●  ペテルブルクの秋


正しいバレエで本当の上達を。

愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。


10月も半ば、秋本番…

なのですが毎日暑いですね〜


以前の記事で


留学したペテルブルクで

10月3日に初雪が降ったことに

ついて書きましたが、


もちろん

ロシアにも秋はあります。


ロシアと言っても広いですし(笑)

ペテルブルクとモスクワでも

大分様子が違いますが


今日はペテルブルクでの

秋の思い出について

書いてみます。


9月に留学して割とすぐに

以前留学されていた先生が

ペテルブルクを訪れ

留学されていた時の

おはなしを伺ったのですが


木々の枝や

葉の様子をよく見ていたな…


とおっしゃっていたのが

印象的でした。


私はもちろん

バレエが学びたくて

留学したのですが

バレエを別としても

大のロシア好き。


ペテルブルクは文化芸術の都。

マリンスキー劇場はもちろん

エルミタージュ美術館や

ロシア美術館、

色々あるじゃない?


なんで木の枝や葉っぱなんだ…?


未熟でおのぼりさん状態だった

私には理解できず

逆の意味で印象に残った

言葉でした…

ペテルブルク郊外のパブロフスクにて。

当時はまだおのぼりさん状態だった…。

9月21日ですでにセーターに革ジャン。


しかし

劇場のシーズンが幕を開け

憧れだったマリンスキー劇場で

バレエを観た時に

先生の言葉を理解しました。


演目はショピニアーナでした。


あの繊細な腕、脚の運び、

ペテルブルクの街そのものではないか!


繊細な木々の枝から

最後の葉が離れる様子

一瞬で過ぎ行くはかない秋

運河の上に浮かぶような

幻想的街並み…

同じくパブロフスク。ショピニアーナの背景そのもの。


こちらの先生には

この時初めてお会いし

3日間一緒に過ごさせて

いただいたのですが


劇場の中の観やすい席

バレエにおけるロマン主義

劇場近くのバレエ・カフェ

ロシア語の造りや覚え方

市場で買える美味しいお菓子

モスクワのバレエの対照的な迫力

etc…


実に様々なことを教えていただき

とても濃い3日間でした。


日本にもこんなに素敵な先生が

いらっしゃるんだな…


日本でバレエを習っていたとき

先生方の疲れた様子や

バレエ界特有の難しい人間関係から

正直、あまり憧れられる先生には

出会えませんでした。


私が10代の頃は

インターネットもまだなく

情報も限られていました。


先生の知性や優しさは衝撃的で、

大ファンになり

帰国後も先生の発表会を観に

東京から名古屋まで

何度か足を運びました。


ペテルブルクの

繊細かつ充実した秋は

美しい思い出ですが


実はあまり気候や風土が合わず

後にモスクワに移りました。


ロシアの思い出になると

つい書きすぎてしまいますが

いつかモスクワの黄金の秋

についても書きたいな〜


良い秋の時間をウインク

**********

感染拡大対策として全ての参加者に

マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を

お願いしています。


90日で新感覚が得られる☆
オーダーメイドレッスン♪
【グループレッスン】

毎週水曜日  11:10-12:40(バレエ初級)  
                    12:40-13:10(ポアント
第1・3火曜  11:10-12:10(ヨガ

毎週土曜日(日曜に変更の場合あり)  
                   9:30-10:30(こどものバレエ
                  10:30-11:30(大人のバレエ