重要なミーティング
一昨日と昨日の2日間、年に2回行われる重要なミーティングが行われました。
私たちバイヤー、MDチームが来期の方向性や展開アイテムを全国から集まったショップスタッフ
に説明するという、大変重要な2日間のミーティングです。
一日目は11:00~20:30までインターナショナルギャラリーとブリッラのミーティングでした。
会場はオトコばかりで熱気が充満しています(笑)。
バイヤー達の説明も真剣です。
こんな感じで、モデルのスタッフにサンプルを着せて細かく説明します。
一日目のミーティングの後は、懇親会と称するオトコだらけの”飲み会”が行われます(笑)。
そして、懇親会が終わると毎回こんなふうになるオトコがいます。
ブリッラのバイヤーの無藤が松田聖子の歌を
振り付けをつけて歌っています。
でも、なんでカバンを持ったままなんでしょう?
無藤はこう見えても、今大人気のイタリアの時計ブランド ”GAGA” を最も早くバイイングしたオトコです。
普段は寡黙ですが、酒を飲むと芸達者になり、みんなを笑わせます。
このあとふたりは、結局朝まで飲んだそうです。
そして2日目は11:30~18:00までビームスFのミーティングです。
無藤も田端も遅刻せずに来ました。
「オシャレをしてくるように」 と言っているので、みんな張り切ってコーディネートしてきます。
そういうことが大事だといつも思っています。
バイヤーが丁寧に細かく説明します。
右端で偉そうに座っているのが私です(笑)。
この2日間のミーティングが終わり、出席したスタッフがショップスタッフ全員にミーティングの内容をを伝え、
来期の傾向と展開商品の特徴を理解したうえで、お客様にラインナップをお見せしながら来期の商品をご紹介
するという流れになっています。
もうしばらくお待ちください。
来期もきっとご満足していただけるラインナップだと思います。
明日からイタリアの取引先の来社が続き、毎日ロングミーティングが続きます。
風邪気味でずっと調子が悪いので、オフィスの中でもマフラーしています。
皆さんも気をつけてください。
休日の服
仕事の時は、土曜や日曜に出勤する日を除けば、ほとんど毎日ジャケットかスーツを着ています。
平日は商談が無くても取引先の突然の来社や商談が入ることがあるので、あまりラフな格好はできません。
以前、何もスケジュールが入っていない日に思いっきりカジュアルな服装で出社していたら、突然イタリアの
靴メーカーの社長がアポなしで来社し、すごく恥ずかしい思いをしたことがあります。
最近は随分ゆるくなりましたが、10年くらい前はイタリアのメーカーと商談するときは気が抜けませんでした。
カジュアルな格好をしていると 「今日は休みか?」、「倉庫にでも行ってきたのか?」 などと冗談まじりに
嫌味を言われたものです。
そんなこともあって、毎日スーツやジャケットを着ている私は、受付の女性スタッフに
「お休みの日もスーツ着てコンビ二行くんですか?」 などとナメたことを言われたりします(笑)。
こんな感じですから、色々な人に 「中村さんって休みの日はどんな格好してるんですか?」
と聞かれることが今でもあります。
私の休日スタイルは2通りあります。
ひとつは、家でくつろいだり近所に買い物に行く時のスタイル。
もうひとつは、街にショッピングに行ったり外食に行く時のスタイルです。
簡単に言えば、カジュアルなスタイルにもTPOがあるということです。
前者の場合、自分が担当しているレーベル以外では BEAMS PLUS の服を着ることが多いです。
ここ数年でビームスプラスで購入し、休日に良く着ているアイテムを紹介します。
”TWO FLOWERS” というイタリアのブランドのウエスタンシャツです。
4年前くらいに購入したものですが、ネイビーとグリーンのコンビネーション
のチェックがすごくキレイで、今でも気に入って着ています。
「こういうキレイなチェックのシャツをやりなさい」とプラスのバイヤーにずっと
言っているのですが、相手にされないので(笑)最近は BRILLA のオリジナルで展開しています。
”REMI RELIEF” のデニムのウエスタンシャツです。
雑誌 BEGIN でもおなじみのブランドですね。
細身のシルエットと加工の良さが抜群です。
カジュアルなジャケットとも合わせて着たりします。
ラングラーのデニムウエスタンも購入しましたが、
結局レミレリーフばかり着ています。
これは定番として現在も店頭で売られています。
これも BEGIN でおなじみの ”LOOP WHEELER” のスウェットパーカーです。
ネイビーとロイヤルブルーの2色購入しましたが、手前のロイヤルブルーはかなり
気に入っているのでヘビーローテーションで着ています。
これも現在店頭で売られていますが、ロイヤルブルーはかなり少なくなっているようです。
そしてこんな感じで合わせています。
レミレリーフのウエスタンシャツにループウィラーのロイヤルブルーのパーカー、
パンツは ヤコブコーエン のファイブポケットです。
プラスのスタッフやアメリカンスタイルを追求している人達には、
「ヤコブコーエンを合わせるなんてダサい」、と言われるかもしれませんが(笑)、
アメリカ的なコーディネートにもどこかにヨーロッパ的な雰囲気を入れ、
全身アメリカンというコーディネートにしないのが私のスタイルなので、
このコーディネートにヨーロッパブランドの細身のカーゴを合わせたり、
寒い日は ASPESI のダウンベスト を着たりもします。
BEAMS PLUS のショップは原宿と渋谷と丸の内にありますが、
丸の内店が好きで、プラスの商品はほとんど丸の内店で購入します。
BEAMS F 出身のスタッフが二人いるのと、他のプラスの店舗の
スタッフと比べるとスタイリングがキレイめなのもいいですね。
スペースもゆったりしていてリラックスして
買い物ができます。
銀座や有楽町、丸の内方面に行かれる際は、是非BEAMS PLUS 丸の内店をのぞいてみてください。
お問い合わせ、アクセスはこちらです。
http://www.beams.co.jp/shop/east/marunouchi/beams-marunouchi.html
”LOOP WHEELER” といえば、私がお奨めのこんなループウィラーもあります。
ループウィラーのキッズです。
ネームもかわいいでしょ。
ループウィラーの特徴的なディティールの
袖口のネームもかわいいサックスブルーです。
2歳、4歳、6歳、8歳 と4サイズあります。
本当にかわいいでしょ、このパーカー。
ご興味のある方は、是非代官山のこどもビームスでご覧になってください。
お問合せ先、アクセスはこちらです。http://www.beams.co.jp/labels/kids/child-beams.html
実はこどもビームスの商品にも少し関わっています。
今度このブログで紹介しますね。
今日はライトグレーのチェックのジャケットに
ミディアムグレイのサキソニーのトラウザース
を合わせました。
グレーのトーンを活かすために、色数はなるべく抑えました。
シャツだけだとコーディネートがあっさりしすぎて、全体のトーンも
ぼやけた感じになるので、アクセントをつけるためにインナーに
ネイビーのニットベストを合わせました。
ベストの有り無しで随分印象が変わると思います。
シャツはボタンダウンじゃない方がよかった...
CASENTINO
7年前にあるイタリアのファクトリーでパーソナルオーダーしたコートがあります。
今もお気に入りで毎年真冬になると着ています。
そのコートがこれです。
普通のネイビーのコートに見えますが、生地に特徴があります。
ファションに興味のない方にはただの毛玉だらけの生地ですが、
ただの毛玉ではありません(笑)。
イタリアのクラシックなファッションが好きな人なら知っている方も多いと思いますが、
カセンティーノという、イタリアのトスカーナ地方で古くから織られている伝統的な織物です。
ナッピングウールと呼ばれる独特の ”毛玉” が特徴で、元々はハンターや羊飼いの人々が
木の枝などに引っ掛けたときにキズが目立たないように最初から生地の毛足をカールさせて
仕上げたことに由来しています。
このカセンティーノのナッピングウールは、元々はアウトドアユースとしての要素が強い生地でしたが、
貴族階級の人達にも好まれた素材で、今でもフィレンツェのテーラーには必ずストックしてある
トスカーナ地方では定番的な生地です。
私がこの生地に出会ったのは15年くらい前で ”ANDREA DONI ” というフィレンツェ
のブランドが展開していたポロコートでした。
そのカセンティーノのナッピングウールを使ったアンドレアドーニのポロコートをBEAMS
がバイイングをし、スタッフやお得意様に大変人気があったのを覚えています。
その時に展開したカラーは、ネイビーとカセンティーノの代表的なカラーのオレンジでした。
その後、プレタのブランドではあまり見ることのない素材だったのですが、
7年前にふとしたことからひらめいて、あるファクトリーに生地を1着分送り込んで
パーソナルオーダーしたのですが、これがファッション誌の編集スタッフや取引先
の人達に好評で、同じモノが欲しいというリクエストが多く、
翌年に私がパーソナルオーダーしたそのままのモデルでオーダーしました。
その時にオーダーした色もネイビーとカセンティーノの代表的なカラーのオレンジだったのですが、
スタッフやお得意様に大変好評で2色とも完売しました。
そして今シーズン、スタッフの要望も多く、久々にオーダーしたコートがこれです。
色は思い切ってオレンジだけにしました(笑)
実は、ネイビーはナッピングウールではないのですが、
毛足の長い特徴的な素材のものがあり、それがすごく
良かったので、そちらでオーダーしました。
さらに、今期はこんなブランドでもナッピングウールを展開しています。
マッキントッシュのピーコートにのせて展開しています。
展示会で私が最も気に入ってオーダーしたものです。
さらに...
お好きな色でオーダーしたいというお客様の為に。
”CUSTOM TAILOR BEAMS” で全27色の中からお好きなカラーを選んでオーダーできます。
クラシックなファッションも最近は ”HERITAGE” というキーワードもと、
歴史あるクラシックなアイテムや素材をアップデートさせたモノが注目されています。
まさにヘリテージな素材ですね。
このカセンティーノのコート、イタリアでは女性も結構着ています。
それもオレンジやグリーンの生地を使い、襟にはファーを付けたコートを着ているオトナの女性を見かけます。
共通しているのはお金持ち風。
イタリア人の女性は男性同様、ジャケットやコートをテーラーで作る人が結構います。
ファー付きのジャストサイズのカセンティーノのコートを着ている女性をイタリアで見かければ、
それはおそらくスミズーラで作ったものだと思います。
私の知人の日本人女性で、カセンティーノのコートをフィレンツェのテーラーで作った人がいます。
今度そのコートをブログでお見せします。
ということで、ご興味のある方は是非BEAMSのショップで、この特徴あるコート生地をご覧になってみてください。
次回は、と言いたいのですが...
来週は非常にハードな一週間なので、小ネタしかアップできないかもしれません。
なるべく更新しますので、まめにチェックをお願します。
今日は一日中デスクワークだったので
ニットコーディネートです。
抜群にキレイなブルーのニットです。
昨年購入したDRUMOHRのニットですが、
お気に入りです。
ライトグレイとも相性のいいカラーです。
またブルーですが...
EFFE BEAMS 2
前回に引き続き ”EFFE BEAMS” の紹介です。
言葉ではなかなかイメージがつかみにくいと思うので、今回はディスプレイやスタッフのスタイリング
などでエッフェビームスを紹介したいと思います。
すっきりとしたシンプルなノーカラーコート。
表面感のあるレオパード柄がゴージャスな
雰囲気を演出しています。
細身で着丈が長めのすっきりしたシルエットの
ダッフルコート。 上質な素材と今年らしい
キャメルカラーが定番アイテムを引き立たせ
ます。
ヘリンボーンのクラシックな柄にフロッキー加工
が施されているオリジナルのワンピースと起毛感
のあるローゲージニットのコート。
今の時期に最適です。
オリジナルのニットアンサンブル。
サテンでくるんだボタンがアクセントです。
シンプルなアイテムですが、キレイなシルエットと
発色の良さにこだわっています。
今シーズントレンドのニットポンチョ。
ボディーラインをカバーできるのが特徴。
細身のボトムとのコーディネートもいいです。
色々なアレンジができる汎用性の高さも魅力です。
カラフルなドット風プリントのカシュクールワンピース。
イタリアの有名プリントメーカーのシルクシフォン
素材を使ったエレガントなワンピース。
パテントのベルトとゴージャスなファーでパーティーシーン
にもお奨めのコーディネート。
スタッフのスタイリングも他のショップと比べてエレガントな装いです。
ロング丈のラップジャケットをウエストマークして
ワンピースっぽく着こなす六本木店の朝倉です。
シックな色づかいがキレイなシルエットとマッチしています。
オリジナルのワンピースをオトナっぽく着こなす
六本木店の上野です。シンプルなワンピースを
引き立たせるアクセサリーづかいがエッフェ
らしい着こなしです。
スタッフにもスタイリングが好評な丸の内店の
高橋です。 フィルダニエレのチューブマフラー
がコーディネートのポイントです。
ビームスハウス丸の内店のエッフェビームス
のコーナーです。
ここからエッフェビームスは始まりました。
この店の外観と内装はビームスの中でも
最も高級感があり、私のお気に入りのショップです。
店内はゆったりしたスペースでリラックスして
お買い物ができます。
ドレスやオケージョン対応の洋服や小物も充実しています。
どうですか。
他のビームスのレディースのショップとはチョット違う、オトナな雰囲気を感じていただけたでしょうか。
このエッフェビームス、現在は私の部署からは離れてしまったのですが、今もビームスハウス全体の
ディレクターを務めているのでアドバイザー的な立場で関わっています。
ブログをご覧の男性の方も、エッフェビームスにご興味のある方は、是非 奥様や大切な女性、ご友人と一緒にビームスハウスにお越しいただいて、エレガントなエッフェビームスをご覧ください。
エッフェビームスのフルラインが見られるショップは、 ビームスハウス 丸の内店、六本木店、
そして今春オープンした 関西初のビームスハウス 神戸店の3店舗です。
お問い合わせ先や各店舗へのアクセスはBEAMSのウェブサイトをご覧ください。
こちらからどうぞ http://www.beams.co.jp/labels/womens/effe-beams.html
そうそう、新婚旅行に行っていて写真を撮れなかったスタッフがいます。
結婚式の写真お見せします。
六本木店の澤田です。
右の満面の笑みの男性は新郎ではありません。
当社の遠藤副社長です(笑)。
左はチョットすかしていますが(笑)私です。
今回は素敵な画像が多いので私のコーディネートはお休みです。
キレイな画像を汚すわけにはいかないので(笑)。
次回はちょっとマニアックなコート素材についてです。
EFFE BEAMS
ビームスのレディースのレーベルで ”EFFE BEAMS” というレーベルがあるのはご存知ですか?
エッフェビームスは2002年、ビームスハウス丸の内店オープンの際に、
"クオリティーコンシャス” をコンセプトに掲げ、オフィススタイルからラグジュアリーなドレススタイル
まで、上質な素材や縫製にこだわった大人の女性にならではのエレガントなスタイルを提案する
レーベルとしてスタートしました。
厳選された素材や繊細なディティールを兼ね備えたベーシックな定番アイテムから、
程よくトレンドを取り入れたものまで ”本物" の良さが感じられるセレクトが特徴です。
実はこのエッフェビームスの発足時のディレクターは私でした。
もちろんレディースの企画やバイイングの経験は無かったので、有志の女性スタッフ3人と試行錯誤
しながら設楽社長の号令のもと、ビームスハウス丸の内店のオープンに向けて新たなオトナの女性
に向けたレーベルをスタートさせました。
因みに、EFFEというのはイタリア語でFのことです。
BEAMS F の FはFUTUREという意味を持ち、女性版BEAMS F という意味も含め、
Fをイタリア語読みにした ”EFFE BEAMS” というネーミングにしました。
エッフェビームスの品揃えは、発足当時からメンズで展開しているブランドのレディースラインを
展開しているのもひとつの特徴です。
例えば、おそらく男性の皆さんが知っているこんなブランドも展開しています。
カッティングとカラーがすごくエレガントです。
襟元のファーがリッチな雰囲気です。
”CINQUANTA” のレザーブルゾンは
レーベルをスタートしてから続いている
定番です。
は毎シーズン人気です。
スタート時からの定番ブランドです。
バッグもスタート時から続く定番ブランドです。
オリジナルのスーツやジャケットはメンズと同じ工場をつかい、
素材、シルエットにこだわった本格的なテーラーメイドです。
セットアップのパンツやスカートのシルエットもスタイルが
良く見えるようにこだわって作られています。
もちろん、MADE IN JAPAN です。
メンズでよく使われている、皆さんがご存知のこんなブランドの生地も使っています。
それ以外にもイタリアの高級生地メーカーのものを使っています。
来シーズンはメンズで大人気の ”BOGLIOLI” のレディースラインも展開します。
どうですか?
BEAMSのメンズのお客様にはお馴染みのブランドが多いですよね。
男性の皆さんも ”EFFE BEAMS” ちょっと気になりませんか?
次回はエッフェビームスのエレガントな洋服やスタッフのスタイリングなど、もう少し詳しくご紹介します。
ということで、次回は EFFE BEAMS 2 です。
今日はイタリアのまじめなスーツメーカーのまじめな営業マン
とミーティングだったので、まじめな彼に敬意をこめて、まじめな
ダークスーツのコーディネートにしました。
ネクタイはネイビーにもグレーにも見える微妙なトーンの
カシミアタイです。
まじめなダークスーツですが、生地には少しこだわりました。
ネイビーのベースに細かいピッチのグレーのストライプ
が入っています。
今月は海外の取引先とのミーティングや商談が多いので、
その日に会うメーカーや担当者のキャラクターを考えて
着るものやコーディネートを考えます。
こだわっていることなのですが、これが結構大変です...
オトナのカーゴパンツ
BEAMSに入社した当時、新人が持っていなくてはならないマストアイテムのようなものがいくつかありました。
その一つが ”アーミーパンツ” と言われ、今で言う”カーゴパンツ”です。
当時のアーミーパンツは軍モノの放出品か古着で、いわゆる ”本チャンモノ” です。
新人はまず持っていなければならないアイテムとして、アメ横の放出品を扱う店や、先輩の馴染みの古着屋
などで、ミリタリーグリーンのアーミーパンツを買うというのが一つの儀式であり、それを持つことが洋服屋として、またBEAMSのスタッフとして ”カブレている” という証しでもありました。
当時のBEAMSでは女性スタッフも含め、ほぼ全員が持っているといってもいいほどのアイテムでしたが、
僕はどうしてもリアルな軍モノのアーミーグリーンとブカブカでヒップが垂れ下がるようなシルエットが好きになれず、それとは真逆のホワイトジーンズやタータンチェックのパンツを履いて、ひたすら ”フレンチアイビー” スタイルにはまっていました。
そんな ”カブレではない”(笑)僕が、BEAMSに入社して22年目に始めて購入したカーゴパンツがこれです。
3年前に購入した INCOTEXの74というモデルです。
素材はフランネルでサイドポケット右側だけに付いていて、マチがなく、すっきりとしたシルエットが特徴です。
現在パンツメーカー各社が展開しているスリムなカーゴパンツの先駆けといえるモデルです。
因みに裾幅を19cmに直しました。
今でも愛用しています。
その後、昨年気に入って購入した2本目のカーゴパンツがこれです。
”JACOB COHEN”の118というモデルです。
ヤコブコーエンのファイブポケットと同様、スタイルが良く見えるカーゴパンツです。
写真では色が分かりづらいですが、グレイです。
ミリタリーグリーンに抵抗がある方にはこのグレイがお奨めです。
今期も同じモデルを展開しています。
そして今年購入したのはこれです。
今年の春夏から大ヒットしている GTAの ”TWISTED” です。
浅めの股上とスリムなシルエットが絶妙です。
ディティールはイタリア軍のカーゴパンツを参考にしているそうです。
右が始めて買ったアーミーグリーンのカーゴパンツです。
左は細身のチノパン感覚で履きたくて買ったベージュのカーゴです。
更にこれも購入しました。
”METRICO” のフランネルのカーゴです。
GTAに比べると若干太いですが、オトナなシルエットのカーゴパンツです。
細すぎるタイプが苦手な方にお奨めです。
僕がどうしても履けなかったカーゴパンツですが、ここ数年シルエットのキレイな ”オトナのカーゴパンツ”
が多くのパンツメーカーで作られています。
ここ数年で自分のカーゴパンツコレクションも一気に増えました(笑)。
BEAMSでは今期たくさんのバリエーションのカーゴパンツを展開しています。
まだカーゴパンツに抵抗がある方は、BEAMSで ”オトナのカーゴパンツ” を是非一度試着してみてください。
ブランドも幅広く展開しています。
MEN‘S EX 12月号の92、93ページに僕のお奨めのオトナのカーゴパンツ
コーディネートが掲載されています。
是非ご覧になってください。
次回は、僕も少し係わっているレディースのレーベル ”EFFE BEAMS" ついて書きたいと思います。
今日は暖かかったので、カーディガンのように
軽い仕立てのジャケットを着ました。
生地はカルロ バルベラのネイビーのウインドウペンです。
カルロ バルベラの生地は、素材も柄も芸術品のようです。
特にジャケット生地はどこにもないような素晴らしい柄が多いです。
個人的にもイタリアの生地メーカーではカルロ バルベラが一番のお気に入りです。
BELLA NAPOLI
このブログを始めてからずっとファッションについて書いてきましたが、
今日は初めて食に関して書きたいと思います。
オープン以来通い続けている ピッツァ の店があります。
江東区 高橋にある ”BELLA NAPOLI” です。
この店はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、 MEN‘S EX でもおなじみのファッション評論家
池田哲也さんがオーナーのピッツェリアです。
本場ナポリやイタリア各地で名店と言われているピッツェリアや、現地の人達が美味しいというピッツェリア、
東京でも有名店のピッツァもかなり食べました。
全てのお店のピッツァを食べたわけではないので、あくまでも自分が今まで食べたピッツァのなかでの
評価になりますが、このベッラナポリのピッツァが今のところナンバーワンです。
ベッラナポリは2001年にオープンしたのですが、オープン当時からこの店のピッツェリアにはまり、
自宅から車で40~50分かかるこの店に通い続けています。
江東区でも庶民的な商店街に店をオープンしたので、オープン当初は「タバスコないの?」なんていうのは
まだましで、「チューハイないの?」というお客様もいて、さすがに池田さんも苦笑するしかなかったそうです。
池田さんは凝り性なので窯も材料をナポリから船便で運び、ナポリから窯を作る職人をわざわざ呼んで組み上げ、メンテナンスもナポリから職人を呼んで行っているそうです。
これがその窯です。
以前、池田さんに日本にもピッツァの窯をつくるメーカーはあるのに、なぜわざわざナポリの窯にしたのか
聞いたところ、窯の内部の高さが違うので、熱の伝わりがナポリの窯の方が良いという話でした。
粉に関してもナポリと東京では温度や湿度も違うので、ナポリの修行から帰国後、粉の調合や水分など
試行錯誤を繰り返し自分の味を確立しました。
更に、イーストは使わず天然酵母を使っているのも池田さんのこだわりです。
池田さんが一枚一枚丁寧に生地をのばし、トッピングをします。
窯に入れた後、ピッツァの焼け具合を何度もチェックし、
ピッツァの角度を変えたり、まわしたりして丁寧に焼き具合を調整します。
池田さんの焼きにはとにかく動きがあります(笑)。
そして焼きあがったピッツァは
こんな感じです。
内側は薄く、周りはふっくらしてモチモチした
ナポリ風のピッツァです。
天然酵母を使っているので生地はほんのり甘さがあります。
しっとりモチモチした生地の食感と薪で焼いた香ばしさ、トマトとモッツアレラ
の絶妙なバランスが絶品です。
僕がいつもオーダーするのは水牛のモッツアレラのマルゲリータです。
他のお客さんがオーダーしているのを見ていると、生ハムとルッコラをのせたピッツァ
をオーダーしているのをよく目にしますが、まずシンプルなマルゲリータかマリナーラ
をオーダーして、生地のおいしさ、トマトとモッツアレラのおいしさ、そして絶妙な焼き具合
のピッツァを是非試してみてください。。
これもおいしいです。
パターテアルフォルノ(ポテトの石窯焼き)
家庭のオーブンでもできるシンプルな料理ですが、
薪の石窯で焼く香ばしさはたまりません。
池田さんとは10数年来の付き合いです。
「知り合いだから絶賛してるんでしょ」 と思う方もいるかもしれませんが、そんなことは決してありません。
知人であることを抜きにして、厳密に評価して非常においしいピッツァです。
そうでなければいくらイタリアンが好きな私でも、
杉並から江東区までわざわざピッツァを食べには行きません(笑)。
自宅の近くにもベッラナポリに行く間にも、おいしいと言われているピッツェリアは何件もありますから。
ホームページはありませんが、ベッラナポリのある商店街 ”のらくロード” のウェブサイトがありますので
ご覧ください。http://www.fukagawa.info/takabashi/bella/
最寄り駅は都営大江戸線・半蔵門線 清澄白河 もしくは 都営新宿線 森下 ともに徒歩5分くらいです。
ピッツアが大好きな方は、是非一度ベッラナポリのピッツアを食べてみてください。
次回は ”オトナのカーゴパンツ” がテーマです。
今日はこんな感じです。
土曜日は商談もないので少しリラックススタイルです。
鹿の子のジャケットにフランネルのカーゴです。
鹿の子のジャケットはニットっぽく着たいので襟を立てて着ます。
朝と帰りは少し寒いので
ダウンベストを着ます。
今ぐらいの時期はダウンベストが重宝します。
更にカバンの中に薄手のマフラーを入れておきます。
靴はスニーカーです。
この鹿の子のジャケット、すごく売れています。
MEN‘S CLUB の編集長 戸賀さんのブログ ”トガブロ”でも紹介されています。
よかったら見てください。 http://ameblo.jp/togablo/entry-10677600789.html
MICHAEL DRAKE 2
今日はDRAKE‘Sのスカーフを紹介したいと思います。
デザイナーのマイケル ドレイクです。
ブルックスブラザースのボタンダウンのロールがキレイにでてますね。
ネクタイは彼のトレードマークのプリントタイです。
マイケル ドレイク はアクアスキュータムでアクセサリーと小物の企画をしていたことは前回のブログで
紹介しましたが、その当時 彼のメインの仕事はスカーフのデザインだったそうです。
彼がネクタイデザイナーとして成功した当初は、「彼はネクタイデザイナーではなくスカーフデザイナー
だ」 と、やっかみとも思えることを言う業界人もいましたが、彼のデザインするスカーフはネクタイ同様
その当時から素晴らしいものでした。
20年前に購入した DRAKE‘S のマフラーがありますのでお見せします。
当時のタータンチェックのマフラーと言えば リアルタータンのものばかりで、斬新なチェックのマフラーなど、
あまり見ることはできませんでした。
唯一発色がキレイで他のブランドでは見ることのない独特のチェックのマフラーを展開していたのがドレイクスです。
このマフラーは、カシミア55%にウール45%をミックスしたモノですが、当時でも2万円の中ぐらいの値段で売られていました。
お金もないのに無理をして何枚も買ったのを覚えています。
さすがにドレイクスのデザインとはいえ、色づかいが今の自分のスタイルには合わないので、
”捨てられないコレクション”としてクローゼットで大切に保管してあります。
ドレイクスのスカーフはクラシックでありながら斬新なアイデアがあります。
今では他のブランドでもよく見られる、スーツ生地のようなチョークストライプやウインドウペン、チェックのジャケット柄やツイード柄のスカーフなどは、彼がそれらを打ち出した当時はドレイクスでしか見ることのできないデザインでした。
チョークストライプとウインドウペンのスカーフも持っているのでお見せします。
これはおそらく7~8年前に購入したものですが、当時は非常に斬新なアイデアのスカーフでした。
そして現在もドレイクスのスカーフは、BEAMSの定番として毎シーズン欠かせないブランドになっています。
今期BEAMSで展開しているドレイクスのスカーフの一部をお見せします。
ドレイクスのスカーフと言えば、他のブランドでは見ることの無い斬新なチェックです。
このダブルフェースのスカーフはドレイクスの定番です。
他のブランドからも似たものがでていますが、
発色の良さとカラーコンビネーションの絶妙さは比較になりません。
毎年新色がでますが、完売する人気商品です。
ドレイクスのスカーフは、スコットランドで最もクオリティーの高いスカーフを製造するファクトリーで
作られています。
デザインだけではなく、品質にもこだわっているのでプライスは決して安くはないですが、色づかいの良さと
独特のチェック柄は決して他のブランドには真似のできないものです。
是非一度 BEAMSの店舗で実際に色柄の良さを見ていただきたいと思います。
最後に小ネタですが、彼の愛車は HONDA NSX だそうです。
どうでもいいですね(笑)。
次回はこれが美味しいお店を紹介します。
ミディアム グレイに見えるグレンプレイドのスーツ。
少しグレイッシュに見えるサックスブルーのカシミア/ウールのタイ
を合わせました。
生地はこんな感じです。
少しパープルっぽいキレイなブルーのウインドウペンが入っています。
MICHAEL DRAKE
先日、英国人ネクタイデザイナーの ”MICHAEL DRAKE” が来社し、2011年秋冬に向けて
ミーティングを行いました。
この人です。
カメラを向けた途端、ネクタイを締め直しました(笑)
さすがネクタイデザイナーですね。
マイケル ドレイクのプロフィールを軽く紹介します。
マイケル ドレイクは、アクアスキュータム社がまだレインコートしかない頃に入社し、アクセサリーと小物類
のコレクションの企画、製作に関わった後独立、自身の名前を冠した ”DRAKE‘S” ブランドを立ち上げました。 マイケル ドレイクのデザインしたネクタイ生地は、英国とイタリアの歴史ある生地メーカーで最高級の糸のみを使用し生産されています。
早くから英国以外の海外マーケットに目を向けたビジネスを展開し、デザイン、素材、スタイル、縫製技術が高く評価され、英国国内だけでなく、ヨーロッパ、アメリカの一流店で取り上げられています。
特にイタリアでは知名度は高く、クラシックな品揃え店では最上級のネクタイとして扱われている事はドレイクスの実力を現しています。
簡単に説明するとこんな感じです。
マイケルとは20数年の付き合いになります。
彼との出会いもチョットしたエピソードがあります。
すこし長いですが、興味があればお付き合いください。
20数年前、まだ BEAMS F の販売スタッフだったころ、ヨーロッパへ研修旅行へ行くことになりました。
もちろん初めてのヨーロッパです。
現在はヨーロッパで最大のトレードショーは PITTI UOMO ですが、
当時はパリで行われる SEHM(セム)という展示会が最大のトレードショーでした。
もちろん海外の展示会など初めてだったので、巨大なSEHMの会場に入っても右も左も分かりません。
途方にくれてウロウロしていると、一際目立つネクタイ ブランドのブースがありました。
そのデザインの良さとディスプレーのうまさに目を奪われていると、突然大きな外人に声をかけられました。
彼は僕のネクタイを指さし、「いいネクタイしてるね」 と言いました。
さらに、「DRAKE‘S ネクタイだろ」 と言われ、反応するまま自分のネクタイのラベルをその外人に見せました。
するとその外人が 「俺がマイケル ドレイク だ」 と言って若造の僕に名刺を渡し、自分も何も肩書きの無い名刺を彼に渡すと、「BEAMSか! 知ってるぞ いい店だな」 と言って、他のカスタマーがいるのに若造の僕をブースの中に招き、コレクションを全て見せてくれました。
それが彼との始めての出会いでしたが、その後来日するたびに店に来てくれて、ビジネス的にも非常に良い関係を保ちながら現在に至っています。
その20代の私が目を奪われたというディスプレーは、今も引き継がれているのでお見せします。
この2枚の写真は2007年1月のPITTI UOMO のディスプレーです。
ドレイクスのネクタイは、世界のネクタイ業界で一目置かれる存在です。
BEAMSでも多くのネクタイブランドをバイイングしていますが、商談の際ネクタイブランドの
スタッフにその日しているネクタイをチェックされることが多々あります。
競合ブランドや、自分達よりも劣っていると思うブランドのネクタイをしていると露骨に嫌な顔をされますが、
ドレイクスのネクタイをしていると 「ドレイクスなら仕方ないな」 という、認めざるを得ないという状況にな
ります。
私の経験上、ドレイクスのネクタイをしていてネガティブなことを言われたことは一度もありません。
他のブランドでは度々ありますが(笑)。
「イタリアに行ってもドレイクスのネクタイを見たことが無い」 というお客様がよくいらっしゃいます。
イタリアでは高級なショップほどブランド名を出さず、自分のショップのオリジナルネームにします。
日本で有名なブランドが、イタリアに行くとあまり売られていないという声をよく聞くのはこれが理由です。
事実、ミラノで最も高級なクラシックの品揃え店のトップ3には、全てドレイクスのネクタイが売られていますが、
全てショップがオリジナルネームで展開しています。
他のイタリア製のネクタイより20%~30%高い英国製のネクタイがあれば、全てとはいえませんが、
おそらくそのほとんどはドレイクスでしょう。
因みに、ナポリのネクタイの名店 M はドレイクスの最大のカスタマーで、毎シーズン多くのドレイクス デザインの生地をバイイングしていることは、ネクタイ業界では有名な話です。
BEAMSは日本で一番多くドレイクスをバイイングしているショップです。
たくさんのバリエーションで展開していますので、ドレイクスのネクタイをお探しの方は、是非BEAMSのショップでご覧になってください。
デスクの引き出しの中にこんな写真がありました。
1996年 14年前にマイケルと撮った写真です。
右の男は、現 銀座店マネージャーの高橋秀樹です。
Vゾーンの合わせが全く変わっていないです(笑)
今日のマイケルのコーディネートですが、ネイビーのジャケットはナポリのサルト ”ジェンナーロ ソリト”
でスミズーラしたものです。 シャツはブルックスブラザーズのブルーのオックスBD、ネクタイはもちろん
ドレイクスの50ozのプリントです。
シャツはブルックス以外ではBEAMSでも取り扱っている”フランチェスコ メローラ” をよく着ています。
因みに、スーツは最近はジェンナーロ ソリトのスミズーラですが、以前はベルベストでした。
彼はジャケットはネイビー、スーツはグレイの無地を好んで着ています。
それ以外の色や柄を着ているのをあまり見たことがありません。
それが彼のスタイルなのでしょう。
でも真冬にトロピカルウールのスーツを着るのはやめましょう(笑)。
私の記憶では彼が英国の服を着ているのを見たことがありません。
理由は彼と色々話しているとなんとなく分かるのですが...
コメントは控えさせていただきます。
次回は MICHAEL DRAKE 2
彼のデザインするスカーフについて書きたいと思います。
今日はこんな感じです。
ジャージのダブルブレスト ブレザーに
先日紹介したムスカリエッロのシャツ、
パンツはミディアムグレイのフランネル。
今日はかなりベーシックな合わせですが...
実はパンツがコレです。
CANONICO のフランネルを使った
ファイブポケットです。
ファイブポケットですが...
袖口の一つボタンが気に入ってます。
ANGELO BLASI
まだ秋冬シーズンもこれからが本番だというのに、既に2011年秋冬に向けて海外の取引先とのミーティング
やオーダーが始まっています。
10月末から11月末まで多くの海外の取引先が来日しますので、ブログでも紹介していきたいと思います。
先日 ”CANTARELLI” のセールスディレクターの ANGELO BLASI 氏 が来日しました。
アンジェロは MEN‘S EX や LEON でも度々紹介されているのでご存知の方も多いと思いますが、
長身でハンサムなイタリア人です。
この人がアンジェロです。
アンジェロのファミリーは、初期のクラシコイタリア協会のメンバーであった ”ABLA” を経営していました。
アブラは当時、キートンやイザイアと並び、ナポリを代表するハイクオリティーなスーツを生産するファクトリ
ーでしたが、90年代に既製服の製造から撤退し、現在はナポリの市内で ”BLASI” という専門店を経営
しています。
因みに、彼の父のニコラと祖父のアンジェロはナポリの服飾業界の重鎮でもあります。
ブラージ家の系譜は、ナポリのサルトリアの歴史に多大な貢献をしていますが、
その話をこのブログで書くと相当長くなってしまうので、いつかどこかの雑誌のナポリ特集で書いてもらおうと
思っています。
日本的に言えば ”江戸時代から続く高級有名呉服店の若旦那” という感じでしょうか。
そして、アンジェロ にはもうひとつ素晴らしい経歴があります。
彼はロサンンゼルス オリンピック 競泳のイタリア代表候補でナショナルチームの一員でした。
もう一歩のところでオリンピックには出場できませんでしたが、イタリアの競泳界では有名なアスリートでした。
上の画像では顔がはっきりしないので、もう少し彼の画像をお見せします。
アンジェロは育ちが良く、ハンサムでスタイルが良く、立ち振る舞いもスマートでエレガント、
ナポリ湾が一望できる高台の家に住み、愛車はポルシェ、そして大きなクルーザーを所有しています。
こういうイタリア人は、スノッブで嫌な奴も多いのですが、アンジェロは自分のことは全く自慢もせず、
控えめで本当にいい男です。 嫌味な感じは全くありません。
ボリオリが後染めのジャケットのパイオニア として認知されているのにに対して、
カンタレリはジャージ ジャケットのパイオニア として認知されています。
カンタレリのジャージジャケットは ”PLANET JERSEY” というレーベルで売られていますが、
このプラネットジャージは、他のブランドのジャージ ジャケットとは違い、見た目は普通の布帛の
生地のように見え、全くジャージに見えないのが特徴です。
実際に着用してもジャージ独特の丸さがないので、普通のテーラードジャケットにしか見えません。
彼らは ”TAILORED JERSEY”と言っていますが、まさしくその名のとおりだと思います。
私も数着所有していますが、テーラードジャケットにしか見えない作りと、軽く柔らかいコンフォータブル
な着用感は非常に気に入っています。
今BEAMSの店頭で展開しているモノを一部お見せします。
このブレザーの色違いを昨年購入しました。
このかなり明るいライトグレーのコートは、弊社の社長 設楽も着ています。
皆さんも是非一度 BEAMS の各店でプラネットジャージを試着してみてください。
ミーティング後、一緒に会食をしましたが、その様子が代理店の NK CLASSIC さんのホームページ
内のブログ http://nkclassic.exblog.jp/ にアップされているのでご覧ください。
そういえば、こんな写真もあります。
左は、当日一緒に会食をした LEON編集部の期待のホープ持田さんです。
右の顔が濃い男は、BEAMSのプレスの諸岡です。
しかし、身長185cmで小顔のアンジェロと二人のギャップがすごいですね(笑)。
これだから僕もアンジェロとは一緒に写真を撮りたくないんですよ。
アンジェロは笑っていますが、少しひいているようにも見えます(笑)。
今日のアンジェロのスタイルですが、ダークネイビーでかなりクオリティーの高い生地をあえて後染め加工
したスーツを着ています。 ホワイトのシャツをノータイで着ていますが、インナーにライトグレイのカシミアの
カーディガンを合わせています。
前回のブログで紹介したのと同じテクニックですね。
手持ちのスーツでも1点足すだけで変化を見せられる良い例だと思います。
ノータイでスーツを着る人は取り入れてみてはいかがでしょうか。
次回は英国人のネクタイデザイナーを紹介したいと思います。
今日は雨もあがったので、急遽スーツにしました。
こんな感じです。
生地の色目がうまく伝わらないのが残念です。