真夜中のキャプチュード -33ページ目

山羊の群れに紙でもやってると思えばいいんだ。












東京難民












佐々部清 監督作品


「東京難民」観ました!








あらすじ!





授業はサボるか、居眠りするか…

合コンで調子に乗って盛り上がる、

そんなお気楽な大学生活を送っていた時枝修。


どこにでもいる普通の大学生だったはずが、

ある日、

父親が、借金を抱え失踪したことから

全ての援助が途絶えてしまう。


大学の授業料も未納となり、

修は突如として大学を除籍となる。


借りていた部屋からも、

賃貸料未納で追い出され、

ネットカフェで寝泊まりするハメになる。

とりあえず

日払いのティッシュ配りのバイトをするが、

わずかな残金をパチンコでスってしまう。

いままでの怠惰な生活が災いして、

修がどん底に達するに

    そう時間はかからなかった。
















































明日は我が身ですね・・・


難民って・・・(-.-;)(-.-;)(-.-;)


ただ、

もう少し現実感ある物語だと思ってましたが、

意外に“難民感”の少ないお話でしたね。


主人公・修は、

意図せずして・・・

それこそまったく油断していたんですが、

彼にはあまり絶望感がみてとれなかったんですょ。

むしろ、

運がいいんぢゃね?くらいで収まっちゃってましてね。


彼が突如、予想だにしなかった大学を除籍になるくだりも、

「こんな3流大学出ても仕方ねぇ!こっちから辞めてやる!」って・・・

   本来、何も出来ない学生が、突如途方に暮れる事態に陥ったなら、

     顔から、サァ~っと血の気引くはずなんですよ(経験者談)

   一瞬、思考停止になってね・・・

  徐々に整理しはじめて

そこから、どうしよっかなぁ~って考え始めるんですね。

正直、

いきなり捨て台詞吐くなんて、

  薄々、こうなること予感してたとしか思えないんですょ。

それこそ、

大学への執着なんて元々無かったんぢゃなかろうかってね。

製作陣

きっと、親の元で苦労なく大学出た子ばかりなんでしょうな。

  それが当たり前なんで、

 表現に乏しいんでしょうね。





さらには、

家財道具全て人質にとられ、

いきなり部屋の鍵変えられて追い出された後も、

彼には必ず、

雨風凌げる屋根や、飯が付いて回るんですよ。

これが運が良くなくて何なんだ!?って思う訳です。

何も持ってないんですよ!?


だって、

こうなった時のために何かしてきたわけでもなく、

努力はおろか、

内容証明郵便すら開封しない体たらく!

ただ、

この内容証明郵便を開けずに放っちゃうトコ、

修ってどんな奴?ってのが上手く表現された、

いいシーンでしたね!

しかしまぁ、

現代ってそういう時代なんすか?σ(゚、。)

これがどれ程に重要なことか知らないんですね~~

大学って何教えてくれるトコなんだろ?

ソッチに強く引っかかるゎ!





故にね、

スクリーンからは一切、難民感は伝わらず、

どちらかというと、

「修の大冒険」みたくなってしまってましたね。

しかも「ガンバの冒険」の方が波乱万丈で面白いよ。
                  (●´艸`)ププププ...


まず、

修のその危機管理能力の低さから、

何故にその身を守れていけてるのかがわかりませんでした。

先々考えることなく、

パチンコに持ち金つぎ込んだり、

川辺瑠衣が言い寄って来た時も、

まぁ、経験値低いからでしょうが、

ノコノコ付いていくなんて少し考えたら解りそうなもんだし、

知ってる店があるんだよ!なんて、

怪し過ぎるセリフを疑うこともなく付いていくなんて・・・(-.-;)

難民自覚がないというより、

この期に及んで、性欲が勝ってしまうエロガッパっぷりが

何やら悲し過ぎるバカでした。


まぁね...

その方が物語が面白くなるという理由は至極もっともですし、

そうでなきゃ、客呼べないもんね'`,、('∀`) '`,、

しかもその後、

ホストになれちゃうのも違和感たっぷり!

これゎ、わらしべ長者の物語なんでしょうか?

          ずっと観ながら疑問が渦巻いてました・・・





大体、

金ないから支払い出来ません!だから雇ってください!

で、

お~おもしれ~奴だ!雇ってやる!

なんて、

そんな、浪花節ヤクザなんていないでしょ?
           _| ̄|○∠))バンバン

そもそも

女たらしこむからホストなんで、

瑠衣に簡単に騙されちゃってる奴なんて、

資格なしぢゃんね?(●´艸`)

逆に瑠衣騙せるなら、ホストにならずとも生きて行かれるだろうけど・・・


ホント、ヤクザも危機感なさすぎ・・・

勘だけで決めちゃって、

どんだけ先見の明があるんだよ!

だからさ、

試しに、

食堂とかで金ないから皿洗いしますってやってみて、

何軒が許してくれるか、

AD使って実験してみたらよかったね。

私は、

自分は決して難民にはならないだろうなんて、

   自信もって言うこと出来ませんからね!

リアルを観たかったんですね。

見解の相違的

その違和感が終始付きまといました。

かなり今回、

必死に時間作って、わざわざ出向いたので、

そこらが非常に物足りなく

   残念でしたかね~~???





ヤクザの借金踏み倒した挙句、

飯場に売られた時も、

同僚の長沼が言った

「一度堕ちたら、二度と這い出る事が出来ない

   こんな社会が悪いんだ!・的セリフも、

いゃいゃいゃ!

  何でも社会の所為にしてるから、抜け出せないんですよ~って

 すべてに対し逆意見になっちゃうんですよ・・・(-.-;)(-.-;)

なんとも疲れる鑑賞になっちゃいました・・・(-.-;)(-.-;)(-.-;)





でもまぁ、

中村蒼さんら、若手がいいお芝居してましたし、

大塚千弘さんが乳放り出してくれるという特典付きですし、

小市慢太郎さんが、さりげなく素敵な役柄でしてね~(∀`从)♡♡♡

あんな、穏やかな大人になれたらいいですよ・・・ウンウン...


さらには最近アチコチで見かける、

ホームレス・鈴本役・井上順さんも、存在感抜群でした。

鈴本の息子さんが、東日本大震災での犠牲者という飛び道具を

突然、ブッこんだりしてね、

修くん再生と、終幕へ無理やり感満載でしたね~~
            '`,、('∀`) '`,、

若手中心にキャスティングして、

  それをベテランさんでキレイに隙間埋める理想的な形でしたね。


そんな中でもやはり

RIZE(まだ活動してんの?)の金子ノブアキさんはカッコいかった~
                      +゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.

「BANDAGE」では本業のドラマー役がカッコいかったねぇ~(∀`从)♡♡♡

ご結婚されたようで!

   お幸せにヾ((○*´∀`*))ノ゙





さてさて

コチラは結構な数の上映館がありますので、

人のフリ見て我がフリ直すつもりで、

そして

青春映画として

    どうかご覧くださいね。

130分はやや辛いけどね'`,、('∀`) '`,、


なにせ

この不確実な時代に、

明日のことなどわかりませんからね。
           ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \












































普通です。












































































蠍の火











ジョバンニの島










杉田成道 原作・脚本

西久保瑞穂 監督作品


「ジョバンニの島」観ました!








あらすじ!





1945年

北方四島の一つ、色丹島...

戦時下にあるとは思えない

穏やかで美しいこの島に、

防衛隊長を務める父・辰夫、

漁師の祖父・源三と一緒に、

10歳の兄・淳平と7歳の弟・寛太は暮らしていた。

淳平と寛太の名は、

宮沢賢治著「銀河鉄道の夜」の
   ジョバンニとカンパネルラからから名づけられていた。

亡き母が好きだった物語であり、

毎日父が、二人に朗読させていたのだった。

その年の8月15日、

日本は終戦をむかえ、ポツダム宣言を受諾することに。

その直後、

ソ連軍が、択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島に上陸して進駐し、

淳平と寛太が通う学校にも兵士がなだれ込んでくる。

漁は禁止、島民の財産は奪われ、

ソ連の人々に住居も奪われる。

学校では教室も明け渡し、

隣同士で授業を受ける事態になった・・・

しかし、

大人たちの事情をよそに

両国の子供たちは自然に心をかよわせ始める・・・。
















































さすがに

『北の国から』シリーズを手がけただけに、

杉田成道氏、

北海道を描かせたらたいしたもんです。ヾ((○*´∀`*))ノ゙

特にオープニングの

大自然の中の二人の姿、

なんか謎の鳥の巣から卵を奪うシーンなど、

おのずと期待感膨らむってもんです!

ただね...

ドラマが進むにつれ、

様々な大人の事情?なんでしょうか?

本作自体は、国境を越えた

小さな恋愛作品な括りなんでしょうが、

せっかく北方領土が舞台なのに、

知りたいのはそこぢゃないし!って感じでしたね。





しかし、

Production I.Gの本気作品ですのでね、

代表的なスタッフ勢揃いで、その本気度がうかがえるわけです。

だからね、

やろうと思えば、もっと内容的なモノも

  凄い事出来ちゃいそうなんですが、

さすがに本当に知りたい所は

ほぼ無かった感じです。

ま...

正直、この内容なら、わざわざ行かなかったかなぁ~~・・・

    とか考えちゃう・・・

私はもっと、

教育映画のような感じがよかった・・・

深いお話が観たかったんです。





どうも、

「銀河鉄道の夜」に例えられる色が強すぎて

上手く騙された気になります。

確かに難しい

その・・・デリケートな部分にスポット当てた
                 まではいいんだけど・・・


結局、

常に島民たちは、

起こってしまったのだから仕方ないのだ・・・

もう、どうすることも出来ないのだ・・・

嫌だけど、受け入れるのだ・・・

さらには、

あまり島民たちはロスケらに敵意剥き出しってな感じはなく

子供たちはかなり呑気に友達になっちゃい、

主人公・淳平は、ロシア人のターニャに恋心を抱くし、

常に銀河鉄道の夜がチラチラしてね、

映像美や、声優陣は凄いんだけど、

内容は特におすすめできそうなモノでもなかったですね。





まぁね!

そもそも、淳平や寛太といった

子供目線で話が進む物語ですのでね、

現実感があまり感じられなくてもいいのかなとも思います。

映像はホント!

  ため息出るようなシーンすらありますのでね、

  作品価値はとても高いのかもしれませんね。

そして、

さだまさしさんのアレンジ曲とか

かなりイイ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

凄ぇ~~って思うよね!



でもね

映画作品としては、

 ちょい退屈かも。(-.-;)

テーマがテーマだけに、

 絶賛の声あげるしかない評価した人たち。

んん~~~~ん・・・(-公- ;)

 


 痒いトコ、

    ソコぢゃないんだよなぁ…





そんな平坦な物語なのに、

ラストは寛太が死んでしまう流れ・・・




   泣かないよ・・・これだと・・・(-.-;)(-.-;)(-.-;)





まぁ、

上映館も少ない、貴重作品なワケですから、

興味ある方は迷っちゃだめだよ
           '`,、('∀`) '`,、

















































普通です。

























































樽に乗る者、皮を替える者...













ホビット 竜に奪われた王国














ピーター・ジャクソン 監督作品


「ホビット
 竜に奪われた王国」
観ました!








あらすじ!





身体が小さく、臆病なホビット族のビルボ・バギンズは、

魔法使いのガンダルフ、

勇敢で屈強な戦士

トーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフ一行と共に、

ドワーフの王国を取り戻すべく、危険溢れる旅にでる。

王国を奪ったのは、

たった一頭で一国を滅亡に導くと伝えられる

邪悪な竜“スマウグ”だった。

しかし、

ビルボ一行の旅には、

巨大なクモの大群や凶暴なオークたちが行く手を阻む...

危険な旅の途中、

エルフの牢獄へと囚われてしまった一行・・・

脱獄し、

オークの襲撃をかわしながらたどり着いた湖の街エスガロスでは

人間たちに捕まってしまう。

彼方にそびえ立つ「はなれ山」

はたして彼らはスマウグを倒し、

王国をその手に取り戻せるのだろうか!?















































また初日に行っちゃいました・・・(-.-;)(-.-;)


じつゎ私、

「指輪物語」を読破しておりません。
           ┐('~`;)┌テヘヘ...

従兄弟がね、

読破してるのでね、

読んで無い部分はすべて彼から聞いてるんです。
               ┐('~`;)┌ ┐('~`;)┌

もちろん

  「ホビット」もね。

しかし、

映像になってからは、

その世界観に夢中でしてね~(∀`从)♡♡♡


本作も、

161分と長尺なんですけどね、

観ていて飽きないわぁ~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙


この世界観好きだぁ~~

しかも!

本作にはまた、

あの、オーランド・ブルーム様が登場!

レゴラスが帰ってきますょおおおおお!
          ( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

とにかく、

物語のスケールが徐々に大きくなっていく本作、

今回でついに、

物語の軸であるスマウグの登場があって、

かの、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』での、

ジョン・ハリソンにおいて世紀の悪役を勤め上げただけに、

スマウグの声のカンバーバッチがまぁ、

地面の底から響くような迫力でしてね!

長い首が大蛇のように動くさまは、

もう怖すぎ'`,、('∀`) '`,、

恐ろしげな毒蛇のごとき瞳が生き生きしててね、

最強だな・・・竜ってのゎ・・・(-.-;)


本作は2Dでも3Dでもいいですけどね、

兎にも角にも、音響重視で劇場選んでほしいです!

5月にBSで放送が決定している

BBC製作の「SHERLOCK」の第3シーズン

カンバーバッチとマーティンは、SHERLOCKにおいて

世界で最も有名なコンビを演じておりますが、

本作では、

山のような金貨の中、

強大な敵として対峙するという奇跡のキャスティング!

縁というか、なんというのか?

これゎSHERLOCKの方も観なくてゎ~ヾ((○*´∀`*))ノ゙



SHERLOCKでゎホームズとワトソンな二人。

さて!

まだ3部作の2番目なのでね、

あれこれ言うまい!'`,、('∀`) '`,、



で、

とりあえずの大まかな流れでです!



●ブリー郷にある古い旅籠「踊る仔馬邸」でガンダルフが
  賞金首になってるオーケンシールドを見かけ、はなれ山を取り返そうってな話をする

●オークに追われながら、カーロックと闇の森の間の土地に住むビヨルン家を占拠(笑 
   ビヨルン、人に戻って家に入り、ビルボなんかに協力する。

●闇の森に入る手前でガンダルフ別行動

●闇の森で案の定、巨大蜘蛛に襲われる。

●指輪を駆使して、ビルボがドワーフらを助ける

●もともと仲の悪いエルフのレゴラスに捕まる。



●またまたビルボと指輪に助けられるボンクラなドワーフたち

●空の酒樽に入り、川に流れて逃げる。

●オークの毒矢でフィーリ負傷

●バルドの手引きでエスガロスへ潜入



●領主に見つかるが、なんか協力してくれる。

●武器をもらって、はなれ山へむかう 
   怪我のため、フィーリとキーリら4人が残る。

●またまたまたビルボのお手柄で、入口をみつける

●その頃ガンダルフはドルグルドゥアでネクロマンサーの正体が
  サウロンであると確認するも、コテンパンにやられる。




●オーク軍が出撃。

●ビルボはアーケン石を探索。スマウグを目覚めさせる。



●ドワーフたちと協力し、スマウグの放つ炎で炉に火を入れる

●王の間の金型に金を流し込む

●それをスマウグにブチ撒ける!

●スマウグ、ビクともしない(-.-;)

●怒ったスマウグ、エスガロスを滅ぼそうと飛び立つ。




と、ここで!





突如終幕!'`,、('∀`) '`,、


  ヒドいぞ!


待ってらんない!'`,、('∀`) '`,、



と、

こんな感じですかね~~(∀`从)♡♡♡


さてさて、

過酷な道中に現れる、

様々な困難な敵!

そしてたどり着くエレボール

スマウグと対峙した時の緊張感!

いやもう!

ノンストップで、一気に観終わっちゃう

そりゃ~~お腹一杯な一本ですよ!


杓に触る程に、

期待度が上がる絶妙な終劇な上に

エンドクレジットがまたね、

長き旅の中の休息を感じさせるようないい楽曲です!

ジワジワ染み入るような・・・

↓ とりあえず雰囲気堪らないので「 I See Fire 」貼っておきますね!





まったく関心なかった人!

まだ間に合う!

DVDでロード・オブ・ザ・リングと

 ホビット 思いがけない冒険観ちゃいなょ!YOU!


そして年末、次作

「ホビット ゆきて帰りし物語」を皆で観に行こう!
































よく出来ました。


















































































死ぬのを怖がっていると、必ず死ぬよ!














キック・アス<br />ジャスティス・フォーエバー















ジェフ・ワドロウ 監督作品


「キック・アス
ジャスティス・フォーエバー」
観ました!








あらすじ!





全てが微妙ななりきりヒーロー「キック・アス」こと

デイヴ・リゼウスキ・・・

そしてもう一人、

「ヒット・ガール」ことミンディ・マクレイディは

現在は普通に、静かに暮らしていた。

そんなある日、

デイヴはキック・アス復活に際し、

心細さから、

“ドクター・グラビティー”と共に行動するようになる。

彼こそ、キック・アスに触発された

ヒーローもどき・・・

第2のキック・アスなのだ!



画像※1

キック・アス人気は急上昇!

やがてデイヴは、

元ギャング・・・

組織の殺し屋だった

運動家のスターズ・アンド・ストライプス大佐を紹介され、

彼をリーダーとする正義の味方軍団

“ジャスティス・フォーエバー”を結成することとなる。

正義のヒーローたちは徐々に増え始め、

勢いに乗るJFのメンバーたち!

ところが

かつてキック・アスに父を殺されたレッド・ミスト改め、

マザー・ファッカーが悪党軍団と共に現れ

世間は大騒ぎだ!

父・ビッグ・ダディを前戦いで失ったヒット・ガールは

父の親友で、現在彼女の保護者であるマーカスに

ヒットガールを封印されていたのだ。

デイヴはマザー・ファッカー軍に対抗するため

ミンディをJFへと誘うのだが…
















































また鑑賞からご紹介までに時間経ってしまいましたが

キックアス2です!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ


前作から今作にかけて、

かなり、アチコチでクロエちゃんと出会ってましたのでね、

あの成長っぷりがやや不安ではありましたが、

やはり!(-.-;)

あの

ロリロリな愛くるしさは掻き消えてしまってましたね。

特に上半身の厚みが、

浜口京子さんかっ!Σ(゚□゚;)な成長っぷり'`,、('∀`) '`,、

そのかわりに、

見た目に比例した彼女の周辺を描くドラマ部分が強く描かれてましてね、

彼女の心の葛藤とかも表現されていまして、

大人になったヒット・ガールの私生活にまで触れ、

そこはそれでよかったかなとゎ思いますよ!
              ヾ((○*´∀`*))ノ゙

で、もうほぼ主人公のクロエちゃんに

なかなかに焦点あっちゃってるのでね、

本当の主人公であろう、キック・アス自体の活躍は、

それほどには深みがない状態でしてね。

また、

ヒーロー仲間がワラワラ現れちゃってるんで、

それこそ焦点ブレちゃってて、

前作に描かれた、肉体的・精神的な

ヒーローである苦悩みたいのはほぼ、無くなっちゃってました!
                  ヾ((○*´∀`*))ノ゙
               

(人´∀`)アフ~~ン…クロエちゃん大人っぽい!


でね、

キックアス本人はっていうと、

ヒット・ガールの人気で押し切ろうって感じでね、

まったくもってカッコよくないんですね。
  (もともと無様なヒーローではあるのですが…)


前作は本国での興行自体は大失敗!

後からジワジワと来た感じでしてね・・・

日本でも反応は同じでして…


だからと言って、

似たような例で、

宇宙戦艦ヤマト本放送が物語に沿って一年間の放送予定を、

低視聴率による、まさかの2クール打ち切り、

ところが、

再放送で火がついてからの

大逆転の大ヒットへ転ずるようなサクセスストーリーも、

まぁ、本作には見られず、





前作は日本では当初、5館程度しか上映館なかったと聞きますが、

本作も本国ではイマイチ状態での日本上陸・・・

しかし日本では、

華麗なヒットガール、クロエちゃんのおかげで

テレビCMまでしてもらえる大歓迎っぷりなんですが、

大人になったクロエちゃんが

前にも増して、残虐な殺害シーンを魅せてくれても、

ちょっと触手が動かなくなってしまってます。


やはり、

可憐な少女がドカスカと悪党を惨殺するのがよかったんすょ。
                 (-.-;)(-.-;)




ゴア描写は前作同様、

ボチボチと派手でしてね、

街のゴロツキを退治する際も、

何もそこまで・・・Σ(-`Д´-ノ)ノってくらいはやってくれてます。

私は、

車で潰されちゃうのが好きです。(∀`从)♡♡♡

そして我らのビッグダディは、

本作では写真でのみ登場

(上記※1画像参照)


なので、

どうしても活躍の期待度の比重が、

おのずとヒットガールへと向けられてしまいます。

多少、工夫がみられるドラマ部分も、

まぁ、賞賛するほどでもありませんしね。

もう個人技で観きっちゃうしかないですね。


でもまぁ

103分って上映時間は優秀ですよね!

ソコソコ盛り沢山なのに、

超お手頃ですよ!ええ!
           (人*´∀`)



続編でもヒットガールの容赦なさゎ健在!いいぞ!!首落としてしまえ!


で、

クロエちゃんの大活躍もさることながら、

本作でもそのバカっぷり炸裂なのが、

レッド・ミスト改め、

“マザー・ファッカー”ことクリス!
      '`,、('∀`) '`,、

この、なんか一本筋通ってない愛すべきキャラが

当のキックアスより目立ってたから始末におえないっす!
             '`,、('∀`) '`,、

こっち主人公に、もう一本イケるんぢゃね?
            くらいの勢いでしたね。


あのぉ~~…スピンオフってんですかね~~??
              ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;





そして

ドラマ部分で少し目にとまったのが

家族愛の描写!

父を失ったミンディに、

時に優しく、時には厳しく寄り添う

保護者のマーカス。


デイブのピンチを身をもって庇うデイブの父ちゃん!


さらには、

両親を失ったクリスにもハビエルが、

マザー・ファッカー化したあとは

マザー・ロシアなる、強力な女戦士が近くに寄り添い

それぞれを護る縮図となっていました。

ドンパチ、ドバドバの影で、

ちゃっかり愛に関する描写がされていたってのにも

あ~~…頑張ってるんだな…そんな想いでしたょウンウン
               (T^T)(T^T)




さてさて、


皆さんは前作観ちゃってますかね?

慌ててDVDでチェックしましたでしょうか?

とにかく前作観てたら、

ちゃちゃっと観てきちゃいなよ!

           YOU!


デートのお邪魔もしない、

気軽な一本です!


あ…


でもね、

本作にはちょっとお下劣な表現がありますんでね、

ゲロビチ映像(これでなんとなくわかりますかね?)とか

そんなん嫌いって方は、十分に注意してくださいね。




































普通です。































クロエちゃんの勇姿!最初、S&W M500かな?って思ったんですが、シリンダーが6連発に見えますね。


















































手製の蝶番はチューリップ
























ジュゼッペ・トルナトーレ 監督作品


「鑑定士と顔のない依頼人」観ました!








あらすじ!





天才的鑑定眼をもち、

世界中の美術品を仕切る一流鑑定士にして、
オークショニアのヴァージル・オールドマン。

ある日、

若い女性から、資産家の両親が亡くなり、

屋敷に遺された絵画や家具を査定してほしいという依頼が舞い込む。

ところが、

ヴァージルが屋敷に足を運ぶも、

依頼人は嘘の口実を重ねて姿を現さない。

ヴァージルは不信感を抱くも、

屋敷の床で、

もしそれが本物なら歴史的発見となる、

ある美術品の“一部”を見つけ、手を引けなくなる。





やがて、

彼女が屋敷の隠し部屋で暮らしていることを突き止めたヴァージル。

決して部屋から出てこない彼女はクレアと名乗った。

こうして、

壁ごしのやり取りを重ねるうち、

ある日、帰ったフリをして部屋に隠れて残り、

クレアの姿を覗き見たヴァージル・・・

油断し、開放的になったクレアの、

その美しい姿に、抑えようもなく惹かれていくヴァージル。

ところが、ある日、彼女が忽然と姿を消す─。

そして露になる、

この奇妙な鑑定依頼の本当の目的!

ヴァージルの鑑定眼は

はたして本物か?

真贋を見抜けるのか!?

謎への入口はすぐそこへと迫っていた!
















































昨年12月公開作品ですね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

ようやく横須賀へやってきました!

しかも、

見逃した方には朗報!

たぶん、

キネカでこれから上映されると思う(●//艸//)=3
             ナンダッテ~~~~!?♡♡


しかもね、

本作、



こんなキャンペーンもやってます!
            (=´∀`)人(´∀`=)



くそっ!どうして、

「ドラゴンタトゥーの女」はリピートキャンペーンやってくれなかったんだ!
                  (艸゚Д゚ll)いくら使ったと思ってやがる!





でね、

結末を知ると



もう一度観たくなるだぁ~?



     つか、挑発してんのか?なんなのか?

  それって、とっても楽しみぢゃん!
                ヾ((○*´∀`*))ノ゙

で、

すっかりタイミングを逸した本作に

リベンジチャンスが回ってきたということです!

  神よ!





でね、

観てきた結果なんですが、

もう一度行くほどではありませんでした。
           (〃'∇'〃)ゝイヤ~ナンカスイマセン...

っていうのも、

案外に先読み出来ちゃうんですね。


どいつが黒幕なのか、

薄々わかっちゃう系?(●´艸`)


ヴァージルがどんな目に遭ったのかまでは読めずとも、

コイツとコイツ、

怪しいわぁ~・・・ってのはすぐ理解できちゃいます。
                 (●´艸`)

そして、

その通りになるのです。


あ・・・

あくまで余談ではありますが、

ヴァージルと聞くと、

私的には、トレーシー家の三男思い出しましてね'`,、('∀`) '`,、

それくらいな感じでは、

サンダーバードを愛しておりますょ!






ただね、

謎解きの仕方は面白かったですよ!


キーとなるキャラとかの使い方巧いんですよ!


しかも、

何故リピーター割引してんのかって言うと、

謎が解明されるとね、

あ~~!そういえば、それらしいこと言ってたぢゃん!ってね!

そういう、くすぐり方してくるわけです!
               '`,、('∀`) '`,、

確かに、

もう一度観ると、納得できるところあるある!
                ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

      きっとある!きっと来る!





ヴァージルってね、

子供の頃、悪さすると、

絵画修復作業とかを手伝わされてましてね、

彼自身、

そういったことが好きで、

わざと悪いことして、

修復作業やら、

鑑定眼を養ってきたんですょ!


その使命にはストイックに忠実でしてね・・・

ヴァージルがね、

演じるジェフリー・ラッシュと同じくらいの年齢設定だとすれば、

鑑定士として成功するために、

おじいちゃんになるまで、

それ以外のモノは全て置いてきた感じなんですね!


実際に彼の能力は冒頭に描かれてましてね、

オークションでの彼のオークショニアとしての

その場の調整能力は、観ていて凄さをヒシヒシ感じるワケです。

こういう場で戦うんだぁ…ってね!d(ゝ∀・)



クレアと親しくなるにつれ、

肉体関係を持つにいたるのですが、

女と寝たのは初めてだ・・・。と、

女たらしのロバートに語るシーンとかあって、

だとすれば、

役者の実年齢とキャラが一緒ならば、

60歳まで童貞だったってことでね・・・

彼は馴染みのレストランに、自身のイニシャルが入った食器を預けていて、

その食器しか使わないのですね。

しかも、

手袋したまま食事するんですよ!

つまり、

イイものしか使わない完全主義者なワケです。

で、

いつでも鑑定士魂炸裂なんですね!

ホント、ストイックに任務をこなし、

そのために大きな犠牲をはらって生きてきたわけです。

なので、

真作を贋作だと嘘コイて、

絵画を自分のコレクションにしてきたのも

それは努力の等価なのかと思ってたんですが、

本作では、アッサリと騙されて

コレクション部屋にある肖像画すべてを

クレアたちに持ってかれちゃうんですね
        (言っちゃった・・・(-.-;) )



本作の魅力は、伝説の鑑定士が、女の真贋を見抜けなかったところに面白さがあるのです。


しかもね、

長年パートナーとしてヴァージルと組んで、

彼のコレクション収集に手を貸してきたビリーまでもが、

イカサマの裏を返し、

さらに裏切り者であるという事実は、

ちょっとこの本、やり過ぎなんぢゃね?
         とか思わざるをえない流れでね、

そこまでしなくとも、話は通りますよ。

徹底したいんだね・・・この監督・・・。



なのでね、

もう、

勧善懲悪でもなく、

長年、

その才能を使って悪さした奴が、

とんでもない、しっぺ返し食らう物語なわけです。

しかしね、

ビリー含め、

さらなる悪さしたこの連中は、
        この後どうなったんだろうって

当然思いますよね。

その辺りは描かれないのですね~~

逆襲のヴァージルは無く、

ただ、

廃人と化すんです。



童貞ジジィを貶めるなんて、血も涙もないな...


なので、

ラストはクレアが語ったレストランに、

呆然と座って終わるという・・・



ヴァージルが被害届けを出せば、

盗人グループの動機は何だ!?って、

FBIとかが調べたら、真贋を誤魔化してたのわかっちゃう可能性あるので、

警察にも届けられず、

やたらとモテモテのロバートが、

歴史的に価値あるオートマトンの組み立て出来るし、

ヴァージルの絵画もいただくし、

クレアともアレやコレや出来るでしょう!きっと!

そんな、

一人勝ち物語なんだよね~~!

なんかムカつく'`,、('∀`) '`,、





どうして復讐しなかったんだろうね?

ヴァージル・・・


鑑定士として、

物事の本質を見抜くことが出来なかったという

彼なりのプロとしての誇りを守りたかったのか!?


結局ね、

悪銭身につかずってことですよね。┐('~`;)┌



本編中に、

「贋作の中にも、必ずや本物が存在する」的なこと言ってて

贋作だと言っても、その作品の中の真実を見出すのがヴァージルだったんですょ。

ハナっから騙すつもりで近づいてきたクレアの中にも、

        彼女なりの真実を見つけてしまったのですかね?

もう、

職業病ですね~・・・

だから、

まんまと騙されちゃってね。




結構、酷評されているようですが、

私は好きな部類に入ります(人´∀`)

もし、

機会に恵まれたら観てくださいね。



結論として、

“1000円とはいえ、もう一度劇場へ足を運ぶことはなくとも、

       DVDでなら、もう一度観てみたいぞ!”

           な作品です。







































普通です。



















































































ASSH WS STAGE #0


















脚本・演出:まつだ壱岱、高島紀彦



「ASSH WS STAGE #0」観ました!




昨日は、

ステージカフェ下北沢亭で行われた、

「ASSH WS STAGE #0」の舞台を観てきました。

この舞台で、友人が舞台役者デビューしたからですね!
                   ヾ((○*´∀`*))ノ゙

物語は、

オムニバスショートストーリー集!

どれも一工夫された本ばかりで、

結構、玄人受けしそうな話ばかりでした。


実は彼ら、

ASSHという劇団のワークショップの生徒さんたちでして、

出演者の中には正規の団員とかいたのですけど…

あと、裏方さんは正規団員がやってましたね。

看板女優(?)が受付してたりね。'`,、('∀`) '`,、


そんなわけで、

素人寸前のかけだし役者の学芸会!?

とか思い足を運んだワケなんですが、

いやいや!

わずかな時間で、(雪の影響等で練習時間激減のため)

まぁ、よくここまで仕上げたもんだと感心!

今回の演目は、

ASSHの本公演で行われたモノを、

配役変えての上演ですのでね、

当然、

比べられちゃうワケなんですが、

彼らは(緊張はしてたし、噛み噛みではあったが…)

堂々とその舞台を勤め上げていました!

             エラいぞ!みんな!ヾ((○*´∀`*))ノ゙


これらの演目、

本公演では客演で、

平田弥里さんなんかが演じた演目でしてね!

そのプレッシャーは相当なもんだっただろうに、

彼らは見事に演じきったのですね!
          ( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

大成功だったと思いますよ!



本日2ステージをもって公演終了です!

まだ間に合う!


ドリンク付だょ!


だからさ、


ササッ!と行っちゃいなよ!YOU!

           _|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!












↓何かわからないけど、落ちてたPV動画貼っておきますね!

提供:roughbonz氏


















会場はコチラをクリック!→ステージカフェ下北沢亭











長所が“寡黙” 、短所は“無口”














燦燦













外山文治 監督作品


「燦燦」観ました!








あらすじ!





鶴本たゑ・・・

77歳...

淡々と過ぎていく人生の花道を、

燦燦と輝かせていただけるお相手を探しております・・・。






10年におよぶ介護の末、

最愛の夫を亡くし、それからずっと独り暮らし。

離れて住む息子たちは、なかなか会いに来てはくれない。

日課といえば、老人クラブ「燦燦会」に顔を出すこと。

だが、

腹を割って話せる友人はいるのだが、

会で行われる、年寄じみた活動に馴染めず、

会から足が遠のいてしまう今日この頃。

淡々と過ぎゆく日々の中で、たゑは思う。





「人生の花道を輝かせるパートナーと出会いたい!」 

そんな時、

結婚相談所のショーウィンドーに飾られたウェディングドレスに、惹きつけられ、

人生のラストパートナーを求めて、たゑの“婚活”が始まった!

結婚相談所「HAPPYEND」の若い女性担当者・橘は、

当初、たゑの入会に、

“おばあちゃんの婚活 ”を持て余すのだが、

「毎日がスタートライン」がモットーのたゑの明るさに惹かれて

次第に強力なサポーターとなっていく。

そしてある日、

とうとう能勢雄一郎という、気の合う相手が目の前に現れるのだが…
















































日本の映画ファンってのはさ、

どうもこういった作品を嫌う傾向にあるけど、

何故にこんな面白い作品を観に行こうとしないのか疑問ですよ!
                      (-.-;)(-.-;)

派手なアメリカ映画にしか興味わかないなんてさ

もう、

シネマリテラシーの欠如としか言えませんよ
                (。◕ˇε ˇ◕ฺ。)プンプン!

そんな理由で、

上映館や、上映スケジュールが減るという現象は

  嘆かわしい限り!


愚かなり!ルパン!
  




で、

本作は77歳のお婆ちゃんが主人公の恋愛ドラマです!
                 ヾ((○*´∀`*))ノ゙

お年寄りが主人公ですのでね、

人生のクライマックスを有終の美で飾ろうと、

そして、

愛する者が先立つ悲しみ苦しみ悔しさ、

それをバネに、

まだまだスタートを切ろうとする、

   人生に対し、他人に対し真摯な思考。

当然、見え隠れする“死”と向き合う姿勢。

それらを

とても愛らしい芝居で魅せていく、

    主人公たゑを演じる吉行和子さん!

この吉行さんが、ホント可愛らしいわけでね、

老人あるあるの小ボケがまた、

気の利いた形で散りばめられてて、

コメディーとしても上質なんですね!

「心がキュッと締め付けられるような想いが足りない」って言うと、

「え?不整脈?」と返ってくる年寄りギャグは笑えますね。
                    '`,、('∀`) '`,、

また、

相談所職員の橘が、

「たゑさんの好きな男性のタイプは?」の問いに、

「ジョニー・デップ!」という返しは大笑いでした。
              '`,、('∀`) '`,、





オープニングで、

宝田明さん、山本學さんの名前を発見するや、

あ~・・・

この三人で三角関係だな・・・って、

あからさまに想像出来ちゃうストレートな物語ですが、'`,、('∀`) '`,、

さらには、

ラストも読めてしまう、なんとも素直な(笑 ストーリー展開に、

ホント、

心も温まるってもんです。'`,、('∀`) '`,、

そして、

全編に散りばめられた、

平均年齢74.5歳の劇団“さいたまゴールド・シアター”の面々がまた、

とても元気に楽しく芝居を展開して、

元気をもらえる一本ですね!





山本學さん演じる、能勢雄一郎とたゑのデートもほのぼのしてしまいます。

若い頃、

門限を破ってでも観に行った、東京タワーを観に行きましょう!と、

能勢の車でドライブし、

東京タワーが見えてきたところで車が故障・・・

「人間も車も年取るとポンコツになって困りますな」

と、

あと少しのところで解散するんですが、

たゑは、コンビニおにぎりを抱え、

能勢の所へと戻ってきます。

そして車中で、遠く東京タワーを観ながら、

おにぎりでのディナー・・・

飾らない、素敵なデートでしたね~~'`,、('∀`) '`,、

能勢曰く

「こういうのもイイですなぁ」ってね!

東京タワーのライトアップが消灯すると、

「消えた!

    ・・・知らなかったなぁ・・・ 」というセリフ。





たゑと同じ年齢の能勢は、

妻が認知症になるまで、

仕事仕事で家庭を顧みることのない人でした・・・

しかし、

いざ介護となると、

能勢の限界をはるかに越えてしまう苦労。

しかし、

決して施設へと送りこもうとせず、

手元に置いておきたい、後悔というわがままに苦しむのです。

そんな人生を送ってきた能勢は、

東京タワーのライトが、夜中に消えることすら知らなかったのですね。

一人きりになって、

もう一度スタートラインに立った男は、

またまた、知らずに他人を傷つけてしまうことも知らず、

たゑとの時間を愉しんでしまう。




切ないですなぁ~・゜・(ノД`)・゜・。





後戻り出来なくなる前にと、

急に別れを告げる能勢・・・

戸籍上は独身でも、

今も妻への気持ちが変わらない能勢への

たゑの最期の言葉は、

「私には羨ましいとさえ思える」というものでした・・・。

たゑも同じように長く介護生活を送っていましたが、

たゑは、

夫の延命治療を断る決断をした過去があります。

夫からの解放を選んでしまったんですね・・・・゜・(ノД`)・゜・。


能勢とは正反対の後悔の途を選んだたゑには、

能勢の苦しみは羨ましかったのです。





誰しもが必ずや向かい合う老い

そして死・・・

それらを希望に変えてくれそうな一本です。

急いで劇場へと走ってくださいね!

なにせ、

昨年11月公開ですのでね!

私も気にはなってましたが、出会えなくてね~~

先日、偶然都内で出会えて、

喜び勇んで観てきましたよ!

   こちらは後悔なしです!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

どうかご覧くださいな!































普通です。














































































息子は犯罪者ではなく、アメリカの良心のために戦ったヒーローだ!













大統領の執事の涙















リー・ダニエルズ 監督作品


「大統領の執事の涙」観ました!








あらすじ!





黒人差別が日常的に行われていた時代のアメリカ南部。

幼いセシル・ゲインズは、両親と綿花畑で小作農として働いていた。

しかし、ある日、

綿花畑の女主人アナベスの息子トーマスに、

母・ハッティが慰み者にされる。

その行為を知っていながら、奴隷の身である父は、

怒りを抑えていたのだが、

思わずトーマスに食ってかかる

直後、

父はトーマスに射殺されてしまう。

白人が黒人を殺しても、罪に問われないそんな時代・・・

この事件で母は正気を失い、

父親を失ったセシルをアナベスは、

ハウス・ニガー(家働きの下男)として雇った。





そこでバトラーとしての基本を身に着けたセシル・・・

成長した彼は、アナベスの屋敷を出て、

運と努力の末、

見習いから高級ホテルのボーイになったセシル・・・

やがて、

その仕事ぶりが認められ、

遂にはホワイトハウスから執事となるべく

オファーが届く・・・。

こうして、

7人の歴史的な大統領に使えることとなったセシル。

やがて時代は、

キューバ危機、

     ケネディ暗殺、

         ベトナム戦争へ・・・

アメリカが大きく揺れ動いていた激動の時代。

気づけば、

セシルは歴史が動く瞬間を最前線で見続けることとなる・・・。

その一方で、

白人の従者である父親を恥じる長男との衝突をはじめ、

彼とその家族もさまざまな荒波にもまれる。
















































暗黒の奴隷時代を経て

時代は、アフリカ系アメリカ人公民権運動へ、

有色人種がその差別と闘うこと・・・

これらをセシルの家族と仕事を通し、

描いていくというのが物語の軸。


なので時代的、時系列的に、

大統領の執事という邦題ではあるのですが、

あくまで、

世界的に名の通った

それぞれの大統領との交流を描いているのではなく、

大きく比重が傾いているのは、

セシル一家の、

妻と、

そして   

息子との家族の物語

家族の成長記録として描かれていましたね。





なのでね、

132分足らずの一本にまとめるなんてね、

ちょっとキツくね?

これだけのエピソードを流して観せていくだけなんて

もっともっと深く難しい物語になるはずだよね・・・?

テレビでさ、

全13話で作ったらよかったのにね。

ならば、絶対観るし!'`,、('∀`) '`,、





で、

本作で気になったのが、

セシルの奥さん役に

オプラ・ウィンフリーが出演していたことなんですが、

彼女ってかつては、

世界で唯一の黒人億万長者であって、

彼女のプロデュース番組である、

『オプラ・ウィンフリー・ショー』内での、

黒人問題に対する様々な影響力ある発言、

ましてや、

リー・ダニエルズとは、「プレシャス」で一緒に仕事してますし、

そのプレシャスを絶賛している彼女のおかげで、

作品は知名度を上げたわけでね…

監督としては二匹目のドジョウを柳の下に発見したかったのか?

オプラとまた一緒にモノづくりしちゃったんですね。


この辺の大人の事情を、理解したりすると、

ちょっと掘り下げが難しいと思われる内容にも関わらず、

一本の作品化した事情もわからなくもないのかなってね?
                  '`,、('∀`) '`,、




さらには、オバマさんの初期の支援者として、

初の黒人大統領誕生へ、

大きな影響を及ぼした人でして、

本作がオバマさん大統領就任で終わる事情もわからなくもないですね!
                       ヾ((○*´∀`*))ノ゙

大統領選挙当日、

オプラ演じる妻・グロリアは息を引き取りますが、

彼女の強い想いが通じた形で、

オバマさんは見事、大統領に就任し、

一度は辞めたセシルがホワイトハウスを尋ねる、

喜びや切なさが入り混じったシーンで幕を閉じます。

ラストは実に心地よいです。





ただね、

邦題である“執事の涙”がよくわからないですけどね…

セシルが、

ちょうどケネディ大統領に使えていた頃、

息子のルイスは、当事は危険とされていた

南部の大学に進学するのですが、

徐々にアフリカ系アメリカ人公民権運動に夢中になり、

結構、過激な運動家になってっちゃうんですね。

なので、

白人からはかなり暴力を受けたりしてて、

その一件がケネディさんの耳に入り、

やむなく

公民権制定へと動きだすんですね。





そんな大統領も暗殺されてしまい、

血まみれで戻った奥さんのジャッキーには

もう、声もかけられないセシル。

大統領の血で汚れた服の着替えを勧めても、

脱ごうともしないジャッキー婦人。

大統領暗殺という暴挙に、

     無言で訴えかけているわけです。

そして、

なにも出来ないセシルは、

人目を偲んで、大統領のために泣き崩れるんですよ。

はたして、

これのことなの?

この邦題って?と思ったわけでしてね…

センスがいいんだか悪いんだか解らない邦題にはやや疑問ですが…?



さらに、

ルイス自身は過激になって、

やがては、

出世した黒人として尊敬していた父に対しても、

白人に媚びへつらうだけの仕事をしている黒人って感じで、

父親を蔑むようになっちゃうんですね…


そんな二人の間に挟まれた妻のグロリアは酒浸りになり、

弟・チャーリーは

兄が黒人のために戦うなら

俺は国のために戦うぜっ!って言って

兵隊に志願し、ベトナムへ行って死んでしまうんですね…

それでも家族を顧みず、

仕事に打ち込むセシル…

ここからの再生がなかなか見応えありますよ!
            (人´∀`)(人´∀`)(人´∀`)





本作は、

実在した人物、「ユージン・アレン」氏の実生活をもとに描かれた

やや、賞狙いのニオイがしなくもない(ノ∀`)

そんな、心地よい作品です。

無理やり感を感じつつも、いい気持ちになれると思いますよ!

当時の音楽や、

黒人ファッション、髪型なんかも丁寧に描かれ、

当時を知る方なら、さらに楽しめると思います。

ぜひ、

今週末にでも足を運んでくださいな~~~

      ( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ







































普通です。





















































































おでん まとり














土竜の唄 潜入捜査官 REIJI











三池崇史 監督作品


「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」観ました!








あらすじ!





正義感は強いものの警察署きっての問題児

元交番勤務の巡査・菊川玲二

警察学校を史上最低の成績で卒業。

月間始末書枚数ワースト記録樹立。

しかし、

気高き心意気を持つ童貞!

ある日、

突如、署長からクビを言い渡される。





そう!

犯罪組織に潜入しターゲットを挙げる潜入捜査官

通称「モグラ」に任命されたのだ!

今回のミッションは合成麻薬MDMAの密売ルートとして、

関東きっての武闘派暴力団・数奇矢会の内偵調査と、

会長・轟周宝を挙げるため!





こうして玲二は、闇カジノ「虎ジャガー」へと潜入する。

そして潜入早々、

数奇矢会傘下・阿湖義組若頭、

“クレイジーパピヨン”日浦匡也に気に入られ、

義兄弟分となる。

こうして玲二は、

組織内権力闘争、

敵対組織「蜂乃巣会」との抗争に巻き込まれていく。

























































壁|д´)チラッ


















壁|彡ササッ





















壁|´・ω・`) コソ~~リ...

















川;´Д`)




















申し訳ない!( ̄ー ̄;)ゞ









スッカリ、アメブロの存在を忘れておりました・・・(-.-;)(-.-;)




まぁ、皆さんも本ブログの事など忘れていたでしょうが…(-.-;)(-.-;)




確かに、2月は期待度の高い作品の公開が無かったのも事実ですが、

ブログの存在をマジで忘れていました。

ほら、


雪とか...



  あと雪とかさ...(-.-;)




それとね、

私事で結構、面倒な案件にブチ当たっちゃってね・・・

たぶん、

普通に暮らしている人には、

一生に一度出会うか!?ってくらい珍しい案件が

一度に二つ同時に!'`,、('∀`) '`,、

ありえない!'`,、('∀`) '`,、

まぁ、

仕事はそれほど忙しくないのでね・・・(泣

誰か仕事くださいなヾ((○*´∀`*))ノ゙




さて、

またまた話が逸れている!
      と思われているかと思いますが、

ハッキリ言って、

本作、あまり面白くなかったわけです。(-.-;)


三池×クドカン

これだけで、ソコソコの興行収入あるとゎ思いますがね、

正直、

宮藤官九郎さんにあまり才能を感じないのゎ私だけなんでしょうか?

原作ありきのゎまだ良しとして、

オリジナルはね~~'`,、('∀`) '`,、

まぁ、今回は原作あっても・・・?だけど。


噂のあまちゃんも、東京編に入ってからの

行き当たりばったりな脚本・・・

  ズバリ!面白くなかった・・・私的にゎ・・・(-.-;)

かなり、

才能が絞りカス化していると思ふ...(-.-;)


そう言ってる私も、

ネームバリューで足を運んでますので、

今回もまた、クドカンに騙された!って気分ですね。


円山以来ね・・・(-.-;)




この手の小ネタは、

三谷さんのようなセンスだと笑えるんですけどね・・・

宮藤さんのゎ、どうも馴染めない(-.-;)(-.-;)(-.-;)

したがいまして、

これといった目新しいものは今回も無かったわけです。

ファンの皆さん

暴言スイマセン...(T^T)





だってさ、

本作は脚本というより、

明らかに役者の個性!


キャラを作り込んだ役者頼りな作品ですよね・・・


それだけに、

各キャラはなかなかに立ってましたよ!


阿湖義組若頭補佐・月原旬役

    山田孝之さん

金髪オールバックが、

87’「さらば愛しき人よ」の、佐藤浩市さんを彷彿とさせました。

まぁ、

キャラの性格は正反対な役どころではありましたが、

なんか、

佐藤浩市さんのように成長しそうな予感でね、

山田さんの役者としての大きな期待度が上がった気がしますよ!
                    ヾ((○*´∀`*))ノ゙



そしてもう、

安心して観ていられる御大・堤真一さん。

蝶が大好きな若頭・日浦。

会長・轟にも「パピヨン」と呼ばれるイカしたキャラ!

本作でも、バイオレンス部分を大きく担っていて、

もう、無くてはならない存在ですね~

欲を言えば、

もう少しクレイジーっぷりを発揮して欲しかったですかね~

ゴア描写も彼担当でね!(人´∀`)

クライマックス、

足を銃撃され、切断したのですが、

なんか、

凄い義足を作ってもらい、

ハイパーパピヨンとして復活するという・・・

雑・・・(-.-;)





そして、

蜂乃巣会のヒットマン、

全身豹柄の刺青

黒河剣太こと上地雄輔さん

我が横須賀代表!'`,、('∀`) '`,、


刺青にカスタムバイク姿が、

なんか、ドラゴンタトゥーの女のリスベット思い出してね
               (∀`从)♡♡♡
  カッケェ~~~ょ~~!


岡村隆史さん演じる、

蜂乃巣会若頭補佐、猫沢

その名の通り「にゃ~」って語尾につけたりしてね・・・

猫ひろしにやらしてもよかったかな┐('~`;)┌

さらに、

クドカン作品のレギュラーである、

  皆川猿時さんも相変わらず弾けてて、

さらには、

数奇矢会四天王の

大杉漣さん

伊吹吾郎さん

そして、

お馴染みの強面、渡辺哲さん!


ドラマで刑事役かヤクザ役しかやらない人!
             _| ̄|○∠))バンバン

つ~~か、最近は、

DDTでの、「哲元帥」のほうがお馴染みなのか?(-.-;)


宮藤脚本だけに、さすがに超豪華!



   なぜなんだ・・・(-.-;)(-.-;)





さて本作ですが、

若い方向きですね。( ̄ー ̄;)ゞ


事実、

上映終了後、

10代の観客からは、かなり賛辞の声が聴こえてましたょ。

皆さん、

満足してお帰りになられたようでしてね、

そういう意味では、

宮藤さんも、若者たちに夢を与え、

希望を持たすという意味で優秀なんでしょうな?
             ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

正直、

映画好きには不向きかもしれませんσ(゚、。)

サイズとしては、テレビサイズですしね。





とにかくね、

玲二が潜入するまでが長すぎ、

あれだけご都合主義で進む物語にあって、

なんで、130分も使ってんだか┐('~`;)┌

結局、

↓このシーンに始まって



このシーンに終わった感じ・・・

やりたかっただけ・・・みたいな・・・

クライマックスの戦闘シーンはソコソコだったので、

そこへの持って行き方が遠回り過ぎですから

ちょいもったいない感じですね。

115分!

あと15分短縮し、115分にならなかったのかぁぁぁぁぁぁ!
            ヽ( T冊T)丿

なんか、

ゼブラーマンがイケてただけに、

かなり残念度が上がっちゃいましたね・・・



堤さんにしても、

「地獄でなぜ悪い」の戦いシーンは面白かったのにな・・・


ラストのタイマン勝負も、

変にリズムが無かったなぁ…



ってことでね、

ちょっと久しぶりの感想で、リハビリ入ってますんでね、

腹立たしいところも多々あるかと思いますが、

どうかご容赦ください。(T^T)


言っちゃえば、

映画館行くより、

原作漫画買ったほうがいいぞ!

高橋のぼるさんの気色悪い画がイイ!
         '`,、('∀`) '`,、





    ・・・きっとね・・・















































普通です。





























土竜の歌を合唱するこのシーンゎちょっと面白かった。























































◆ 座頭市 血煙り街道 ◆














座頭市血煙り街道











三隅研次 監督作品


「座頭市血煙り街道」ご紹介!








あらすじ!





市が、ある宿屋で相部屋になった女が病死する。

女は息子の良太を、父親に届けて欲しいと市に頼み他界する。

良太の父親、庄吉は絵師らしい。

焼き物の名産地である前原にいるらしい。

こうして市は、良太を連れて前原に向かうこととなる。

前原で庄吉を探すが、彼が身を寄せていた陶芸家の所からは

もう、一年も前に行方がわからなくなっていた。

庄吉は地元のヤクザ権蔵に攫われ、春画を無理やり描かされていたのだ。

これらの件を調べるため、

公儀隠密の武士、赤塚が前原を訪れる。





しかし、

大名などを相手に、

庄吉の春画をもとに絵皿や壺をつくり

高額で売りつけていた権蔵たちの関係者に、

幕府の重役、勘定奉行が関わっていたため、

赤塚はすべての関係者を口封じすることとなる。


強制的に絵を描かされていた庄吉だったが、

良太と再会し、庄吉を慕うおみつと共に

まっとうな暮らしに戻ろうと決意した矢先、

ついに赤塚が市と庄吉たちの前に立ちはだかる!

必死の説得をする市の言葉に耳を傾けず、

あくまで情けをかけない赤塚に、

ついに市は仕込み杖を抜く!




















































昨年末にお約束しましたとおり、

なんとか一か月に1本くらいDVDの紹介をしなくては!
                  (-公- ;)!

とか思ってはいたものの、

はたして何を紹介してよいものか?


正直、

メジャー系はDVDになっちゃうと、ほぼその価値を失うんですよね。

結局、

公開から数か月から数年とか経った後にアレコレ言っても

それはもう、感想などが出尽くした後の、

後出しジャンケンでしかなくてね・・・



なのでね、何とか、

興味を持っていただけるような一本は無かろうか?

いろいろ悩んでましたらね、もう2月です
            ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、


書く気が無いんだろうって?

   そんなバカな'`,、('∀`) '`,、(図星...汗)


まぁ、

こんな調子でやっていこうと思いますので、

どうか生暖かい目で見守っていただければと思います。
                '`,、('∀`) '`,、



     ・・・ホント...自由デスンマセン。。。。(〃_ _)σ∥




で、

ようやくその重い腰があがったのですが、

本日紹介する一本ゎ

これゎもう傑作です!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

ご存じの方も多いと思います



「座頭市血煙り街道」
                _|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!

         




勝新太郎さんが、どうしても近衛十四郎さんと手合せしたいと懇願し、

この作品での共演が決まったという伝説の一本です!
               ヾ((○*´∀`*))ノ゙ ステキ~~~!

そして、

時代劇史上最高峰の殺陣シーン(私はそう信じて止まない!)である

勝新と近衛さんの死闘を有する本作!

こいつを見ずして、時代劇を語るべからず!な一本ですね!
                +.(*ゝд・)b゚+.゚


皆さんご存じの、殺陣の神・近衛十四郎氏!

知らないなんて方いらしたら、

         斬り捨てます。


ご存じ、松方弘樹さんのお父上であって、

最強の殺陣を繰り出す時代劇俳優。


私は「十三人の刺客」のレビュー内において、

若い役者たちの活躍する殺陣シーンの中でも、

やはり、

松方弘樹さんと役所広司さんの二人の太刀筋がもう、

ずば抜けて美しいのだと語りましたが、

近衛さんを知る役者さんに言わせれば、

「松方も相当に上手くなったが、やっぱりオヤジの足元にも及ばんな・・・。」

と、言わしめる神の殺陣こそが近衛十四郎さんの全てなんです。
                 ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

実際に松方さんは、父親の真似をした殺陣を披露したこともあるのですが、

正直、

真似は真似!

もの凄くぎこちなくなっちゃって、

以来、やってないようですね。

松方さんは、

それはそれでとても迫力ある綺麗な殺陣をやる人なんでね、

真似しなくてもいいのですよ!(=´∀`)人(´∀`=)





近衛さんの伝説と言えば、斬り合いのシーンで、

鬼の形相での八相の構えに、

共演女優が本番中にも関わらず、

怖すぎて泣いて逃げたという・・・(-.-;)(-.-;)

そんな恐ろしい目力が本作でも何度か登場しますよ!

ふとした表情が松方さんに似てましてね

ところが一転、

とんでもなくおっかない顔になりまして…

すげ~~役者だなぁ~~って思いますよ!
           +゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.



・゜・(ノД`)・゜・。フェェェェェン!怖いよぉぉぉぉ


近衛さんのそのド迫力の殺陣を支える要因の一つが

その、通常よりも長い太刀にあります。

刃部分だけが長いのではなく、柄が長いんですね。

腰に差すと、刀の尻が胸の辺りまでくる長さです。



本作でのワンシーン、柔らかい指の動きで柄を撫でるように抜きの初動に入る美しい刀使いだ!

暫定・剣道初段の私は、

柄の長さが、剣先の速さに通ずることは
            体感的に感じられるのですが、

刀や竹刀を持ったことが無いというかたは、

ちょっと理解が難しいかもしれません。

しかし、

一本の棒の、回転の動きは、

単純に支点となる場所から遠い場所に力を加えれば、

もう一方の端の、遠心力は増すので、

それを刀で行っただけなんですね。

迫力とスピード感あふれる殺陣を披露するため、

近衛さんがあみだしたアイディアが、この長い刀だったのですね!

だからね、

近衛さんの太刀筋は、スローで観ても、

刀が見えないんですよ。Σ(゚□゚(゚□゚*(゚□゚;)




でね、

本作、そのストーリーは普通なんですが、'`,、('∀`) '`,、普通かょ!

言うなれば、

裏ビデオを退屈してるセレブに売る!みたいな感じの商売を

この時代の人もやっててね、

真の悪者でもない人が警察に追われるみたいな・・・

そんな

ありがちな物語を我慢して(失礼過ぎ!)観続ければ、

いよいよ、

クライマックスの勝新VS神・近衛が訪れます!


実際には1分程度しか刀を併せませんが

二人とも本気!+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.

もの凄く濃い1分間が始まります!





おみつが赤塚に見逃して欲しいと懇願する


邪魔だてすれば、女子供といえど斬る!と断言!


物わかりが悪い赤塚のその一言に、こりゃ~やるしかない!と決意した瞬間の、市の表情の変化は見もの!


こうして始まる雪の中での死闘!


間合いをとる近衛に、

追いすがるように体重を乗せた刃をあびせる勝新!

もつれながら体を入れ替える二人、

勝新が背に向かって刃を放つと、

後ろ手に剣を差し込み防ぐ近衛!

もう芸術!ヾ((○*´∀`*))ノ゙


もんどりうって転倒する勝新に、襲い掛かる近衛!

一瞬の隙に脇腹を刺す勝新、

しかし、致命傷にはならず!


と一進一退の攻防を繰り返す二大スターですが、

赤塚の手下が現れ、庄吉に襲い掛かるその背に、

仕込み刀を投げつけ仕留める市。

素手になった市に対し、

その執念に対し、

赤塚は

「私の負けだ・・・」と言い残し、去って行くのでした
              ・゜・(ノД`)・゜・。

このどちらかが死んでの決着ではない、

ラストが実にイイ!(=´∀`)人(´∀`=)



途中、赤塚にマッサージを施すシーンもあるのに…


本作には、

若かりし頃の、可愛らしい中尾ミエさんや、



元祖爆乳女優、朝丘雪路さんらも参加しておりますので、

全編、見どころ満載なお薦めな一本です。



是非とも、一度は観て欲しいDVDですね!(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!

上手く伝わりますればよろしいのですが…?