MICHAEL DRAKE 2
今日はDRAKE‘Sのスカーフを紹介したいと思います。
デザイナーのマイケル ドレイクです。
ブルックスブラザースのボタンダウンのロールがキレイにでてますね。
ネクタイは彼のトレードマークのプリントタイです。
マイケル ドレイク はアクアスキュータムでアクセサリーと小物の企画をしていたことは前回のブログで
紹介しましたが、その当時 彼のメインの仕事はスカーフのデザインだったそうです。
彼がネクタイデザイナーとして成功した当初は、「彼はネクタイデザイナーではなくスカーフデザイナー
だ」 と、やっかみとも思えることを言う業界人もいましたが、彼のデザインするスカーフはネクタイ同様
その当時から素晴らしいものでした。
20年前に購入した DRAKE‘S のマフラーがありますのでお見せします。
当時のタータンチェックのマフラーと言えば リアルタータンのものばかりで、斬新なチェックのマフラーなど、
あまり見ることはできませんでした。
唯一発色がキレイで他のブランドでは見ることのない独特のチェックのマフラーを展開していたのがドレイクスです。
このマフラーは、カシミア55%にウール45%をミックスしたモノですが、当時でも2万円の中ぐらいの値段で売られていました。
お金もないのに無理をして何枚も買ったのを覚えています。
さすがにドレイクスのデザインとはいえ、色づかいが今の自分のスタイルには合わないので、
”捨てられないコレクション”としてクローゼットで大切に保管してあります。
ドレイクスのスカーフはクラシックでありながら斬新なアイデアがあります。
今では他のブランドでもよく見られる、スーツ生地のようなチョークストライプやウインドウペン、チェックのジャケット柄やツイード柄のスカーフなどは、彼がそれらを打ち出した当時はドレイクスでしか見ることのできないデザインでした。
チョークストライプとウインドウペンのスカーフも持っているのでお見せします。
これはおそらく7~8年前に購入したものですが、当時は非常に斬新なアイデアのスカーフでした。
そして現在もドレイクスのスカーフは、BEAMSの定番として毎シーズン欠かせないブランドになっています。
今期BEAMSで展開しているドレイクスのスカーフの一部をお見せします。
ドレイクスのスカーフと言えば、他のブランドでは見ることの無い斬新なチェックです。
このダブルフェースのスカーフはドレイクスの定番です。
他のブランドからも似たものがでていますが、
発色の良さとカラーコンビネーションの絶妙さは比較になりません。
毎年新色がでますが、完売する人気商品です。
ドレイクスのスカーフは、スコットランドで最もクオリティーの高いスカーフを製造するファクトリーで
作られています。
デザインだけではなく、品質にもこだわっているのでプライスは決して安くはないですが、色づかいの良さと
独特のチェック柄は決して他のブランドには真似のできないものです。
是非一度 BEAMSの店舗で実際に色柄の良さを見ていただきたいと思います。
最後に小ネタですが、彼の愛車は HONDA NSX だそうです。
どうでもいいですね(笑)。
次回はこれが美味しいお店を紹介します。
ミディアム グレイに見えるグレンプレイドのスーツ。
少しグレイッシュに見えるサックスブルーのカシミア/ウールのタイ
を合わせました。
生地はこんな感じです。
少しパープルっぽいキレイなブルーのウインドウペンが入っています。








