら会社はずっとデメリットリスクを背負っての運営となるので私はあまりお勧めしません。


今すぐ加入するかどうかは別として将来的には経営状態を改善して会社およびスタッフにお金の負担があっても大丈夫な状況にしていくことが大切です。


『3年を目処に改善するから!』とか『売り上げが○○○万円いってパーヘッド○○万までいけば加入の方向にいくから!』など将来的な話が出来たらスタッフも安心しますし納得もしやすいと思います。




次回は後半の④⑤⑥の詳細についてお話します!


後半は凄く大事です!


【お知らせ】


業務委託契約書の内容についてのお問い合わせも多数ありますが内容が内容だけに記事には出来ませんのでご了承ください。


社保・税務署対策の業務委託契約書はわたくしの顧問税理士にお願いして有料で作成してもらったものは持っていますがさすがに公開はできませんし、かといって有料で皆様に売るというようなこともできません。


皆さんがお願いしている税理士さんにお願いするか(作成してくれるか出来るかはわかりませんが)もし直接お会いする機会がありましたらなんとなくテーブルの上に置きっぱなしにしておきますので(笑)
美容室の業務委託契約 ②

こんにちは網野です。

前回の続きです。

しっかりとした自由度の高い内容の業務委託契約書を作成し双方がサインしつつも業務内容・業務時間・休み・すべてのルールは今までのまま。


これで社保の回避と考えている経営者も多いと思いますがメリットもあればデメリットもあります。


正式に言えばデメリットになる可能性もあるということですかね。


もちろんこの契約を成立させる時にスタッフともお話をすると思います。


絶対に強引にしてはいけません。


腹を割って正直に話すことが後々デメリットも回避できます。


経営者なのでスタッフの対してカッコつけたい気持ちも十分わかりますが上辺のカッコつけで後々カッコ悪くなるのはよくありません。


↑すべての事案に言えることですが。


もちろん無理してでもカッコつけないといけない事もありますが今回の件は絶対にだめです!
まず本日はどういうデメリットの可能性があるかをお話します。


一つは契約の内容と現実がまったく違うことになるので口約束が必要で信頼関係も必要です。
拘束力のある内容は契約書には記載できませんので。


(少しでも拘束力があると委託契約は成立せず社保だけではなく税務署も契約を認めずダブルパンチを食らいます)


となると契約書の中身は完全な委託契約の内容でほとんど自由な出勤となります。


そこで問題なのが契約書と現実は別だという約束を双方で確認していても関係が悪化したりスタッフが急に自由を要求してきた時に業務委託の契約書がある限り経営者はあまり強気にできません。


話が違うなら辞めてくれ!と言えるのならいいのですが求人難な時代にそれが言えるかどうかです。


言える状況だったり辞めてもらっても構わないスタッフならいいのですが全員ではないはずです。


もう一つはそれが原因じゃなくても業務委託契約をしたスタッフが辞めるとなって辞めたあと、社会保険庁や税務署、または労働関係の省庁への告げ口もかなりのデメリットになってしまいます。


何事もそうですが最悪の事態も考えた上でどうするかを考えていたほうがいいということです。
時間はスタッフとの話し合い方について書きます。


上記のデメリットを回避するには重要な話です。


【お知らせ】

業務委託契約書の内容についてのお問い合わせも多数ありますが内容が内容だけに記事には出来ませんのでご了承ください。


社保・税務署対策の業務委託契約書はわたくしの顧問税理士にお願いして有料で作成してもらったものは持っていますがさすがに公開はできませんし、かといって有料で皆様に売るというようなこともできません。


皆さんがお願いしている税理士さんにお願いするか(作成してくれるか出来るかはわかりませんが)もし直接お会いする機会がありましたらなんとなくテーブルの上に置きっぱなしにしておきますので(笑)
美容室の業務委託契約 ①


こんにちは網野です。


マイナンバー制度と社会保険と美容室の記事で反響が多くお問い合わせも多数ですので一度最終回を迎えましたが内容を絞って連載を続けます。


お問い合わせで多かった内容はやはり社保加入回避における質問でした。


以前にも書きましたが正当な回避方法はなく現状に近い状態での回避となればやはりスタッフとの雇用契約を社員契約から業務委託契約に変更することになります。


業務委託契約とは


世に言う『面貸し』という雇用の時に持ちいれられる契約です。


あとは低価格サロンでの雇用では持ちいれられています。


簡単に言うと会社からの拘束力はほとんどなく自由に働くということです。


細かい部分はたくさんありますが一番は勤務時間ですね。


もちろんそれ以外で非常識な行動まで制限できないのかというとそういうことではありませんが自由度がかなり大きいです。


元々この業務委託をメインにしているサロンでは問題ないですが社保回避で普通のサロンがこの契約で逃れようとすると問題がないとは言い切れません。


経営者としては社保を回避するための手立てではありますがちゃんとした業務委託契約というのは簡単なものではありません。


契約書を作成してしっかりとした自由度の高い契約にしないと業務委託契約というものは成立しません。


そうなってくると現実のサロンワークとはかけ離れた内容が契約書に記載されますのでそれに双方がサインすることになると。。。


続きは次回にします。