サケとBクラス日誌 /SAKE & B-CLASS DIARY -2ページ目

沼津魚がし鮨

猛烈に魚が食いたくなって、久しぶりに廻転寿司屋(レベル)の寿司屋に行ってきました。近所の「沼津魚がし鮨」です。

入店して早速注文。廻転寿司屋レベルの店なので、2貫すつ皿に載ってでてきます。お茶は粉末をお湯に溶かすタイプのもので、緑茶と玄米茶が用意されています(なんで、玄米茶なのかコンキチ的には理解不能)。

で、コンキチがオーダーしたのはこちら↓

スズキ (280円) ○
鰯 (280円) ○
カンパチ (340円) △
しめ鯖 (220円) ×
小肌 (160円) ×
芽ねぎ (160円) ○
(値段はうろ覚え)

○△×はコンキチの独断と偏見による評価です。スズキと鰯と芽ねぎま旨かったけど、しめ鯖と小肌がダメダメでしたね。っていうか〆方が良くないです。「沼津魚がし鮨」は廻転寿司屋レベルでは、かなり強気なプライシングをしていると思うんですが、同様なカテゴリーの店で、もう少し旨く〆てる店もあるので、是非とも改善して欲しいですね。ネタの種類はけっこう豊富と思うのですが.....

なんか最近、リーズナブル(っていうか廉価)な廻転寿司屋がコンキチの居住地域の中からどんどん減っている感じがします。さらに言えば、回転寿司って、そのカテゴリー内で二極化してきていると感じます。一方は、(コンキチの大嫌いな)かっぱ寿司に代表される(客を小馬鹿にした)機械で握るタイプの店。もう一方は、「沼津魚がし鮨」とか「がってん寿司」の様な(廻転寿司店としては)ちょっと強気のプライシングの店です。

前者は、「質より量(値段)」派を狙っていて、後者は「貧乏だけどちょっとだけリッチに」派の小市民をターゲットにしているのでしょうか?

コンキチは昔、廻転寿司屋の中では「大漁寿し」が好きでした。安い割にはネタが美味しかったから(握りも含めた寿司の完成度は、回らない寿司屋と比べて圧倒的に落ちますが)。でも、最近(ここ数年)はダメですね。味が確実に落ちているように感じます。ついでに、店舗も汚くなって、活気も減って、値段も高くなって、撤退店舗も増えている(コンキチの近所では)。

とりあえず、貧乏なコンキチの懐に優しいリーズナブルな廻転寿司屋が欲しいですね。

そして、機械で握る寿司とは似て非ざるものを恥ずかし気もなく客に出す店は、さっさと潰れて欲しいぐらいです。

以上、コンキチの独断と偏見による独白でした。

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御殿場高原ビール 2

先日、「御殿場高原ビール」の頒布会ビールが我が家に届いたので、そいつを賞味してみました。コレです↓NF_P.jpg「無ろ過ピルス」です。

無ろ過というだけあって、瓶にはオリがかなりたまっています。品物と一緒に入っていたパンフレットによると、瓶詰めから約5日で消費者に届くと書いてありました。ズバリ、スーパー・フレッシビールなのです。

酒呑みにとって、なによりの幸せですね!

-独断と偏見のTASTING NOTE-
RATING★★★★☆
RIVIEW
Fruityな香り。Fresh!!!トップには甘い味。熟成感有るピルスナーに仕上がっていると思う。味に厚みがあって、フィニッシュにはモルトの良い余韻。
DATA
原材料/ 麦芽・ホップ
Alc./ 5.5%
COMPANY
御殿場高原ビール(株)
http://www.gkb.co.jp/

さすがコンキチのフェイバリットなブリュワリーだけあります。来月の頒布会も楽しみです。

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東池袋大勝軒 いちぶん

仕事納めです。会社が半ドンで終わったので、「東池袋大勝軒 いちぶん」という店に行って昼飯を食べてきました。先日、6号を走行中に行列が出来ている店をみかけたのが興味を持った発端で、本日の来店とあいなりました。軽くググッて見ると今年の1月にオープンした店で、けっこう有名な店のようですね(全然知らなかった)。

さて、店の前までくると、数人並んでいます。さすが人気店って感じです。で、待つこと暫し、店内に通されると、食券制(自動販売機)で、店のおばさんが一通りメニューを説明してくれました。で暫し熟考の末、

特性もりそば (680円)


をセレクトしてみました。

店内はけっこう混んでいたので、ラーメンが提供されるまでの間、置いてあったラーメン雑誌に目を通して暇つぶしてみました。置いてあったラーメン雑誌には、この店の紹介記事が載っていて、なんでも、(もう閉店してしまったらしい)東池袋大勝軒に傾倒した店主がやっている店で、大勝軒系の店は自家製麺にこだわっているが、この店は浅草開化楼のい麺を使っている(理由はこっちの方が旨いからだそうです)という紹介がありました。正直、コンキチはラーメンマニアではないので、なんのことやらさっぱり分かりませんでした。

さて、そんなこんなでコンキチのたのんだラーメンがやってきました。ラーメンの形態は「つけめん」で、麺は「うどん」かよと思う程太い軽くちじれた麺です。で、スープの方はというとかなり甘く、豚汁用の触感のオイリーさがあり、味自体はスープというよりタレという印象を受けました(軽く、焼肉のタレを想起してしまいました)。

麺をスープにつけて口に中に放り込むと、なるほど、スープの麺への絡みは上々。強い甘味の割にはくどさは感じられません。が、ちょっと味に重みが足りないかな?で、全体的には、特に可もなく、不可も無くといった感想でした。さらに付け加えるなら、この商品は「ラーメン」といよりは、カテゴリー的に「うどん」だなとコンキチは感じました。なんでラーメン屋なのに「もりそば」なのかよと思いましたが、「うどん」ジャンといったツッコミを入れたくなるような気持ちでした。

悪くはないけれど、並んでまで食べる気はしないなという感じでしょうか?個人的には近所の贔屓にしてるラーメン屋の方が上と思いました。

まあ、個人の嗜好によって贔屓の店が全然違いますからね。そこがまた「食」の奥深さなのでしょう。

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クリスマス・ブレンド

CRISTMAS_BLEND.jpgクリスマス・イブです。まあ、実家は(なまぐさ)仏教徒で、自身は無宗教のコンキチには関係ありませんが.....

さて、先日コンキチが高いカスタマー・ロイヤルティ-を抱いているスターバックスにエスプレッソ・ブレンドを買いにいったとき、クリスマス・シーズンを控えていたためか、棚に並べられていた豆がクリスマス・ブレンド一色でした。

本当はエスプレッソ用の豆を購入したかったのですが、まあいいかと思いクリスマス・ブレンドを購入して家に帰り、そいつでエスプレッソ(直火式)を炒れてみました。

酸味を伴った特徴的な濃い香りで、酸味が強くとってもEarthyなテイストっです。フィニッシュには舌の先に苦味が立つようで、かなりBitter感が強いです。

店頭で、ホット・コーヒーとしても飲んだのですが、フィニッシュのBitterが強かったですね。

で、こんなにBitterが強いのに、何故クリスマス・ブレンドなのだろうかと疑問に思っていたのですが、

このコーヒー、甘いお菓子と一緒に啜ると、フィニッシュのBitter感が消えて、メチャクチャベストマッチな味に変貌するのです。

クリスマスというとケーキとかの甘いものが付き物と思いますが、それを見越した製品なのかなとコンキチは勝手に理解しました。

甘いお菓子とクリスマス・ブレンドは、ベスト・マリアージュなのです!


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天下一品ラーメン

先日、東京(飯田橋)に研修に行った折、理科大出身の後輩に勧められた天下一品(ラーメン)で昼食をとりました。

軽くウェブでサーチしてみたところ、件の店はチェーン店らしく、代表的な京都ラーメンらしいです。

店舗の足を踏み入れると、けっこう混んでいて繁盛している感じ。で、オーダーしたのは「味がさね」というヤツ。理由は、店内にあったベッキーのポスターで「味がさね」をアピールしていた(ように思う)から。

手持ち無沙汰でちょっと待っていたら、まずは薬味(「揚げ葱」、「白ごま」、「にく味噌」、にんにく)が到着。何にも知らずに注文したので、なんのこっちゃと思いましたが、どうやらスープに段階的に薬味を追加していって味をかさねていき、味の変化を楽しむといった趣向のラーメンらしいです。

さらに待つこと暫し、ラーメン本体がやってきました。

麺は普通くらいのちょいちじれ(だったような気がする)。麺の味的には特に可もなし不可もなし。で、スープがかなり良いですね。粘度の高い味噌ベースのスープが、くどすぎずGOODです。で、薬味を入れると、スープが薬味の味を吸収してシナジーを発揮します。特に、「揚げ葱」と「にく味噌」が良かったです(「にんにく」は大好きなんですが、研修で隣の人に嫌な顔されたらやだなあと思ったので自主的に遠慮しておきました)。

コンキチは東北出身の味噌好きなので、この手のスープは好みです。

正直、チェーン店と知ったときは、後輩の味覚を疑うとともに、ガックシしてしまいましたが、チェーン店にしては、コンキチの予想を超えたなかなかの味で、まあ、そこそこ満足しました。

チェーン店にしてはめずらしく、また行ってもいいかなと思える店でした。


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上善水如 吟醸

jyozen.jpg
久しぶりに「上善水如」を呑みました。最後に呑んだのは学生時代で、もう10年以上経ちますかね?

貧乏学生だったコンキチは寮住まいで、寮の宴会のときに先輩が振る舞ってくれました。この「上善」、酒処は新潟の酒で、当時淡麗辛口ブームの真っただ中(だったような気がする)、「上善」こそが最高の酒だ的な雰囲気が寮生の中にはありました。名前も格好いいし。酒銘の由来がどうなのかはコンキチは知りませんが、老子の中にでてくる言葉らしいです(高尚ですね)。

「上善(じょうぜん)は水の如し。
水は善(よ)く万物を利して争わず、衆人の悪(にく)む所に居(お)る。
故に道に幾(ちか)し」

もともと理想的な生き方は、水の流れのようなものである。
水は万物に恩恵を与えながら相手に逆らわず、
人のいやがる低い所へと流れていく。
だから「道」の在りように近いのである。
(守屋洋著「この一冊で古典がわかる!」三笠書房 p.155より)

という意味らしいです。

-独断と偏見のTASTING NOTE-
RATING★★★★☆
RIVIEW
桃の様な吟醸香。酒銘の「水如」の名の通り、淡麗な酒質。調和のとれた酸味。口内で空気と接触させてやると、ふっくらとした香りが広がる。秀逸。
DATA
分類(Grade)/ 吟醸(Ginjyo)
原料米(Rice variety used)/ 五百万石・越路早生ほか
精米歩合(Rice polishing ratio)/ 60%
アルコール分(Percentage of Alcohol)/ 14-15%
日本酒度(Sake meter value)/ +7
酸度(Acidity)/
酵母(Yeast)/
杜氏(Toji)/
仕込み水(Water)/
COMPANY
白瀧酒造(株)
http://www.jozen.co.jp/

コンキチは綺麗な味のサケの様に生きたいな、なんて思います。

だって、サケは憂いを払う玉箒ですから!


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越の誉 純米酒

koshinohomare.jpg
やっぱ冬は日本酒ですよねっていうことで、
←「越の誉 純米酒」を飲んでます。

我が国の酒処の一角の為す新潟の酒です。しかも、純米酒だし。酒銘がなんてったって新潟の名誉ですからね。否が応でも期待が膨らみます。で、感想です↓

-独断と偏見のTASTING NOTE-
RATING★★☆☆☆
RIVIEW
軽くSharpで少し生臭い吟醸香。黒砂糖の様な甘さ。ヌルッとした感触の特色ある豊な酸味。フィニッシュは淡麗で、水のように味が消えて行く。味の流れ的には、「甘」→「酸」→「淡」という感じ。
残念ながらコンキチ好みのおサケではありませんでした。
DATA
分類(Grade)/ 純米(Junmai)
原料米(Rice variety used)/
精米歩合(Rice polishing ratio)/ 70%
アルコール分(Percentage of Alcohol)/ 15-16%
日本酒度(Sake meter value)/
酸度(Acidity)/
酵母(Yeast)/
杜氏(Toji)/
仕込み水(Water)/
COMPANY
原酒造(株)
http://www.harashuzou.com/

結論は、期待してたんですが、あんまり好みじゃなくてちょっと残念でした。

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SMIRNOFF ICE SPICE

先日、TSUTAYAにDVDを借りにいったときのことなんですが、

SMIRNOFF_ICE_SPICE.jpg

←コレ

もらっちゃいました。

「SMIRNOFF ICE SPICE」です。

なんか、新製品のサンプルらしいです。

で、味は正に

ジンジャーエールのVODKA割り


ジュースみたいで飲み易くて女の子が好きそうな味ですね。
(まあ、コンキチはカクテル系の甘いお酒はあまり好んで飲まないので、自らの手で買って飲むなんてことはないですが.....)

レンタルビデオ屋がサケの試供品配ってるなんて、とってもいいご時世と思いました。

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悪魔のビール

satan_RED.jpg
久々にベルギービールを呑んでみました。銘柄は「satan(サタン) RED」です。はっきり言って、悪魔のビールですね。ラベルに描かれた真っ赤な悪魔が印象的です。

REDとあるように中濃色ビールで、適度なロースト感がたまりません。

呑んでみた感想は↓

-独断と偏見のTASTING NOTE-
RATING★★★★★
REVIEW
青リンゴ様のFruityな香味とジンジャーエールやシャンパンのトップノートの様な香りがします。あそれから、泡立ちが凄い。清々しさとロースト感、そして粗野な甘味のマッチングが良いです。Fruity感とジンジャーエール様のSpicy感があいまり、けっこう複雑な香味がある割に、けっこうスッキリした飲み口です。フィニッシュにも青リンゴ様の酸味とジンジャーエール様の香味を感じますね。
賞味期限は2009/05/16とあり、比較的長熟タイプのビールなんですかね?
DATA
原材料 (raw material)/ 麦芽・ホップ
Alc./ 8%
COMPANY
Brewery de Block(ブルワリー・ド・ブロック)
http://www.satanbeer.com/

本品は、パブで出していた自家醸造のビールが評判をよんで、瓶詰め市販されるようになったそうです。

そいいえば、同じベルギービールで「デュベル」というビールがあるんですが、こちらも確か「悪魔」という意味だったと思います。ちなみにこれもコンキチの評価は★★★★★でした。

それにつけても、ベルギーのビールって魅惑的&こ惑的なビールが多いですね。なんてったって味が深い!そして文句無く旨い!!!

我が国の国産大手メーカーも、淡色ラガーにばかり傾倒しないで、いろんなカテゴリーのビールを幅広く醸して欲しいものです。

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美少年 特別純米

bisyounen_tokubetujyunmai.jpg最近寒くなってきました。寒い日は、(燗をつけなくても)日本酒に限ります。本日のセレクトは「美少年 特別純米」です。金ピカのラベルがちょっと悪趣味(?)ですが、味はコンキチ好みのシックな味に仕上がっています。

-独断と偏見のTASTING NOTE-
RATING★★★★☆
RIVIEW
酸味伴う強い香り。力強い米の芯を想起させる香り。トップは柔らかい酸味が広がる。舌にやや
粘度を感じる。濃厚な味わいで味に深みと奥行きがある。bodyはかなり重い。バランスが良くしっとりとした味わいです。
DATA
分類(Grade)/ 特別純米(Tokubetsu-Junmai)
原料米(Rice variety used)/
精米歩合(Rice polishing ratio)/ 58%
アルコール分(Percentage of Alcohol)/ 15-16%
日本酒度(Sake meter value)/
酸度(Acidity)/
酵母(Yeast)/
杜氏(Toji)/
仕込み水(Water)/
COMPANY
美少年酒造(株)
http://www.bishonen.co.jp/

旨い日本酒を飲むと、自分が日本人に生まれてきたことに深い感謝の念が湧いてきますね。

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