● ペテルブルクの寮
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
毎年秋になると
ロシアへの想いが溢れ出し
ロシア生活を回想した記事を
不定期に書いています。
ペテルブルク・シリーズ
上の写真の中には
中国、ラトビア、アゼルバイジャン、
イラン、ロシア出身の
寮生達が写っています。
様々な国の話に
みな興味津々ですが
ここは音楽院で、みな音楽家。
交流のベースには
お互いを音楽家として
リスペクトしている雰囲気が
印象的でした。
まぁ、
「ウォッカを飲まずに
チャイコフスキーは理解できない」
とか言いながら飲むのですが(笑)
学校の中に悩める表情で鎮座するチャイコフスキー。
アルメニア出身の振付家のアイーダと。少しは
チャイコフスキーが理解できるようになったのか?
学科によって
大体性格が分けられるのが
面白かったです。
指揮科はやはり仕切る!
寮でお湯が止まった時に
「署名運動しよう!」と呼びかけるのは
やはり指揮者。
ピアノ科は基本的に真面目。
声楽家はとにかく喋る!
バレエ科は対照的に
静かな人が多かったような。
バレエは喋らないからね…
というかレッスン後は
グッタリして喋れなかったですね
個人的には
このお湯が出なかったことが
良かったです。
9月に始めて寮に着いたら
「お湯が出ないから銭湯に行け」と…
ロシア到着翌日からの銭湯通い。
サウナではおばあちゃんに
白樺の枝を渡され
「これで背中をビシビシ叩いてくれ」と…
ここで一気にロシアに対して
オープンになれたと思います。
ならざるをえない…
不便なこと
不条理なことも含めて
ロシアが好きなんですよね〜
こんなオモロシヤ体験も
書いていけたらな、と思います。
今日も楽しい1日を
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感染拡大対策として全ての参加者に
マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を
お願いしています。