管理栄養士がフランス大学院インターン先でバリスタになった | 甲状腺と予防栄養学の管理栄養士Acco MUKAWAの「栄養カルテ」

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バセドウ病・橋本病のダイエットと体質改善のための食事療法

私はフランスのリヨンという町にあるリュミエール・リヨン第二大学の大学院に在籍していましたが、クロード・ベルナール・リヨン第一大学に跨る大学院生活を送っていました。ここで私は管理栄養士として、健康指導学・健康促進学の研究をしていました。

 

在学中に2カ所でのインターンが義務付けられ、1カ所目は大学指定の保健センター、2カ所目は自分で探したインターン先です。私は某車メーカーの社員食堂を選びました。

 

フランスの大企業の社員食堂。その広さ、充実した設備やメニューのバリエーションには目を見張るものがありました。規模の大きさゆえに食事をとるために外出するのは難しく、また、福利厚生で食事補助もあるために食堂の利用率は高かったです。

 

予防栄養学の普及と効果を調べるプロジェクトだったので、本来なら食堂の表に立つ必要はありませんでした。

 

でも、実際に社員食堂に行ってみて裏方だけでプロジェクトを実行するのは難しいなと思いました。

 

どこの誰が流した情報なのかわからないのに信用するって難しいです。特に、健康に関する情報は「信用できる」と思えなければ、試してみようと思ってもらうのは難しいです。

 

また、プロジェクトを実行する上で、食堂のスタッフにもプロジェクトを理解してもらい、その上で協力してもらう必要がありました。

 

そんな訳で、私は朝は食堂のスタッフとして実際に食事を作るチームに加わり、その後スタッフと共に食事をとり、昼は様々なブースで配膳し、食後はカフェコーナーでバリスタ役に徹しました。そして、午後はプロジェクト評価をしたり、話し合いをしたりしました。この時期は大学院の授業も毎日びっしりではないので、授業の時間になったらインターン先を抜け出すパターンが多かったです。

 

©Acco MUKAWA フランスのインターン先で経験したこと photo Free-Photos,Pixabay

 

色々なチームに加わり、様々な役を経験させて頂いたおかげで、食堂の担う役割、組織の仕組み、食堂のスタッフの考え、食堂利用者の健康状態や食事に対する考え方等の全体像が見えてきました。

 

食後のカフェコーナーの利用率は高く、多くの方と話す機会に恵まれました。ここでの会話は予防栄養学のプロジェクトにおいて大いに役立ったと思います。

 

 

これまでのフランス大学院留学記↓

 

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フランス大学院留学記 私の母校

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