「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方 -73ページ目

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「今は盟友から友人」


 先週の金曜便の事である。知り合いの会社の和食レストランのオープニングセレモニーに出席した折、久しぶりに再会をした懐かしい顔があった。僕が前職の旅行会社H社にいる頃、良い意味でライバル関係にあったM社の所長をされていたN氏である。 


    大野とM社の所長だったN氏、今は友人としての再会である。


 僕が入社した頃はお互いの会社とも小さなオフィスだった。スタッフ3~5名前後で毎日がビラ配りである。航空運賃を書いたチラシを大学や輸入雑貨屋、街頭で配布するのである。当時M社は唯一のライバル関係にあり、先に福岡にオフィスを開設してお客様の認知度も高く、明らかに先を行っていたのだ。

 僕達はとにかく追いつけ追い越せで、お客様のふりをして値段のチェックをして負けない価格を設定する事を日々、お互いに行っていた。まさに彼らがいたから成長出来たと思っている。

 その競争もM社は僕がいた会社の子会社となり終息し、僕も退職し、彼N氏も退職し、今はお互い何のしがらみもなく会える様になった。昨日の敵は今日の友となり。途中、盟友となりお互いに共通の目的に力を注ぎ、今はフリーの関係で懐かしく昔を語ることが出来る。

 企業も人も競争があるからこそ成長の未来がある。相手を負かす事ではなく、また、勝つ事でもなく、相手の強みを知り、自社の弱みを知る。また、相手の弱みを知ることにより、攻めのポイントを知る。競争とはお互いに消耗していく事ではなく、共栄、共存していく為の知恵と工夫を駆使しての実践的行動であると思う。たまたま、M社は僕がいた会社の系列グループとなったが、非常に斬新で、ある意味先進的であった。僕は常に自分達を高めないといけないという向上心を持つエネルギー源でもあったと思う。

 これからは友人としての関係を持てるのは、ある意味幸福な人生である。これからも宜しくお願いします。・・・Nさんに贈る。

「愉しいひと時」


 今、ラジオ(rkbラジオ「こだわりハーフタイム」) の生放送から戻って来ました。

本日のゲストは福岡県アームレスリング連盟 理事長 浦 文寿さんと直木賞作家の篠田節子 さんです。

仕事なのに、こんなに愉しんで良いのでしょうかね。ゲストのやり取りは自分の知らない世界に導いてくれます。

 一人目のゲスト、浦さんの二の腕の太さには驚愕です。流石は全国2位(2005年)の覇者です。腕っぷしだけではなく、大変腰が低く、優しい方でした。何でも他の格闘技の世界に行かなかったのは殴ったり殴られたりするのが嫌だったということです。それと自分ひとりで闘えるということが魅力だと・・・まさにアームレスリングは瞬発力と持久力の勝負です。


           心優しきアームの星”浦”さんです。


 二人目のゲストは作家の篠田節子 さんです。篠田さんには読書の愉しみ方を伺いました。

 僕も本を読むことが大好きなので、篠田さんの話には共感を覚えました。作家の想像力の世界に入り込んで別の自分をイメージする事が出来る。読解力が高まればリアルな臨場感を持つ事が出来る。まさにその通りですね。映像とは違って逆にフレームがない世界、本当に自由にイメージ出来るところが愉しいと思います。

 最後に僕が「小説の完成は作家と読者によって出来上がるものですね。また、読む人によって様々な完成形があるのですね。」と問いかけると、「そうですよ。作家の想像力と読者のイメージによって完成するのです」・・・愉しい仕事です。自分の知識の範囲以上の方々との交流、嬉しいですね。この感動をラジオの前の方々に伝えていくのが僕たちの仕事なのですね。 

良かったら聞いて下さい。毎週、日曜日、夕方17時40分から20時迄です。2時間20分の生放送です。素敵な音楽と様々な世界で活躍されている方々がゲストで出演されます。rkbラジオ「こだわりハーフタイム」 をよろしくお願いします。

 因みに来週(2月17日)は僕はお休みです。代わりに西南大学教授の宮原 哲 先生が出ていただけます。僕はニューヨークから最新情報をお届けします。

「博多に新名店誕生」


 先週の金曜日(8日)のテレビ(rkb今日感テレビ )の仕事が終わった後に、知り合いの会社の和食レストラン(博多廊)のオープニングセレモニーに行って来た。

 場所は福岡市中央区大名の国体通り沿いの飲食激戦地である。ここは関東、関西、地元の店が乱立し激しい集客競争のど真ん中である。

 店のコンセプトは”九旬”=九州の厳選された食材にこだわる。時期にあった調理法、九州で作られた器で提供し旬の物を美味しいままに提供する。・・・



 もう一つ、これは便利だナァと感じたのは、ビジネスミーティングが出来る事。6人から50人規模までの部屋のレイアウトが可能で、プロジェクターやスクリーンなども用意されています。今まで会議というとホテルや貸し会議室の利用が多かった会社も、ここで昼間のアイドルタイムに会議して、夜は懇親会や宴会と突入できるのが良いですね。会議室利用料金は会食を前提に考えているので、かなり割安だと思います。・・・福岡にこんなお店が欲しかったです。

長崎産の手作りのからすみです。かなり分厚くソフトな食感で濃厚な味ですがダイコンと共に食することで見事なハーモニーを感じさてくれます。



 もう一つは、職人(料理人)さん以外は女性スタッフで運営されています。スタイリッシュな仲居さんと美人女将の接客も楽しみです。もちろん料理も店の雰囲気もかなりの及第点だと思います。
      美人女将です。
お土産に戴きました。洒落ています。



 
博多廊:福岡市中央区大名1-1-38                           サウスサイドテラス5F
電話:092-687-5656

「グロッキー」


 朝、起きれなかった。・・・それでも起きてテレビの前のソファーで「ボッー」とグダグダしていた。

何か食べなければと思い、ビスケットと紅茶を、。今度はベッドでグダグダ、気力が涌いてこない。・・・力が出ない。、。特に何処が悪いというわけではないようだが、身体から何かが失われたような・・・ベッドでウトウト。、・・気がついたら夜の10時を過ぎていた。



 何もしない日が有っても良いよね。エネルギーが出ない日が有っても良いよね。2月に入り講演やメディアの仕事と連続して続き、出張の連続、そして殆ど外食、”休め”と言うミッションに身体が反応したんだよね。久しぶりにフルディの休みがベッドの中だった。・・・こんな日もあるのだ。、。人生は走り続けるだけではなく、時々休む事も必要なのだ。・・・今からお風呂に入って、また、ベットでゆっくりします。

継続とは”止めない事”=休んでも良いのだ=また、続ければ・・・

「気持ち良い!!」


 昨日(2月6日)は香川県観音寺市の法人会青年部主催の新春記念講演会の講師を務めた。会場は50歳以下の若き情熱溢れる経営者の方々達で満員だった。


 1時間半の講演も熱き真剣な眼差しを受けて話し終える事が出来た。その後の懇親会、有志の方による2次会と歓待を受けさせて頂き、誠に嬉しい限りです。

 どの経営者の方も取り巻く経営環境は決して良くは無いのだが、現状打破からの前進を考えており、マインドはアグレシッブだと感じました。後はその気持ちを持ち続け、行動を是非起こして頂きたいと思います。皆様なら出来ますよ。

「誰でも出来る事で、誰も遣らない事を続ける。」これが一番の早道です。



本日は7時に起床、ホテルの部屋の窓のカーテンを開けてみると目の前が松林が広がる公園である。昨日は暗くなっての到着だった為、周りの景色は分からなかった。訊いて見るとここは琴弾公園で、有名な”銭形”があるという。銭形? 是非、行ってみて下さいと言われたので、朝から豪華な朝食を食べ終え、チェックアウトを済ませ、早めに出て、観音寺駅に行く途中にタクシーで寄ってもらうことにした。



 運転手さん曰く「自慢出来るものはこれしかないけど、良いですよ」・・・「そう、。ですか?」・・・公園内の一歩通行の道を頂上(琴弾山)まで車で上る。ここで降りて展望台へと歩く。

・・・「おおっ!!」「これですか?」・・・眼下には松林、砂の中に”寛永通宝”の文字が浮き出ている。砂文字である。その先に瀬戸内海の海が輝いて見える。「ほっほぅ!!」。、「面白いね。」・・・

”銭形”とは有明浜の白砂に描かれた巨大な砂絵「寛永通宝」です。東西122m、南北90m、周囲 345mで、言い伝えによると寛永10年(1633)、藩主生駒高俊公の領内巡視を歓迎するため、一夜にして堀りあげたと言われています。(案内板より抜粋)

 駅に向かう中、運転手さんが「お客さん良かったですね。この銭形はねぇ、見た人は健康で長生きし、しかもお金に不自由しなくなる。という言い伝えもあるんですよ。」

得した気分です。寒空の中での見物、確かに身も凍える程、寒かった。でも、銭形の向こうに広がる海を見たとき、本当に気持ち良いと感じた。

 

幸せな仕事をさせて戴いている。呼んで頂いて講演させて頂く、参加者の皆様が喜んで頂ける。地元の美味しいものもご馳走になり、また、風光明媚な場所や史跡に出会う事も出来る。行き帰りの列車の中では本を読んだり、思考に耽る事も出来る。もちろん車窓からの景色も楽しめる。それ以上に多くの方を知り合うことが出来るのが最大の喜びである。 本当に”気持ち良い”・・・あらためて”感謝”です。

「僕たちが取り戻していかなければ・・・」


 原油価格の高騰によって、我々の身近な生活消費財の値上げラッシュである。毎日、スーパーのチラシを細かくチェックしながら、1円でも安く買い物をされている方々が、今度は量や品質の調整をして高い物から少しでも安いものへと買換移行が始まっていると聞く。メーカも内容量の調整で価格据え置きや素材の調達ルートを変えてコスト削減を図り努力するが、もうお手上げである。更に辛いのは販売店である。客離れを防ぐ為に価格据え置き措置で踏ん張るが、利益圧縮どころか赤字になるものも出てきている。これ以上は限界である。・・・何が原因なのか?



 産油国の政情不安による、供給不足への将来的懸念もあるだろう。アメリカのサブプライムローン問題の影響も大きい。デフォルト(破綻)懸念により、投資先がサブプライムから原油先物へ移行して、価格が高騰しているのだ。その事を事前に予測し何の対策を講じる事が出来なかった政府にも問題はある。・・・世界の投機家のマネーゲームの中でこれ以上翻弄されて良いのだろうか? この渦の中から抜け出す事は出来ないのだろうか? 

 ガソリンスタンドの電光表示板が今日も先月と変わった数字を打ち出していく。これ以上の値上げを僕たちは黙ってみているしかないのだろうか?



 ガソリンに代わる燃料として、アマゾンの森林が伐採され新たにトウモロコシ畑に替わっている。僕たちの酸素供給源が破壊されているのだ。

小麦も食料から燃料への転化を加速し、小麦素材の食品の値上げとなっている。

 大企業の好決算予測が発表されても、株価も給与も上がらない。このままだと消費者のマインドの低下がさらに進み、取り返しの付かない泥沼の不景気に突入するのではないだろうか? 踏ん張れ!!


 ・・・憧れのシンプルライフ、庭には鶏、山羊が遊んでいる。裏山では筍を含め、季節ごとの山菜が収穫できる。目の前の田んぼでは稲穂が風にそよぎ、豊作を予感させる。また、家の隣の畑では家族では食べきれない野菜が育っている。四季毎に可憐な花を咲かせ眼を愉しませてくれる樹木も美味しそうな果実がたわわに実っている。愛犬”銀”と”夏”と歩く、いつもの散歩コースの終着点は青く輝く海岸線である。今日も子供達が横一列に並び、投げ竿で釣りを愉しんでいる。大人の手のひらサイズはあるだろうか、カレイやキスが次々に上がっている。きっと今夜の食卓に並ぶのだろう・・・日差しが強くなってきた。松林に身を隠す。爽やかな海風が頬を撫でて行く。・・・必要な物が周りにある生活、お金はないけれど、ゆったりとした時間の中で寛ぐ事が出来る生活。本当の健康。でも、この暮らしを維持する為には大変な労働もしなければならないの事実である。それでも、これこそが最高の贅沢なのかもしれない。遠い昔の事なのか?それとも未来の事なのか? 僕たちが取り戻していかなければ・・・

「”仕組み”を”死組み”してはいけない!」

 
経営は難しい、簡単ではない。でも、更に複雑に難しくしている場合が多いように感じる。 先ず、人は理解出来ない事は遣らないものだ。遣ろうにもどうしたら良いか分からないのだから。出来る分けないよね。
 仕事を上手く円滑に効率よく合理的にスムーズ(回りくどい言い方だねぇ)に行う為には、それが出来る体制が必要である。その出来る体制は特別な人が出来るという事ではなく、そこに従事する人、誰もが簡単に出来る事が”仕組み”である。但し、簡単と言っても誰もが簡単に出来る為には、その為の練習が必要になってくる。
 
 パソコンのキーボードや電卓の数字配列は打ちやすいように考えられているのだ。それでも、ブラインドタッチで、誰もがすぐに打てるわけではないように練習や慣れが必要になってくる。
 ”仕組み”の構築の重要な事は、ベスト(理想)から行うのではなく、現状より良くなる事を少しずつ進歩させていく事が大事なのだ。

 良く使うもの(道具)を目の前に置く事から仕事のスピードが上がる。次は置く場所を更に考えてみる。次はその道具を改良して使いやすいものしてみる。次は・・・少しずつどんな事でも、改善、改良を進める事によって”仕組み”の精度(
完成度)が増すのだ。但し、ベストにゴールがない様に、完成はない。良くする取り組みを途中で諦めない事が大事である。
 良くないのは理想を求め過ぎるあまり、難しすぎて説明できない、誰もがやる気をなくしてしまう事だ。それでは折角の”仕組み”や”方法”は実行出来ずに、お蔵入りとなり”死組み”になってしまう。
 もっとシンプルに考えて今出来る事から始めてみることです。

「鞄が大好き!」 ①


 僕は特別に収集癖が有るわけではないが、人よりもたぶん? 沢山持っているものがある。

 海外に行くと必ず、一個や2個、時には3個(個と数えていいのかなぁ?)と買ってくることがある。集めるのが趣味なのではなく、思わず惚れてしまうのだ。その姿に色気を感じ、中の空間に思いを寄せ、何を入れようかなぁとワクワクする。また、持っている自分をイメージして思わずうっとりしてしまう。「うぅん、重症だ!」

 鞄が大好きなんです。幾つあるのだろう? たぶん、スーツケースやボストンバッグの大きな物からショルダーバッグ、トートバッグまでいれると70個近くあるんじゃないかなぁ。 特に僕が惚れてしまうのは革(皮)の鞄です。使えば使うほど、少女が熟女に変わるように色気を増す。堪りませんね。”グッ”ときます。


 ゆっくりとした時間が取れた時に少しずつ僕の鞄コレクションを紹介していきましょう。 ブランド物は少ないけど、皆、気に入ってるものです。

 

今回はドクターズ鞄です。皆、イタリアで購入しました。


           ドクターズ鞄、団子三兄弟です。


ちょっと大きめで3日間位の旅行に良いですね。ショルダーのベルトもついてます。


下部がセパレートになっています。ミラノの鞄店で見つけて、即効で買いましたよ。


一番のお気に入りです。ローマのトラステベレの蚤の市で1500円位で買いました


 時々、クローゼットから引っ張り出しては専用のクリームを付けて鞄を磨いています。その時間がとてもリラックス出来ます。これだけ沢山あると使う事の方が少ないのですが、それでもいいんです。磨きながら次のアフリカにはこれを持って行こう。砂漠の旅にはこれにしようと考えるだけで”旅”をバーチャルですがイメージ出来ます。それが楽しくて愉しくて時間が経つのを忘れてしまいます。・・・傍にあるだけで満足です。

 14日から6日間ニューヨークに行きます。また、鞄が増えそうです。


本日(2月2日)は北九州の企業へ終日、コンサルでした。

この企業は3S(整理・整頓・清掃)を徹底し、社長自ら毎日早朝、2時間のトイレ掃除をしています。また、社員の方々は皆、元気良く顔が合えば元気で明るく「こんにちは。」と挨拶をしていただけます。QCDSを念頭において実践されています。

 今回の営業幹部会議にて僕がリーダーの行動規範を話させて頂きました。下記が要約したものです。

「人望無きトップはトップとしての資質なし。」

「人望は辛抱する事により築く事が出来る。」



・ 見た目だけで社員の人間性や能力を決め付ける事はしない。
・ 叱る、褒めるは自己の感情バイオリズムでやらない。
・ 社員からの相談や報告に関しての話は最後まで口を挟まず最後までしっかり訊く事。
・ 時として待つ事も必用である。早急な措置がベストを生むとはかぎらない。但し、常にプロテクション(予備措置)を考えておく。
・ 育てるとは指導する側の人間が決して指導する事を止めないことが基本である。
・ 伸ばす(成長させる)為に褒める、同じミスを繰返さない為にに叱る。
・ 褒める時は陽気に楽しく褒める。
・ 叱る時は愛情と責任を持って叱る。
・ リーダーはスタッフの遣るべき事を具体的に示し、指示をしなければ成らない。
・ リーダーは予測できるイレギュレーションの対策を常に考えて行動しなければならない。


上手くいかない時に、あれもこれもどれもと一度に取り掛かると秩序を乱し、更に混乱し目的を不明確にしてしまう。やるべき事の重要度、緊急度を鑑みて優先順位を定め、一つ一つクリアーにしていくべきである。



「僕の女神」②


 もう一人?の女神は”ちゃら”。2年半前に亡くなったゴールデン・レトリバーです。

彼女は生前中から我が家の天使でした。決して無駄吠えもせず、いつも僕らの傍でちょこんと座っていた。頭も良く、訓練もしないのに、お手・お座り・伏せ・待てという事は自然と出来るようになっていた。

 亡くなったのは10歳になる一月前だった。僕が仕事でオーストラリアから帰って来た、その日だった。死因は癌である。余命幾ばくもないと宣言をされるが、治療の甲斐あって発病宣告から1年近く生きていた。最後の方は食も進まず、大好きなバナナもミニトマトも口にせず、水だけで生きていた。でも、僕たち家族は、誰もが信じていた。必ず治ると。”ちゃら”が死ぬわけないと思っていた。

 12年前にマンションから戸建に引っ越した時に、知り合いに紹介して貰ったペットショップから購入した血統書付きの由緒正しい”犬”だった。

 生後3ヶ月で我が家に来た”犬”はピョンピョンジャンプする、非常に元気な子だった。名前は決まっていた。当時、小学生の次男が”ちゃら”という名に決めていた。

 それから約10年あまりを家族として暮らした。 子供達の妹であり、娘であった。彼女が居るだけで幸せな気持ちになる事が出来た。嫌な事があっても一緒に居るだけで、気持ちが安らいだ。僕は途中の約5年間を東京で一人で暮らしていたが、家族との電話はいつも”ちゃら”の話だった。「元気にしてる?」「ご飯食べてる?」、家族から”ちゃら”の様子を聞くだけで元気になった。その頃の僕は仕事で一番ストレスを抱えていたのだ。

 今、”ちゃら”は天国にいる。天使が僕らの女神になったのだ。彼女が亡くなって暫らくは家族は深刻なペットロスに陥った。今、皆は元気を取り戻しているが今でも心の中に”ちゃら”は生きているし、一緒に暮らしている。

 僕の女神”ちゃら”はいつでも温かく見守っていてくれる。言葉を投げると優しいタレ目で微笑んでくれる。それだけで元気が出てくる。




 人生において、仕事、プライベートの中で様々な問題が起きる事がある。必ずある。深刻に落ち込む事だってある。未来への希望を失いそうになることもある。人はそう大して強くはないものだ。その中で、人は様々な方法で元気を取り戻す事が出来るものだ。仲間の励ましだったり、信仰するものだったり、スポーツや趣味に没頭する事だったりと・・・無宗教、無信仰の僕でも毎朝、神棚の神様と二人の女神に祈る。 「今日も宜しくね」と。それだけで元気になる。

 キューバで買った木工の”人形”も、家族だった”ちゃら”も僕の見えないとこで、しっかりと僕を見てくれていると僕は思っている。 ・・・なぜなら彼女達は僕の女神です。