ELEMENTS OF STYLE -85ページ目

明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


昨年10月に突然このブログを始めて、当初はクチコミだけでスタートしたにもかかわらず、

たいへん多くの方々にアクセスいただき感謝しております。


今年も私のこれまでの経験や日々の仕事、暮らしを通して、装うことの楽しさや食を楽しむことの

の素晴らしさ、愛すべきキャラクターの人達をお伝えしていければと思っています。

皆さんに楽しんでいただける、より充実した内容のブログにしていきたいと思います。


本年も ELEMENTS OF STYLE をよろしくお願いいたします。


平成23年 1月1日 BEAMS 中村達也


プレセール

皆様年末いかがお過ごしでしょうか。



今日からお休みの方も多いと思いますが、私は本日も出社です。


昨日は会社の大掃除でクタクタになりました(笑)。



お知らせですが、本日から一部の店舗でプレセールを開催します。


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詳細はこちらです。http://www.beams-web.jp/sale/



準備中のBEAMS Fの様子です。


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年末でお忙しいと思いますが、お時間があれば是非起こしください。



私も今日は BEAMS F におります。



よろしくお願いいたします。






トラットリア シチリアーナ ドンチッチョ

 

以前ご紹介したシーフード イタリアン レストラン ”ラ スコリーエラ” と同じく、

私が何年も通い続けているもう一軒のイタリア料理店が、トラットリア シチリアーナ ドンチッチョ です。

 

 

ドンチッチョの前身で、秩父宮ラグビー場の隣のビルにあった ”トラットリア・ダ・トンマズィーノ”

の頃から通っているので、かれこれ5~6年通い続けています。

 

 

既に超有名店ですのでご存知の方も多いと思いますが、本格的なシチリア料理を食べさせる店として

イタリア料理好きには有名です。

 

 

私のイタリア料理好きの仲間達も ”トラットリア・ダ・トンマズィーノ” が突然閉店し、

しばらく空白期間があって同じスタッフが集まって ドンチッチョ をオープンさせた時は、

皆で「待ってましたと!」と駆けつけたほどです。

 

 

オープン直後から、有名ファッション誌やグルメ誌に取り上げられるなど、

トンマズィーノの頃よりもさらに有名店なり、私も一年間予約の取れない時期がありました。

 

 

最近はやっと少し落ち着いて、予約が取れるようになりましたが、それでも6時からの一巡目は未だに

予約困難で、私も予約が取れるのはいつも二巡目の21:00スタートです。

 

 

2年連続で運良くクリスマスイヴに予約が取れました。

昨年も今年も偶然キャンセルがでたので予約が取れましたが、当然スタートは21:00からです。


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21:00に店に行くと、まだテーブルのセッティング中で、3組エントランスで待っていました。

この店の場合、クリスマスイヴでなくてもいつもこんな感じです。

その後もどんどん予約客が入ってきて、21:00以降もすぐに満席です。

 

 

 

 


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前菜はいつも色々なものを少しづつ食べたいので、

おまかせで ”アンティパスト ミスト”(盛り合わせ)

を作ってもらいます。

シチリア料理なので、カポナータ と ひよこ豆
のフリットはいつもでてきます。

今回はニシンの燻製とウサギの肉の・・・(すみません忘れました)

でした。前菜から全部おいしく完璧です。

 

 

 

 

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パスタは ”桜えびとラディッキォ ボッタルガ のスパゲッティー二”

です。 桜えびの食感とラディッキォの苦味、からすみの塩味

が絶妙にマッチしています。

ドンチッチョは特にパスタが絶品なので、1.5人前を二人で

分けて食べました。

 

 

 

 


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セコンドは、”松坂豚のグリル マルサラ酒のソース アーモンド添え”

です。 豚肉は言うまでもなくおいしいのですが、マルサラ酒のソース

が少し甘みがあって肉の旨みを引き立たせています。

アーモンドの香ばしさと食感もマッチしています。

 

 

 

 


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デザートは ”ダークチェリーの焼きプリン” です。

ほど良い甘さで、お腹がいっぱいでも完食できます。

デザートのレベルも高く、何を食べても外れはありません。

今に時期だけ食べられる、イチゴのテラミスもお勧めです。

 

 

 

 

ドンチッチョ にも度々イタリア人を連れて行きますが、

そのレベルの高さに皆ビックリします。

 

 

食通のイタリア人を何人もうならせました。

 

 

現地のレストランに精通しているファッション業界

の人達にも絶大な人気のあるトラットリアですので、

私も結構知り合いとバッティングします。

 

 

ご興味のある方は是非一度、イタリア人もうなる ”トラットリア シチリアーナ ドンチッチョ”

の本格的シチリア料理を堪能してみてください。

 

 

スタッフは皆感じの良い人ばかりなので、イタリア料理に詳しくなくても丁寧に説明してくれます。

 

 

ただし、ドンチッチョはイタリアのトラットリアのように、いつも活気があり賑やかに食事を楽しむ店です。

 

 

女性を口説くような店では無いのでご注意を(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスといえば、今日オフィスのデスクの引き出しを整理していたらこんな写真が出てきました。


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おそらく、1987年のBEAMSのクリスマスパーティーの写真です。

私の隣の方は、現ユナイテッドアローズの鴨志田康人さんです。

私が24歳、鴨志田さんが30歳です。

二人とも若いですね。

 

 

 


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そしてもう一枚、画像の右上に日付が表示されていますが、

1986年のクリスマスイヴに渋谷店で仕事をしている私です。

偶然見つけました。

 

 

この頃のスタイルは、フレンチアイビーなのでアスコットタイやスカーフをよくしていました。

 

 

ほかにも色々懐かしい写真がありますので、機会があればお見せしたいと思います。















 

 






 




 

クラッチバッグ


ここ数年スーツスタイルの時にいつも持つバッグがクラッチバッグです。



このクラッチバッグ、抱えて持つスタイルがスマートに見えて以前から好きだったのですが、

10数年前初めてバイイングした時は、少量のオーダーだったにもかかわらず全く売れませんでした(笑)。



当時は、まだ英国製のダレスバッグやイタリア製の柔らかいレザーを使ったブリーフケースが主流で、

抱えて持つクラッチバッグを持つ人などほとんどいなかったのですから売れなくて当然です。



初めてバイイングをして売れなかったクラッチバッグがこれです。


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”グレンロイヤル” のブライドルレザーのクラッチバッグです。


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フラップを留める仕様は、タブの穴を突起に差し込んで留めるというシンプルな仕様なのですが、

それが英国っぽいデザインになっていて良い雰囲気です。


今でも気に入っていてたまに使っているので、かなりいい味になってきました。


そろそろブライドルレザー用のグリースワックスを塗らなければならないです。




その後、グレンロイヤルのクラッチバッグの使いにくい部分を

改良して作ったのがこのクラッチバッグです。


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”オロビアンコ” のクラッチバッグです。


グレンロイヤルのクラッチバッグは、内側にポケットなど収納機能は全く無く、

中で細かなものがバラバラになるので、内側にポケットやペンホルダーなどの機能をつけて別注しました。


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フルオープンになるのも特徴です。


このクラッチバッグはポケットが多く、収納機能がある割りに軽くできたので満足していたのですが、

収納機能を充実させたために底面の幅が太くなってしまい、暫く使っていて少し持ちにくいことに気づきました。


これも残念ながらあまり売れませんでした(笑)。



さらにその後、一番お気に入りのクラッチバッグに出会うのですが、

それがこのクラッチバッグです。


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”トラモンターノ” のクラッチバッグです。


最初にブラックを購入し、あまりにも使いやすかったので、

その後ブラウンも購入しました。


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内張りもレザーを張ってあり、ポケットも両面に付いているのですが、

非常に軽く、底面も丸みがあるので手になじみ持ちやすいです。


このトラモンターノのクラッチバッグは、私が代理店にあったサンプルを個人的に購入し

使っていたのですが、スタッフが私が持っているのを見て、

「ショップでも展開したい」 とリクエストがあり、バイイングしたというエピソードがあります。


当初は、クラッチバッグを展開するたびに売れなかったので、ごく少量のオーダーでしたが、

スタッフの購入と、MEN‘S EX でクラッチバッグを取り上げた特集ページがでたこともあり、

クラッチバッグで初めてのヒットアイテムになりました。


現在もビームスで売られているロングセラーのクラッチバッグです。



そして海外出張の時に良く使っているのがこれです。


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”ラファエロ メニクッチ” のドキュメントケースです。


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フラップのタブをループにさすだけのシンプルな構造です。


海外出張時は、なるべくバッグは軽くしたいので、シンプルなドキュメントケースに、

メモ、デジカメ、携帯、名刺入れ、財布だけを入れて行動します。


スーツケースに入れる際に軽くてかさばらないのもいいですね。



そしてこんな失敗例もあります。


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ミラノのあるショールームで見つけた、あるバッグブランドのクラッチバッグです。


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クロコダイル調の型押しの雰囲気も良くできています。


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使いやすそうな大きな外ポケットと両面に付いている内ポケット、

機能性は問題なく、ライニングのネイビーのストライプも洒落ています。


しかし、個人的に好きなグレイでオーダーして暫く使っていると・・・


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なんとフニャフニャになってしまいました。


商品化しなかったのが唯一の救いです。


悔しいので持ち物が多いときに沢山ものを入れて型崩れしない状態で使っています(笑)。



クラッチバッグも思い入れがあってバイイングしたものの、お客様に受け入れていただくのに

10数年もかかってしまいました(笑)。



クラッチバッグはたくさんものは入りませんが、手提げのバッグよりも確実にスマートに見えます。



まだクラッチバッグをお持ちでない方は是非使ってみてください。



手提げのバッグを持ったときよりも鏡に映る姿がスマートに見えますよ!



































ポケットチーフ


先日クローゼットを整理していたら、あまりにもポケットチーフが乱雑になっていたので、

全部取り出して綺麗にたたみ直したついでに写真を撮りました。


シルクのチーフは無地と柄を含めてこんなバリエーションです。

中には20数年前に購入して現在も使っているものもあります。


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リネンやコットンは、白無地以外にブルーやシャンブレーやツートンのものもあります。


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ビームスにアルバイトとして働き始めたころは、まだ大学生だったのでジャケットもスーツも

殆ど持っていませんでした。


当時、私が働いていた渋谷店は、平日はカジュアルなスタイルでよかったのですが、

土日はジャケットかスーツにネクタイ着用というドレスコードがありました。


当然私も土日用の服を買わなければならず、ジャケットやスーツを買って、

それに合わせるシャツやネクタイを先輩にコーディネートしてもらい一式そろえたのですが、

そのときにコーディネートを引き立たせるために必ず持っていなければならないモノとして、

そろえるように教えられたのがポケットチーフです。


当時はフレンチアイビーにはまっていたので、ジャケットにホワイトジーンズにレザーシューズ

というコーディネートが多かったのですが、そんなスタイルのときも必ず胸ポケットにポケットチーフ

を挿していました。


そして、そんなビームスっぽいスタイルをすることが、働き始めて間もない私を

ビームスの一員になったような誇らしい気分にさせたのを今でも覚えています。


それ以来25年、ポケットチーフは私にとってコーディネートに欠かせないものになりました。



ノータイでジャケットを着るときも下の画像のように必ずポケットチーフを挿します。


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ジャケットの時はシルクのチーフが多いですが、

リネンやコットンのカラーものも使います。

最近はウールやカシミアのチーフも使います。



スーツのときは、ホワイトのリネンやコットンのチーフをたたみ方を変えて入れるのが私のスタイルです。


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ここ数年スーツには殆どホワイトのリネンかコットンばかりです。



ショップのディスプレーもホワイトのリネンです。

私と同じくコーディネートによってたたみ方を変えています。


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私が命令しているわけではありません(笑)



以前紹介したこのお二人もホワイトのリネンチーフを挿しています。


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エリッコは無造作にたたんで突っ込むように入れるのがスタイルです。



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プリモはスクエアーにきちっとたたんだTVホールドです。


ご覧の通り、私達にとってポケットチーフはコーディネートには欠かせないアイテムですが、

日本では一般的に浸透しているとは言えない状況です。



ビームスでもお得意様を中心に良く売れているアイテムですが、スーツやジャケットをご購入いただいた

全てのお客様にお勧めして受け入れられるという状況ではありません。



なぜ受け入れられないのか、普通のビジネスマンの知人や友人に聞いたところ、

ポケットチーフを挿すことに照れがあることと、女性うけが悪いということでした(笑)。



照れは慣れれば解決しますが、女性うけという部分は私にもどうしようもありません(笑)。



私たちは男ですから、装いに関して女性に良い印象を持たれるにこしたことはありません。


しかし、男の服装術は女性には理解できない部分も多いので、女性目線ばかり気にするのでなく、

もっと男としてエレガントな装いを追求するべきだと思います。



たまには骨のあることを言ってみました(笑)。



また、そんな男のクラシックなスタイルを理解できる、欧米の女性のような日本人女性が増えることを期待

したいです。



ということで、ブログをご覧になられている方々で、まだポケットチーフをお持ちでない方は

是非ポケットチーフをコーディネートに取り入れてみてください。



選び方や挿し方がわからないという方は、ビームスのスタッフにお問い合わせください。







今日はたくさんコーディネートをお見せしたので、

私の企画したポケットチーフをご紹介します。

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私がデザイン、カラー、素材まで、全て一から企画したポケットチーフです。

大好きなウインドウぺーンにキレイなカラーにのせたデザインです。

画像より発色がキレイですので、ご興味があればショップでご覧になってみてください。



そしてブログをご覧いただいている方だけに先出しの情報です。

これも私が自ら企画したお勧めのポケットチーフです。


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シャツ用のデニム生地にバイオウオッシュをかけ、シャンブレーのような色あいと素材感に仕上げた

ポケットチーフです。


これはファーストサンプルで、私がモニターで使っていたのですが少し不具合があり、

先日やっと最終のサンプルがあがり製品化が決まりました。


まだスタッフも知らない情報です(笑)。


来年1月に入荷予定です。


これはなかなか使えるポケットチーフだと思います。


多分スタッフもかなり購入すると思います(笑)。









adidas L.A Trainer

毎シーズン イタリアに出張に行くと、必ず 「これは流行っているな」 とはっきり分かるアイテムがあります。


それが流行る理由や背景がある場合もあるのですが、そういったものも特になく、

突然多くの人達が身につけて自然発生的にトレンドアイテムになるものも多いです。


今年の6月にフィレンツェで開かれた展示会 ピッティ ウォモ で多くのイタリア人が履いていた

スニーカーをご紹介します。


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左のネイビーにシルバーラインのアディダスのスニーカーがそれです。


モデル名は ”adidas L.A Trainer” です。


L.A Trainer は、84年のロスアンゼルス オリンピックに向けて開発されたトレーニングシューズで、

ヒールウェッジに硬さの異なる3本のピン(ショックアブソービングロッド)を差し込み、

各色の組み合わせでクッション性、安定性をチューニングするテクノロジー

「V.S.A.システム(バリオ・ショック・アブソーブ)」を搭載していると、当時のものは謳っていましたが、

現在販売されている復刻版の3本のピンは飾りのようです。


他のカラーもありますが、画像のネイビーにシルバーラインがイタリア企画の別注らしく、

本当に多くの人達が履いているのを見かけました。


今なぜイタリアで L.A Trainer ?という感じですが、昨年あたりからラストにボリュームがある

ニューバランスを履いているイタリア人が増えたことを考えると、L.A Trainer のボリュームのある

ラストと、ソールの3本のピンのカラーが、デザインとして洒落モノのイタリアのオトナ達にうけたのでは

ないかと思います。


オトナのスニーカーをもっと日本で提案したい私としては、帰国後すぐにアディダスジャパンに

「L.A Trainer を ビームスで展開できないか」 と問い合わせをしたところ、

「L.A Trainer はヨーロッパの別注モデルなので日本での展開予定はありません」

とバッサリ(笑)。


残念ながら私の力が及ばず、今回は撃沈でした(笑)。


ビームスのファンの方々にいち早くご紹介したかったのですが残念です。


細身のパンツやカーゴパンツ、ファイブポケットなどに合わせて本当に多くのオトナ達が履いていました。


日本ではネット通販で他のカラーであれば購入できるようです。


ネイビーにシルバーラインが欲しい方は、イタリアか他のヨーロッパの国で購入するしかありません。


年末年始にヨーロッパに行かれる方でご興味があれば現地でご購入ください。

6月の時点では FOOT LOCKER のようなスニーカーチェーンでも売られていました。


それ以外でもミラノのセレクトショップなどで結構扱っていましたので探してみてください。




今日は誰も写真を撮ってくれるスタッフがいないので、

ビームス Fの大きい鏡を使ってセルフ フォトです。

結構難しいですね。


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ネイビーのダブルブレストのブレザーにネイビーのタートルネック、

ミディアムグレーのサキソニーのパンツ。

足元は見えないですが、ダークブラウンスウェードのサイドエラスティックブーツです。


今日はシックなカラーでコーディネートにしました。


今日はこれから新宿のBEAMS JAPAN でメンズクラブのイベントです。





































ラ・スコリエーラ

 

私の趣味のひとつがイタリア料理を食べることです。

 

 

仕事で20年以上イタリアに行ってますが、私が一人でバイイングをしていた頃は全く余裕がなく、

イタリア人との3時間を越える夕食は苦痛で(笑)、ゆっくり食事を楽しむというよりは、

明日の仕事に備えて早く寝たいというのが本音でした。

 

 

部下と一緒に出張に行くようになってからは仕事にも少し余裕ができ、よほどの事がなければ大はずれが

無いと思っていたイタリアンも、今では「あそこはダメ」、「ここはダメ」と、イタリア人に注文をつける嫌な

日本人になってしまいました(笑)。

 

 

以前ブログでも書きましたが、私が数年通い続けているイタリア料理店が二軒あります。

そのうちの一軒が赤坂の ラ・スコリエーラ” です。


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ラ・スコリエーラのオーナーは、八丈島で第三友喜丸という漁船を所有する現役の漁師です。

漁師がオーナーのレストランですので、魚介類には相当のこだわりがあります。

そのこだわりを私が書くと長くなるので、ラ・スコリエーラのホームページをご覧ください。

http://www.la-scogliera.com/

 


 

 

ファッション業界のイタリア人は食にうるさい人が多いです。

中にはいまだに 「日本人がつくるイタリアンがおいしいわけがない」 などと頭のかたいことを言う

ドメスティックなイタリア人もいます(笑)

 


この人もその一人です(笑)。


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誰かは以前のブログで探してください(笑)。

 

 


 

そんな味にうるさいイタリア人達を何人もこのレストランに連れて行き、うならせました(笑)。

あるイタリア人は現地に行っても私をシーフードレストランに連れて行かなくなったほどです。

 

 

前菜はその日のおまかせの小皿を4皿か5皿オーダーします。


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今月は2回行きましたので2回分の前菜小皿の画像をお見せします。

様々な種類の魚介の前菜を少しづつ食べられます。

どれも魚介のうまみを活かしたシンプルな味付けでおいしいです。

 

 

 

 

パスタは、私がラ・スコリエーラで必ず食べる ”魚介のフレグラ” です。


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アサリ、ハマグリ、まて貝など貝類にエビやイカなどを加えた、

魚介のうまみがたっぷりの米粒状のパスタです。

イタリア人も絶賛するパスタです。

ラ・スコリエーラに行ったらこのパスタは必ず食べてください(笑)
やみつきになりますよ。

 

フレグラはサルデニア島の首都 カリアリ のご当地パスタです。

日本では乾燥させたフレグラは手に入りますが、ラ・スコリエーラのフレグラは現地と同じく手作りです。

 

 

 

 

メインはその日に入荷した魚を選んで好みの調理法で調理してもらえますが、

今回は10名と大人数だったので、おまかせで色々なものをグリルしてもらいました。


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ホウボウ、エビ、イカ、カジキ、マグロのほほ肉 などを豪快にグリルしてもらいました。

 

これで4人分です。

 

マグロのほほ肉は、今回参加した全員がビックリしていましたが、魚と言わなければ柔らかい肉のようです。

 

 

ラ・スコリエーラには肉料理は一切ありません。

魚介類が大好きな人には、これほど満足できるレストランはないと思います。

 

 

イタリア各地でもおいしいと言われるシーフードレストランも数多く行きましたが、

ラ・スコリエーラは3本の指に入るレストランです。

シーフードのイタリアンとしては、今まで行った東京のイタリアンでは一番おいしいと思います。


 

そして、ラ・スコリエーラとはこんなエピソードがあります。

 

 

20数年前、まだ私がビームスの渋谷店に勤務していた新人時代、店が終わると、よく先輩達に連れられて夕食を食べに行きました。

 

 

当時の私の先輩には、現スタジオアークの代表の松山両三さんや現ユナイテッドアローズの鴨志田康人さんがいましたが、このお二人によく連れて行ってもらった店が渋谷の井の頭線の駅近くにあった八丈島料理の ”ゆうき丸” という、今のラ・スコリエーラのオーナーがやっていた店でした。

 


初めてラ・スコリエーラに行った時は何も知りませんでしたが、食事を終えて帰る時に出口のところに”ゆうき丸” のチラシがあって 「ゆうき丸って20年以上前に渋谷にあった店ですか?」 と私が聞くと、逆にスタッフの方がビックリしていました。


 

20数年経って再びめぐりあった ”ゆうき丸” は、極上のシーフードを食べさせるイタリア料理になっていました。


 

皆さんもご興味があれば、是非 ラ・スコリエーラのシーフードを食べてみてください。

 

 

 

 





 

今日は一日デスクワークだったので、カジュアルスタイルで出勤でした。


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ピューテリーのM65タイプのジャケットは、

私が持っている唯一のブラックのアウターです。

パンツはヤコブコーエンのフランネルのファイブポケットを合わせました。

ブラックのアウターもグレイと合わせるとオトナっぽくなりますね。




 



 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

盛大な結婚披露宴

昨日ある大手アパレル企業のプレスの新郎と有名ファッション誌の新婦の結婚披露宴に招待されました。


会場はリッツカールトンです。


今まで私が招待された結婚披露宴の中で最も盛大で最もファッション業界や出版社の方々の多い

華やかな結婚披露宴でした。



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新郎新婦の入場です。

逆光で見えなくてすみません。


普通 新郎新婦のことがブログのメインになるのですが、多くの方がツイッターやブログで紹介していますので、

私は招待客の方々を紹介したいと思います。



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乾杯の音頭はドン小西さんでした。


乾杯が終わると前菜が運ばれてきますが、乾杯が終わった途端みんなが席を立ち挨拶に回り始めます。



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まだ披露宴が始まったばかりですが、招待客が殆ど業界人なので立食のパーティーのようになっています(笑)



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主賓席にはインコントロ代表 赤峰幸生さん、その右隣にはシップス執行役員 鈴木晴生さん、

私の大先輩の方々です。



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クルチアーニやラルディー二、エドワードグリーンなどの代理店

リデア カンパニー社長 田島淳滋さん。



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ビームスの社長 設楽も出席です。



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左の方はアーカイブ&スタイル代表 坂田真彦さん。

右の方はユナイテッドアローズ 鴨志田康人さん。

鴨志田さんは元ビームスで私の先輩です。



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左の方は LEON 編集長代理 前田陽一郎さん。

右の方はダニエル&ボブやブリーフィングの代理店 セルツ社長 中川有司さん。

なにか怪しい打ち合わせをしています(笑)。



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ファッションディレクター 干場義雅さん。

最近テレビにも出演しているのでご存知の方も多いと思います。

女性ファンも多いので特別に画像をもう一枚。



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前日はあるイベントで深夜まで一緒でした。



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マサキ・マツシマ インターナショナル CEO 松島正樹さん。



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ロゼスト代表 五十嵐太一さん。



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ビームスのプレス 諸岡です。

朝6時まで飲んでいて一時間遅刻です(笑)。

笑っていますが、顔が真っ青です(笑)。



いつも顔をあわせている面々や久しぶりに会う懐かしい人たち、業界の重鎮や芸能人まで、

招待客200人という大変盛大な結婚披露宴でした。


ご招待いただきありがとうございました。


お二人の末永いお幸せをお祈りいたします。





業界人の多い披露宴なので、少しひねったコーディネートにしようかと思ったのですが、

結局チャコールグレーのスーツにジャガードのタイというシンプルなコーディネートにしました。


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ジャガードのタイは大きいグレンプレイドです。


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ネイビーとシルバーのグレンプレイドです。

フォーマルにグレンプレイドのタイは私のお気に入りの合わせです。


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シャツはもちろんダブルカフスです。

シルバーのシンプルなカフスをしました。














エレガントなベルベスト

先日 ”BELVEST” のセールスマネージャー、 フランコ マランゴン が2011年の秋冬コレクション

のプレゼンのため来社しました。


フランコです。


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ベルベストはヴェネチアの近くのパドヴァにある北イタリアを代表する高品質なスーツを生産する

ファクトリーブランドです。


自らの名を冠した ”BELVEST” ブランド以外にも一流メゾンブランドのプレタポルテを請け負っている

ことでも有名です。


私がまだバイヤーとして駆け出しのころは、ベルベストといえばエルメスのスーツやジャケットを作っている

ファクトリーとして有名でした。


ベルベストはナポリを代表する南イタリアのファクトリーとは対極的な、北イタリアらしい端整かつ艶やかで

エレガントなスーツやジャケットを作るファクトリーです。


10年ほど前にパドヴァの本社とファクトリーに見学に行った時もフランコがアテンドしてくれました。


パドヴァの本社とファクトリーは同じ敷地内にあるのですが、ファクトリーもオフィスも非常に整然としており、

オフィスには現オーナーのマリア・テレーザ・ニコレットの父で創業者のアルド・ニコレットがのこした絵画や

美術品が所狭しと並んでいて、まるで美術館のようです。


私は絵画や美術品に疎いので、それがどれほど価値のあるものか分からないのですが、美術に興味が

ある人であれば、その数多くの美術品を見るだけでも価値のある空間であると思います。


そんな素晴らしい環境にある会社だけあって、エレガントでホスピタリティー溢れるスタッフがその社風

を表しています。


スタッフは皆親切で応対が柔らかくエレガントで、彼らと商談やミーティングを行うときはいつもリラックス

して仕事ができます。


彼らのメンタリティーは非常に日本人に近いものがあります。


欧米のサプライヤーとの取引は、仕様違いや納期遅れ、縫製不良など、何かしらのトラブルがつきもので

ストレスがたまることも多々ありますが、ベルベストはそういったものが殆どありません。


ものづくりは勿論ですが、そういった会社の姿勢が結果的にベルベストというブランドの評価になり、

世界的にも有名なファクトリーブランドとしての地位を築いたのだと思います。



フランコのスタイルは、いつもクラシックの中に少しモードっぽい要素を取り入れたスタイルです。


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かなりタイトフィットのグレイのピンチェックのスーツにホワイトシャツ、黒のニットタイ

というミニマムなコーディネートです。


シャツはモードっぽい小襟のレギュラーカラーのシャツを合わせているのが彼らしいスタイルです。


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ベルトは黒のクロコダイルのベルトです。

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以前紹介したPT01のマリオやルイジボレッリのファビオもそうでしたが、

イタリア人はベルトや小物にクロコダイルを取り入れるのが定番的スタイルです。


面積の大きいクロコダイルは嫌味になりますが、ベルトなどちょっとした部分に

ラグジュアリーな素材を上品に取り入れるのがイタリア人はうまいです。



私もスーツに表皮の靴を合わせるときはクロコダイルのベルトをします。

画像ではわかりにくいですが、ブラウンの濃淡のこの2本は頻度が高いです。


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そして時計のベルトもクロコダイルです。


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左がネイビー、中がブラウン、右がグレイです。

洋服やその日の気分で時計を選びます。


たまには時計とベルトのマッチングを変えたいので


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交換用のクロコダイルのベルトもストックしてあります(笑)。


時計のベルトを自分で換えるのは結構時間がかかるので、

その日の気分で交換という余裕が正直言ってありません(笑)


イタリア人のようなちょっとしたクロコダイルづかい、

私もお勧めです。


共感いただいた方は是非取り入れてみてください。















お勧めのネクタイ

このブログでも自分のコーディネートで何度もご紹介していますが、

今期はウールやカシミアのネクタイがお勧めです。


先日クローゼットのネクタイを整理していた時、ウールやカシミアのネクタイをかなり持っていることに気づき、

無地だけでいったい何本持っているか並べてみました。


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無地だけで17本も持っていました(笑)。


これ以外に柄物も持っているので、20本以上所有していることになります。


実はウールやカシミアのネクタイは以前から好きで毎シーズンバイイングしているのですが、

お客様にはなかなか受け入れられず、


”バイヤーが思い入れをもってオーダーしたのに売れないアイテム”(笑) のひとつでした。


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ウールやカシミアのネクタイの場合、写真のように裏地がなく、

剣先の生地を丸め端を手でまつったハンドロールの仕様がスカーフのように柔らかく仕上がるので

理想的ですが、「裏地が無いので安っぽい」 と言われることもあります(笑)。


因みに、この裏地なしの仕様をイタリア語で ”スフォデラート” と言います。


ハンドロールのネクタイは、特にカシミア素材にベストマッチングですが、

縫製に手間がかかるので値段が少し高くなってしまうのが難点です。


普通の裏地付きでも柔らかい仕上げであればハンドロールでなくても充分カシミアのネクタイの

柔らかさは感じられます。


下の画像のように大検を軽く握ってみて柔らかさが感じられれば、普通の裏地付きの仕様でも

絞めたときに柔らかい雰囲気がでます。


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このカシミアやウールのタイはイタリアでは随分前から秋冬シーズンの定番でした。


今でも秋冬のコーディネートに欠かせないアイテムとしてジャケットやスーツにコーディネートされています。


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ミラノのセレクトショップのディスプレーです。

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KITONのディスプレイです。


日本では今シーズンやっと認知されてきた感じですが、

もっとこのようなシルク以外のタイを取り入れるとコーディネートの幅が広がると思います。


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今期は無地もこんなにカラーバリエーションがあります。


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さらに小紋柄や

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チェックもこんなにバリエーションがあります。


まだウールやカシミアのタイをお持ちでない方は是非お試しになってみてください。


女性の方はパートナーがお持ちで無い場合プレゼントにいかがでしょうか。


コーディネートはBEAMSのスタッフにご相談ください。





今日は久しぶりにタータンチェックのシャツを着ました。

ブレザーと合わせると真面目な感じになりますね。


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こんなはっきりしない気候のときは、カシミア シルクの

薄手のスカーフが重宝します。


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またブルーですが・・・・