冷静沈着な眼鏡っ娘(その2)
眼鏡っ娘はまだ続きますよ。今回は漫画、「ブラックラグーン」より、ラブレス家の最強メイド「ロベルタ」さんです。いわゆる羊の皮を被ったオオカミタイプの彼女は、前職が南米でゲリラ兵をやっていたという異色の経歴の持ち主なのですが、その戦闘力たるや、対物ライフルを片手で振り回す、大男を片手で振り回す、体中に武器を仕込んでいてメカゴジラもびっくりな人間兵器庫というタクティカルメイドです。いやアサルトメイドですかね。彼女はゲリラから脱退した際、国や、仲間のゲリラ部隊から追われる身となり、そのとき自分を匿ってくれたラブレス家の当主のもとでメイドをすることになりました。特に当主の息子である「ガルシア」君とは大の仲良しです。でもラブレス家での生活が幸せであればあるほど、昔ゲリラ時代に日本人の技術者を殺してしまった後悔が頭の中でどんどん大きくなっていくのです。(殺害現場にその技術者の家族の写真が飾ってあった)自分の殺した人間がどこにでもいるような普通に生活している人ということに気づいてしまったのですね。彼女はずっと戦場に身を置いていたため、当主やガルシア君のためならどんな手段を使ってでも敵を追い詰め、これを殲滅しようとします。だからガルシア君もあんまり命知らずな無茶をしないでくださいね。そして戦いしか知らなかったロベルタさんに色々な楽しいことや面白いこと、幸せと思えることを教えてあげていっていただきたいですね。不器用でも一歩一歩進んでいけばいいのです。彼と彼女に幸あらんことを願います。