ミラノショールーム
PITTI UOMO 89 最終日
LUIGI BORRELLI もグレーを提案していました。
PITTI UOMO 89 2日目、3日目
PITTI UOMO 89 初日
行ってきます。
MEN’S EX 2月号連載
MEN’S EX 2月号が発売されました。
今回の表紙は舘ひろしさんと柴田恭平さん。
”あぶない刑事”は、それほど見ていなかったのですが、スタートした時代がバブルの時代だったので、なんとなくトレンディードラマの要素を持った刑事ドラマという印象を持っています。
誌面で舘ひろしさんが着ているスーツはBEAMSの”DE PETRILLO”
このブラウンのハウンドトゥースは秋冬の人気の柄でした。
現在の在庫は全店で1着しかありません・・・
すみません。
私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”
今回のテーマは ”スプリングコート” です。
スプリングコートの何が新しいの?という方も多いと思います。
確かに、毎年春夏シーズンには必ずあるものですが、今シーズンは特にデザインや色柄、素材のバリエーションが広がっているという傾向があります。
昨年6月のPITTI UOMOやミラノのショールームでも、多くのサプライヤーが様々なバリエーションのスプリングコートを提案していました。
こんな柄物のバリエーションが増えているのも今シーズンの傾向。
画像では分かりにくいですが、全てデニム風の素材を使ったスプリングコートです。
シャンブレーのような生地のモノも見られます。
シングルからダブルのトレンチ、長さもショート丈からミドル丈までバリエーションが豊富です。
もちろん、バルカラー同様に柄物のバリエーションが豊富なのも今シーズンの傾向です。
スプリングコートとは言えるかどうかというところですが、こんな感じのフード付のコートが増えているのも今シーズンの傾向です。
このように、モッズコートタイプを中心に多くのサプライヤーからフード付のアウターが打ち出されていました。
これもバルカラーやトレンチと同様に無地だけでなく、柄のバリエーションが広がっているのが今シーズンの傾向です。
ご覧のように、素材のバリエーションと柄のバリエーションがかなり広がり、多くのサプラーヤーが積極的にスプリングコートを打ち出していることを見ても、今シーズンスプリングコートがトレンドアイテムであることは明確です。
お勧めのスプリングコートは誌面で紹介されていますが、それ以外にもお勧めのモノがあります。
誌面で紹介されている ”VALSTAR” のブラウンギンガムの柄違いでブルーのグレンチェック。
柄が大きいのでブラウンのギンガムより派手な印象に見えますが、ブルーのトーンが落ち着いているのでブルー好きの方にはお勧めです。
このモデル、PITTIのバルスターのブースで見たときから気に入っていました。
絶妙なAラインのシルエット、ブラウンやブルーのチェックは、まさに今シーズンのトレンドを押さえているコートです。
透湿防水加工を施してあるので、防水性もありながら蒸れないという優れものです。
そして、もう一つは、BEAMS別注エクスクルーシブの ”TAGLIATORE” のロングピーコート
これは、昨年の秋冬から展開しているエクスクルーシブモデルの ”CHARLIE”の春夏バージョンです。
コットンとナイロンの混紡素材ですが、軽さがありながら生地の表面は滑らかで、適度な張りがあるのでシルエットが綺麗に出ます。
ありそうで無かった、ロングピーコートのスプリングコートです。
スプリングコートと言うと、春しか着られないコートと思っている方も多いと思いますが、実際は秋にも着られるので思った以上に長く着られるコートです。
私自身、例年秋口から11月末までナイロンやコットンの一枚仕立てのスプリングコートを着ているので、着る時期が短いと言う感覚が全くありません。
むしろ、持っているとすごく便利なコートだと言う印象です。
さらに、スプリングコートと言うと、ジャケットやスーツの上に羽織るモノというイメージを持つ方も多いと思いますが、カジュアルなスタイルに合わせて着るスタイルも増えています。
個人的にはGジャンを着て、その上にカ―コートを羽織るようなスタイルもいいと思っています。
色柄も増え、コーディネートの幅も広がったスプリングコート。
今シーズンはカジュアルスタイルに活用することも考えつつ、春にしか着られないという先入観も払しょくしながら最適な一枚を選ぶと良いと思います。
久しぶりにORIANのシャツを購入しました。
もしかしてDENIM DIVISIONは初めてかな・・・
やっと前立ての付いたモデルが出来ました。
もちろん、BEAMSのリクエストで実現した仕様です。
これで色々選択肢が増えてうれしいです。
このシャツ、¥22,000-。
財布にも優しいのがいいですね。
スエード靴の染直し
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末から新潟に帰省していました。
今年の正月は新潟も暖かかったのですが、大雨が降ったり雷が鳴ったりと、天候はいまひとつ。
日本海側の冬の景色は鉛色の空なので、正月はお盆の帰省とは真逆で行動力を鈍らせます。(笑)
三が日は、ひとり暮らしの父親と二人でゴロゴロしながらテレビを見たり、私の近況や仕事の話をしたり、父親の趣味のゴルフの話を聞いたり、昭和20年代後半に神田の平和堂靴店に勤めていた頃の昔話を聞いたり、(毎年同じ話を聞いています。笑) 普段できない親孝行の毎日。
ほとんど外出しませんから、着ているモノはお洒落とは程遠い格好。(笑)
でも、初詣に行った実家の近所の小さな神社で見知らぬ人に声をかけられたり、そんなことが度々あるので、いくら休みで気が抜けてると言っても、最低限気を使わなければと反省しました。
昨日初出社でしたが、あるところに出していた私の靴が戻って来ていました。
10数年前に別注したCHEANEYのクレープソールのフルブローグ。
当時”CHURCH’Sの73番ラストのFAIRFIELD”をイメージして別注したこの靴。
色々なブランドで別注をしてきましたが、この靴はその中でも5本指に入る自信作で、これまで履かない時期もあったのですが、手放さずに大切にずっと持っていました。
今の流れにも合っている靴なので、久しぶりに履きたい気分になっていたのですが、タバコスエードのようなブラウンは、もう少し濃ければなという感じです。
ダークブラウンのスエードスプレーを何度もかけたのですが、少し濃くなる程度でほとんど変わりません。
根本的にスエードの色を染め直す方法はないかと、靴に詳しい人達に色々聞いていたのですが、皆そんな話は聞いたことがないという返答。
その後も自分で色々調べていたら、偶然お取引先の社長さんが前職で靴の染直しをやっていたことがわかり、ダメもとでお願いしたら快く引き受けていただけました。
色のイメージは、今BEAMSでも展開している81番ラストのフェアフィールドのダークブラウンスエードのような色。
この画像を送って、なるべく近い色に仕上がるようにお願いしました。
イメージどおりの色に仕上がりました。
濃く染めるとスエードの素材感が悪くなるかもしれないということでしたが、元々経年変化で毛足が粗くなっていたので、染め直しで毛足が少し寝て、むしろ表面は滑らかになった感じです。
染め直しの方法はまさに職人技の域。
企業秘密なので詳細はお伝えできませんが、かなり時間と手間をかけないと、なかなかこのように綺麗には仕上がらない根気のいる作業です。
この靴がうまく仕上がってきたら他にもお願いしたい靴があったのですが、今の仕事が忙しくてとても無理だと言うお話でした。
残念・・・
蘇ったこの靴、早速ガンガン履きます。
こんな感じの昔ながらの武骨な英国靴や米国靴が今の気分。
個人的にはチャーチの73番ラストのフェアフィールドを復活させたい気持ちですが、今のチャーチは別注をかなり渋るようで、実現には相当ハードルが高そうです。
ならば、この10数年前に別注したこのモデルをチーニーで復活させようかと・・・
ラストはチャーチの73番とほとんど変わらないですし、今のチーニーであれば当時よりもクオリティーが高い靴ができるに違いありません。
早速当時のラストが今もあるのか日本の代理店に聞いてみることにします。
靴の流れが少し変わってきているので、来秋冬は靴のバリエーションが重要になってくるのではないかと思っています。
新年から色々なアイデアが浮かびますが、靴の別注は時間がかかるので早く動かないといけません。
BEAMSの別注はうるさいので、過去には新しいモデルがデリバリーされるまで2年もかかったこともあります。
世の中にはフィッティングもしないでオーダーするバイヤーも多いと聞いています。
それはオーダーを受けるサプライヤーにとっては楽な仕事です。
そう思うと、我々は本当に面倒な奴らです。
でも、これからも妥協はしません。
それが我々のアイデンティティーですから。
2プリーツのサイドアジャスターでミディアムグレーのサキソニー。
シルエットは細身でかなりキレイなシルエット。
来年の秋冬確実にトレンドになると思われるパンツが40%OFF。
インターナショナルギャラリーのバイヤーがバイイングしたモデルですが、早すぎましたね。(笑)
GTA DESIGN
プリーツ入りのパンツが気になっている方にはお勧めです。
まだ少し在庫があります。
気になる方は是非ご試着してみてください。
これはいいです。
特殊なお直し
どうしても欲しくてイタリアで個人的にオーダーした”GABRIELE PASINI” のシングルのチェスターコート。
オーダーする時にサンプルをチェックしたはずが、出来上がってきたら襟がビックリするほど大きい・・・
襟幅が巨大な11.5㎝・・・
自分のイメージは少し大きめくらいのイメージだったのですが、どうやら別のモデルを見ていたようで、テーラードタイプのコートは間違いなくこの襟幅。
何度も試着してみたのですが、やはり私のキャラクターでは、この襟幅は着こなせない・・・
仕上がってきてから1ヶ月、何とか方法が無いかと考えていたところ、襟幅を細くするお直しを思いついたのですが、襟を細くするとフラワーホールにかかってしまい、やはり無理と諦めていました。後日あるお直し屋さんのホームページをたまたま見ていたら、何とかお直しが出来るとわかり早速お願いしました。
そのお直し屋さんは、”SARTO 原宿店”
SARTOは銀座店が有名ですが、原宿店はBEAMSのオフィスからも近いので、私物の難しいお直しの相談は以前からここにお願いしています。
相談に載っていただいたのは、イケメン店長の関さん。
私の面倒なお願いにも、いつも的確なアドバイスをしてくれる頼りになるお人です。
色々相談して、襟幅は2cm細くして9.5cmに、上衿のバランスは下襟を細くした際にバランス良くなるように調整をお願いしました。
問題てあったフラワーホールは、袖詰めをした時に余った生地を使ってカケツギをすることに。
待つこと1ヶ月。お直しが出来上がったと連絡があり、引き取りに行ってきました。
仕上がりはこんな感じに。
イメージどおりの完璧な仕上がり。
上衿と下襟のバランスもイメージどおり。
この襟のバランスは職人さんのセンスが問われるところですが、さすがですね。とてもお直しをしたようには見えない仕上がりです。
フラワーホールのカケツギの痕も全くわかりません。
特に指示はしていなかったのですが、ハンドで新しいフラワーホールも作っていただきました。
ボタンホールのステッチは綺麗に仕上がっています。
以前パンツの股上を直した時も仕上がりの良さに驚きましたが、今回もかなり満足しています。
このコート、もともと大柄のハウンドトゥースが個人的にかなり刺さっていたので、着られるようになって嬉しいです。
イタリア出張に持って行こうかなと思っています。
因みに、この生地は今シーズンダブルで展開しています。
ダブルのコートはたくさん持っているので、シングルのコートが欲しくて個人オーダーしましたが、もしダブルのコートをあまり持っていなければ、このコートを購入していたでしょう。
トレンドど真ん中の色柄で、生地はツイード調と、来シーズンも継続しているトレンドをおさえているので、これからコートの購入を考えている方にはお勧めです。
ご興味のある方は、是非ご試着してみてください。
結局ダブルでオーダーして正解と言うことですね。
シングルでオーダーしていたら襟幅11.5cmですから、このまま着られる人はかなりキャラの強い人だけに限られたと思います。
襟幅直したなんて言ったらパジーニに怒られるかも・・・
でも、たぶん大丈夫。
見た目とは違って、とても穏かで優しい人なので。(笑)
ブークレ ジャケット
オーダーする時はあまりピンとこなかったのに、後になって気になったりするモノが結構あります。
特に大柄のチェックジャケットなどは、実際にその生地を使った製品サンプルが無いと小さな生地で判断するしかないので、製品になった時のイメージが掴めないことも多いです。
オーダーの時は全くノーマークだったのですが、スミズーラのオーダー会の時にずっと気になっていたこのジャケット生地。
かなり大柄だったので、実際に仕上がった時にどんな感じになるのかイメージが難しく、オーダー会の時は悩んだ末にパスしたのですが、それから散々悩んだ挙句、1ヶ月後に代理店さんに生地の状況を確認したところ、最後の1着分の生地があるという返答。
これも何かの縁と思い、オーダーするしかないと決断して上がってきたのがこのジャケットです。
ブラウンにサックスとキャメルのチェック。 今シーズンのトレンドど真ん中のカラーリングのジャケットです。
色柄はかなり気に入っているのですが、生地で見た時にはイメージできなかった難点も・・・
ブークレなのはわかっていたのですが、ループがかなり大きく目立つので結構派手な印象に見えてしまいます。なので、ジャケットの素材感が際立ってコーディネートが意外と難しい・・・。
最近はジャケットにもタイドアップしたい気分ですが、タイドアップが更に難しいのがネックです。
もしかすると、デニムのファイブポケットと合わせるくらいカジュアルに着るといいかもしれませんが、まだ試せていません。
生地はFERLAでERNESTOの仕立てですから、柔らかく軽くて着心地は最高です。素材と仕立てのマッチングと言う意味では最高の組み合わせだと思います。
と言うことで、まだ数回しか着ていませんが、コーディネートは先日のMEN’S EXのトークショーの時と同じワンパターン・・・。
そろそろイタリア」出張に持って行く服も考えなければならないですが、このジャケットを持って行こうか悩むところです。
出張時は持って行く服は限られるので、ある程度色々コーディネートできる汎用性が求められます。かと言って洋服屋ですから無難な服で無難にコーディネートするわけには行かないので、毎回持って行く服や靴はかなり悩みます。
なので、いつも余計な服や靴をたくさん持って行くことになり、出張の時は行きから29kg・・・。
コーディネートも才能ですから、私は才能が無いのかもしれませんね。
ブークレの素材感を活かしながらのコーディネート。
意外と手強かったです。
色々考えてもうちょっと頑張ってみます。
ずっと買おうと思っていたRCのブロックチェックのタートルネック。
オーダーした時から刺さっていたのですが、結果的には思ったほど売れず・・・
今週やっと買おうと思ったらマイサイズは最後の1点。
さらに先行セールで30%OFF。
慌ててショップスタッフに取り寄せをお願いして無事に購入できました。
コレはいいですよ。 色も柄も良くて柔らかく、軽くて着心地もとてもいい。
残り少なくなっていますが、是非実物をご覧になってご試着してみてください。
コレは出張に持って行きます。(笑)
時計スナップ IN PITTI UOMO
それも 「イタリア人ってどんな時計してるんですか?」 と聞かれることが結構あります。
今回はPITTI UOMOでスナップを撮った時に時計もスナップさせてもらったので、PITTI UOMOに来るファッション業界人たちが実際にどんな時計をしているのか紹介したいと思います。
イタリア人と言えばロレックス。
これは私が初めてイタリアに行った20数年前から変わりません。
誰もがひと目でわかるブランドが好きというのは、我々日本人とイタリア人の共通しているところです。(苦笑)
特にデイトナやサブマリーナ、GMTマスター、エクスプローラⅡのようなスポーツモデルをしている人が圧倒的に多いです。
昔はスーツスタイルにスポーツウオッチはミスマッチなどと言われた時代もありましたが、イタリアンクラシック全盛だった90年代、エレガントなスーツスタイルが圧倒的に多かった時代でも、イタリア人と言えばスーツにロレックスと言うのが定番でした。 それは現在も変わりません。
最近はNATO STRAPを着けて敢えてハズす感覚で着ける人も増えています。
そして、ここ10年くらいで増えたのが、”PATEK PHILIPPE” のノーチラス。
ちょっと頑張れば買えるという値段ではないですが、さりげなく着けている人を結構見かけます。
ロレックスをたくさん所有している人が、更にプレステージの高いスポーツウオッチを模索してたどり着いたのがパテックフィリップのノーチラスという感じでしょうか。
私の取引先のイタリア人達も結構持っています。 一体いくら給料も貰ってるんだという感じです。(笑)
ロレックス複数所有→パテックフィリップ ノーチラスという流れが、最近のイタリアのファッション業界人の傾向のようです。(もちろんお金持ちと言うのが前提の話ですが・・・)
同じような感じで ”AUDEMARS PICUET” のロイヤルオークも結構見かけます。
因みに、こんな時計をした人もいました。
”GERALD GENTA” オクト バイレトロ。
パテックフィリップのノーチラスやオーデマ・ピケのロイヤルオークなどをデザインしたジェラルド・ジェンタ自身の名を冠した時計。
今はブルガリブランドになっているようですね。
実は、このような高級でマニアックな時計をしているイタリア人は本当に少ないです。 先ほども書きましたが、特に高級時計に関しては、誰が見てもすぐに分かるようなブランドを好むイタリア人にとって、かなり詳しい人しかわからないようなブランドは人気が無いと言うのが実情です。
アンティーク ウォッチを着けている人も結構多いです。
有名ブランドから、あまり聞いたことのないマイナーブランドまで、様々なアンティークウォッチを着けた人を見かけます。
日本では時計好きなら誰でも知っているような有名なブランドでも、イタリアでは現行品を着けている人をあまり見かけないというのが実情ですが、 アンティークだとその様なブランドを着けている人を結構見かけます。 逆に考えれば、アンティークの方がブランドのバリエーションが豊富だと言えます。
そう言えば、以前このブログでも紹介した、私の親戚の時計屋にあったアンティークのSEIKOも、ブログを見たイタリア人からかなり問い合わせを受けました。
アンティークに関しては、ブランドよりデザインや雰囲気を重視しているような印象を受けます。
因みに、故ジャン二 アニエッリは、EBERAHRDのアンティークのコレクターだったそうです。
値段や知名度に関係なく、様々なブランドの時計を着けた人も多いです。
値段やブランドではなく、単純にデザインやテイストが好きだからという理由で時計を選ぶ人も多いです。 それは、かなり前にイタリアでSWATCHが流行ったあたりから、その様な傾向があるように思います。
当時は何十万もする高級スーツに敢えてスォッチをすることがハズシとして流行ったことがあります。
近年では数年前にロレックスを模したプラスチックのスケルトンの時計が流行ったことがありましたが、その時も同じような状況でした。
要は、洒落がわかるという事でしょうか。
もちろん、ファッション業界人でも時計に全く興味が無い人もいます。
今回スナップ担当だったスタッフに聞いたところ、時計をしていない人もかなりいたそうです。 理由はどうやらスマホで時間はわかるから・・・。 日本と似た状況ですね。
見栄っ張りなイタリア人と時計は切っても切れないアクセサリーだったはずですが、それも随分変わってきたようです。
一方、不景気で高級時計を狙った強盗も増えていて、今まではナポリくらいしか強盗に時計を狙われることはなかったのですが、昨今はミラノでも多発しているいるようで、これ見よがしに高級時計を自慢するのも控えた方がよいという状況もあります。
いずれにしろ、ファッション業界は身に着けている時計もコミュニケーションツールになるので、海外出張に行くときは服や靴やバッグだけでなく、時計も何をしていくか考えます。
そろそろ1月のイタリア出張に何を着て行こうか考える時期ですから、それに合わせて時計も何をしていこうか考えます。
因みに、ウチのイケメンは・・・
もしかして、ポーズも考えているかな・・・。
時計何していくどころの話ではないですね。(笑)