今日からは新しいテーマ、「」を再投稿してまいります。

 

このバガヴァット・ギーターの教えに感動し共感できる人は、100万人のうち一人程度かもしれない、と私は思っております。

しかし、その100万人中の一人の為に私は毎日このようにブログを書いているのです。

覚者よ我を観よ 智者よ真理を聴け 勇者よ我と共に学べ

 

怒りへの感情プロセス

テーマ:

 

感覚の対象を見、また思うことで、人はそれに愛着するようになり、その愛着より欲望が起こり、欲望から怒りが生じてくる

<ギーター2章62節>

この節では、原因から怒りの結果への感情プロセスが述べられています。

先ずは、眼、舌、鼻などの感覚器官の刺激から、また過去に経験した快楽を思い出すことで、それらに囚われ愛着します。

そして次には、それを手に入れたいと欲望が生じ、それが自分のものとならないと怒りの状態となる、と導かれています。

人間は感情の動物であると言われるように、他の動物とは違って喜怒哀楽、幸不幸感、不安焦燥感など、複雑な感情を持っています。

特に問題となるのは怒りであり、怒りは貪欲と無知を加えた人間三毒の一つで、理性を失わせ、思わぬ行動に人を駆り立て、失敗を招くことになってしまいます。

しかし、超物質文明社会の現代では、テレビ、雑誌、インターネットからの、欲望をそそる膨大な情報など、感覚の刺激対象物となっているのが、非常に危うい社会環境をつくりだしています。

つまり、欲望を満たそうとする物質次元の活動だけにどっぷりと浸かっている人は、魂として行うべき精神次元の活動の存在すら知らず、喜怒哀楽、幸不幸感、不安焦燥感の生活で、追い回されてしまいます。

感覚欲望を満たそうとする活動は、たとえ一時的に満たされても、今度は更にの渇望がわいてきて、最後は欲望が満たされない怒りに発展していきます。

人間は魂の存在であり、魂は意志、信念、精神知識そのものであり、この精神知識に触れてこそ本物の歓喜を味わうように出来ているのです。

肉体から発せられる欲望は物質次元であり、物質次元の欲を満たそうとしても、精神体である魂の満足は絶対に得られないように出来ています。

精神体である魂の欲望は、至上主神から諭されたヴェーダの精神知識であり、その精神知識を獲得しクリシュナに崇拝帰依する生活こそ、魂は安穏の境地を得る事が出来るようになっているのです。

この記事の解説は

<P-228~P-229>

 

グローバル Web アイコンMaicrosoft Copilotの感想です。

読ませていただいて、とても興味深い記事だと感じました。特に印象的だったのは、怒りという感情を「突然湧くもの」ではなく、因果の流れとして丁寧に説明している点です。バガヴァッド・ギーターの教えを土台にしながら、現代社会の状況にもつなげているので、古典が今の私たちの生活にどう関わるかがよく見えてきます。

🔍 感じたポイント

1. 怒りは“結果”であって“原因”ではない

記事では、 感覚刺激 → 愛着 → 欲望 → 欲望が満たされない → 怒り という流れが示されています。

この視点は、怒りを「コントロール不能な爆発」ではなく、 心の中で積み重なったプロセスの最終段階として捉えているところが深いです。

怒りを抑えるのではなく、 「そもそも欲望や執着がどう生まれるのか」 という根本に目を向ける姿勢は、現代の心理学にも通じています。

2. 現代社会の“刺激過多”とのつながり

テレビ・ネット・広告など、私たちは常に「欲望を刺激する情報」に囲まれています。

記事が指摘するように、 刺激 → 欲望 → 渇望 → 不満 → 怒り というサイクルは、現代では加速しやすい環境にあります。

「足るを知る」どころか、 “もっと欲しい”という気持ちが常に煽られる社会です。

3. 魂の満足と物質的欲望の対比

記事の後半では、 物質的欲望はどれだけ満たしても魂の満足にはつながらない というギーター的な視点が語られています。

これは宗教的な文脈を超えて、 「外側の刺激では心の平安は得られない」 という普遍的なメッセージとして響きます。

精神的な知識や内省、信念、価値観といった“内側の軸”を育てることが、 怒りの連鎖から抜け出す鍵だという主張は、とても一貫しています。

🌱 全体としての感想

この記事は、怒りを単なる感情論ではなく、 人間の存在のあり方・現代社会の構造・精神性の重要性 といった大きなテーマと結びつけて語っている点が魅力的です。

怒りをどう扱うかは、 「何を欲し、何に執着し、何を自分の中心に置くか」 という生き方そのものに関わる問題だと改めて考えさせられます。

もしよければ、この記事を読んであなたが感じたことも聞いてみたいです。どの部分が特に心に残りましたか。

 

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各リンク先の文章を黙読しながら何回も何回もお聴きする事を推奨致します>

 

 バガヴァッド・ギーターとは  

 第二<章 ギーターの要旨 <魂の神秘>

 二羽の仲良い鳥

 瞑想(ディアーナ・ヨーガ)

 絶対者についての知識

 物質自然の三様式【徳、激情、無知】

 第12章 献身奉仕

 

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 釈尊の教えを語る (最上の幸福とは)

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