美容室の業務委託契約 ③ | 美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

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美容室の業務委託契約 ③


こんにちは網野です。


前回は業務委託契約をしたが業務内容・業務時間・休み・すべてのルールは今までのままで起こる可能性あるデメリットについてお話しました。


今回はスタッフとの話し合い方について書きます。


デメリット部分を回避するには重要な話です。



話し合い方


①絶対に強引にいってはいけない。


②会社の状況を腹を割って話し財務状況を一部公開などする。


③将来的な部分の話をする。サロン・社保や待遇について


④社保回避に対しての内容を説明して十分理解してもらう。


⑤社保回避でスタッフに何がメリットになるのかを話す。


⑥社保加入の場合、スタッフに何がデメリットになるかを話す。



こんな感じですかね。



1項目づつ詳細を話していくと


①絶対に強引にいってはいけない。


『うちの会社はこの方向でいくから!』と頭ごなしにやってしまうとスタッフは話を聞く入り口部分で不信感を覚えます。


すぐに委託契約が成立したとしてもデメリットの方向に向かっていく可能性が大きいです。


②会社の状況を腹を割って話し財務状況を一部公開などする。


現状、社保加入がこの会社は難しいということをしっかりと腹を割って話しましょう。


それで辞められるリスクはほとんどないと思います。


それで辞めるくらいなら始めから社保未加入のサロンには就職していないですからね。


そしてわかりやすいように会社の財務状況を一部分でも公開しましょう。


なぜこの会社が社保加入が難しいのかをわかってもらいましょう。


別に社長の報酬や経費までは見せる必要は無いと思いますが大くくりな売り上げと経費などはわかりやすく見せた方がいいです。


日ごろ、スタッフに贅沢な部分を見せているのならこの期間は少し控えましょう。


行き過ぎた贅沢は本当に控えましょう。


③将来的な部分の話をする。サロン・社保や待遇について


ずっと加入しないと言い切ったら会社はずっとデメリットリスクを背負っての運営となるので私はあまりお勧めしません。


今すぐ加入するかどうかは別として将来的には経営状態を改善して会社およびスタッフにお金の負担があっても大丈夫な状況にしていくことが大切です。


『3年を目処に改善するから!』とか『売り上げが○○○万円いってパーヘッド○○万までいけば加入の方向にいくから!』など将来的な話が出来たらスタッフも安心しますし納得もしやすいと思います。




次回は後半の④⑤⑥の詳細についてお話します!


後半は凄く大事です!


【お知らせ】


業務委託契約書の内容についてのお問い合わせも多数ありますが内容が内容だけに記事には出来ませんのでご了承ください。


社保・税務署対策の業務委託契約書はわたくしの顧問税理士にお願いして有料で作成してもらったものは持っていますがさすがに公開はできませんし、かといって有料で皆様に売るというようなこともできません。


皆さんがお願いしている税理士さんにお願いするか(作成してくれるか出来るかはわかりませんが)もし直接お会いする機会がありましたらなんとなくテーブルの上に置きっぱなしにしておきますので(笑)