蠍の火 | 真夜中のキャプチュード

蠍の火











ジョバンニの島










杉田成道 原作・脚本

西久保瑞穂 監督作品


「ジョバンニの島」観ました!








あらすじ!





1945年

北方四島の一つ、色丹島...

戦時下にあるとは思えない

穏やかで美しいこの島に、

防衛隊長を務める父・辰夫、

漁師の祖父・源三と一緒に、

10歳の兄・淳平と7歳の弟・寛太は暮らしていた。

淳平と寛太の名は、

宮沢賢治著「銀河鉄道の夜」の
   ジョバンニとカンパネルラからから名づけられていた。

亡き母が好きだった物語であり、

毎日父が、二人に朗読させていたのだった。

その年の8月15日、

日本は終戦をむかえ、ポツダム宣言を受諾することに。

その直後、

ソ連軍が、択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島に上陸して進駐し、

淳平と寛太が通う学校にも兵士がなだれ込んでくる。

漁は禁止、島民の財産は奪われ、

ソ連の人々に住居も奪われる。

学校では教室も明け渡し、

隣同士で授業を受ける事態になった・・・

しかし、

大人たちの事情をよそに

両国の子供たちは自然に心をかよわせ始める・・・。
















































さすがに

『北の国から』シリーズを手がけただけに、

杉田成道氏、

北海道を描かせたらたいしたもんです。ヾ((○*´∀`*))ノ゙

特にオープニングの

大自然の中の二人の姿、

なんか謎の鳥の巣から卵を奪うシーンなど、

おのずと期待感膨らむってもんです!

ただね...

ドラマが進むにつれ、

様々な大人の事情?なんでしょうか?

本作自体は、国境を越えた

小さな恋愛作品な括りなんでしょうが、

せっかく北方領土が舞台なのに、

知りたいのはそこぢゃないし!って感じでしたね。





しかし、

Production I.Gの本気作品ですのでね、

代表的なスタッフ勢揃いで、その本気度がうかがえるわけです。

だからね、

やろうと思えば、もっと内容的なモノも

  凄い事出来ちゃいそうなんですが、

さすがに本当に知りたい所は

ほぼ無かった感じです。

ま...

正直、この内容なら、わざわざ行かなかったかなぁ~~・・・

    とか考えちゃう・・・

私はもっと、

教育映画のような感じがよかった・・・

深いお話が観たかったんです。





どうも、

「銀河鉄道の夜」に例えられる色が強すぎて

上手く騙された気になります。

確かに難しい

その・・・デリケートな部分にスポット当てた
                 まではいいんだけど・・・


結局、

常に島民たちは、

起こってしまったのだから仕方ないのだ・・・

もう、どうすることも出来ないのだ・・・

嫌だけど、受け入れるのだ・・・

さらには、

あまり島民たちはロスケらに敵意剥き出しってな感じはなく

子供たちはかなり呑気に友達になっちゃい、

主人公・淳平は、ロシア人のターニャに恋心を抱くし、

常に銀河鉄道の夜がチラチラしてね、

映像美や、声優陣は凄いんだけど、

内容は特におすすめできそうなモノでもなかったですね。





まぁね!

そもそも、淳平や寛太といった

子供目線で話が進む物語ですのでね、

現実感があまり感じられなくてもいいのかなとも思います。

映像はホント!

  ため息出るようなシーンすらありますのでね、

  作品価値はとても高いのかもしれませんね。

そして、

さだまさしさんのアレンジ曲とか

かなりイイ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

凄ぇ~~って思うよね!



でもね

映画作品としては、

 ちょい退屈かも。(-.-;)

テーマがテーマだけに、

 絶賛の声あげるしかない評価した人たち。

んん~~~~ん・・・(-公- ;)

 


 痒いトコ、

    ソコぢゃないんだよなぁ…





そんな平坦な物語なのに、

ラストは寛太が死んでしまう流れ・・・




   泣かないよ・・・これだと・・・(-.-;)(-.-;)(-.-;)





まぁ、

上映館も少ない、貴重作品なワケですから、

興味ある方は迷っちゃだめだよ
           '`,、('∀`) '`,、

















































普通です。