親父亭の年越し2026
あけましておめでとうございます
相変わらず手作りにこだわった年越しの風景

毎度毎度の光景ですが、孫の成長ぶりだけが変わっています。
わが家の自慢は親父が作る「博多雑煮」や「がめ煮」など九州福岡の色が濃いおせちです。
関東ではあまりなじみのない出世魚のブリ、わが家ではこれがないと始まりません。
12月30日早朝にブリ1本を仕入れます。刺身とぶり大根になって大晦日から食卓に上ります。
以前は自分で捌いていましたが、近年は近くに魚類専門の大型店舗ができたので、そこで3枚におろしてもらっています。
アラとカマは別にして持ち帰り、カマは塩をして保存し、アラはすぐにブリ大根にします。

アラはきれいに洗ってザルにのせ、熱湯をたっぷりかけてアクをとります。
それをショウガを効かせて甘辛く煮て、その煮汁で下茹でした大根を煮ます。

近年は婿から美味しい牛肉の差し入れがあり、ぶり大根と刺身以外にすき焼きも大晦日の定番になりました。
おせちは私以外に家内と娘たちが分業で作ります。
家内は酢の物や高野豆腐や数の子などを、長女は黒豆や叉焼などを、次女は伊達巻と栗金団を、三女はもつ煮を作ります。
私は刺身をひき、ぶり大根、がめ煮以外に、昆布巻き、田作り、トリブタボール(あっさり肉団子)、海老、年越しそば、お雑煮を担当しています。



とにかく大量のお出汁が必要なので、アゴ出汁ベースのスープを大きな鍋で2つ作ります。
今回は一族14人分の雑煮づくりを紹介します。
「博多雑煮」は具の種類が豊富なのが特徴です。
青菜は勝男菜を使いますが、関東では入手困難なので小松菜で代用しています。
餅も丸餅ではなく、普通の切り餅しか準備できません。
お餅以外の具材は次のとおり・・・里芋、干椎茸、筍、牛蒡、蓮根、人参、かしわ(鶏肉)、ぶり、なると巻(蒲鉾でもいい)、小松菜・・・右のトレイのものはすべて下味がついています。

それらを人数分セットして、お屠蘇を飲み終わったタイミングに熱いアゴ出汁の美味しいお出汁でいただきます。
甘辛く味付けした鶏肉と塩焼きしたブリが濃厚なアゴ出汁のスープと調和して、何ともいえない味わいです。
お雑煮とその他の今年のおせちを見てください。孫たちも手伝って、きれいに盛り付けてくれました。



最後に福岡のお正月に欠かせない「がめ煮」です。
「筑前煮」とは違うものと私は思っています。

さあ、2026年も健康で明るく生きていくために、心温まる食卓を・・・。