Carlos Danger Is Here

Carlos Danger Is Here

ヘイナーウ!

ヘイナーウ! 一年ほど前、S&P500指数のレベルが4300程度であったころ、一年後のこの指数は4900のレベルまで上昇しているでSHOW、という予想をやった。実際は、今の段階でS&Pは5400を超えているけん、この予想は慎重でありすぎたことになる。ばってん、個人的には、そう悪い予想ではなかったと思うよ。

 

今回は、S&P指数が一年後(2025年の中頃)にどのレベルにあるかを予想したいと思ふ。

 

まず前提として、俺は今の株価は上がりすぎ、と考えている。今の市場のムード、ちょっとバブルっぽい。で、S&Pはどのくらいのレベルが適正なのか、つーことじゃが、山勘としては今よりも20%程度低い4300くらいなんじゃね、と感じる。

 

この先一年で、米国株式市場でCORRECTIONは起きるか?俺の思うに、重要なのは次の三点。

 

①AI祭りは続くか?AIのことで市場が盛り上がるようになって、今の段階でまだ二年に満たないのか。こーゆーお祭りが過去どのくらいの期間続いたのか、データを調べるべきなのだが、面倒くさい。まーでも、AIが社会・経済に与えるの影響は超大きいし(一番最近の例は、1990年代にインターネットが導入されたこと?)、祭りがあと一年で終焉するように思えない。

 

②トラ再降臨は、市場にとって得か損か?俺はずっと、トラちゃんはどこかの段階でコケルだろうと思っていた。でも、選挙までもうあまり時間残っていない。今の段階としては、トラちゃんが再選されるというのがメイン・シナリオであるべき。

 

俺は、トラ第二次政権は市場にとって究極的にはネガティブであると考えている。(イロイロと理由はあるのだが、ネットではこの話は封印している。)でも、市場参加者の多くはは、トラ勝利は景気拡大の起爆剤になる、と考えているようだ。つーことは、選挙はこの先一年、市場にとって好影響を与えるか。

 

③米国経済は減速するか?FEDがドーンと金融引き締めをやったけん、理論的にはアメリカの経済成長は減速するべき。でも、景気、結構好調なんだよね。俺、2024年後半に金融引き締めの悪影響が顕著になるだろうと予想していたけど、今の段階ではそういうフンイキない。いつまでも間違った見通しにしがみついていてもみっともないので、この先一年くらいのGDP成長率は、FEDが言うように2%くらいということで、いーのではと考えを修正しました。経済データが市場の心理を冷やす可能性は低い、ということ。

 

つーことで、株価はバブルっぽいけど、この先一年でさらにバブリーになるんじゃない、というのが俺の考えです。S&P500指数は一年後、今の水準から20%上昇して、6500になっていると予想します。当たってくれたら、うれピー。どっとはらい。

2024年のNBAファイナルは、ボストンとダラスの顔合わせになりました。

 

ネッツファンにとって、見るのが辛いカードですね。大昔、ネッツはケビン・ガーネットとポール・ピアスをボストンからトレードで獲得して、そのときに代償に渡したドラフトピックが、後でテータムとブラウンの二大スターをドラフトすることに使われた。現在のボストンの興隆の起源は、ネッツの大昔の大失敗トレードだったわけです。

 

ダラスがチャンピオンシップを狙えるチームになったのは、ネッツがカイリーをダラスに提供したから。カイリーはチームの和を乱すことの専門家だと俺は思っていたのだが、この人今シーズンは模範市民としてチームの成功に貢献した。

 

カイリーは、正しく遇しさえすればキチンと恩を返してくれるタイプだったのかもしれない。なぜネッツは、この天才を活かすことができなかった?

 

つーことで、ボストンが勝ってもダラスが勝っても、ネッツファンとしては涙するしかない。だから、どっちも応援しないことにします。せめて、エキサイティングな戦いを繰り広げてもらいたいっす。どっとはらい。

ヘイナーウ。ジャック・リベットの上映時間十三時間という大長編、「OUT 1」を再見したのですが、そのときに思ったことを、三回目に見る時のために、ここにメモしておきます。んで、ネタバレをたくさんやります。

 

まず最初に、英語版WIKIPEDIAにあるこの映画のあらすじは、ピントがずれていると思う。秘密結社「13」は、機能していなくて陰謀に絡んでいない、というへんね。

 

映画の舞台は1970年らしいが、キャラの多くは1960年代からの政治活動に参加しているんだよね。大っぴらではなくて、地下に潜ってやっている。ポーリーンの店というのは、官憲の目を誤魔化すための隠れ蓑。リリーとエミリはここで殺人までやっている。

 

リリーとトーマスの演劇グループは、どう考えても秘密政治活動のための細胞だよなー。リリーのグループでは、エレインとマリーはなんかの陰謀に加わっていると示唆されている(男の二人は、無関係?)。トーマスのグループでは、ベアトリスとそのボーイフレンドの関係に、なにかありそう?この二つのグループ、公演とかしてカネを稼ごうとしていない。

 

名前はよく出るけど結局現れないキャラが、三人もいる(ピエール、ジョージ、イゴア)。そいでイゴアは失踪中。裏で、実力者の権力争いみたいなのがあるというヒントだよね。

 

要は、具体的な陰謀についての描写はないけれど、陰に隠れた権力者たちがなにかをやっているという匂いはプンプンしている。「13」ではなくても、別の秘密結社が社会を動かしているということだよねー。

 

リヴェットの世界観では、こうした裏の権力者は邪悪な存在である(と思う)。で、サラというキャラが、その邪悪さを体現していると俺は解釈した。エピソード7の終わり、あとエピソード8のでだしでは、催眠術でコリンとエミリを操ろうとしたわけじゃない?サラは、ベアトリスとトーマスの関係に絡んだりして、トーマスのグループを潰しもした。

 

リリーのグループを潰したローランドも、やっぱ悪の手先か。(最後、ルーシーは電話でローランドについて、なんとフレデリークに伝えたのか?)競馬で百万フランクを儲けたというのはありそうもないことで、悪の勢力がそう仕組んだんではないかねー。

 

つーことでこの映画のテーマは、裏に潜んだ隠微で邪悪な権力に芸術とか美しいことが潰されてしまって悲しい、ということなのでは?

 

あと、解釈がつかなかった部分について、メモしておきます

 

①鏡の重要性ーデイビッド・リンチの映画では、ランプが出てくると、異世界の描写が始まることになっている。この映画では、鏡がそういう役割を果たしているのでは?エピソード8での、エミリと鏡のシーンは、エミリが発狂しているということなんではと、俺は思った(イゴアが戻って来たというのは、だから幻想で、エミリはピエールに消される運命なのでは)。

 

②キャラの二面性ーコリンには、喋れないふりをしているときと、やたらと饒舌なときの二つのモードがある。フレデリークにも、長髪モードとボーイッシュモードの二つがある。この二人はわかりやすいキャラなので、その二面性も明確。他のキャラにも、隠している人格みたいなのがあるのか?トーマスには、演劇の演出家、「13」のポンコツメンバーという二面以外に、なにかある気がする。

 

③なんでシーンをぶち切った?ーリベットは、ロングテークがお好き。この映画でも、ワンテークでバリバリ先に進んじゃうことがよくある。でも、妙なところで画面が突然暗転したり、関係ないところにカットしたりするあたりもある。暗転は、暴力的なことがあったという示唆ではと今回思った。次に見る時に、この点について注意していきたい。

 

13時間ということで、見ることについてビビる人もいるかもしれんが、それぞれが一時間半程度の長さの8エピソードの映画として構成されているので、はっきり言って最近のネットフリックスなんかのドラマと同じ構成。長々と続く演劇リハーサルのシーンは、人によっては見る気を削がれるかもしれんが、長さ的には最近のテレビドラマと変わらないんだから、そのこと自体は困難ではない筈。今回見て、BINGEしやすい、見やすいということに気が付いて、意外でした。時代が、リベットに追いついたということかに。どっとはらい。

レイカーズの負け。これでプレイオフから敗退。ステフ、KD、レブロン、全員パッとしないままもう消えてしまったわけで、この世代がチャンピオンシップに絡むこと、この先あるのかにー。

 

まーともかく、この試合は迫力があってよかったです。最後まで、スコア均衡していたし。レイカーズ奮闘したわけだけど、フリースローを外しすぎたね。

 

この試合、八村はヒーローになり損ねたかもしれない。オフェンスに積極的に参加して15得点したが、もっと点を取れたかもしれない。ディフェンダーがそばにいないとき打った3点ショット、何回か外したし。まーでも、プレイオフチームのスターターとして堅実な内容だったと思うぞ。

 

レイカーズがどの選手をキープして次のシーズンに臨むのか、とっても不透明。八村がトレードされる可能性も、存在しますよね。まーでも、レブロンとADがボールをたくさん持って、ガード陣が補助的にオフェンスをするというレイカーズでは、八村は今以上の活躍はできないかもしれない。別のチームに行ってオフェンスのセカンドかサードオプションとかになって才能がさらに開花、てなこともあるかも。まーともかく、八村の未来は明るいと思うので、来シーズンも応援していこう!どっとはらい。

らーめん再遊記の9巻については、?マークな内容じゃったけん、コメントはしなかった。

 

で、10巻であるが、これはスゴイ内容。主に、次の二点についてね。

 

①「淡口らあめん」と「濃口らあめん」についてのエピソードは、確か「ラーメン発見伝」のでだしで紹介されたのね。その時は、コミックのページ余りのスペース用のおまけ、てな扱いじゃったと思う。しかし、この数ページで描かれていることが、続編「らーめん才遊記」のおしまいのあたりで重要な役割を果たし、今この作品でもまたストーリーの根幹の部分におさまっている。忘れられていたキャラが突然再登場して活躍する、なんてことは大河小説を読むときの醍醐味でありますが、このマンガシリーズはこのエピソードを使って似たようなことをやっている。ついでに理想と現実の落差というテーマについても考察しているわけで、作品世界にすごい深さを与えています。

 

②マンガで深いキャラ描写をするのは、難しいことだと思う。マンガはヴィジュアルなメディアで、内容的にストーリー進行重視のものが多いから。キャラの内面についてグチャグチャとページ数を費やすと、読者に見捨てられてしまう。しかしこのマンガの場合は、対照的なキャラをうまく配置することで、キャラの内面を浮き彫りにすることに成功していると思う。十巻については、妥協して世俗的になって、そのくせ女にはもてない主人公の芹沢と、純粋でニヒルでそして女にもてる原田の対比がうまい。あと、芹沢の相手としてはちょっと役者不足だった小宮山というキャラが、ここで原田といっしょに出てくることで、奥行きの感じられるいいキャラになってきたと思うよ。

 

しかし、「らーめん再遊記」が始まったときは、冴えたキャラ描写と話のダイナミックな展開を備えた、こんなスゴイ作品になろうとは想像できなかった。これから先の一生、マンガを一作品しか読めないということになった場合、俺はこの作品を選びますね(「ジャイキリ」の終わりがどうなるのかも気になるけど)。どっとはらい。

 

この試合、八村はスコアする機会が来るのを待つのではなく、自分から積極的に切り込んでいく姿勢のようだった。8本シュートして4本メイク、9得点じゃったけん数字的にはマーマーじゃったのか。

 

しかし、21分半しか出場しなかったではないか。残り5分くらいのところで試合に入るようだったのに、そこでタイムアウトがあって、気が付いたらプリンスが試合に残っていた。で、終盤の美味しいとこ(というか、追い上げられてレイカーズが冷や冷やしている時間)、プリンスに出場時間をとられちゃった。プリンスの出来が素晴らしかったということではなかったので、これには納得いかんぞ。

 

ここまでの4試合、レブロンとADはずっとピークのパフォーマンスを維持していると思う。しかし、それだけではデンバーには勝てない。4試合目に勝てたのは、ラッセルが頑張ったからではないか。次の試合、八村が大活躍して勝つという展開になるとうれしいけど、どーなるかに。どっとはらい。

この試合については、あんましコメントする気が起きないねー。デンバーはなんか余裕をもってプレイしている感じで、レイカーズが勝てる気、まったくしなかった。八村も、出来はイマイチじゃったか。

 

攻撃の際、八村はあまりボールを持たないから、得点しようとしたら他のプレイヤーにセットアップしてもらわないといけない。でもこの試合では、レブロンとADは自分のオフェンスをやることに必死で、ボールをうまくまわしていい得点の機会を見つけよう、てな展開はなかった気がする。デンバーの方は、ゴードンに絶好のパスが何回も来ていて、その意味対照的でしたね。

 

レイカーズ、次の試合もおそらく勝てないだろうなー。で、オフシーズン、どーゆーことになっちゃうのかなー。八村、ヘンなチームにトレードされるようなことになったら嫌だなー。(もっとも俺、この試合を見ていて、八村がもしデンバーのメンバーだったらスゴイ活躍をしちゃうのでは、なんてこと夢想していたけれど)。

 

まー先のことを心配してもしょうがないかい。今シーズンのプレーオフ第一ラウンドは、ニックスVSフィラデルフィア、クリッパーズVSダラスなんかが盛り上がっているみたいじゃし、楽しく試合を見てエンジョイしていきたいでーす。レイカーズも次の試合、頑張れ。どっとはらい。

この試合、スコア的にはほとんどの時間、レイカーズが優位を保っていた。ADが神がかっていて、ラッセルもバンバン3点ショットを決めていたから。

 

でも試合を見ていて、気分はまったく高揚しなかった。八村が活躍せんかったから。俺は八村ファンで、レイカーズファンではないのだなと実感しました。

 

この試合、ヨキッチの主のディフェンダーは八村じゃなくてAD。降格人事みたいに感じられて、気分がよくない。ヨキッチがバスケットのそばでスコアしようと決めたら、ADだって止められないんだから、この作戦変更はどーなのかねー。

 

八村、この試合7本ショットを打って、一本だけ決めた。三得点。確か外した六本のうち三本はバスケットのすぐそばからで、本来なら入る奴がボールの弾み加減で入らなかった、てなことだったと思う。じゃけんアンラッキーじゃけど、この大事な試合で得点できなかったのはイメージ的によくないな。

 

それでも八村は38分試合に出た。いつ爆発するかわからない、デンバーの危険なフォワード陣をディフェンス面でケアしたわけですね。点を取らなくても、八村の代わりはなかなかいない、ということ。

 

つーことで、レイカーズはこの試合最後でやられ、次の試合は絶対に落とせないわけで、追い詰められました。八村も、プレッシャーが超かかる立場に置かれました。ま、これがスター選手の宿命ですね。俺としては、ともかく八村のことを応援します。どっとはらい。

レイカーズがペリカンズに勝利したプレイインの試合も見たのですが、コメントし損ねた。まーともかく、レイカーズはプレイオフ進出を決めたわけじゃけど、相手は強敵デンバーになってしまった。

 

デンバーを相手にする際、NBA最強プレイヤーと考えられているヨキッチを、いかにガードするかが問題なわけですね。で、八村が主のディフェンダーに起用された。八村がヨキッチを相手にどういうプレーを見せるかが、プレイオフの勝敗をわける重要なポイントの一つになったわけじゃ。

 

んで、第一試合目じゃけど、俺の素人意見としては、八村悪くなかったんじゃないですか?ヨキッチがオフェンス面で大爆発するシーンはなかったわけじゃから。ともかくこの試合、デンバー攻撃の際はボールの動きは追わず、ヨキッチと八村のことばかり見ていました。

 

第一試合目、レイカーズのスター(レブロン+AD)はデンバーのスター(ヨキッチ+マレー)と互角の内容だったんじゃないかと思うのよ。デンバーのサポーティングキャストのほうがノビノビとプレーして、いいプレーをたくさん決めたへんが、勝敗の差だったわけか。ラッセルとリバーズがもっと得点しないと、デンバーとは張り合えない?

 

八村はディフェンスで大変だから、得点源としては期待できないと思うんです。まーでも、八村が攻守両方で大活躍しないと、レイカーズに勝ち目はないのかもしれません。

 

まーなんにしても、緊張感にあふれたいい試合でした。次の試合も楽しみです。どっとはらい。

 

 

 

バスケットボール・リファレンスによると、渡邊のNBAキャリアは2018-2019シーズンにメンフィスでスタートして、今シーズンまで6年アメリカ(とカナダ)でプレーしたとある。

 

俺、6年前はバスケ観戦からリタイア状態で、渡邊のことはボンヤリとしか認識していなかった。

 

それが、2022-2023シーズンに、スーパー渡邊ファンになった。コロナ禍の後、NBAにまた関心を持ちだして、そいでそのタイミングで、俺が応援しているブルックリンネッツに渡邊が加入したのね。渡邊が、KDやカイリーとスゴイ試合をするのを見るのはとてもエキサイティングでした。

 

カイリーがトレードを要求して、その夢のような時間は終わってしまった。まーでもこのシーズンのことは、いいことも悪いことも全て含めて、記憶に明確に刻まれています。

 

今シーズン、渡邊はKDとまたマジックを再現できるかと期待して、フィーニックスの試合結構見ました。でもフィーニックスというのはなんだか雰囲気が悪そうなチームで、渡邊もうまく居場所を確保できなかった感じやったね。トレードデッドラインにメンフィにトレードされ、今シーズン超弱いメンフィスの試合をファローする気はさすがに起きなかった。メンゴ。で、渡邊はケガのせいで、メンフィスでは5試合しかプレーせんかったのか。

 

んで、渡邊は日本に戻ってプレーするというニュースを見たのじゃ。渡邊は次のNBAシーズン$2ー3ミリオンのプレーヤーオプション契約を持っている筈だけど、これは潔く放棄するわけかい。俺のような貧乏人はこのおカネがもったいないと思ってしまうけど、渡邊はプレーヤーとして脂がのっている年齢じゃけん、たくさんプレータイムを持てる環境でプレーしようと決めたわけかな?やっぱ、かっこいい決断ですね。

 

一般人がなんでスポーツを見るかというと、観戦してエキサイティングだった試合の記憶を、宝物のようにして後までエンジョイできるからなんですね。その意味で、俺にとって渡邊は、マイケル・ジョーダンやジェイソン・キッド級の選手です。ま、渡邊はこれからまた長いことプレーするんじゃろうから、頑張ってほしいですね。どっとはらい。